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-16-『未踏の氷壁を越えて行け!』♯
しおりを挟む「うむ、完成だ」
ひと仕事終えた気分の壮一は、満足げに額の汗をぬぐった。
ゆっくりと、おのれの作品の出来栄えを眺める。
目の前には、ヘッドボード際に座る少女――シフルが全裸にされ、拘束されていた。
手首は頭上でクロスし、黒革の手|枷(かせ)がはめられていた。それは鎖で繋がれており、燭台から吊り下げられる恰好となっていた。
また、開脚の方も抜かりはなかった。
膝下には足かせをつけ、吊りベルトを回した。そして、結び目を腰後ろを持っていくことで、M字開脚が成立する。
これはいわゆるまんぐり返しというもので、女性の羞恥心を増大させる恥ずかしい姿勢であった。
(ふふふ……なかなか、絶景だ)
男側の壮一からは、オープンされた女性器の形を眺めることができる。
シフルの秘所――薄紅色に彩れたヒダは血色がよく、アダルトグッズで使いこまれたにしては、田舎娘のような純朴さを残していた。
それは、野に咲く花のように愛でがいがある。
「万が一、起きたときに俺が殺されないためにした処置だが……
なんかこう、かなりくるな……」
身動きできない美少女を辱めるというシチュエーションがよいのか。
それとも、復讐心が性欲に転換されているのか。
自分の性癖に疑問を感じたが、壮一はここまで来たからにはコトを済ませる気になっていた。
「よし」
シフルの下半身――恥肉の谷間にそろそろと指を伸ばした。
ぴちゃりと、指腹がぬるい湯に浸かる。少しだけ往復させると、くちゅりくちゅりと淫らな音が奏でられた。
冷たいが、性交のための潤滑油は未だに垂れ流れている。
「ふ……ぅっ……んぅ」
(おおっと、なかなか色っぽい。
濡れ具合もいいな。
顏もよく見たらすっごく可愛いし……怒りっぽいところを除けば、
姉御肌で素敵な人だ。
あっ、人間じゃなかったけ?)
ほんのり赤い頬は女の興奮を表している。
つい、開いているもう片方の手も伸ばした。脇下から横腹まで、艶やかな肌を堪能するようにさわさわと撫でる。
細身だが肋骨が浮くほど痩せてもおらず、ほどよい肉付きだ。
(でも、肌が凄く冷たい。
雪像並だ……体温が異常に低いんだな。
抱くのが難しいのが、納得できる)
。
壮一はおもむろにシフルの乳房に口をつけた。ぷるんとした乳肉の感触が頬に伝わる。背中に手を回し、ピンク色の乳首を吸った。シフルの口許から嬌声が漏れた。
女の高まりに比例し、室内を漂う白い靄が増え続けている。
発生した冷気の触手は壮一の首筋にまとわりつき、体温を低下させていく。
「冷たいけど、
|美味(うま)そうな身体だ」
シフルの肉体は魅力的だ。
細身だし、抱き心地もいい。
何よりも、美しい乙女の柔肌ほど、男を満足させるものはない。回した腕に力を込め直すと、皮膚の一部がぺりっと張りついた。
微かにかいた汗が冷却され、接着したのだ。
(くっ、おっ……おっ!
いってぇえっ! おっ、俺の息子が縮こまっちまうよぉ……
落ちつけ、壮一。クールになれ。おびえるな。
俺の方が有利なんだ……
生意気な美少女を調教する機会なんて、滅多にないんだぞ。
目にモノ見せてやるんだ……
くっそぉっ、歯がカチカチと鳴りやがるぜ……!
まずいっ! ヤル気が奪われる)
「うっ、おおお、も、もう挿れちまうか」
決戦を急ぐ壮一は萎えかけたペニスを軽くしごき、シフルの股の間を進んだ。
サーモンピンクの秘部に、いかつい亀頭が触れる。そのまま濡れた恥肉の谷間を進んでいこうとしたが、途中でくにゃりと折れ曲がった。
何度も腰をぶつけても、血流が戻ってこない。
壮一はよろけ、後退した。
絶望的な気分で力を失った自身を見下ろす。
「どうしてだ!
おっ、おおお、俺のファントムソードが……ッ!?
