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本編
75.
しおりを挟む「団長!!いるかー?」
扉をノックして返事を聞かずに入ってきた赤髪の人。ハルトさん。
「返事ぐらい聞いてから入ってこい。来客中だぞ」
「んん?おっと、珍しいな来客とは……………って、シャルナか…?」
「どうもです。ハルトさん」
「ってことは、シャルナの隣にいるのも魔族なのか?すごいな、こんな短期間で3人の魔族に会えるとはなぁ」
…やっぱりいまいち凄さがわからないなぁ。
ディアンとユーリ警戒はしてないみたいだけどちょっと顔が怖いな。
「ちょっと2人とも…顔が怖くなってるよ?」
2人だけに聞こえるように2人に少し近づいて話しかけた。
「…あぁ、すまない。やはり、あれを思い出すからな……少し殺意が…」
ディアンが余裕ないのは珍しいな。
「すみません。でも、少しだけ慣れた方なんです。最初ここに来る前人間に囲まれた時、燃やしたくって仕方がなかったのを抑えてたんですから。少しは余裕が出来てマシな方ですよ?」
「うん。知ってる」
ユーリあの時魔力漏れてたもんね。人間がそれに気づいた人は、余りいなかったみたいだけど。そんなに疎いのかな?
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