目覚めたら全裸な俺は全裸な王子と一緒にゴブリンに強襲された砦を逃亡するクエストを与えられた!

蔵前

文字の大きさ
8 / 32
管理棟侵入作戦

王子はいつでも焦らず構う

しおりを挟む
 ヴォラクは俺の胸に右肩を寄りかかるようにして、俺の膝の上に横に座ってうとうととし始めた。
 冷たい石床から彼を守るための緩衝材に俺がなっている、という苦行に俺が耐えている、そう信じて俺に感謝しきっている。

 いや、感謝どころか、彼は俺が何もしないようだと分かると、簡単に力を抜いて、俺に無防備に体を持たれかけさせているのだ。

 俺が光の属性魔法持ち、という事をヴォラクは理解していなかったのだろうか?
 殆どMPを使わない光魔法で床板一枚を赤外線加工したので、俺の尻は冷えるどころかホカホカ温かいというのに。

 ヴォラクはなんて、チョロい、チョロ過ぎるのだ。

 しかし、ここまでお手軽な子だと知ったところで、俺のヴォラクへの恋心が冷めるなんてことはなかった。
 それどころか、この機会にこのまましっかり俺の味を覚えさせて、完全に俺のものにしてしまおう!と、ぐんぐんと情熱が燃え盛るばかりなのだ。

「お尻に指を突っ込むのは無し。それでいいな。」

 偉そうに言って見せたヴォラクちゃん、いいの?そんなことを言って?俺は指以外のモノこそ君のそこに突っ込みたいんだよ。
 俺の分身は、俺の恋心を応援するべくか、先程精を放った身でありながらも再びしっかりと力を取り戻していった。
 俺の膝の上で柔らかな尻がピクリとほんの少し持ち上がった。

「うわ!俺の尻っぺたでなんか巨大ワームがもぞっている!」

「指の代りに頑張ろうかなって、意志表明?最初は指って、普通に優しさからしかない行動なのにさ。」

「何もしないって優しさは無いのか。って、んぷ!」

 君の横向きという姿勢こそ、俺が君にキスしやすい姿勢だったと気がつかなかったか!
 俺は左腕でヴォラクが逃げないように彼を抱え、右手で彼の顎をしっかりつかみ、彼の唇を貪り食うう暴挙をさせていただいた。
 柔らかい唇はみずみずしく、彼の上あごや可愛い歯などを探索した舌の味蕾が感じたのは、彼が甘い、それだけだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【8話完結】いじめられっ子だった俺が、覚醒したら騎士団長に求愛されました

キノア9g
BL
いじめられ続けた僕は、ある日突然、異世界に転移した。 けれど、勇者として歓迎されたのは、僕を苦しめてきた“あいつ”の方。僕は無能と決めつけられ、誰からも相手にされなかった。 そんな僕に手を差し伸べてくれたのは、冷酷と恐れられる騎士団長・ジグルドだった。 なのに、あいつの命令で、僕は彼に嘘の告白をしてしまう――「ジグルドさんのことが、好きなんです」 それが、すべての始まりだった。 あの日から彼は、僕だけをまっすぐ見つめてくる。 僕を守る手は、やさしく、強くて、どこまでも真剣だった。 だけど僕には、まだ知られていない“力”がある。 過去の傷も、偽りの言葉も超えて、彼の隣にいてもいいのだろうか。 これは、いじめられっ子の僕が“愛されること”を知っていく、嘘と覚醒の物語。 全8話。

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった

cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。 一途なシオンと、皇帝のお話。 ※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。

シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました

無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。 前世持ちだが結局役に立たなかった。 そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。 そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。 目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。 …あれ? 僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?

処理中です...