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執着のはじまり※微 4
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一度はその提案を断ろうとしたが、遥くんも私に自分の息子の風呂を任せることを申し訳ないと思っているのだろう。
それなら役割分担ということで受けたほうがいいか。
自分に納得させて了承すると、遥くんが笑顔を見せた。
と思ったら何かを思い出したのか突然パソコンを借りたいと言い出した。
気になって尋ねれば今日の仕事内容の報告書を会社に送らないといけないらしい。
この家から出られない以上、報告書はメールで送るしかないのだから必要だろう。
私のパソコンを貸しても問題はないが、これから毎日使うのなら専用のものの方が使いやすいだろう。
風呂から上がったらすぐにコンシェルジュに用意させるとしよう。
その件を了承し、私は二人の子どもを連れて脱衣所に向かった。
「りんくん、あおとがおせなか、ながしてあげるねー!」
「ありがとー!」
浮かれまくっている碧斗の服を脱がし、琳くんの服も脱がす。
人の子どもを裸にするのはなんとなく照れてしまうが、ここは何でもないように見せておかないとな。
病院からもらった防水カバーを琳くんの腕につけ、自分も服を脱ぐ。
服を脱いでいると、琳くんがやけにじっと見てくるのが気になる。
華奢な遥くんとあまりにも体型が違いすぎて怖がられているのかもしれない。
そう思っていたのだが、なぜか目をキラキラさせて近づいてきた。
「ねぇ、おじちゃんのおちんちん、すっごくおっきいねー!」
「えっ! そ、そうか?」
想像していなかった言葉に思わず声が上擦ってしまった。
「うん! はるかちゃんよりずっと、ずーっとおっきぃーよ! どうしてこんなにおっきぃの?」
「どうしてって……その、おじさんは琳くんのパパより身長も高いからかな」
「そっかー! りんもおっきくなったらおじちゃんみたいになりたーい!!」
楽しそうにはしゃいでいるが、見た感じ多分そうはならないだろう。
今の時点でも碧斗よりずっと小さくて可愛らしい見た目をしているのだから。
それにしても遥くんのか……。
くっ! 想像してはダメだ!
「か、風邪をひくといけないから入ろうか」
「はーい!」
二人の手をとって浴室に入る。
まずは碧斗からだ。
琳くんに水がかからないように椅子に座らせて、碧斗の髪を洗うと、その間に自分で身体を洗っている。
これはいつものことだから問題ない。
そして最後に洗い残しがないように上から下まで洗って一気に泡を洗い流す。これで終わりだ。
交代して琳くんを座らせるが、琳くんの場合は碧斗のようにはいかない。
髪を優しく洗い、顔にかからないように泡を洗い流した。
碧斗のシャンプーを使ったが、琳くんの髪質には合わないのかもしれない。
明日にでも肌に優しいものを揃えるとしよう。
「琳くん、身体は洗えるかな?」
「うん! だいじょーぶ!」
背中は碧斗が洗い、あとは自分で洗っているのを見ながら私もさっと身体を洗い流した。
髪は二人を出した後、のんびり洗えばいい。
もこもこの泡だらけになっている琳くんの身体を洗い流し、二人を抱っこして湯船に浸かる。
私の膝に一人ずつ座らせれば三人であったまることができる。
「ねぇー、ぱぱー。こんどははるかちゃんもいっしょに、はいろーよ! そうしたらたのしーよ!」
「えっ? 一緒に? いや、流石にそれは……」
「どうしてー?」
キョトンとした顔で聞いてくるが、理由を伝えても碧斗にはわからないだろう。
「三人でもいいだろう」
「えー、なかまはずれはだめなんだよー!」
仲間はずれか……。
そんなつもりはないがわからないだろうな。
「さぁ、そろそろ琳くんを迎えにきてもらおう。碧斗、あのスイッチを押してきてくれ」
