65 / 104
第九章 南龍のドライゼ
戦火の熾
しおりを挟む
「西郷さんよ、何人死んだんでぇ。ええ? 薩摩も政府も、おんなし日の本のもんが殺し合って何人死んだのか言ってみやがれ!」
草介の啖呵に、一瞬皆が気を吞まれた。
虚飾なき真っすぐな思い。
草介はずいっと西郷に詰め寄り、その胸倉に手を伸ばそうとした。
「草介、よさぬか!」
隼人が留めようとしたが、それより早く割って入ったのは薩軍の実質司令官、桐野利秋だった。
「こん青二才! ええころ加減にせんか!」
「ぁんだてめえ!簀巻きにすんぞごらぁ!!」
草介が嚙みつこうとしている元陸軍少将・桐野利秋、またの名を“人斬り半次郎”――。
さしもの隼人もこれには少々肝を冷やした。
こんな時にこんな喧嘩をしている場合ではない。
本腰を入れて留めるべく踏み出そうとした時、それを大きな手がそっと遮った。
西郷だ。
哀しそうな、それでいてどこか愛嬌を拭いされない真ん丸な目で、じっと隼人を見つめる。
無言のうちにじんわりと沁み込んでくるようなその思いに、隼人は肩の力を抜いてすっと身を引いた。
互いに押し合って離れた桐野と草介が、わずかな間合いで対峙した。
「勝負!」
そう叫んだ桐野は身に着けていた上下を脱ぎ捨て、褌一丁の姿になって構えをとった。
「おおよ!」
草介も負けじと上着を取っ払い、そのまま二人はがっぷり四つに組み合う。
時ならぬ相撲の勝負に、呆気に取られていた場が再び沸騰した。
やんやの喝采は、均等に二人へ向けられている。
歴戦の桐野は、さすがに強い。
ぐっと引き付けるとそのまま下手投げに草介を打ち投げ、馬乗りになるべくのしかかろうとする。
が、草介は仰向けのまま桐野に足を絡め、身体を捻って引き倒した。
そのまま諸共に転がり、やがて上を取ったのは草介の方だった。
「おめえらよぉ! なんかいい話みてぇにまとめてんじゃねえよ!」
草介は泣いていた。
泣きながら、桐野の分厚い胸板目掛けて何度も拳を打ち付ける。
痛くもない、やさしい拳を。
「こんな……こんなのしかなかったのかよう……。あんたら、こんなに……こんなにかっこいいってのによお……」
本格的に声を上げて泣きだした草介の男泣きに静まり返った将兵たちだったが、やがてその頬にやわらかな笑みが広がっていった。
組み伏せられている桐野も同様だ。
「ほい、勝負ありもした。半次郎どんの負けじゃ」
いつの間にか両手に盃を持った西郷が、その間に入った。
離れた草介と桐野はその場にどかっと胡坐をかき、西郷から受けた盃を同時にあおった。
心震える思いでその様子を見守っていた隼人にも盃が差し出され、押し戴いて同じく一息に乾す。
「よか。よか二才どんじゃ」
爽やかな笑顔で、桐野がくしゃっと草介の頭を撫でて自席へと退いてゆく。
「郵便屋さぁ、これまでじゃ。もう行きもせ」
西郷が静かに、隼人と草介を見詰めて膝を揃えた。
「あいがと、もしゃげもした」
その場の薩将全員が西郷に倣い、隼人と草介に美しい所作で座礼を捧げた。
――下山中も、そのまま政府軍の陣中を抜けて港に向かう間も、隼人と草介は一言も言葉を交わさなかった。
二人が港に着いた直後、夜も白み始めた頃。
城下で3発の号砲が鳴り響き、それを合図に最後の総攻撃が始まったのだった。
御留郵便御用の務めを果たした彼らには、もはや戦場での役割はない。
と、海上左手から一隻の装甲艦が近付いてくるのが見えた。
鹿児島湾に展開している海軍艦の一つであろう。
M機関の明光丸への連絡を依頼するべく、隼人が艦から見える位置へと姿をさらした。
しかし、その片眉が不可解そうに跳ね上げられている。
「はーさん、どうしたんでぇ」
「いや……あの船だが何の艦名かわからぬのだ。現在この近海に展開している戦艦は春日・日進・筑波・龍驤……そのどれでもない」
その時、ゆっくりと彼らの視線の先に至ろうとする艦上に人影が立った。
