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第八章

黄色に輝く城下町

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 俺がギルドの近く行くとエレナとモニカもめちゃくちゃ綺麗なドレスを着て俺を待っていてくれたらしくて俺を見たモニカが「フゥさん!こっちこっち!」て言いながら手を振ってくれた

「おーい!待たせて悪りぃ」

「いえ、時間ぴったりですよ」

エレナは時間が分かる魔道具を見ながら答えてくれた、いいなあれ欲しいけどたけぇんだよなあれ

「なあなあ!そのパーティには美味いもん沢山出るんだよな!」

「ええ、一流のシェフ達が腕を奮ってくれますよ」

一流!!そんなん絶対に美味いじゃんか、ドレス着るのは嫌だったけど美味いもん食えるなら問題ねぇぞ!

「早く行こうぜ!肉、肉!」

「もーフゥさんたらお行儀良くしないと追い出されちゃいますよ」

俺はそんなモニカの忠告に「わーてるって!」て返事して城に向かって走る、楽しみだな!美味い飯!よっしゃ全力で食べまくってやるぜ!!

馬車に乗って1時間くらいして俺達はとうとうタイムラルド城に着く、そこはスッゲーでかい城下町だ、周りを見ると俺の手で数え切れない程の馬車が止まってるし、めちゃくちゃお洒落な服きた奴がいっぱいいるし、ドリルみてぇな髪型のねぇちゃんとかいるとにかくすっげぇキラキラした場所だ

「ほえーすげぇなめちゃくちゃキラキラしてんな」

「そりゃタイムラルダといえば皆んな住みたい街堂々の一位何ですよ、あ~私もお金貯めてここに引っ越そうかなぁ。ねぇお姉ちゃん!‥お姉ちゃん?」

モニカの横にいるエレナはガッチガチに固まっててモニカの答えに「ナ、ナニカシラ?」て変な答え方をした、剣姫でも緊張とかすんのな

「もう!そんなガチガチじゃいい人も見つからないよ、頑張ってお姉ちゃん!」

「わ、分かってわよ‥そろそろ見つけないと三十路になっちゃうし‥」

みそじ?とかよくわかんねぇけどエレナはその、こ、恋人を探すらしい‥俺はよくわかんねぇけどな!

「あ、そうだフゥさん手を繋ぎましょう」

「は?なんで」

いきなりモニカかが俺と手を繋ごうと提案してくる、そんな事されたらあんまり動けねぇよ

「タイムラルド城は初めてですよね?迷子になるといけないので最初だけ一緒に行きませんか?」

う、迷子か‥それは嫌だな、よし

「おう、それなら良いぜ!!」

俺はモニカの手をギュて握りしめるそれを見てモニカは嬉しそうに笑って「お姉ちゃんも!」と3人で手を繋いで城に向かう事になった

城下町はめちゃくちゃキラキラしてる、そこら中に色々なラクリマがハマってて黄色に輝いててあんまり見てると目が痛くなっちまうけどそこら中から美味そうな匂いがして腹が減ってくる‥お陰でさっきから腹がギュルギュルうるせえ

「あら、フゥさんお腹すいちゃったんですか?」

「だって美味そうな匂いがいろんな所からするしよ」

俺がそう言ったらモニカの奴「フフフ」て笑うんだ、なんだよ俺にとっては深刻な悩みなのにさ

「お城で招待券を貰えるのでそれでいっぱい食べましょうね」

「え!金いらねぇの?」

「はい、リーブル様の生誕祭は招待券さえ持っていれば食事はただで食べられるんですよ」

「まじかよ!!」

美味い飯がただとかやっぱすげぇな、心が寛大だぜ!そうと決まれば招待状を貰ってただ飯食うぞ~!

モニカとエレナはフゥにグイグイと引っ張られて城に向かう今の3人からは戦いなど知らないおめかしをした年頃の娘達のような楽しい雰囲気を見ているだけで感じるだろう
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