147 / 249
第二章 呪われた運命
第145話 喧嘩両成敗
しおりを挟む
ナッツを無事入手することができた東雲は今までにないほど上機嫌だった。そして二人が帰りを待っていたエルフのもとに戻ると、彼女は無傷で帰ってきた二人の姿を見て驚いた表情を浮かべる。
「おい、ナッツを独占していた魔物は片づけたぞ。」
「ほ、本当か?」
「本当かどうかはこれを見ればわかるだろう。」
そう言うと東雲は疑いの目を向けるエルフにナッツが入った大量の袋を見せた。
「これは……確かにエルフェンナッツ。あの魔物が好物としていたものだ。」
エルフは一粒ナッツをとってそれが確かにエルフェンナッツというものであると判断すると、彼女はぺこりと頭を下げた。
「すまない助かった。これで今まで通りナッツを収穫して売ることができる。」
「ふむ……礼は良い。それよりもお前、このナッツの名をエルフェンナッツと言っていたな?これはどんな食べ物なんだ?」
「これか?これは我らエルフが長年かけて研究開発した究極の美容食材だ。」
「ほぅ!!」
究極の美容食材というエルフの言葉に東雲は耳と尻尾をピンと立てた。
「究極の美容食材とな。」
「その通り、これは食べるだけで肌や髪に艶を出し、さらには腸内環境を整え、豊胸効果までもあるのだ。」
エルフはぺらぺらと誇らしそうに、エルフェンナッツの持つ美容効果について語り始める。それを東雲は興味深そうに聞いていた。
そんなときだった…………。
「ほぇ~っ……その木の実にそんなに凄い効果があるんだ。」
「なっ……く、クロロっ!?貴様いつの間に……。」
エルフの後ろから顔をひょっこりと覗かせていたのは、朝市へと置いてきたはずのクロロだった。
最もタイミングの悪いときに現れたクロロに思わず東雲は顔をしかめる。
「私の胸もおっきくなるかな~?」
クロロはむにむにと自分の胸を揉みながら問いかける。すると、エルフの女性が答えた。
「ふふふっ、エルフェンナッツの効果はお墨付きだ。何せAカップだった私がDカップにまで成長を遂げたのだから。」
「ええっ!?それホントですか!?」
「まぁ話だけでは信じられないだろうな。これを見てくれればわかるさ。」
そういうとエルフは腰のポーチから一枚の写真を取り出しクロロに手渡した。
そこに写っていたのは胸にまったく張りの無い彼女の姿だった。
「それは数年前の私だ。それがエルフェンナッツを食べ続けた結果ここまで成長した。」
「す、凄い……こ、これさえあれば私も…………ゴクッ……。」
今にもルアが持っているエルフェンナッツの袋に飛び付こうとするクロロだが、そんな彼女の目の前で東雲はナッツが入った袋を空間の切れ目へと放り込んでしまった。
「あ~っ!?」
「くくくくく……生憎だがクロロよ。このナッツは妾のモノだ!!貴様にくれてやる分は無いッ!!」
東雲の言葉を聞いてクロロは、あることに気がついた。
「怪しい怪しいとは思ってましたけど、まさか私に秘密でこれを手に入れるためにここに来たんですか!?」
「ようやく能天気な貴様でも呑み込めたか。だが、もう遅い。ナッツが入った袋は全て妾の空間魔法で仕舞ってしまったからな。くはははははっ!!」
勝ち誇ったように東雲は高らかに笑う。そんな彼女の姿を見て悔しそうな表情を浮かべるクロロ。
「ちょ、ちょっとぐらい分けてくれたっていいじゃないですか!?ほら、私と東雲さんは貧乳仲間じゃないですかぁ~。ねっ?」
「ダメだな。妾はこんな胸とはおさらばするのだ。そして豊満な体を手に入れてみせるっ!!欲しければ力ずくで奪うのだな。」
挑発するような東雲の言葉にクロロの耳と尻尾がピーンと立った。そして彼女の瞳の色が深紅色に染まっていく。
「……じゃあそうします。」
「くくくくく、子猫が……粋がりおって。」
臨戦態勢に入った二人から圧倒的な魔力が溢れ出す。そして二人の戦いが始まろうとした時……。
「止めてくださいっ!!」
二人の間に割って入ったのはルアだった。
「むっ!?」
「ルアちゃん、そこ退いて。私はあれを奪わなきゃいけないの。」
収まる様子の無い二人に一つため息を吐き出したルアはポツリと呟く。
「メタモルフォーゼ……。」
「「っ!?」」
眩い光に包まれたルア。そして次に彼が姿を現すと、彼の腰からは九本の白い尻尾が生えていた。
「喧嘩の原因はボクが没収します。」
おもむろにルアは空間に切れ目を作るとそこに手を突っ込み、東雲が先ほど隠したナッツの袋を全て取り出した。
「なぁっ!?ルアっ!!何をするのだ!!」
「状態付与……封印」
ルアが魔法を唱えると袋の口に高密度の魔力で練られた紐のようなものが現れ、袋に完全に封をした。
「これでもうボクが触らないと開きません。」
そしてルアは自分で空間魔法を使い、その中に袋を放り込んでいく。
最後に残った二つの袋を抱えると彼はエルフの女性に歩み寄った。
「これ、多分ボク達だけじゃ食べきれないので……。」
「あ、ありがとう……。」
呆然としながら彼女はルアから袋を受け取った。そしてルアはクロロと東雲のもとに歩み寄ると二人の耳元で囁いた。
「次喧嘩したら……これ全部二人以外に食べさせますからね。」
「「ぴぅっ!?」」