「東堂!」
反射的に腰のピストルを抜いて照準した隼人だったが、拳銃弾が届かぬ距離であることはよく理解している。
引き鉄は引かなかった。
「賢明だな、片倉」
海上の東堂靫衛が、よく通る声で歌うように語りかけてきた。
白銀の総髪が海風になびき、桜島の陰から滲みだした朝陽の粒を反射している。
「1791名。何の数字かわかるかね」
「……?」
「士族兵…壮兵として参戦した紀伊兵の人数だよ。全国から集められた壮兵は5202名、実にその三割が南龍の眷属で占められているのだ。やはり紀伊のドライゼ装備と軍制近代化は間違っていなかった」
満足そうに微笑む東堂に、隼人は無言で拳銃を向け続けていた。
「だが、ドライゼももはや過去の遺物になるだろう。より性能の高い銃器が開発され、その流れは留まるところを知らぬ。そうだ、それと……陸奥宗光は土佐と通じて政府の転覆を企んでいたようだぞ」
「ばかな……!」
「じきに全容が知れるだろう。先月、土佐立志社の連中が逮捕された。日の本もまだまだ一枚岩にはなれぬな。戦の火種は――今もどこかで熾っている」
東堂を乗せた甲鉄艦が、ぐっと船足を上げた。白波を蹴立ててずっと南へとその艦影が遠ざかってゆく。
この後の舵は、いったいどちらへ向けるというのだろう。
「――北、か」
ピストルを下ろした隼人はそう呟き、草介は旭日のまばゆさに目を細めた。
背後の鹿児島城下からは、弛まなく砲声が響いていた。
草介の啖呵に、一瞬皆が気を吞まれた。
虚飾なき真っすぐな思い。
草介はずいっと西郷に詰め寄り、その胸倉に手を伸ばそうとした。
「草介、よさぬか!」
隼人が留めようとしたが、それより早く割って入ったのは薩軍の実質司令官、桐野利秋だった。
「こん青二才! ええころ加減にせんか!」
「ぁんだてめえ!簀巻きにすんぞごらぁ!!」
草介が嚙みつこうとしている元陸軍少将・桐野利秋、またの名を“人斬り半次郎”――。
さしもの隼人もこれには少々肝を冷やした。
こんな時にこんな喧嘩をしている場合ではない。
本腰を入れて留めるべく踏み出そうとした時、それを大きな手がそっと遮った。
西郷だ。
哀しそうな、それでいてどこか愛嬌を拭いされない真ん丸な目で、じっと隼人を見つめる。
無言のうちにじんわりと沁み込んでくるようなその思いに、隼人は肩の力を抜いてすっと身を引いた。
互いに押し合って離れた桐野と草介が、わずかな間合いで対峙した。
「勝負!」
そう叫んだ桐野は身に着けていた上下を脱ぎ捨て、褌一丁の姿になって構えをとった。
「おおよ!」
草介も負けじと上着を取っ払い、そのまま二人はがっぷり四つに組み合う。
時ならぬ相撲の勝負に、呆気に取られていた場が再び沸騰した。
やんやの喝采は、均等に二人へ向けられている。
歴戦の桐野は、さすがに強い。
ぐっと引き付けるとそのまま下手投げに草介を打ち投げ、馬乗りになるべくのしかかろうとする。
が、草介は仰向けのまま桐野に足を絡め、身体を捻って引き倒した。
そのまま諸共に転がり、やがて上を取ったのは草介の方だった。
「おめえらよぉ! なんかいい話みてぇにまとめてんじゃねえよ!」
草介は泣いていた。
泣きながら、桐野の分厚い胸板目掛けて何度も拳を打ち付ける。
痛くもない、やさしい拳を。
「こんな……こんなのしかなかったのかよう……。あんたら、こんなに……こんなにかっこいいってのによお……」
本格的に声を上げて泣きだした草介の男泣きに静まり返った将兵たちだったが、やがてその頬にやわらかな笑みが広がっていった。
組み伏せられている桐野も同様だ。
「ほい、勝負ありもした。半次郎どんの負けじゃ」
いつの間にか両手に盃を持った西郷が、その間に入った。
離れた草介と桐野はその場にどかっと胡坐をかき、西郷から受けた盃を同時にあおった。
心震える思いでその様子を見守っていた隼人にも盃が差し出され、押し戴いて同じく一息に乾す。
