はじめての〇〇〇withお嬢様(と執事)

RinGOch

文字の大きさ
5 / 8
はじめてのシュウカツ

第4話

しおりを挟む
(コンコン)

「入りたまえ。」

「失礼します...。」

かくして面接は始まったわけだが、何故か目の前にいる少女は付け髭をしながらコチラをドヤ顔で見てくる。ナニコレ。

「ん~、座りたまえ。」

「失礼します...。」

「それでは自己紹介...たまえ?」

(お嬢、なんでも『給え』をつければいいわけでは御座いませんよ(ボソッ))

(そっ、そんなことわかっておる!バカにするでない!)

(それは失礼しましたo┐ペコリ)

「それでは改めて、自己紹介をお願いします(キリッ」

「鳴海 奏汰 26歳 出身大学はN大 趣味は~、え~、ん~.....読書です。」

「お主、その趣味、今作ったであろう...。」

ε≡ ヽ__〇ノ… _| ̄|○

「よいよい、頭をあげい(笑)えー、次の質問はっと」

(お嬢、こんな質問はどうでしょう?『なぜ我が社にしたのか』とか。)

(おおそれはよいな!それにしよう!)

「貴殿はなぜ我が社を選んだのだ?」

心臓が跳ね上がった。間違っても「母親が勝手に送り付けたから」などと口走ってはいけない。ここは冷静にいかねば・・・。

「えー、あのー、そのー、えーと、、、人助けを、したかったからです。」

これは俺の本心だ。だからこの言葉に嘘はない。しかし、嘘ではなくとも正解ではない。

「ほーほー、それは殊勝な心がけじゃの~。」

「有難うございます。」

少女は俺の目を見つめ俺から目を逸らそうとしない。俺も少女から目を逸らさない、というか逸らせない。互いに見つめ合ったまま、沈黙が続く。数分たった後、少女が唐突に立ち上がり、

「ま、そろっと私も飽きてきたし、終わりにしましょ!若干キャラもぶれてきたし!」

『テキトーすぎだろ!!』と心の中でツッコミを入れつつ、恐る恐るもっとも重要なことを聞く。

「あの!俺の内定は、、、?」

「あー、あげるわよ。もともと落とすつもりもなかったですしおすし~(笑)」

「よかった~~~~_(:3」∠)_」

何だか急に気が抜けた。こんなふざけた面接でも一応緊張するんだなぁ、と思いながら床に寝転がる。
そんな様子を見て微笑む執事さん。そして少女、もといお嬢様もなぜかご満悦の様子だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...