婚約破棄のために魔法を使ってみたら大変なことが起きました

tartan321

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その9

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そんなわけで、マリーは闇の快楽に導かれ、魔法の介在人となる準備が完了しました。

「マリー?お願いがあるんだけど」

「はい、なんでしょうか?」

「あなたと私は永遠の恋人になったわけだけど、この世界はそれを許してくれない。私たちの前にはいくつも試練があるの……」

「それは、具体的に何ですか?」

「そうね、私と無理矢理婚約した王子様が、一番問題かもしれない」

「お姉様!それはいけませんわ!」

「どうすればいいかしら?」

マリーは迷うことなく、

「私がなんとかいたします!」

と答えました。

「どうするつもりなの?」

心に潜む悪魔の笑い声を極力控えて尋ねました。マリーは介在人として非常に優れた素質を持っているように感じました。

「私を蝕む王子様を消せないかしら?そうすれば、私とあなたの恋を邪魔する人間はいなくなるはずよ」

マリーは躊躇しませんでした。

「お姉様のお望みとあらば、私はなんでもいたしますわ。王子様を消すんですね。方法は?」

「そうね、あなたが直接手を下せばいいんじゃない?人を殺す方法を知っているかしら?」

「ええっ、今はわかりませんが、きっとお姉様のお役に立ちますので……」

恋のなす業なのか、それとも……。非常に不安定な爆弾を、私はこの時手に入れました。
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