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第二章 番外編 等
カナタキリ は、親族から心配されている アルバム編
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【マチナカサガリside】
キリが両親双方の親戚に会いたいと言った時は、少し警戒した。
また、向こうのクソ家族が出しゃばってくるのでは無いかと。
なので、最初は俺もそれについて行く気満々だったのだが、電話越しの叔父たちの会話の様子から、どちらとも常識人である事が伺えたので、キリ一人で行かせることにした。
結論としては、一人で行かせて良かったと思っている。
でも、双方の叔父と再会が終わった後に、キリが可愛く口を尖らせて「ホントはね、サガリ君とデート出来るなって楽しみにしてたんだよ」と文句を言ってきたので抱き締めて機嫌を取っておいた。
キリの話を聞く限りでは、どちらの叔父も継続的にキリとは交流を持つ事を希望し、キリ自身もそれを望んでいた。
クソ家族の接触が一番危惧するところではあるが、幸いどちらも既に疎遠らしい。
⋯⋯それなら、無理矢理縁を切る必要は無いか。
父方の叔父とは、かなり仲良くなれたと喜んでいた。
今度は俺の事を紹介したいのだと、嬉しそうに話をしてくれた。
一方、母方の叔父は微妙なところだろうか?
俺の話は出来なかった、と申し訳なさそうにキリは話してくれた。あまり会話が弾まなかったのだろう。
こっちは今後の付き合いは社交辞令で言ったのかと思ったが、そうでも無さそうだった。連絡用アプリには、そこそこの頻度で連絡が来ている。叔父と叔母の写真、娘とその子ども、また遊びにおいでと言うメッセージ。「メッセージの方がお喋り」と、キリが言ってたので、あのクソ母親の兄らしい交流法だと思った。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
叔父たちと再会してから、キリがやたらと自分の顔を気にしている。
鏡でジッと自分の顔を眺めているのも多くなった。
ようやく、自分の容姿の良さへの自覚が出たのだろうか?
「サガリ君、前に僕の卒業アルバムをそっちにしまっていたよね?あれ、見たいんだけど出してくれる?」
全く興味を持っていなかった卒アルに、急に興味を持ち出した。
「いいけど、どうした?」
「あのさ、前に叔父さんたちに会いに行ったでしょ?そしたらね、父さん側の叔父さんも、母さん側の叔父さんも、どっちも僕の事を『小さい頃と変わってない』って言ったんだよ」
「へぇ?」
チラっと、卒アルを仕舞う前に見たが、確かに今のキリの方が幼い頃に良く似ている。
「僕はさ、モサモサしていてダサいのが僕の本当の姿だと思ってて。それでサガリ君に磨かれて、今の姿になったって気持ちの方が大きいの。だからね、叔父さんたちの言ってる事がいまいちわからないんだ。それなら小さい頃の写真を見れば分かるかな?って思ったの」
「そうか。じゃぁ、持ってくるから待ってな」
「ありがとう」
きっかけはどうであれ、キリが自分の過去に興味を持ち、一緒に卒アルを見たいと言ってくれたことが嬉しかった。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
最初に見たのは幼稚園のアルバム。
きちんと個人のページが見開きで用意されているので、しっかりとキリの容姿を確認する事ができる。
この頃は、まだ親にもそこまで蔑ろにされていなかったのだろうか?表情が明るく、子どもらしい。
そして、既に美少年の片鱗が出ている。
「うわっ。僕かわいい」
「かわいいな」
「今の僕に似てる?なんか、自分では分からないんだけど」
キリが俺に顔を向けたので、写真と見比べる。
どちらも可愛いが⋯⋯
「今のお前の方が可愛い」
そう言って、真正面から唇にキスをした。
首も傾けずにまっすぐにくっついたので、鼻が潰れる。まぁ、それも醍醐味。
「んもう、似てるかって聞いたのに」
キリは文句は言うが、キスは拒否せず、何なら俺の膝に対面で乗り上げ、自ら俺の頬やら口やらにキスをしまくってきてる。
「似てるんじゃね?少なくとも、出会った頃より今のキリの方が似てるよ」
俺も、そう言いながらキリのシャツの下に手を潜り込ませて素肌を撫で回し始めた。
「んふっ⋯⋯サガリ君、くすぐったい」
「キリもノリノリじゃねーか」
「そうだけどさあ。あ、小学校も見ようよ」
キリは向きを背面に変えて、俺の膝の上に座った。
降りる気は無いらしい。
