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はじめてのシュウカツ
第4話
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(コンコン)
「入りたまえ。」
「失礼します...。」
かくして面接は始まったわけだが、何故か目の前にいる少女は付け髭をしながらコチラをドヤ顔で見てくる。ナニコレ。
「ん~、座りたまえ。」
「失礼します...。」
「それでは自己紹介...たまえ?」
(お嬢、なんでも『給え』をつければいいわけでは御座いませんよ(ボソッ))
(そっ、そんなことわかっておる!バカにするでない!)
(それは失礼しましたo┐ペコリ)
「それでは改めて、自己紹介をお願いします(キリッ」
「鳴海 奏汰 26歳 出身大学はN大 趣味は~、え~、ん~.....読書です。」
「お主、その趣味、今作ったであろう...。」
ε≡ ヽ__〇ノ… _| ̄|○
「よいよい、頭をあげい(笑)えー、次の質問はっと」
(お嬢、こんな質問はどうでしょう?『なぜ我が社にしたのか』とか。)
(おおそれはよいな!それにしよう!)
「貴殿はなぜ我が社を選んだのだ?」
心臓が跳ね上がった。間違っても「母親が勝手に送り付けたから」などと口走ってはいけない。ここは冷静にいかねば・・・。
「えー、あのー、そのー、えーと、、、人助けを、したかったからです。」
これは俺の本心だ。だからこの言葉に嘘はない。しかし、嘘ではなくとも正解ではない。
「ほーほー、それは殊勝な心がけじゃの~。」
「有難うございます。」
少女は俺の目を見つめ俺から目を逸らそうとしない。俺も少女から目を逸らさない、というか逸らせない。互いに見つめ合ったまま、沈黙が続く。数分たった後、少女が唐突に立ち上がり、
「ま、そろっと私も飽きてきたし、終わりにしましょ!若干キャラもぶれてきたし!」
『テキトーすぎだろ!!』と心の中でツッコミを入れつつ、恐る恐るもっとも重要なことを聞く。
「あの!俺の内定は、、、?」
「あー、あげるわよ。もともと落とすつもりもなかったですしおすし~(笑)」
「よかった~~~~_(:3」∠)_」
何だか急に気が抜けた。こんなふざけた面接でも一応緊張するんだなぁ、と思いながら床に寝転がる。
そんな様子を見て微笑む執事さん。そして少女、もといお嬢様もなぜかご満悦の様子だった。
「入りたまえ。」
「失礼します...。」
かくして面接は始まったわけだが、何故か目の前にいる少女は付け髭をしながらコチラをドヤ顔で見てくる。ナニコレ。
「ん~、座りたまえ。」
「失礼します...。」
「それでは自己紹介...たまえ?」
(お嬢、なんでも『給え』をつければいいわけでは御座いませんよ(ボソッ))
(そっ、そんなことわかっておる!バカにするでない!)
(それは失礼しましたo┐ペコリ)
「それでは改めて、自己紹介をお願いします(キリッ」
「鳴海 奏汰 26歳 出身大学はN大 趣味は~、え~、ん~.....読書です。」
「お主、その趣味、今作ったであろう...。」
ε≡ ヽ__〇ノ… _| ̄|○
「よいよい、頭をあげい(笑)えー、次の質問はっと」
(お嬢、こんな質問はどうでしょう?『なぜ我が社にしたのか』とか。)
(おおそれはよいな!それにしよう!)
「貴殿はなぜ我が社を選んだのだ?」
心臓が跳ね上がった。間違っても「母親が勝手に送り付けたから」などと口走ってはいけない。ここは冷静にいかねば・・・。
「えー、あのー、そのー、えーと、、、人助けを、したかったからです。」
これは俺の本心だ。だからこの言葉に嘘はない。しかし、嘘ではなくとも正解ではない。
「ほーほー、それは殊勝な心がけじゃの~。」
「有難うございます。」
少女は俺の目を見つめ俺から目を逸らそうとしない。俺も少女から目を逸らさない、というか逸らせない。互いに見つめ合ったまま、沈黙が続く。数分たった後、少女が唐突に立ち上がり、
「ま、そろっと私も飽きてきたし、終わりにしましょ!若干キャラもぶれてきたし!」
『テキトーすぎだろ!!』と心の中でツッコミを入れつつ、恐る恐るもっとも重要なことを聞く。
「あの!俺の内定は、、、?」
「あー、あげるわよ。もともと落とすつもりもなかったですしおすし~(笑)」
「よかった~~~~_(:3」∠)_」
何だか急に気が抜けた。こんなふざけた面接でも一応緊張するんだなぁ、と思いながら床に寝転がる。
そんな様子を見て微笑む執事さん。そして少女、もといお嬢様もなぜかご満悦の様子だった。
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