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番外編春園学園の裏事情
月乃編第3話悪魔と天使の日
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あの女が私に残したメモを渡された日から今日でちょうど5日が過ぎた。それは、つまり私が、あの女と一緒に遊ぶ日ということだ。普通の人間ならワクワクする日だろうが残念ながら私にそんな感性は持ち合わせていない。
そして私は人間が嫌いだ。故にこの約束をすっぽかそうと思っている。私はその心情がマジだと証明するようにベッドで横になり2度寝をしようとした瞬間、私の部屋の玄関のドアが勢い良く開かれ黒スーツに黒サングラスといういかにも怪しそうな女達が怒涛の勢いで流れ込んできた思えば私を拉致った。
目隠しが外され辺りをみまわすとそこはトラックの二台だった。ただし左右には、女物の衣服が丁寧に並べられ内装もどこか豪華な印象を受けた。
「ふふふ。おはよう、月乃。」
「アンタ!っていうかここ何処よ!?」
「私が所有している移動用ドレスコーデ車。クイーン。」
「それは、分かった。で、何で私はアンタに拉致られている訳!」
「だって貴女の事だから着る服が無いとか言って今日をすっぽかすと思って。」
ば、バレてる。何この女超能力でももってる訳!
「けど安心して。その悩み、私の専属コーディネーターが手早く解消してあげるから。」
そう言うとこの女の後ろから奇抜な服を着た男だか女だか分からない存在があらわれた。
「ふんふん。この娘がお嬢様が言っていた娘ですか。でわどれどれ」
そう言うとそのよく分からない存在は、私の顔に自分の顔を近づけ、私の頬を撫でたりした。正直かなり気持ち悪い。
「70点!貴女70点よ。素材はいいのにもったいない。けど安心してこの天才コーディネーター小林アイリーが貴女を輝かせて上げる。」
そう言うとアイリーネは、手早く服を何着か選ぶと私の手を強引に引き試着室に入った。って?!
「さぁお着替えの時間よ」
「いや何でアンタも入って来てるのよ。」
「そりゃぁ着替えを手伝ってあげようかと思って。ほら服の中には後ろにファスナーがあるやつとか自分でするの難しいし。」
「ふざけないで!出て行って!」
「大丈夫よ。私、男も女も超越した存在だから。野良犬に噛まれたとでも思って私に身を委ねなさい!」
「いやーだー」
この日私は、私の中の何かが崩壊した。
「うん!やっぱりこれが1番いいわね。100点満点!」
アイリーネが私に着させたのは、白のノースリーブのワンピースだった。私は、基本ジャージに白衣のためあまりこんなのを着ないから結構恥ずかしい。
「う~んなかなか。後は……」
そう言うと次は化粧台にの上に座られさられた。それからアイリーネは化粧道具を次々とポーチから取り出し、私の髪を結ったり、アイシャドウを塗ったりしていった。その手際の良さは、さすがプロと言ったとこらだった。
私はふと疑問に思った事をアイリーネに聞いてみた。
「ねぇ何でアンタは、こんな事するの?」
「どう言う意味?」
「だから!何でアイツの下で働いてるのかって言ってんの!」
それを聴くとアイリーネは、少し考えながらポツリと言葉をこぼした。
「嫌いなのよ。アンタみたいに自分の価値に気づかないで生きてる奴が。」
「えっ?」
「だから私はファッションデザイナーになったの。この世をもっと美しくする為に。
はい終わり。」
そう言うとそこには、ほんのり化粧が施され今まで以上に魅力がUPした月乃がいた。
「今の貴女凄くきれいよ。楽しんでらっしゃい。」
そう言いアイリーネは、月乃の頬にキスを出て行った。
月乃は、その嵐のような人物に少しだけ好意が沸いた。
月乃編第3話完
そして私は人間が嫌いだ。故にこの約束をすっぽかそうと思っている。私はその心情がマジだと証明するようにベッドで横になり2度寝をしようとした瞬間、私の部屋の玄関のドアが勢い良く開かれ黒スーツに黒サングラスといういかにも怪しそうな女達が怒涛の勢いで流れ込んできた思えば私を拉致った。
目隠しが外され辺りをみまわすとそこはトラックの二台だった。ただし左右には、女物の衣服が丁寧に並べられ内装もどこか豪華な印象を受けた。
「ふふふ。おはよう、月乃。」
「アンタ!っていうかここ何処よ!?」
「私が所有している移動用ドレスコーデ車。クイーン。」
「それは、分かった。で、何で私はアンタに拉致られている訳!」
「だって貴女の事だから着る服が無いとか言って今日をすっぽかすと思って。」
ば、バレてる。何この女超能力でももってる訳!
「けど安心して。その悩み、私の専属コーディネーターが手早く解消してあげるから。」
そう言うとこの女の後ろから奇抜な服を着た男だか女だか分からない存在があらわれた。
「ふんふん。この娘がお嬢様が言っていた娘ですか。でわどれどれ」
そう言うとそのよく分からない存在は、私の顔に自分の顔を近づけ、私の頬を撫でたりした。正直かなり気持ち悪い。
「70点!貴女70点よ。素材はいいのにもったいない。けど安心してこの天才コーディネーター小林アイリーが貴女を輝かせて上げる。」
そう言うとアイリーネは、手早く服を何着か選ぶと私の手を強引に引き試着室に入った。って?!
「さぁお着替えの時間よ」
「いや何でアンタも入って来てるのよ。」
「そりゃぁ着替えを手伝ってあげようかと思って。ほら服の中には後ろにファスナーがあるやつとか自分でするの難しいし。」
「ふざけないで!出て行って!」
「大丈夫よ。私、男も女も超越した存在だから。野良犬に噛まれたとでも思って私に身を委ねなさい!」
「いやーだー」
この日私は、私の中の何かが崩壊した。
「うん!やっぱりこれが1番いいわね。100点満点!」
アイリーネが私に着させたのは、白のノースリーブのワンピースだった。私は、基本ジャージに白衣のためあまりこんなのを着ないから結構恥ずかしい。
「う~んなかなか。後は……」
そう言うと次は化粧台にの上に座られさられた。それからアイリーネは化粧道具を次々とポーチから取り出し、私の髪を結ったり、アイシャドウを塗ったりしていった。その手際の良さは、さすがプロと言ったとこらだった。
私はふと疑問に思った事をアイリーネに聞いてみた。
「ねぇ何でアンタは、こんな事するの?」
「どう言う意味?」
「だから!何でアイツの下で働いてるのかって言ってんの!」
それを聴くとアイリーネは、少し考えながらポツリと言葉をこぼした。
「嫌いなのよ。アンタみたいに自分の価値に気づかないで生きてる奴が。」
「えっ?」
「だから私はファッションデザイナーになったの。この世をもっと美しくする為に。
はい終わり。」
そう言うとそこには、ほんのり化粧が施され今まで以上に魅力がUPした月乃がいた。
「今の貴女凄くきれいよ。楽しんでらっしゃい。」
そう言いアイリーネは、月乃の頬にキスを出て行った。
月乃は、その嵐のような人物に少しだけ好意が沸いた。
月乃編第3話完
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