恐怖体験や殺人事件都市伝説ほかの駄文

高見 梁川

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坪野鉱泉女性失踪事件

2020年3月4日――テレビ報道を見て思わず「えっ」と声を上げた。
有名な失踪事件の真相はおよそ単純で、かつ悪意に満ちたものであった。

1996年5月5日21時頃である。
富山県氷見市に住んでいた19歳の少女二人が家族に「肝試しに行く」と告げ、車で出かけたきり消息を絶った。

彼女たちが向かったのは魚津市にある温泉旅館廃墟ホテル坪野跡地で、通称『坪野鉱泉』だった。
深夜になって、彼女たちから友人に向けて発信された「いま魚津市にいる」というポケベルのメッセージが彼女たちが発した最後の足取りとなった。

目撃証言も残っている。
同日5月5日22時頃、2人の乗った車が国道8号線(富山市と滑川市の市境あたり)を魚津方面へ向かって走っているのが確認されている。
この目撃の後、魚津入りした2人はポケベルで「いま魚津市にいる」と送ったモノと思われる。

2人は氷見市の某県立高校の同級生で、卒業後も仲が良く、当時A子さんは会社員、車の所有者であるB子さんはスーパー店員だった。
大規模な捜索が行われるも成果が上がらないまま10ヶ月が経過した1997年3月、彼女たちが満20才を迎えたことから警察は署内限定で尋ね人として彼女らの特徴を記したパンフレットを作成し、準公開捜査に踏み切った。

だが、それでも有力な情報は得られず、十年以上が経過しても彼女たちの行方は杳として知れなかった。

坪野鉱泉はこの事件が起こる以前も週刊誌などで取りあげられており、地元では有名な心霊スポットであったらしい。一説では冝保愛子も収録に訪れたことがあるそうである。

廃墟になった経緯としては、坪野鉱泉ホテル坪野は1984年頃に倒産しオーナーは行方不明になった。倒産直後の1980年代後半には坪野付近でスキー場建設などのリゾート開発計画もありホテル坪野の再利用価値もあったが、平成バブルの崩壊とともに開発計画は頓挫し、それに平行してホテル坪野跡の利用価値も無くなった。

1990年11月、富山市内の会社経営者が3500万円で落札するも、山奥という立地もあってやはり『心霊スポット』として以上の利用価値はなく、2021年現在も野ざらしの状態が続いている。

心霊スポットということもあり、神隠し、または肝試しの不良(ヤンキー)に暴行されたなどの説が溢れ、一種の都市伝説として多いにメディアを賑わした。

その後この坪野鉱泉失踪事件は大々的な捜査が行われ、一時は北朝鮮の拉致事件ではないか、とまで疑われた。
実際にそうした不審人物の目撃証言などもあがっており、一時期管理人はこの北朝鮮拉致説に大きく傾いていたことを告白する。




また知り合いの話なんだけど……という怪談の定番で2chにスレが立つこともあった。


810 名前: 無 投稿日: 2001/03/10(土) 18:30
>>798
富山県での話ですね。
その事件についての話を聞いた事があります。以前にもこの板で何度か出ていますが
今回初めて書こうと思います。本題に入る前に書いておきますが、話をした男と私は
その時酔っていましたので、事実とは限りませんし、私も会話の内容をすべて覚えていません。
いいかげんで文章力も無いですが、よろしくお願いします。


1997年の夏の終わりだったと思います、私の地元(金沢の外れ)に小さなスナックがあり
そこでバイトしていた女の子とその事件について話をしていました、
私の他には3人客がいて、カウンターに私ともう一人の客、BOXに一人の客がいた
結構大きな声で話していたのか店が小さい事もあり、会話はBOXでも聞こえてたみたい、
BOXに付いていた女の子が私の所に来て、あっちのお客さんが呼んでるよって言われて、
BOXに座っている男を初めて見ました、20代後半のちょっと怖そうなお兄さんが手招きしています。