「よか。よか二才どんじゃ」
爽やかな笑顔で、桐野がくしゃっと草介の頭を撫でて自席へと退いてゆく。
「郵便屋さぁ、これまでじゃ。もう行きもせ」
西郷が静かに、隼人と草介を見詰めて膝を揃えた。
「あいがと、もしゃげもした」
その場の薩将全員が西郷に倣い、隼人と草介に美しい所作で座礼を捧げた。
――下山中も、そのまま政府軍の陣中を抜けて港に向かう間も、隼人と草介は一言も言葉を交わさなかった。
二人が港に着いた直後、夜も白み始めた頃。
城下で3発の号砲が鳴り響き、それを合図に最後の総攻撃が始まったのだった。
御留郵便御用の務めを果たした彼らには、もはや戦場での役割はない。
と、海上左手から一隻の装甲艦が近付いてくるのが見えた。
鹿児島湾に展開している海軍艦の一つであろう。
M機関の明光丸への連絡を依頼するべく、隼人が艦から見える位置へと姿をさらした。
しかし、その片眉が不可解そうに跳ね上げられている。
「はーさん、どうしたんでぇ」
「いや……あの船だが何の艦名かわからぬのだ。現在この近海に展開している戦艦は春日・日進・筑波・龍驤……そのどれでもない」
その時、ゆっくりと彼らの視線の先に至ろうとする艦上に人影が立った。
「東堂!」
反射的に腰のピストルを抜いて照準した隼人だったが、拳銃弾が届かぬ距離であることはよく理解している。
引き鉄は引かなかった。
「賢明だな、片倉」
海上の東堂靫衛が、よく通る声で歌うように語りかけてきた。
白銀の総髪が海風になびき、桜島の陰から滲みだした朝陽の粒を反射している。
「1791名。何の数字かわかるかね」
「……?」
「士族兵…壮兵として参戦した紀伊兵の人数だよ。全国から集められた壮兵は5202名、実にその三割が南龍の眷属で占められているのだ。やはり紀伊のドライゼ装備と軍制近代化は間違っていなかった」
満足そうに微笑む東堂に、隼人は無言で拳銃を向け続けていた。
「だが、ドライゼももはや過去の遺物になるだろう。より性能の高い銃器が開発され、その流れは留まるところを知らぬ。そうだ、それと……陸奥宗光は土佐と通じて政府の転覆を企んでいたようだぞ」
「ばかな……!」
「じきに全容が知れるだろう。先月、土佐立志社の連中が逮捕された。日の本もまだまだ一枚岩にはなれぬな。戦の火種は――今もどこかで熾っている」
東堂を乗せた甲鉄艦が、ぐっと船足を上げた。白波を蹴立ててずっと南へとその艦影が遠ざかってゆく。
この後の舵は、いったいどちらへ向けるというのだろう。
「――北、か」
ピストルを下ろした隼人はそう呟き、草介は旭日のまばゆさに目を細めた。
背後の鹿児島城下からは、弛まなく砲声が響いていた。
2
あなたにおすすめの小説
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
別れし夫婦の御定書(おさだめがき)
佐倉 蘭
歴史・時代
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて——
※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。
佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
対米戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。
そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。
3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。
小説家になろうで、先行配信中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる