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親の苦悩
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元嫁からも本来なら子供に会わせたくないが、拓真のレスリングの為と特別に会うことを許されている。ただし、親子っぽい会話は一切禁止と。
元嫁はかなり拓真にも言い聞かせているらしく、在学中俺たちはあくまで教師と生徒として接していた。2人きりの時以外は拓真は俺のことを真田先生と呼ぶ。
しかし、自分の子供が道を外せば親は気になるもの。約束を破って少し踏み込んでしまった、、、。
あれから一週間。俺は拓真と話せていない。親として何もしてやれない自分がもどかしい。
そして最近、少し気になることがある。
拓真を学内で見かける時、必ず同じクラスの山岡と一緒にいる。
山岡は留年していて実際の歳は拓真の一つ上だ。退学しないで在学していることを俺は評価しているが、暴力団と繋がりがあるとか、いい噂を聞かない。
茶髪でチャラっぽいが、元柔道部だけあって体はゴツい。3年生の時に暴力沙汰で停学。その場にいた俺は力づくで止めた。学校の恩恵で退学にはならなかったが、元々出席日数が足りない山岡は留年し、今拓真と同じクラスにいる。
拓真は誰とも隔てなく付き合う性格だったので、山岡に気に入られたかもしれない。
二人で授業を抜け出して帰っていく姿を見ると、誰隔てなく付き合う拓真を誇らしげに思う反面、悪い影響を受けないかと親としては少し不安も感じてしまう。
今日も職員室の窓から二人が仲良く肩を組んでフケるところを見てしまった。声をかけて叱ろうかとも思ったが、これが教師としてなのか、親としてなのかと自問自答すると留まってしまう。
元嫁に言うべきか、言わざるべきか。俺はどうすべきか、最近悩んでいる。
ウエイトリフディングのユニフォームに着替えて体育館に向かう。俺は悩みを吹き飛すには、体を動かすことしか出来ない。部活で指導しながら俺も練習に励む。
自らどんどん負荷をかけ、体を追い込む。
青いユニフォームとTシャツは脇やケツの谷間が汗で滲む。
『すげぇ。現役みたいだな。』
『ゴリラみてー。』
『イカつさ増してマジ怖ぇ。』
部員の生徒たちの賞賛と呆れるコソコソ話が聞こえる。聞き慣れた言葉で何とも思わない。
肩や胸、太ももとケツがパンパンになるまで俺はウェイトを続けた。
身体中が汗だくになり、顔からポタポタと汗が滴り、張った胸筋の谷間も水溜りのような汗でユニフォームがビシャビシャだ。ムッと自らの汗のにおいが鼻につく。
ヘトヘトになってシャワーを浴びにロッカーに行くと、携帯にメッセージの点滅。確認すると結衣からだった。
『今日もいつもの時間に体育倉庫で。』
『了解。』
俺はさっきまで悩んでいたことを忘れ、レスをして急いでシャワールームに入った。
ボディソープを体に広げ、念入りに体を洗う。脇の下、陰部は丁寧に。そして肛門は奥まで泡を指で入れて綺麗にする。
ビクビクん。
俺のチンコは待ちきれず鎌首を持ち上げた。
この数日考え事をしていてシコってない。数日も溜め込むと俺は何発でもイける。
このままシコりたいが時間まで我慢だ。
この時、いつものように絵文字がたくさん使われてない淡々としたメッセージに俺は違和感を覚えていなかった。それよりもお楽しみへの興奮が優っていた。
元嫁はかなり拓真にも言い聞かせているらしく、在学中俺たちはあくまで教師と生徒として接していた。2人きりの時以外は拓真は俺のことを真田先生と呼ぶ。
しかし、自分の子供が道を外せば親は気になるもの。約束を破って少し踏み込んでしまった、、、。
あれから一週間。俺は拓真と話せていない。親として何もしてやれない自分がもどかしい。
そして最近、少し気になることがある。
拓真を学内で見かける時、必ず同じクラスの山岡と一緒にいる。
山岡は留年していて実際の歳は拓真の一つ上だ。退学しないで在学していることを俺は評価しているが、暴力団と繋がりがあるとか、いい噂を聞かない。
茶髪でチャラっぽいが、元柔道部だけあって体はゴツい。3年生の時に暴力沙汰で停学。その場にいた俺は力づくで止めた。学校の恩恵で退学にはならなかったが、元々出席日数が足りない山岡は留年し、今拓真と同じクラスにいる。
拓真は誰とも隔てなく付き合う性格だったので、山岡に気に入られたかもしれない。
二人で授業を抜け出して帰っていく姿を見ると、誰隔てなく付き合う拓真を誇らしげに思う反面、悪い影響を受けないかと親としては少し不安も感じてしまう。
今日も職員室の窓から二人が仲良く肩を組んでフケるところを見てしまった。声をかけて叱ろうかとも思ったが、これが教師としてなのか、親としてなのかと自問自答すると留まってしまう。
元嫁に言うべきか、言わざるべきか。俺はどうすべきか、最近悩んでいる。
ウエイトリフディングのユニフォームに着替えて体育館に向かう。俺は悩みを吹き飛すには、体を動かすことしか出来ない。部活で指導しながら俺も練習に励む。
自らどんどん負荷をかけ、体を追い込む。
青いユニフォームとTシャツは脇やケツの谷間が汗で滲む。
『すげぇ。現役みたいだな。』
『ゴリラみてー。』
『イカつさ増してマジ怖ぇ。』
部員の生徒たちの賞賛と呆れるコソコソ話が聞こえる。聞き慣れた言葉で何とも思わない。
肩や胸、太ももとケツがパンパンになるまで俺はウェイトを続けた。
身体中が汗だくになり、顔からポタポタと汗が滴り、張った胸筋の谷間も水溜りのような汗でユニフォームがビシャビシャだ。ムッと自らの汗のにおいが鼻につく。
ヘトヘトになってシャワーを浴びにロッカーに行くと、携帯にメッセージの点滅。確認すると結衣からだった。
『今日もいつもの時間に体育倉庫で。』
『了解。』
俺はさっきまで悩んでいたことを忘れ、レスをして急いでシャワールームに入った。
ボディソープを体に広げ、念入りに体を洗う。脇の下、陰部は丁寧に。そして肛門は奥まで泡を指で入れて綺麗にする。
ビクビクん。
俺のチンコは待ちきれず鎌首を持ち上げた。
この数日考え事をしていてシコってない。数日も溜め込むと俺は何発でもイける。
このままシコりたいが時間まで我慢だ。
この時、いつものように絵文字がたくさん使われてない淡々としたメッセージに俺は違和感を覚えていなかった。それよりもお楽しみへの興奮が優っていた。
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