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本編
20.しぬ……しんじゃう……(※2) ※2:個人の主観によるものです *
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「嬢ちゃん、もうちっとつきあえな?」
「こちらも、よくしてやる。主」
「ひゃ……ぁ!」
馴染むまでじっとしてくれていたようだけど、やっぱり最後までするつもりらしい。
最初はゆっくり馴染ませるように。
でも、たちまちそれでは足りないと、どんどん動きが激しくなっていく。
「えっろ。……マジで、ユイ。めちゃくちゃかわいいな」
なんて高みの見物を決めているウィルが呟いてる。
「主……ああ、綺麗だ。俺で良くなってくれ、な?」
「まんこのなか、とろっとろだぜ? あー……いいな。あったけえ」
ナカで2本が擦れあってるみたい。
ごりっ、ごりってナカの良いところ擦られて、わけわかんなくなる。
「クソ、我慢できねえな。――おい、ユイ。俺のも、頼むわ」
なんて、横からわたしを撫でてたウィルが、今度はわたしの手をとった。
ぎらりとした赤い目と目があう。
そして導かれた先には、また大きくなってるウィルの肉棒。彼らの中でも一番若いからか、もう元気になっている。
そうしてウィルのモノを手で扱きながら、わたしは前も、後ろも犯されてて。こんなの。こんな状況。身体も意識も全然追いつかない。
「ゃ……ぁ、ぁっ……」
だらだら涎が流れるだけじゃない。
下も、愛液と媚薬と精子と汗と――いろんなものが混じりあってぐじゅぐじゅになって、バグウィルたちの肌をも汚していく。
でも、そんなの誰も気にしない。
くぢゅっ、ぐちゅっ、って淫らな水音が響きわたり、肌と肌がぶつかり、擦れあう。
前も後ろも、太い肉棒にめちゃくちゃに犯され、こんなの、耐えられるはずがない。
「ひ、ぁ…ぁ……!」
神経が焼き切れそうだ。
アソコだけじゃない。おなかも、せなかも、おへそも、乳首も、なんか全部。
肌の表面。ううん、奥の奥まで、全部めちゃくちゃ敏感になってて、ぴりぴりって、してる。
「しぬ……しんじゃう……!」
こんな言葉、ほんとに出るなんて、思わなかった。
意識が熱くて、どっかいっちゃいそう。
「ああっ、……嬢ちゃん、俺も、めちゃくちゃいいぜっ」
がつ、がつ、がつ。
下から突き上げるような動きをする首領の吐息も、上がっている。彼は指輪をいっぱいはめた手で、わたしの腰をガッチリ掴んで、逃がす気なんてない。
「主。もっと、もっとだ……! 良くなってくれ。俺で……!」
後ろからは王さま。がっちり背中から腕を回し、わたしのおっぱいを揉み拉く。太いモノを根元まで埋め込み、円を描くようにぐりぐり腰を押しつける。
わたしを主と、まるで呪縛にかけるように言い聞かせながら、強引に快楽で追い詰める。
「ユイ」
そして。
横から名前を呼ばれる。ウィルに。
「いっぱい、イけ。狂え。狂っちまえ」
赤い瞳と目があった。わたしの手は、彼のモノを扱いていて。その手にさらに、彼の手が重ねられてて。
「アンタは、俺らのモンだ。もう帰さねェ。絶対。絶対に、だ」
くくく、と喉の奥で笑った。
「イキくるって、俺らなしに生きられねェようにしてやる。――ああ、心配はねェよ。だって、ここは、この世界は。もう脅威も何も押しよせねえ。――そうだろ?」
ああそうだ。
サービスが終了した世界。
もう、イベントが起こらない、その先の未来に今、わたしはいる。
「ま、何かあっても、俺らが揃ってりゃあ問題ないさ。だからユイ、安心しな。イきくるって、動けなくなっても問題ねェ」
ウィルが深く笑った。
首領も。
そして、王さまだって。
「アンタは、騎士バグウィルが見つけたただひとりなんだ。俺らが手を離すわけねェだろ?」
「騎士……」
「そーだよ」
彼は――バグウィルは、主を探して放浪の旅に出た。
一度は捕らえられ、逃亡し、のしあがり、裏社会に生きることになり――それでも、主を探すことはやめなかった。
別の世界線では、騎士国自体を支配下に置き――やはり、主を求め続けた彼の――バグウィルたちの、ただひとり。
わたしは、そのひとりとして、存在を掴まえられた。
「アンタに覚悟ができてなくても、勝手に愛するさ。だから、諦めな、嬢ちゃん」
「俺の忠誠も、愛も、全部あなたのものだ、主」
溺れる。
こんなの、逃げられるはずがない。
「んっ……あ、ふぁっ……」
「ああ。返事は無理しなくていいぜ?」
「だな。俺が本気出して愛するのに、溺れないはずもないだろうし」
「断ったところで、無駄だしなっ」
全身、あますことなく全部愛されて、もう、身体がもたない。
彼らの声は聞こえているけど、頭も働かない。
ただ、彼らはわたしを逃がす気がない。それだけはちゃんとわかって。
「わたし……、はっ」
こたえなんか考えなくてもわかってて。
「すき。――ばぐうぃる……あい……っ」
してる。
最後まで言葉になんてできない。
がつがつ、って彼らの動きが激しくなって、そのまま意識、弾けちゃった。
前も、後ろも、そして手にだって、彼らの脈動を感じて。
熱いのいっぱい、ナカにも。それに、外にも。