812 名前: 無 投稿日: 2001/03/10(土) 18:47
下げて書きます。
続き
うるせぇとか言われて殴られるのではないかとマジでビビリました。
でも無視するのも怖いので仕方なくBOXに座りました、女の子も座ろうとしたんですが
その男はあっち行っとけと言って追い返し、私とその男だけがBOXに座ってました。
しばらく何も言わずにタバコを吸いながら私を睨んでいたその男は一本吸い終わる頃にようやく話し出しました。
(すみませんすっげー前置き長いですね)
「なんやあんちゃん、ほんなに怖い話好きなんか、さっき話とった坪のの話聞かしたるわ、
絶対に人には言うなよ、言うたらお前殺すぞ」って脅されましたつつも
その事件について興味があったので、はいと答えました。
A子さんとB子さんは坪の鉱泉へ行く予定でしたが、二人だけで行くのが
怖くなった為か、海王丸パーク(ナンパスポット)で一緒に行ってくれる
人を探していたそうです。
続く

813 名前: 無 投稿日: 2001/03/10(土) 18:56
続き
海洋丸パークに来ていた男とその友人はA子さんとB子さんの誘いに乗り
A子さんの車に男の友人、男の車にB子さんが乗車し坪の鉱泉に向かったようです。
途中A子さんは男の携帯電話からA子さんの友人のポケベルに「今から坪のに行く」と
入れたそうです。しかし男とその友人は「ふたがみ山」に仲間を呼び出しておいて
坪のへ行く振りをしながら先導していた男の車で「ふたがみ山」へ入ったようです。

815 名前: 無 投稿日: 2001/03/10(土) 19:23
あらら途中でリターン押しちゃった。続きね
「ふたがみ山」の今は取り壊されちゃった健康病院跡地(ここも心霊スポット)
に3人の仲間を呼び出していた男は目でGOサインを出し、それぞれ車の中で強姦したそうです、
泣き叫びながら抵抗するA子さんとB子さんを取り押さえ殴る等の暴行を加えながら
全員で犯したそうです、事が終わった後A子さんは「絶対に許さない警察に言う」
と男達を脅し、そこでビビった一人がA子さんの首を締めて殺害、続いて目撃者のB子さんも首を
締めて殺害したそうです。死体は「ふたがみ山」のマンホールに入れたと聞きました。
A子さんの車は指紋をふき取り「ふたがみ山」だったか「坪の」に置いてきたそうです。
その後、後から来た3人のうち一人は自殺、一人は精神異常が出て病院行き、もう一人は行方不明
になったようです。(殺害、死体遺棄しといて当然だと思います)
男が言うには、車を運転出来なくなってしまった、何故ならバックミラーを見る度に
後ろにあのA子の車が着いて来るからだそうです。
男は富山の人間ですが、誰にも言わず各地を転々としているそうです(行方不明じゃん)
私に誰にも言うなよと何度も注意していましたが、酔った上での戯言もしくは五月蝿い私を
黙らせる為の作り話かも知れません。
ただ私は今でも「ふたがみ山」のマンホールの下には死体があるのかと思うと、
可愛そうに思います。おしまい。


と怪談としてはよくできている。
真相がわからなければ話のネタとして使ってしまいそうなほどだ。

だが真相はなんと24年もの時を経て突然現れた。
とある男性から警察に通報があったのである。
若い女が乗った車が海に落ちるのを見たという人がいる、というのである。
その通報をもとに該当の人物を聴取した結果、真相は男たちがナンパ目的で車に近づいたところ、車が急発進し海に落ちたというものであった。
おそらくは急発進の原因が、自分たちがナンパ目的で近づいたからであろうという後ろめたさから、24年もの間沈黙していたというのである。
彼らが警察に通報していれば、彼女たちが助かる可能性は零ではなかったはずだ。
(しかしかなり低い確率であるということは理解している)
だが通報しなかったという彼らの行為を処罰する法律はなく、仮になんらかの責任があるとしても(ナンパが相当強引なものであるとしても)全て時効が成立してしまっている。
なんともやるせない結末である。
彼女たちのご冥福を心よりお祈りする。

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