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24. シャル、暗殺者と対峙する②
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レダの態度は、予想外のものだった。
彼女は静かに頭を下げたのだ。
「共鳴弾は、できる限り被害が少ないように仕掛けました。その場で治癒師として、けが人の治療にも当たりました。それでも、不運なことに、5人も重傷者がでてしまいましたが。『黒の皇子』の力を確認するためには、どうしても、必要だったのです。ベルウエザー嬢、あなたという弱点もわかったわけですし、結果的には成功だったかと」
この女は何を言っているのだろう?あれだけの惨事を引き起こしておいて?
シャルの表情に思うところがあったのだろう。レダはすぐに説明を追加した。
「もし、皇子の力が及ばなかった場合は、私自らが全力で治療にあたり、治癒させるつもりでした。私にはそれだけの『力』があります。あの『御方』自らが選ばれた破魔の刃の一人なのですから。信じてください」
レダはどこか熱に浮かされたような表情で続けた。
「本棟を燃やさせはしましたが、誓って、誰も傷つけてはいません。被害は最小限にとどめております。決して、無垢なる者に害を及ぼすつもりはないのです。全てはあの『御方』の願いを叶えるため!この世界を災いから永久に救うためなのです!」
「御方とは、どなたです?世界を救うというなら、なぜ、アルフォンソ様を?」
レダは、ややしばし考えこむように黙り込んだ。それから、
「ここ20年ほど、魔物の被害が徐々に増えている。それは、もちろん、ご存じですよね?」
その口調が、再び、落ち着いたものになる。
「ええ。確かにそう聞いてます」
不審に思いながらも、シャルは頷く。
「あの、王都での魔物の襲撃。あれには、私は一切関与しておりません。それどころか、あのような出来事を防ぐのが、本来の我々の使命。我々は、知っているのです。このままでは、あのような恐ろしい出来事がこの大陸の多くの場所で起こることになるであろうことを。『魔に通じる穴』が開きつつあるのです」
「魔に通じる穴?それって、もしかして・・・?」
レダは頷いた。
「そうです。『伝説の勇者たち』が魔王の残した悪しき力を封じ、塞いだはずの虚空の穴。それが開きつつあるのです」
そんなまさか・・・
伝説によると、魔王を滅した後、勇者は、世界を救うために、魔王が残した災いを時空の裂けめに封印したと言われている。
その穴が開くと、この女は言っている?今となって、なぜ、そんなことが?
「ローザニアン王家に秘蔵されている3つの書。そのうちの一つに、『魔の扉が開こうとするとき、王家の血脈に黒き髪黒き瞳の救い手が現る』という記述があります。『その者、長じて魔を払い世界を救う』と」
黒い髪と黒い瞳の王族。まさしく、アルフォンソ皇子のことに違いない。
「それでは、アルフォンソ様は、世界を魔から救ってくださる存在なのでは?世界を救いたいなら、あの方に仇なす必要などないのではありませんか?」
シャルは知っている。その無表情に隠された暖かい心を。不器用なやさしさを。あの黒い瞳に時おり垣間見えたもの。それは『伝説の勇者』のように魔と戦う宿命への葛藤だったのだろうか。
レダはシャルの問に直接答えることはなく、淡々と話し続けた。
「別の、もう一つの秘された書には、異なる記述があるのです。それをご覧になった『御方』は、決して語られることのない真実を悟られたのです」
「真実?」
「『魔に通じる穴』が開くたびに、黒髪黒目の御子が生まれるのではないのです。黒髪黒目の御子の誕生が『魔に通じる穴』を開くのです。黒髪黒目の御子こそが、すべての元凶。今こそ、我々は、『呪われた黒の御子』を滅さなくてはなりません。その者こそが、魔の誘惑に屈し、闇に染まった『銀の聖女』の再来。この世界を再び滅ぼそうとする悪魔なのです」
「なんですって?」
信じられない話に、シャルは耳を疑った。
それって、つまり、アルフォンソ様が伝説の『銀の聖女』の生まれ変わりで、この世界を滅ぼそうとしているってこと?
