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第一章:本編
20-マチナカ サガリ の、先。
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「キリ、キリ。ちょっと止まれ」
俺が離れるとキリは俺の唇目掛けてくっついてくる。
そんなにキスが好きか?
「止まれって」
もう一度離れるも追いかけてくる。……コレはコレでクるものはあるが……
その先の行為を促したくて、掌で奴の頭をグイッと押し退けた。
「……あー、こっちは……?そんな気分じゃない?」
スルリと手の甲でキリの股を撫でると、反応しているモノに触れた。
まぁ……興奮もするだろう。
このまま先に進みたかったが、キリは想定外の主張をしてきた。
「サガリ君とキスしたい。自慰は1人で出来るけど、キスは2人じゃないと出来ないでしょ……」
マジか。
好き合ってる2人がベッドの上にいるのに?
いや、まぁオナニーは確かに1人で出来るけれども。キスは2人でないと出来ないけれども。案外真理かもしれないけれども。
俺の反応が一瞬遅れると、キリは当然のように俺の唇目掛けて顔を寄せてきた。
「タンマタンマタンマ!え?キリってそんなんなの?普段どうやってオナニーしてんの?」
あまりにも淡白過ぎる。
ここまで来たらくんずほぐれつの筈なのに。
もう少しオブラートに包んで聞くべきだとは思ったが、ついダイレクトな単語で聞いてしまった。
聞けばキリは首を傾げる。
「なんか、こう……そろそろ出そうかなって思ったらトイレとかお風呂で擦って出してるよ?」
「マジかよ……」
キリの性欲の薄さに、思わず頭を抱えた。
それでいてキスは好きとか……
だとしても……
「俺はさ、」
自分の気持ちを伝えるべく、キリの手を握って、俺は自分の反応しまくった股の間に誘導させた。
「キリとキスするともうガチガチで出したくて仕方ないんだよ」
形が分かるように、押し付ける。
「それは、大変だね。トイレ行く?」
少しでも興奮してくれれば、と願えばお門違いな反応。
「ちげぇよ……」
我ながら子どもっぽいと思いつつも、口を尖らせて不機嫌に答えてしまった。
そんな俺の反応を見ればキリはウロウロと視線を泳がせ狼狽える。
あぁ、怒ってねぇよ。
キリを不安にさせたいワケではない。
コイツは今までコミュニケーションが下手くそで誰かと親しく接した事がないヤツだった。
それを、俺の感覚で分かれと言う方が酷ってやつで……
だったらもうストレートに……
「俺はキリとシたいんだよ」
ゆっくりと体を動かして、キリの上に乗っかる。
これからしたい事がダイレクトに伝わるようにと、自分の股間をキリの股間に押し付けた。
「んんっ」
キリの口から甘い声が漏れた。
……この声。
もっと聞きたい。
「だめ?」
あまり刺激しないように、それでもこれからヤリたい事が理解出来るように、緩く腰を擦り付ける。
ジっと目を見られているけど、何を考えているかまでは読めない。
……できれば、俺と同じ気持ちを持ってくれたらいいと願いつつ、返事を待つ。
すると、キリはゴクっと唾を飲み込んで、
「だめ……じゃない……と、思う」
と、首を横に振った。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
キリのパジャマのズボンと下着を脱がし、下半身を晒す。
居心地悪そうに、恥ずかしそうに体育座りをして股間を隠す様がかわいい。
「まぁ……初めてだしな……」
ローションを掌に取ってキリの足の間に割り入った。
……まぁまぁに可愛らしいサイズの、ピンク色の性器と対面する。
ヌルついた掌で軽く握って扱けば、奴から戸惑いの声が漏れる。
「うぇ……ぁ……」
今まで経験した事の無い感覚なんだろうな……戸惑いの中にも、濡れた甘い声が混ざる。
……もっと。もっと聞きたい。
キリの腰が引けば、
「逃げんなって」
逃げた分だけ近付いて、触れるだけのキスをする。
キスをすればキリもトロンと俺の行為を受け入れてくれた。
俺が離れるとキリは俺の唇目掛けてくっついてくる。
そんなにキスが好きか?