彼らの精液でどろどろになって、心臓、弾けそうで。
溶ける。
そう思ったときにはもう、わたしは意識を手放していた。
「こちらも、よくしてやる。主」
「ひゃ……ぁ!」
馴染むまでじっとしてくれていたようだけど、やっぱり最後までするつもりらしい。
最初はゆっくり馴染ませるように。
でも、たちまちそれでは足りないと、どんどん動きが激しくなっていく。
「えっろ。……マジで、ユイ。めちゃくちゃかわいいな」
なんて高みの見物を決めているウィルが呟いてる。
「主……ああ、綺麗だ。俺で良くなってくれ、な?」
「まんこのなか、とろっとろだぜ? あー……いいな。あったけえ」
ナカで2本が擦れあってるみたい。
ごりっ、ごりってナカの良いところ擦られて、わけわかんなくなる。
「クソ、我慢できねえな。――おい、ユイ。俺のも、頼むわ」
なんて、横からわたしを撫でてたウィルが、今度はわたしの手をとった。
ぎらりとした赤い目と目があう。
そして導かれた先には、また大きくなってるウィルの肉棒。彼らの中でも一番若いからか、もう元気になっている。
そうしてウィルのモノを手で扱きながら、わたしは前も、後ろも犯されてて。こんなの。こんな状況。身体も意識も全然追いつかない。
「ゃ……ぁ、ぁっ……」
だらだら涎が流れるだけじゃない。
下も、愛液と媚薬と精子と汗と――いろんなものが混じりあってぐじゅぐじゅになって、バグウィルたちの肌をも汚していく。
でも、そんなの誰も気にしない。
くぢゅっ、ぐちゅっ、って淫らな水音が響きわたり、肌と肌がぶつかり、擦れあう。
前も後ろも、太い肉棒にめちゃくちゃに犯され、こんなの、耐えられるはずがない。
「ひ、ぁ…ぁ……!」
神経が焼き切れそうだ。
アソコだけじゃない。おなかも、せなかも、おへそも、乳首も、なんか全部。
肌の表面。ううん、奥の奥まで、全部めちゃくちゃ敏感になってて、ぴりぴりって、してる。
「しぬ……しんじゃう……!」
こんな言葉、ほんとに出るなんて、思わなかった。
意識が熱くて、どっかいっちゃいそう。
「ああっ、……嬢ちゃん、俺も、めちゃくちゃいいぜっ」
がつ、がつ、がつ。
下から突き上げるような動きをする首領の吐息も、上がっている。彼は指輪をいっぱいはめた手で、わたしの腰をガッチリ掴んで、逃がす気なんてない。
「主。もっと、もっとだ……! 良くなってくれ。俺で……!」
後ろからは王さま。がっちり背中から腕を回し、わたしのおっぱいを揉み拉く。太いモノを根元まで埋め込み、円を描くようにぐりぐり腰を押しつける。
わたしを主と、まるで呪縛にかけるように言い聞かせながら、強引に快楽で追い詰める。
「ユイ」
そして。
横から名前を呼ばれる。ウィルに。
「いっぱい、イけ。狂え。狂っちまえ」
赤い瞳と目があった。わたしの手は、彼のモノを扱いていて。その手にさらに、彼の手が重ねられてて。
「アンタは、俺らのモンだ。もう帰さねェ。絶対。絶対に、だ」
くくく、と喉の奥で笑った。
「イキくるって、俺らなしに生きられねェようにしてやる。――ああ、心配はねェよ。だって、ここは、この世界は。もう脅威も何も押しよせねえ。――そうだろ?」
ああそうだ。
サービスが終了した世界。
もう、イベントが起こらない、その先の未来に今、わたしはいる。
「ま、何かあっても、俺らが揃ってりゃあ問題ないさ。だからユイ、安心しな。イきくるって、動けなくなっても問題ねェ」
ウィルが深く笑った。
首領も。
そして、王さまだって。
「アンタは、騎士バグウィルが見つけたただひとりなんだ。俺らが手を離すわけねェだろ?」
「騎士……」
「そーだよ」
彼は――バグウィルは、主を探して放浪の旅に出た。
一度は捕らえられ、逃亡し、のしあがり、裏社会に生きることになり――それでも、主を探すことはやめなかった。
別の世界線では、騎士国自体を支配下に置き――やはり、主を求め続けた彼の――バグウィルたちの、ただひとり。
わたしは、そのひとりとして、存在を掴まえられた。
「アンタに覚悟ができてなくても、勝手に愛するさ。だから、諦めな、嬢ちゃん」
「俺の忠誠も、愛も、全部あなたのものだ、主」
溺れる。
こんなの、逃げられるはずがない。
「んっ……あ、ふぁっ……」
「ああ。返事は無理しなくていいぜ?」
「だな。俺が本気出して愛するのに、溺れないはずもないだろうし」
「断ったところで、無駄だしなっ」
全身、あますことなく全部愛されて、もう、身体がもたない。
彼らの声は聞こえているけど、頭も働かない。
ただ、彼らはわたしを逃がす気がない。それだけはちゃんとわかって。
「わたし……、はっ」
こたえなんか考えなくてもわかってて。
「すき。――ばぐうぃる……あい……っ」
してる。
最後まで言葉になんてできない。
がつがつ、って彼らの動きが激しくなって、そのまま意識、弾けちゃった。
前も、後ろも、そして手にだって、彼らの脈動を感じて。
熱いのいっぱい、ナカにも。それに、外にも。
彼らの精液でどろどろになって、心臓、弾けそうで。
溶ける。
そう思ったときにはもう、わたしは意識を手放していた。
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