そんなことありえない。狂人のたわ言だ。
「この真実は、決して世に知られてはならない。あってはならないことなのです。だから、秘密裏に、公にならない方法で、今生の『黒の御子』、アルフォンソ第二皇子の存在そのものを消さなくてはならない。それがあの『御方』のお考えです。この命をかけて、それを正しく成すこと、それこそが私の使命」
聖女レダは、笑みを浮かべて、誇らしげに言い放った。
「私が使命を完遂した後は、あの『御方』がそれらしい話を作り上げてくださるでしょう。黒の皇子を亡き者にしたいと思っている輩は一人じゃありません。皇国の跡目争いに関連して、あるいは皇子自らが成敗してきた犯罪者の逆恨みで。愛する女性を人質にとられた皇子が、教会の聖女とすり替わった暗殺者の手にかかって、暗殺者共々、爆死する。悲劇ではありますが、ありえない話ではありません。教会としては不名誉なことにはなりますが、それくらい致し方ありますまい。教会はあくまで被害者。暗殺計画のとばっちりを受けただけ。ローザニアン王家には、心からの弔意を示すことになるでしょう」
「それでは、あなたは・・・?」
聖女レダは、いやそう名乗っていた女は、笑みをさらに深くした。
「本物の『聖女レダ』は、何も知らずに教会本山で勤めに励んでいるはずです。今この瞬間にも」
シャルは必死に考えを巡らせる。
もし、この女の言うことが本当なら、裏で糸を引いているのは教会内の権力者の可能性が高い。けれど、万が一、万が一だが、皇子を道ずれにこの女が爆死し、教会とのつながりが出てこなければ、すべては闇の中に葬られる。
シャルの証言さえなければ、だが。
この女は、なぜ、わざわざ、こんな話を、今ここで、するのだろう?
つまりは・・・
「私も、始末するつもり?」
女はとんでもない、とばかりに首を振った。
「ご安心ください。あなたには傷一つつけるつもりはありません。今横たわっておられるのは、物体を瞬時に運ぶのに使われる魔道具。その台は、前もって設定された時間になると、載せられた物ごと、設定された場所まで、自動的に空間移動します。爆破前に、速やかに安全なところへ、『御方』のもとへ、送って差し上げますわ。あなたの特異体質には、『御方』も並々ならぬ関心を抱いておいでです。あなたと言う、新たな忠実な『特別な御手』を欲しがっておられますから」
「何をバカなことを。こんなことをして、両親が、ベルウエザー一族が、黙っているとでも?」
シャルは、女を睨みつけた。
「あら、『御方』の類なき素晴らしさを理解すれば、あなたは喜んで崇拝者になりますわ。皇子の死後、行方知れずだったご令嬢は、教会の聖騎士団に救い出され、ご両親の元へ無事にお戻りいただくことになるでしょう。約束通り、全くの無傷で。人の心は変わるものです。それに、強制的にでもお心を変える方法は、魔術以外にもいろいろありますのよ。想い人の死を嘆き悲しむ令嬢は、亡き皇子を偲んで、教会にその一生を捧げるのです。ありそうな美談でしょう?」
女の本気を感じて、シャルの顔がさらに青ざめた。
逃げなければ。このままだと、大変なことになる。それに・・・
私が人質になったらあの方は、アルフォンソ様は・・・。
アルフォンソのぎこちない、けれど真摯な言葉がありありと思い出された。
なんとか、腕輪に手が届きさえすれば・・・
「今すぐ私を開放して。何かの誤解よ。アルフォンソ様は優しい方。悪魔なんかじゃない!」
必死にもがくシャルの目の前で、レダの笑顔がすっと消えた。
「そろそろ、時間のようです」
懐から、白い小枝のようなものを取り出すと、手のひらに乗せ、呪文を唱える。小枝に小さな炎が灯り、甘い香りのする煙が瞬く間に広がっていく。
「ごゆっくりお休みください。目覚めた頃には、すべてが終わっておりますから」
抗えぬ眠りに引きずり込まれつつあるシャルの耳に、優しげとさえ思える女の声が響いた。
彼女は静かに頭を下げたのだ。
「共鳴弾は、できる限り被害が少ないように仕掛けました。その場で治癒師として、けが人の治療にも当たりました。それでも、不運なことに、5人も重傷者がでてしまいましたが。『黒の皇子』の力を確認するためには、どうしても、必要だったのです。ベルウエザー嬢、あなたという弱点もわかったわけですし、結果的には成功だったかと」
この女は何を言っているのだろう?あれだけの惨事を引き起こしておいて?