途中で折れるなんて……そんなっ、あり得ない!」
不意にパキッと硬質な音がした。
音源は手先から。壮一が下を見ると、脱がせたシフルの寝間着が手の平で砕けていた。布地が半凍りになっているせいで、圧力で割れたのだ。
「マイナス、どのくらいの世界だよ……」
戦慄した壮一は真っ白な吐息を強く意識した。
その身は思念体であれど、動作がカタつくほどほど寒い。
室内は霜だらけの氷室と化していた。
使用者の体温によって、温まっているはずのシーツも冷え冷えとしている。
「そうだ。
ランタンが……あったな。部屋を暖めるんだ」
サイドボードに置かれたランタンを手に取る。
横にあるマッチを擦り、火を点けた。暖色が円を描き、極寒の部屋を薄く照らす。小指サイズの炎だが、ないよりはましだ。
かじかんだ手を火に近づけた。
手先の感覚がよみがえってきた。
「よし」
再び、シフルに触れる。
鎖がじゃらりと鳴った。胸を揉んで性欲を呼び起こすはずが、手の平に焼けるような痛みが走った。
触れた指先が白くなり、変色していた。
完全に凍りついている。
「うおおおおおっ……な、なんという、超低温……ッッッ!
液体窒素の化身かよ、この女ッ!」
シフルの容貌は、雪の妖精のように美しい。
スレンダーな裸身には男を誘うくびれもあるし、柔らかく形のいい尻もある。
だがしかし。
「傍に居るだけで、
手足の感覚がなくなった……俺、生身だったら死んでるな。
足の指が、すげぇ痛い。
可愛い……のに……男と付き合えなかったのも……
今なら、よくわかる……」
声が途切れ途切れとなり、かすれていく。
肌を突き刺すような寒気が、耐えがたくなってきた。
いつしか、ガチガチと歯がぶつかり合っていた。骨の髄から冷却され、関節は思うように曲がらず、筋肉は硬直している。
深呼吸すると肺が痛い。
呼吸するのも億劫になってきた。
肉体は限界だ。エベレストの頂きに居ればこんな気分になるだろうか。
すぐさま、この場から逃げたい。
「最後に……ちゅーだけでも、しとくか……
これにて、復讐完了ということで……
やっぱ、つれぇわ……」
性欲というよりも、プライドを慰めるための行動だった。
ひよった壮一はベッドに手を置いた。
徐々に顔を近け、その薄桃色の唇に触れると――
「うぷっ!」
突然、背中から圧力がきて、身体が前進した。
壮一は動転した。圧力の正体はシフルの両腕だ。抱きしめられている。
しょせんは素人の縛りだったため、拘束の鎖がゆるんでいたのだ。体温が急降下していく。壮一は懸命に逃れようとした。できなかった。ついでにばかりに両脚も動いた。カニ挟みだ。
それは死のアイス・ベア・バック――コアラ・ヴァージョンだった。
仕掛けた本人のまぶたは降りていた。
恐ろしいことに寝てたままの行動だ。
ハグの接着面が凍りつつある。
皮膚は急冷され、両腕と背中の一部から触覚が消えた。
唇も合わさっているだろうが、当たっている感覚が既にない。
「ん……ふぅっ……」
シフルは夢見がいいのか、満足そうな顔をしていた。
一方で壮一は両目を開き、恐慌をきたしていた。
彼女の昂ぶる感情と比例し、凍てつくブリザードが吹き荒れている。
壮一の髪は凝結作用で束ねられ、先端からぺきぺきと凍っていった。
顏は霜にまみれて白くなり、首筋にまで至っていく。
壮一は本能的に熱を求めて、ランタンに向けて震える手を伸ばした。灯火は消し飛んでいた。部屋の中で渦巻く氷風にやられたのだ。
死の予感に感じた壮一の意識は白い闇に塗り潰され、霞んでいく。
(死ぬ……死んでしまう……
ちっくっしょう……
幸せそうな……顔をしやがって……
くそっ、死ぬわけには……いかねえ……。
早く身体を温めないと……ああ、『保温効果』とかあったけ……)
絶対絶命の窮地に発動したスキルは、いかんなく効果を発揮した。
じわじわと胸から温度が上昇してくる。必死の意志に従って、ググッと手足が動き始めた。
シフルの両肩を弱々しい力で押し返し、壮一は絶死のアイス・ベア・ハッグから逃れた。
「はぁーっ、はぁーっ……ふぅー……!
そうだ。『急速乾燥』『急速乾燥』もだっ!」
叫びながらスキルを追加する。
マクラモードでしか作用しないと思いこんでいたが、思念体でも可能らしく、肉体は呪文に応じて発熱した。
温熱系スキルである『急速乾燥』により、顔面にへばりついたおびただしい霜は溶け、肉体に垂れゆく水分ですら蒸発していく。
身体の芯から、ポカポカに温まってきた。
「いける……ッッッ!
これならいけるぜ……!」
拳を握り、壮一はシフルを見下ろした。
殺されかけたのは二度目なので、いざ進もうとすると気後れしたが、頬を叩いて自分を叱咤した。
ファントムソードも活力を取り戻しつつある。
(『急速乾燥』の持続時間は短い……
最大で三十分程度だ。
連発は試してないし、早めにカタをつけるぞ!)
シフルの両膝下に手を差し込み、再び挿入姿勢に移行する。
正面から眺めれば、ふともものむっちり加減と蜜に濡れた花園の素晴らしさがよくわかる。
「くおっ、つ、冷てぇ!
ま、ままま負けるな、俺っ!
例え、相手が冷凍マグロでも……ヤッてやると決めたんだぞ!」
無理やり上げたテンションが、壮一を突き動かした。
開脚した陰部の中心に、己自身を宛がう。
スキルの効果を持ってしても、間近での触れ合いともなれば耐えがたい氷温の女体である。ベッドのシーツもまた雪景色を描いている。
性交など、正気の沙汰ではなかった。
亀頭が膣口に触れる――くぷっと、膣道から泡が弾ける。
愛液にまみれた太い肉棒が、ぬるぬるとした膣道を通り抜け、シフルの最深部へ侵入していく。
生温かい体温は感じられず、ひたすらに冷たさだけがあるが、発熱スキルのおかげで柔らかい媚肉の感触だけはしっかり把握できる。
(っしゃあっ!
挿りきったぞ!)
ぴったりと腰同士を密着させた。
ぴとぴとと、うごめく膣壁が竿肌に絡みついてくる。にゅるにゅるとした膣肉の味は、充分に男の征服感を満たしてくれる逸品だ。
(冷たさも……気にならなくなってきた!)
シフルの氷温とスキルの発熱。
粘膜を通して温冷の衝突になったが、やや壮一の方に熱交換は分があった。エネルギー量の勝負に勝ったのなら、あとは自分好みに温めてしまえばいい。
「うおおおおおっ、いっくぜぇ!」
「んぅっ……はえっ……?」
壮一が意気込んで腰を突き出し、子宮壁をトスッと一突きしたところだった。
眠っていたシフルが衝撃でうなされ、まぶたが微かに開いた。
未だ眠り半分のまどろんだ表情で壮一を見上げる。
(あっ……やばい。
まさか、俺のスキルの持続効果が切れたのか?
まずい。殺される)
散々、独り芝居で騒ぎまくった挙句、強引に挿入までしたのだ。
スキルがどうこうよりも、むしろ起きない方がおかしかったが、壮一はテンパって固まった。
「なっ……何してんの?
つーか、誰だよ……?」
当然の疑問だった。
壮一は生唾を飲みこんだ。
――逃げてしまうか。
駄目だ。挿入にまで至ったのだ。
お茶目な悪戯という次元ではない。
何よりも、男として今更引くことなどできようか。
「……んっ、あっ、
もしかして……挿って……る……?」
シフルの視線が下向く。
おのれの状況を認識しつつある。芽生えゆく怒りがシフルの瞳孔を開かせた。わなないた唇がキュッと引き結ばれる。
少しだけ涙目になりながらも、突き刺すような視線が壮一に向けられた。
「おまっ……自分が何してるか――」
「うるせぇっ! 黙って抱かれろやっ!」
「ちょっ、なんでお前がキレる……ひぃっ……
やめっ……あっ、あっ、あぁあああああ!」
壮一は逆切れを選択した。
もはや、いつ散ってもおかしくない命である。
思考放棄の結果、生殖本能のままにハイスピードで腰を振ることに決定した。
「ひぅっ、ちょ、まっ……腰を動かすなよぉっ、
やめ、やめろってぇ!」
まるで容赦のないピストン運動により、股間部からぱちゅぱちゅと淫らな音が響き渡った。
快楽の奔流により、シフルの顎が持ち上がる。
男を拒否しようとした手が、虚しく空を切った。
瞳はうるうると潤んでいき、紅潮した肌は秋の紅葉のように色づき始めた。
若々しく細身の肉体が、しなって揺れる。
興奮が高まっていくシフルから、猛烈な吹雪が吹きつけてきた。壮一は身体に霧氷をまといながらも、意志の固い表情で責めの姿勢を保つのであった。
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