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7.面会
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「まるで死刑囚と会ってるみたいだな」
宗介はニタニタと笑った。
「遅かったわね」
早苗は不機嫌に応えた。
「すまねえな。様子を見てた」
「何の様子よ?」
「いろいろさ。そう怒るなって」
「心配しなくてもあんたの暴力沙汰は黙っててあげるわよ」
「おいおい、冗談じゃねえや。あれはお前の指図じゃねえか。あんなガキ。俺には始めから関係ねえさ」
早苗はシッと人差し指を立てた。
「馬鹿。盗聴されてるんだから!」
「そんなわけねえだろ。テレビの見過ぎだぜ」
ガラスの仕切りに顔を近づけて宗介は辺りを観察した。
「こんな映画見た事がある。ガラス越しに女がオッパイを見せるんだ。男はナヨナヨした野郎で、麻薬所持か何かで投獄されてんだ。どっかの外国でよ。男はオッパイ見ながらセンズリこくんだよ。情けねえ野郎だぜまったく。まあ今の場合は立場が逆だけどな」
宗介はゲラゲラ笑った。
「そんな話しどうだって良いわ」
早苗は鼻をほじった。
「馬鹿野郎。これは脱獄の話しなんだ」
「はあ~ くだらない」
「なんだと?」
「あんた頭おかしいんじゃない?脱獄なんてする気ないから私。それよりさ…」
「何だ?」
「生理が来ないのよ」
早苗は両腕を伸ばして「あーあ」と溜め息をついた。
「だから何だ?俺は中じゃ出してないぜ」
「そっかー。じゃやっぱりあのバカか…」
「出来たのか?」
「わかんないわ。この所すったもんだしてたから。ただの生理不順かもね」
「そんなデリケートな女だっけか?」
「っるさいわねー」
「あっちこっちで股を開いてるからだろう」
宗介は眉間に皺を寄せた。眉間に皺を寄せるとちょっとショーン・ペンみたいだなと早苗は思った。
「あら?ヤキモチ妬いてるの?」
早苗が目を細めた。
「勝手に言ってろ」
宗介はニタニタと笑った。
「遅かったわね」
早苗は不機嫌に応えた。
「すまねえな。様子を見てた」
「何の様子よ?」
「いろいろさ。そう怒るなって」
「心配しなくてもあんたの暴力沙汰は黙っててあげるわよ」
「おいおい、冗談じゃねえや。あれはお前の指図じゃねえか。あんなガキ。俺には始めから関係ねえさ」
早苗はシッと人差し指を立てた。
「馬鹿。盗聴されてるんだから!」
「そんなわけねえだろ。テレビの見過ぎだぜ」
ガラスの仕切りに顔を近づけて宗介は辺りを観察した。
「こんな映画見た事がある。ガラス越しに女がオッパイを見せるんだ。男はナヨナヨした野郎で、麻薬所持か何かで投獄されてんだ。どっかの外国でよ。男はオッパイ見ながらセンズリこくんだよ。情けねえ野郎だぜまったく。まあ今の場合は立場が逆だけどな」
宗介はゲラゲラ笑った。
「そんな話しどうだって良いわ」
早苗は鼻をほじった。
「馬鹿野郎。これは脱獄の話しなんだ」
「はあ~ くだらない」
「なんだと?」
「あんた頭おかしいんじゃない?脱獄なんてする気ないから私。それよりさ…」
「何だ?」
「生理が来ないのよ」
早苗は両腕を伸ばして「あーあ」と溜め息をついた。
「だから何だ?俺は中じゃ出してないぜ」
「そっかー。じゃやっぱりあのバカか…」
「出来たのか?」
「わかんないわ。この所すったもんだしてたから。ただの生理不順かもね」
「そんなデリケートな女だっけか?」
「っるさいわねー」
「あっちこっちで股を開いてるからだろう」
宗介は眉間に皺を寄せた。眉間に皺を寄せるとちょっとショーン・ペンみたいだなと早苗は思った。
「あら?ヤキモチ妬いてるの?」
早苗が目を細めた。
「勝手に言ってろ」
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