シャルの表情に思うところがあったのだろう。レダはすぐに説明を追加した。
「もし、皇子の力が及ばなかった場合は、私自らが全力で治療にあたり、治癒させるつもりでした。私にはそれだけの『力』があります。あの『御方』自らが選ばれた破魔の刃の一人なのですから。信じてください」
レダはどこか熱に浮かされたような表情で続けた。
「本棟を燃やさせはしましたが、誓って、誰も傷つけてはいません。被害は最小限にとどめております。決して、無垢なる者に害を及ぼすつもりはないのです。全てはあの『御方』の願いを叶えるため!この世界を災いから永久に救うためなのです!」
「御方とは、どなたです?世界を救うというなら、なぜ、アルフォンソ様を?」
レダは、ややしばし考えこむように黙り込んだ。それから、
「ここ20年ほど、魔物の被害が徐々に増えている。それは、もちろん、ご存じですよね?」
その口調が、再び、落ち着いたものになる。
「ええ。確かにそう聞いてます」
不審に思いながらも、シャルは頷く。
「あの、王都での魔物の襲撃。あれには、私は一切関与しておりません。それどころか、あのような出来事を防ぐのが、本来の我々の使命。我々は、知っているのです。このままでは、あのような恐ろしい出来事がこの大陸の多くの場所で起こることになるであろうことを。『魔に通じる穴』が開きつつあるのです」
「魔に通じる穴?それって、もしかして・・・?」
レダは頷いた。
「そうです。『伝説の勇者たち』が魔王の残した悪しき力を封じ、塞いだはずの虚空の穴。それが開きつつあるのです」
そんなまさか・・・
伝説によると、魔王を滅した後、勇者は、世界を救うために、魔王が残した災いを時空の裂けめに封印したと言われている。
その穴が開くと、この女は言っている?今となって、なぜ、そんなことが?
「ローザニアン王家に秘蔵されている3つの書。そのうちの一つに、『魔の扉が開こうとするとき、王家の血脈に黒き髪黒き瞳の救い手が現る』という記述があります。『その者、長じて魔を払い世界を救う』と」
黒い髪と黒い瞳の王族。まさしく、アルフォンソ皇子のことに違いない。
「それでは、アルフォンソ様は、世界を魔から救ってくださる存在なのでは?世界を救いたいなら、あの方に仇なす必要などないのではありませんか?」
シャルは知っている。その無表情に隠された暖かい心を。不器用なやさしさを。あの黒い瞳に時おり垣間見えたもの。それは『伝説の勇者』のように魔と戦う宿命への葛藤だったのだろうか。
レダはシャルの問に直接答えることはなく、淡々と話し続けた。
「別の、もう一つの秘された書には、異なる記述があるのです。それをご覧になった『御方』は、決して語られることのない真実を悟られたのです」
「真実?」
「『魔に通じる穴』が開くたびに、黒髪黒目の御子が生まれるのではないのです。黒髪黒目の御子の誕生が『魔に通じる穴』を開くのです。黒髪黒目の御子こそが、すべての元凶。今こそ、我々は、『呪われた黒の御子』を滅さなくてはなりません。その者こそが、魔の誘惑に屈し、闇に染まった『銀の聖女』の再来。この世界を再び滅ぼそうとする悪魔なのです」
「なんですって?」
信じられない話に、シャルは耳を疑った。
それって、つまり、アルフォンソ様が伝説の『銀の聖女』の生まれ変わりで、この世界を滅ぼそうとしているってこと?