ルアのその言葉にクロロと東雲の二人は震え上がった。その瞬間、二人は二度とルアの目の前で喧嘩はしないと心に誓うのだった。
「おい、ナッツを独占していた魔物は片づけたぞ。」
「ほ、本当か?」
「本当かどうかはこれを見ればわかるだろう。」
そう言うと東雲は疑いの目を向けるエルフにナッツが入った大量の袋を見せた。
「これは……確かにエルフェンナッツ。あの魔物が好物としていたものだ。」
エルフは一粒ナッツをとってそれが確かにエルフェンナッツというものであると判断すると、彼女はぺこりと頭を下げた。
「すまない助かった。これで今まで通りナッツを収穫して売ることができる。」
「ふむ……礼は良い。それよりもお前、このナッツの名をエルフェンナッツと言っていたな?これはどんな食べ物なんだ?」
「これか?これは我らエルフが長年かけて研究開発した究極の美容食材だ。」
「ほぅ!!」
究極の美容食材というエルフの言葉に東雲は耳と尻尾をピンと立てた。
「究極の美容食材とな。」
「その通り、これは食べるだけで肌や髪に艶を出し、さらには腸内環境を整え、豊胸効果までもあるのだ。」
エルフはぺらぺらと誇らしそうに、エルフェンナッツの持つ美容効果について語り始める。それを東雲は興味深そうに聞いていた。
そんなときだった…………。
「ほぇ~っ……その木の実にそんなに凄い効果があるんだ。」
「なっ……く、クロロっ!?貴様いつの間に……。」
エルフの後ろから顔をひょっこりと覗かせていたのは、朝市へと置いてきたはずのクロロだった。
最もタイミングの悪いときに現れたクロロに思わず東雲は顔をしかめる。
「私の胸もおっきくなるかな~?」
クロロはむにむにと自分の胸を揉みながら問いかける。すると、エルフの女性が答えた。
「ふふふっ、エルフェンナッツの効果はお墨付きだ。何せAカップだった私がDカップにまで成長を遂げたのだから。」
「ええっ!?それホントですか!?」
「まぁ話だけでは信じられないだろうな。これを見てくれればわかるさ。」
そういうとエルフは腰のポーチから一枚の写真を取り出しクロロに手渡した。
そこに写っていたのは胸にまったく張りの無い彼女の姿だった。
「それは数年前の私だ。それがエルフェンナッツを食べ続けた結果ここまで成長した。」
「す、凄い……こ、これさえあれば私も…………ゴクッ……。」
今にもルアが持っているエルフェンナッツの袋に飛び付こうとするクロロだが、そんな彼女の目の前で東雲はナッツが入った袋を空間の切れ目へと放り込んでしまった。
「あ~っ!?」
「くくくくく……生憎だがクロロよ。このナッツは妾のモノだ!!貴様にくれてやる分は無いッ!!」
東雲の言葉を聞いてクロロは、あることに気がついた。
「怪しい怪しいとは思ってましたけど、まさか私に秘密でこれを手に入れるためにここに来たんですか!?」
「ようやく能天気な貴様でも呑み込めたか。だが、もう遅い。ナッツが入った袋は全て妾の空間魔法で仕舞ってしまったからな。くはははははっ!!」
勝ち誇ったように東雲は高らかに笑う。そんな彼女の姿を見て悔しそうな表情を浮かべるクロロ。
「ちょ、ちょっとぐらい分けてくれたっていいじゃないですか!?ほら、私と東雲さんは貧乳仲間じゃないですかぁ~。ねっ?」
「ダメだな。妾はこんな胸とはおさらばするのだ。そして豊満な体を手に入れてみせるっ!!欲しければ力ずくで奪うのだな。」
挑発するような東雲の言葉にクロロの耳と尻尾がピーンと立った。そして彼女の瞳の色が深紅色に染まっていく。
「……じゃあそうします。」
「くくくくく、子猫が……粋がりおって。」
臨戦態勢に入った二人から圧倒的な魔力が溢れ出す。そして二人の戦いが始まろうとした時……。
「止めてくださいっ!!」
二人の間に割って入ったのはルアだった。
「むっ!?」
「ルアちゃん、そこ退いて。私はあれを奪わなきゃいけないの。」
収まる様子の無い二人に一つため息を吐き出したルアはポツリと呟く。
「メタモルフォーゼ……。」
「「っ!?」」
眩い光に包まれたルア。そして次に彼が姿を現すと、彼の腰からは九本の白い尻尾が生えていた。
「喧嘩の原因はボクが没収します。」
おもむろにルアは空間に切れ目を作るとそこに手を突っ込み、東雲が先ほど隠したナッツの袋を全て取り出した。
「なぁっ!?ルアっ!!何をするのだ!!」
「状態付与……封印」
ルアが魔法を唱えると袋の口に高密度の魔力で練られた紐のようなものが現れ、袋に完全に封をした。
「これでもうボクが触らないと開きません。」
そしてルアは自分で空間魔法を使い、その中に袋を放り込んでいく。
最後に残った二つの袋を抱えると彼はエルフの女性に歩み寄った。
「これ、多分ボク達だけじゃ食べきれないので……。」
「あ、ありがとう……。」
呆然としながら彼女はルアから袋を受け取った。そしてルアはクロロと東雲のもとに歩み寄ると二人の耳元で囁いた。
「次喧嘩したら……これ全部二人以外に食べさせますからね。」
「「ぴぅっ!?」」
ルアのその言葉にクロロと東雲の二人は震え上がった。その瞬間、二人は二度とルアの目の前で喧嘩はしないと心に誓うのだった。
0
あなたにおすすめの小説
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる