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ミカエラに爪を塗ってもらったメイドはお使いしておきます!!と、部屋から出た。さてと。仕事の続きしよう。自分で好きな塗料や顔料と混ぜて上から宝石の削りカスを散りばめたらいい感じに綺麗になるんだけど、細かい絵付は絵師に任せるべきだ。
仕事をしていると扉が叩かれて返事をすると滅多に部屋に来ない人が現れた。
「エリザベス様、クリスティーネ様…」
ロズウェル侯爵の奥方でユーリ様やレオンハルト様のお母様のクリスティーネ様とユーリ様の奥方エリザベス様がニコニコとしていた。
「ど、どうされました??」
「お使いの許可を求めてきたメイドが面白いことになっていたので詳しく聞こうと思ったのですよ?」
私は靴擦れ治療中で裸足なんだけど。足は包帯巻かれているし…チラっと本邸のメイドを見るとお茶の準備をすると勝手に動き出した。
「庶民の怪我防止ですよ?私なりにアレンジしましたけど。」
テーブルを移動しようとしたら抱き上げられて椅子に移動させられて作業に使ってたテーブルも手元に来るように移動させられた。
作る過程を説明する。するととても興味津々だった。
「素材は珍しくないですね。」
「そうですね。庶民の爪が割れる宝飾師や土木系で使うかと。薬買わないために安上がりで保護するためです。」
「落ちるのですか?」
「はい。落とすための薬品があります。絵師に絵付を任せた方がいいと思いますよ。」
質問が続く。とても楽しそうにおしゃべりと言うより発注書の話とか商売の話に移動しつつある。
「ミカエラ、ちなみにこれすっごく売れると思うけれど1人でするの?」
「え?」
「ある程度配合も決まっているのでしょう?公証人呼んで利益配分書を作ってロズウェル侯爵家の工房に丸投げしませんか?」
「あ、はい…」
権利契約書やらがあっさり作られて販売委託の承諾もサインをする。それとお使いの品が届いてから細かい説明をした方がいい気がするが、試しに2人の爪にラピスラズリで色を付けて乾かすと2人とも満足して塗色、顔料の説明して全て別にして都度パレットで混ぜて作った方が良いとして瓶のデザイン等を決める。お菓子やお茶ではなくお金儲けの話だった。
「ミカエラが作る物は素敵なものばかりですね。」
「ありがとうございます。足の爪も可愛いですよね。つま先が見える靴とかなら。」
「それもそうですね!デザイナーも呼んでみましょうか、エリザベス。」
「そうですね、義母様。」
私の足の事やダンスの酷さの話にならず…この家の権力者2名が程々にね。と、帰って行った。
まさかの爪防護が受けるとは思わなかった。貴族の美的意識というものはすごいなぁ。
ユーリは執務室に副官にしか付けないヘラルドだけで人払いをする。
「なんでしょう、ユーリ殿。」
「…ヘラルド殿はダンスお上手でしたよね。」
深刻な表情でヘラルドに尋ねる。イザークがお茶を用意して両名に出す。ヘラルドはイザークが達者だろう。と、答えずお茶を飲む。
「ミカエラのダンス教師をお願いできませんか?」
「ミカエラの?叙爵まではまだ時間があるだろう。」
「…その、打診していることで察して下さい。」
「…一度やってみようか。」
叙爵は夜会の方がいい。腹芸するよりいい。だけどダンスが難しいのかとヘラルドも空気で察した。
「ミカエラ、7日後ヘラルド様がダンスの教師をしてくださるのでなるべく練習しましょう。」
イザークから衝撃の日程を突きつけられた。
ミカエラは靴擦れに薬を塗包帯を巻いている時に彼を見上げると同じことを2度言われた。
え?私のダンス見てますよね???
仕事をしていると扉が叩かれて返事をすると滅多に部屋に来ない人が現れた。
「エリザベス様、クリスティーネ様…」
ロズウェル侯爵の奥方でユーリ様やレオンハルト様のお母様のクリスティーネ様とユーリ様の奥方エリザベス様がニコニコとしていた。
「ど、どうされました??」
「お使いの許可を求めてきたメイドが面白いことになっていたので詳しく聞こうと思ったのですよ?」
私は靴擦れ治療中で裸足なんだけど。足は包帯巻かれているし…チラっと本邸のメイドを見るとお茶の準備をすると勝手に動き出した。
「庶民の怪我防止ですよ?私なりにアレンジしましたけど。」
テーブルを移動しようとしたら抱き上げられて椅子に移動させられて作業に使ってたテーブルも手元に来るように移動させられた。
作る過程を説明する。するととても興味津々だった。
「素材は珍しくないですね。」
「そうですね。庶民の爪が割れる宝飾師や土木系で使うかと。薬買わないために安上がりで保護するためです。」
「落ちるのですか?」
「はい。落とすための薬品があります。絵師に絵付を任せた方がいいと思いますよ。」
質問が続く。とても楽しそうにおしゃべりと言うより発注書の話とか商売の話に移動しつつある。
「ミカエラ、ちなみにこれすっごく売れると思うけれど1人でするの?」
「え?」
「ある程度配合も決まっているのでしょう?公証人呼んで利益配分書を作ってロズウェル侯爵家の工房に丸投げしませんか?」
「あ、はい…」
権利契約書やらがあっさり作られて販売委託の承諾もサインをする。それとお使いの品が届いてから細かい説明をした方がいい気がするが、試しに2人の爪にラピスラズリで色を付けて乾かすと2人とも満足して塗色、顔料の説明して全て別にして都度パレットで混ぜて作った方が良いとして瓶のデザイン等を決める。お菓子やお茶ではなくお金儲けの話だった。
「ミカエラが作る物は素敵なものばかりですね。」
「ありがとうございます。足の爪も可愛いですよね。つま先が見える靴とかなら。」
「それもそうですね!デザイナーも呼んでみましょうか、エリザベス。」
「そうですね、義母様。」
私の足の事やダンスの酷さの話にならず…この家の権力者2名が程々にね。と、帰って行った。
まさかの爪防護が受けるとは思わなかった。貴族の美的意識というものはすごいなぁ。
ユーリは執務室に副官にしか付けないヘラルドだけで人払いをする。
「なんでしょう、ユーリ殿。」
「…ヘラルド殿はダンスお上手でしたよね。」
深刻な表情でヘラルドに尋ねる。イザークがお茶を用意して両名に出す。ヘラルドはイザークが達者だろう。と、答えずお茶を飲む。
「ミカエラのダンス教師をお願いできませんか?」
「ミカエラの?叙爵まではまだ時間があるだろう。」
「…その、打診していることで察して下さい。」
「…一度やってみようか。」
叙爵は夜会の方がいい。腹芸するよりいい。だけどダンスが難しいのかとヘラルドも空気で察した。
「ミカエラ、7日後ヘラルド様がダンスの教師をしてくださるのでなるべく練習しましょう。」
イザークから衝撃の日程を突きつけられた。
ミカエラは靴擦れに薬を塗包帯を巻いている時に彼を見上げると同じことを2度言われた。
え?私のダンス見てますよね???
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