そんなことありえない。狂人のたわ言だ。
「この真実は、決して世に知られてはならない。あってはならないことなのです。だから、秘密裏に、公にならない方法で、今生の『黒の御子』、アルフォンソ第二皇子の存在そのものを消さなくてはならない。それがあの『御方』のお考えです。この命をかけて、それを正しく成すこと、それこそが私の使命」
聖女レダは、笑みを浮かべて、誇らしげに言い放った。
「私が使命を完遂した後は、あの『御方』がそれらしい話を作り上げてくださるでしょう。黒の皇子を亡き者にしたいと思っている輩は一人じゃありません。皇国の跡目争いに関連して、あるいは皇子自らが成敗してきた犯罪者の逆恨みで。愛する女性を人質にとられた皇子が、教会の聖女とすり替わった暗殺者の手にかかって、暗殺者共々、爆死する。悲劇ではありますが、ありえない話ではありません。教会としては不名誉なことにはなりますが、それくらい致し方ありますまい。教会はあくまで被害者。暗殺計画のとばっちりを受けただけ。ローザニアン王家には、心からの弔意を示すことになるでしょう」
「それでは、あなたは・・・?」
聖女レダは、いやそう名乗っていた女は、笑みをさらに深くした。
「本物の『聖女レダ』は、何も知らずに教会本山で勤めに励んでいるはずです。今この瞬間にも」
シャルは必死に考えを巡らせる。
もし、この女の言うことが本当なら、裏で糸を引いているのは教会内の権力者の可能性が高い。けれど、万が一、万が一だが、皇子を道ずれにこの女が爆死し、教会とのつながりが出てこなければ、すべては闇の中に葬られる。
シャルの証言さえなければ、だが。
この女は、なぜ、わざわざ、こんな話を、今ここで、するのだろう?
つまりは・・・
「私も、始末するつもり?」
女はとんでもない、とばかりに首を振った。
「ご安心ください。あなたには傷一つつけるつもりはありません。今横たわっておられるのは、物体を瞬時に運ぶのに使われる魔道具。その台は、前もって設定された時間になると、載せられた物ごと、設定された場所まで、自動的に空間移動します。爆破前に、速やかに安全なところへ、『御方』のもとへ、送って差し上げますわ。あなたの特異体質には、『御方』も並々ならぬ関心を抱いておいでです。あなたと言う、新たな忠実な『特別な御手』を欲しがっておられますから」
「何をバカなことを。こんなことをして、両親が、ベルウエザー一族が、黙っているとでも?」
シャルは、女を睨みつけた。
「あら、『御方』の類なき素晴らしさを理解すれば、あなたは喜んで崇拝者になりますわ。皇子の死後、行方知れずだったご令嬢は、教会の聖騎士団に救い出され、ご両親の元へ無事にお戻りいただくことになるでしょう。約束通り、全くの無傷で。人の心は変わるものです。それに、強制的にでもお心を変える方法は、魔術以外にもいろいろありますのよ。想い人の死を嘆き悲しむ令嬢は、亡き皇子を偲んで、教会にその一生を捧げるのです。ありそうな美談でしょう?」
女の本気を感じて、シャルの顔がさらに青ざめた。
逃げなければ。このままだと、大変なことになる。それに・・・
私が人質になったらあの方は、アルフォンソ様は・・・。
アルフォンソのぎこちない、けれど真摯な言葉がありありと思い出された。
なんとか、腕輪に手が届きさえすれば・・・
「今すぐ私を開放して。何かの誤解よ。アルフォンソ様は優しい方。悪魔なんかじゃない!」
必死にもがくシャルの目の前で、レダの笑顔がすっと消えた。
「そろそろ、時間のようです」
懐から、白い小枝のようなものを取り出すと、手のひらに乗せ、呪文を唱える。小枝に小さな炎が灯り、甘い香りのする煙が瞬く間に広がっていく。
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