俺もキリを抱え込むと、小学校の卒アルを手元に引き寄せ開いた。
小学校は人数が多いせいか、キリ単独の写真を探すのは困難だった。
クラスの個別の顔写真は確認出来たが、こっちはどちらかと言うと出会った頃のキリの片鱗が出ている。
「床屋さんも滅多に行かなかったし、身長もなかなか伸びなかったから服もあまり買ってもらえてなかったんだよね」
表情も心なし暗い。
「うーん⋯⋯あまり良く覚えてないけど、、、この頃は既にもう色々と仕方が無いなって思ってたと思う」
長男なのだから、と言う理由だけで受けていた仕打ちは、客観的に見れば行き過ぎた行為だ。けれども、キリにとってはそれが当たり前の環境だったのだろう。
「中学生のアルバムは⋯⋯見なくていいかな。多分、モサモサの僕だと思う」
だろうな。小学生でコレなんだから。
キリは気まずそうに卒アルをまとめた。
⋯⋯自ら見たいと思えるようになったのは、何かの成長だと思いたい。中学の卒アルは無理だったが、これからずっとキリと一緒に居るんだ。長い年月をかけて、一緒に見られる日が来ればいい。
「それにしても⋯⋯叔父さんたちは幼稚園の頃の僕と今の僕を比べていたのかな?だとしたら、なんか面白いね。僕、そんな幼く見られてたのかな?もうアラサーなのに⋯⋯」
キリが一人で笑っている。
「小学校低学年までは会ってたんだろ?その頃のイメージじゃねーか?」
「あぁ~、そっか。その頃の写真は無いからね。なんとも言えないけど、そうだね。流石に幼稚園児は無いか」
キリがさらに楽しそうに笑った後に、ふと表情を陰らせ、
「小さい頃の写真なんて、実家には無いだろうなぁ」
と、呟いた。
自分の過去を振り返るツールが無い事を嘆いている。
「叔父さんの所には無いのか?帰省した時に、いとこと遊んだりしていれば、一緒に写ってたりするんじゃね?」
実家が無理なら親戚に望みをかける。
「どうだろう?⋯⋯でも、確かに叔父さんち行くと、いとこのお姉さんに遊んでもらっていたなぁ。ふふっ。今度叔父さんに聞いてみよう。サガリ君、ありがとう。僕だけだったら、無いよねー、仕方ないよねー、で終わるところだったよ」
お礼と共に、俺の唇にキリの唇が触れる。
ジッとしていると、今度は口が開いて、俺の唇が食まれた。
「ありがと⋯⋯大好き⋯⋯」
そんな呟きも聞こえる。
少しずつ、少しずつで良い。
幼い頃に諦めていた事を、拾えるだけ拾って、2人で共有して行こう。
後日談だが、双方の叔父たちに自分の小さい頃の写真は無いかと聞いたところ、母方の叔父から大量の幼い頃のキリの写真がデータで送られてきた。
「妹が里帰りの時に俺が撮ったやつと、あとは娘たちと遊んでいる時に撮ったものがいくつか見つかったよ」
いくつか、なんて控えめに言っているが、なかなかの量だ。
キリもかなり驚いていた。
「可愛かったからな⋯⋯お前は」
母方の叔父は、口数は少ないが、それなりにキリへの愛情を持っていた事が理解できた。
勿論、父方の叔父からもいくつか写真を貰った。
こちらは記録より記憶なのだろう。
ほんの数枚の写真ではあったが、それでも写っているキリは無邪気な笑顔を向けていた。
今度、これらでキリのアルバムを一緒に作る予定だ。
そしてこれからも、たくさんの思い出を作ってアルバムを増やしていきたい。
おしまい
---------
親族関係救済的な
ここまでお読み頂きありがとうございます。
次回はマチキリの旅行&ライブ編を予定してますが
順調に書き遅れています。
年内更新を目標にしています。
のんびりとお待ち頂ければと思います。
よろしくお願いします。
キリが両親双方の親戚に会いたいと言った時は、少し警戒した。
また、向こうのクソ家族が出しゃばってくるのでは無いかと。
なので、最初は俺もそれについて行く気満々だったのだが、電話越しの叔父たちの会話の様子から、どちらとも常識人である事が伺えたので、キリ一人で行かせることにした。
結論としては、一人で行かせて良かったと思っている。
でも、双方の叔父と再会が終わった後に、キリが可愛く口を尖らせて「ホントはね、サガリ君とデート出来るなって楽しみにしてたんだよ」と文句を言ってきたので抱き締めて機嫌を取っておいた。
キリの話を聞く限りでは、どちらの叔父も継続的にキリとは交流を持つ事を希望し、キリ自身もそれを望んでいた。
クソ家族の接触が一番危惧するところではあるが、幸いどちらも既に疎遠らしい。
⋯⋯それなら、無理矢理縁を切る必要は無いか。
父方の叔父とは、かなり仲良くなれたと喜んでいた。
今度は俺の事を紹介したいのだと、嬉しそうに話をしてくれた。
一方、母方の叔父は微妙なところだろうか?
俺の話は出来なかった、と申し訳なさそうにキリは話してくれた。あまり会話が弾まなかったのだろう。
こっちは今後の付き合いは社交辞令で言ったのかと思ったが、そうでも無さそうだった。連絡用アプリには、そこそこの頻度で連絡が来ている。叔父と叔母の写真、娘とその子ども、また遊びにおいでと言うメッセージ。「メッセージの方がお喋り」と、キリが言ってたので、あのクソ母親の兄らしい交流法だと思った。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
叔父たちと再会してから、キリがやたらと自分の顔を気にしている。
鏡でジッと自分の顔を眺めているのも多くなった。
ようやく、自分の容姿の良さへの自覚が出たのだろうか?
「サガリ君、前に僕の卒業アルバムをそっちにしまっていたよね?あれ、見たいんだけど出してくれる?」
全く興味を持っていなかった卒アルに、急に興味を持ち出した。
「いいけど、どうした?」
「あのさ、前に叔父さんたちに会いに行ったでしょ?そしたらね、父さん側の叔父さんも、母さん側の叔父さんも、どっちも僕の事を『小さい頃と変わってない』って言ったんだよ」
「へぇ?」
チラっと、卒アルを仕舞う前に見たが、確かに今のキリの方が幼い頃に良く似ている。
「僕はさ、モサモサしていてダサいのが僕の本当の姿だと思ってて。それでサガリ君に磨かれて、今の姿になったって気持ちの方が大きいの。だからね、叔父さんたちの言ってる事がいまいちわからないんだ。それなら小さい頃の写真を見れば分かるかな?って思ったの」
「そうか。じゃぁ、持ってくるから待ってな」
「ありがとう」
きっかけはどうであれ、キリが自分の過去に興味を持ち、一緒に卒アルを見たいと言ってくれたことが嬉しかった。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
最初に見たのは幼稚園のアルバム。
きちんと個人のページが見開きで用意されているので、しっかりとキリの容姿を確認する事ができる。
この頃は、まだ親にもそこまで蔑ろにされていなかったのだろうか?表情が明るく、子どもらしい。
そして、既に美少年の片鱗が出ている。
「うわっ。僕かわいい」
「かわいいな」
「今の僕に似てる?なんか、自分では分からないんだけど」
キリが俺に顔を向けたので、写真と見比べる。
どちらも可愛いが⋯⋯
「今のお前の方が可愛い」
そう言って、真正面から唇にキスをした。
首も傾けずにまっすぐにくっついたので、鼻が潰れる。まぁ、それも醍醐味。
「んもう、似てるかって聞いたのに」
キリは文句は言うが、キスは拒否せず、何なら俺の膝に対面で乗り上げ、自ら俺の頬やら口やらにキスをしまくってきてる。
「似てるんじゃね?少なくとも、出会った頃より今のキリの方が似てるよ」
俺も、そう言いながらキリのシャツの下に手を潜り込ませて素肌を撫で回し始めた。
「んふっ⋯⋯サガリ君、くすぐったい」
「キリもノリノリじゃねーか」
「そうだけどさあ。あ、小学校も見ようよ」
キリは向きを背面に変えて、俺の膝の上に座った。
降りる気は無いらしい。
俺もキリを抱え込むと、小学校の卒アルを手元に引き寄せ開いた。
小学校は人数が多いせいか、キリ単独の写真を探すのは困難だった。
クラスの個別の顔写真は確認出来たが、こっちはどちらかと言うと出会った頃のキリの片鱗が出ている。
「床屋さんも滅多に行かなかったし、身長もなかなか伸びなかったから服もあまり買ってもらえてなかったんだよね」
表情も心なし暗い。
「うーん⋯⋯あまり良く覚えてないけど、、、この頃は既にもう色々と仕方が無いなって思ってたと思う」
長男なのだから、と言う理由だけで受けていた仕打ちは、客観的に見れば行き過ぎた行為だ。けれども、キリにとってはそれが当たり前の環境だったのだろう。
「中学生のアルバムは⋯⋯見なくていいかな。多分、モサモサの僕だと思う」
だろうな。小学生でコレなんだから。
キリは気まずそうに卒アルをまとめた。
⋯⋯自ら見たいと思えるようになったのは、何かの成長だと思いたい。中学の卒アルは無理だったが、これからずっとキリと一緒に居るんだ。長い年月をかけて、一緒に見られる日が来ればいい。
「それにしても⋯⋯叔父さんたちは幼稚園の頃の僕と今の僕を比べていたのかな?だとしたら、なんか面白いね。僕、そんな幼く見られてたのかな?もうアラサーなのに⋯⋯」
キリが一人で笑っている。
「小学校低学年までは会ってたんだろ?その頃のイメージじゃねーか?」
「あぁ~、そっか。その頃の写真は無いからね。なんとも言えないけど、そうだね。流石に幼稚園児は無いか」
キリがさらに楽しそうに笑った後に、ふと表情を陰らせ、
「小さい頃の写真なんて、実家には無いだろうなぁ」
と、呟いた。
自分の過去を振り返るツールが無い事を嘆いている。
「叔父さんの所には無いのか?帰省した時に、いとこと遊んだりしていれば、一緒に写ってたりするんじゃね?」
実家が無理なら親戚に望みをかける。
「どうだろう?⋯⋯でも、確かに叔父さんち行くと、いとこのお姉さんに遊んでもらっていたなぁ。ふふっ。今度叔父さんに聞いてみよう。サガリ君、ありがとう。僕だけだったら、無いよねー、仕方ないよねー、で終わるところだったよ」
お礼と共に、俺の唇にキリの唇が触れる。
ジッとしていると、今度は口が開いて、俺の唇が食まれた。
「ありがと⋯⋯大好き⋯⋯」
そんな呟きも聞こえる。
少しずつ、少しずつで良い。
幼い頃に諦めていた事を、拾えるだけ拾って、2人で共有して行こう。
後日談だが、双方の叔父たちに自分の小さい頃の写真は無いかと聞いたところ、母方の叔父から大量の幼い頃のキリの写真がデータで送られてきた。
「妹が里帰りの時に俺が撮ったやつと、あとは娘たちと遊んでいる時に撮ったものがいくつか見つかったよ」
いくつか、なんて控えめに言っているが、なかなかの量だ。
キリもかなり驚いていた。
「可愛かったからな⋯⋯お前は」
母方の叔父は、口数は少ないが、それなりにキリへの愛情を持っていた事が理解できた。
勿論、父方の叔父からもいくつか写真を貰った。
こちらは記録より記憶なのだろう。
ほんの数枚の写真ではあったが、それでも写っているキリは無邪気な笑顔を向けていた。
今度、これらでキリのアルバムを一緒に作る予定だ。
そしてこれからも、たくさんの思い出を作ってアルバムを増やしていきたい。
おしまい
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親族関係救済的な
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番外編もあるとのことで大変楽しみにしております。
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あと、登場しなかった(と思う)キリの父がちょっと気になります。
完結したのでまた先頭から読み返そうと思いますが、素敵なお話をありがとうございました。
p.s.
ちゃんと投票しましたよ~♪
第一章お疲れ様でした。
第二章もはじまるなんて嬉し過ぎます!
楽しみに待ってます♪
サガリ♡キリはずっと見てられます(o^^o)
tefu様
今回も嬉しいお言葉ありがとうございます!
第二章でもワッチャワッチャした2人になるかと思います。
これからもよろしくお願いします♡
ひらパン氏、よいお父さんですねぇ。
「最古参です」は笑っちゃいました~
かも様
わっ!わっ!
ひらパン氏のお話に反応頂きありがとうございます!
自分だけ楽しい回だな、と思いながら書いていたのでめっちゃ嬉しいぃぃぃ〜〜!!!
厳格な父親と見せかけて割と溺愛お茶目系の父親を目指しました。
最古参笑って頂きありがとうございます。
推しの親に言って欲しいセリフNo.1でございます(笑)