やるかやられるか三日以内に決めてくれ

蔵前

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隠れ家を探す二日目の午後

全ては君のお気に召すままに?

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「ぐぎぃ。」

 俺は九曜を受け入れるために股は出来る限り開き、あそこだって出来る限り力を抜いていたのだが、実際にはそんなものは気休めでしかなったようだ。
 俺はくし刺しにされて炉端焼きにされる川魚の気持ちが分かったくらいだ。

「いた、いたた、ああ。」

 甘い気持ちなど一瞬で吹き飛び、俺は九曜にしがみ付いて俺に痛みを与えるその者の背中を痛いくらいに掴むことで痛みを訴えていた。

「もうちょっと耐えて。息を吸って、吐いて、落ち着いて。君が落ち着いたら抜くからね。ほら、俺は動かないから力を抜いて。」

 九曜は俺の頬や顎などに軽いキスをしながら俺を宥め、俺は九曜の言う通りにすればと深呼吸をしながら出来る限り力を抜いた。

「嘘つき!動いた!」

「動いていないって。」

「だって、動いたって。」

「ああ、ごめん。君の可愛いさに中で跳ねあがったかも。」

 俺は頭を子供のように撫でられた。
 しかし、九曜が俺に与えたキスは優しいが、子供に与えるものではない。

「まだ痛いか?一度抜くからね、今度こそ動くからね。」

 俺は下半身が痺れた様になっていて、この異物が詰まっている状態から抜け出せるならと、コクコクと頭を上下させた。

「はああ。」

 ズズっとそれは抜けていき、俺は大きな吐息を吐いた。
 でも、抜けてしまった安堵よりも、俺は俺から九曜の体までも離れてしまったことの方が怖くなった。
 俺が嫌になった?

「向きを変えるよ。君は嫌かもしれないが、後からの方が君の身体が楽だろう。」

「え?」

 俺はうつ伏せにされ、尻を突き出す格好で腰を持たれた。
 待ってなど言う暇もなかった。
 一度は穿たれて拡げられた穴に再び九曜のものがあてがわれたのだ。

「少しずつ。君の具合を見ながら進むからね。」

「あはぁ。」

 まずは先だけという感触だ。
 九曜はそこでいったん動きを止めると、腰に当てていた手のうち右手を外すと、その手で俺のものを扱き始めた。
 それだけでなく、彼の唇は俺の首筋にキスという刺激も与えているのだ。

「ああ。」

 与えられる刺激に俺の身体の緊張は緩み、そのタイミングで彼のものが俺の中へと進んで来る。
 いいや。
 九曜に与えられる刺激に俺の腰が勝手に動き、俺自身が九曜をさらに深く受けいれようとしているのだ。

「愛しているよ、空。愛している。痛くはないかい。」

 九曜と繋がりかけている所は熱く煮えたぎったようだ。
 痛みもあるが、もっと奥に感じたいと疼いていもいる。

「だい、大丈夫だから。このまま進んで。」

 頭の中でメリメリという音も聞こえたが、九曜は俺の願い通りに彼の物を全て俺の中に入れた。
 俺はそれだけで力が抜けてしまったが、俺を愛しているしか言わない征服者が俺の耳に恐ろしい事を囁いた。

「これから動くよ。」
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