「止まれって」
もう一度離れるも追いかけてくる。……コレはコレでクるものはあるが……
その先の行為を促したくて、掌で奴の頭をグイッと押し退けた。
「……あー、こっちは……?そんな気分じゃない?」
スルリと手の甲でキリの股を撫でると、反応しているモノに触れた。
まぁ……興奮もするだろう。
このまま先に進みたかったが、キリは想定外の主張をしてきた。
「サガリ君とキスしたい。自慰は1人で出来るけど、キスは2人じゃないと出来ないでしょ……」
マジか。
好き合ってる2人がベッドの上にいるのに?
いや、まぁオナニーは確かに1人で出来るけれども。キスは2人でないと出来ないけれども。案外真理かもしれないけれども。
俺の反応が一瞬遅れると、キリは当然のように俺の唇目掛けて顔を寄せてきた。
「タンマタンマタンマ!え?キリってそんなんなの?普段どうやってオナニーしてんの?」
あまりにも淡白過ぎる。
ここまで来たらくんずほぐれつの筈なのに。
もう少しオブラートに包んで聞くべきだとは思ったが、ついダイレクトな単語で聞いてしまった。
聞けばキリは首を傾げる。
「なんか、こう……そろそろ出そうかなって思ったらトイレとかお風呂で擦って出してるよ?」
「マジかよ……」
キリの性欲の薄さに、思わず頭を抱えた。
それでいてキスは好きとか……
だとしても……
「俺はさ、」
自分の気持ちを伝えるべく、キリの手を握って、俺は自分の反応しまくった股の間に誘導させた。
「キリとキスするともうガチガチで出したくて仕方ないんだよ」
形が分かるように、押し付ける。
「それは、大変だね。トイレ行く?」
少しでも興奮してくれれば、と願えばお門違いな反応。
「ちげぇよ……」
我ながら子どもっぽいと思いつつも、口を尖らせて不機嫌に答えてしまった。
そんな俺の反応を見ればキリはウロウロと視線を泳がせ狼狽える。
あぁ、怒ってねぇよ。
キリを不安にさせたいワケではない。
コイツは今までコミュニケーションが下手くそで誰かと親しく接した事がないヤツだった。
それを、俺の感覚で分かれと言う方が酷ってやつで……
だったらもうストレートに……
「俺はキリとシたいんだよ」
ゆっくりと体を動かして、キリの上に乗っかる。
これからしたい事がダイレクトに伝わるようにと、自分の股間をキリの股間に押し付けた。
「んんっ」
キリの口から甘い声が漏れた。
……この声。
もっと聞きたい。
「だめ?」
あまり刺激しないように、それでもこれからヤリたい事が理解出来るように、緩く腰を擦り付ける。
ジっと目を見られているけど、何を考えているかまでは読めない。
……できれば、俺と同じ気持ちを持ってくれたらいいと願いつつ、返事を待つ。
すると、キリはゴクっと唾を飲み込んで、
「だめ……じゃない……と、思う」
と、首を横に振った。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
キリのパジャマのズボンと下着を脱がし、下半身を晒す。
居心地悪そうに、恥ずかしそうに体育座りをして股間を隠す様がかわいい。
「まぁ……初めてだしな……」
ローションを掌に取ってキリの足の間に割り入った。
……まぁまぁに可愛らしいサイズの、ピンク色の性器と対面する。
ヌルついた掌で軽く握って扱けば、奴から戸惑いの声が漏れる。
「うぇ……ぁ……」
今まで経験した事の無い感覚なんだろうな……戸惑いの中にも、濡れた甘い声が混ざる。
……もっと。もっと聞きたい。
キリの腰が引けば、
「逃げんなって」
逃げた分だけ近付いて、触れるだけのキスをする。
キスをすればキリもトロンと俺の行為を受け入れてくれた。
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