碧斗だけを洗い場にだし、スイッチを押してもらうとすぐに脱衣所の扉が開いた。
琳くんの名前が呼ばれ、私は引き戸をさっと開けて琳くんだけを出しすぐに扉を閉めた。
碧斗を湯船にもどし、尋ねてみた。
「碧斗は、琳くんが好きか?」
「すきってなーに?」
「ずっと一緒にいたいと思うか?」
「うん! あおと、りんくんといっしょにいたいー!!」
ああ、やっぱりな。碧斗は好きということがわからなくても本能で知っているんだ。
「そうか、じゃあ優しくしないとな」
素直に頷く碧斗を抱きかかえて、私は湯船を出た。
頃合いを見計らってスイッチを押すとすぐに脱衣所の扉が開き、琳くんの声が聞こえた。
琳くんが碧斗を迎えにきたのかと無防備に先ほどよりも大きく扉を開くと、私の視線の先に遥くんの姿が見えた。
慌てて閉めようとした私の目は、彼が私の股間を見て真っ赤な顔で逸らしたのを見逃さなかった。
さっと扉を閉めたが、あの視線が頭から離れない。
遥くんに見られた衝撃で私の股間はとんでもないことになってしまっている。
「あとはのんびりなさってください」
遥くんの声が扉の向こうから聞こえる。
のんびりしろというのが、それを鎮めてきてと言われているように聞こえてしまう。
私はシャワーの音で誤魔化しながら、昂りを刺激して欲望の蜜を放出した。
遥くんに見られただけでこんなに興奮するなんて私の身体は一体どうしてしまったんだろう……。
頭を冷やそうと私はシャワーの温度を下げ、思いっきり頭から浴びた。
なんとか冷静に戻り、風呂を出た。
着替えを済ませて、脱衣所を出るといい匂いが漂ってくる。
あと十分で食べられるというからその間にパソコンを頼んでおいた。
私が新しく用意したことに恐縮していたが、気にすることはない。
夕食ができ、碧斗と琳くんを椅子に座らせる。
琳くんにはクッションを重ねて高くしているがこれも碧斗と同じものを買ったほうがいいだろう。
買うものリストを頭に入れながら、席についた。
今日の夕食は炊き込みご飯と卵スープ。唐揚げにカレイの煮付けまである。
これを短時間で仕上げたのかと思うとすごいの一言しかない。
子どもたちがおにぎりだからか遥くんもいっしょに食卓についているが、目の前に置かれた煮付けを自分が食べることなく碧斗と琳くんのお皿に取り分けていく。
遥くんの箸で取り分けたものを碧斗が食べることがなんとなくモヤモヤして、自分の煮付けを碧斗と分けると遥くんに伝えた。
私の食事が足りなくなるのではと心配してくれたが問題ない。
楽しげな子どもたちを見ながらあっという間に夕食を食べ終えた。
そのタイミングでパソコンが届き、すぐに使えるようにセッティングして遥くんに渡した。
片付けを済ませた遥くんはそのパソコンで早速報告書を作成していたが、その動きを見て私は驚いた。
パソコンにかなり長けている。うちの社員でも十分やっていけそうなその手際の良さに驚いている間に、報告書を完成させメールで送ったようだ。
碧斗も琳くんも二人で楽しそうに遊んでいる。
「子どもたちはまだ寝るには早いだろう。その間に遥くんも風呂に入ってくるといい」
そう告げた時、遥くんの着替えがないことに気づいた。
私としたことがなんたる失態。
今からコンシェルジュに……と一瞬思ったが、遥くんが着るものを他人に用意させたくないという感情が湧き上がった。
遥くんは今着ている服を着ると言ったがそんなことはさせられない。
私は急いで自室に戻り、新品の下着を取り出した。
きっと彼には大きいだろうがないよりマシだろう。
それと夏用の半袖半パンの紺色のパジャマを取り出して、遥くんの元に持っていった。
「ありがとうございます。それではお借りします」
頭を下げ、脱衣所に入っていく遥くんを見ながら、私は出てきた時の姿をすでに想像してしまっていた。
* * *
次回から遥視点に戻ります。
どうぞお楽しみに♡
それなら役割分担ということで受けたほうがいいか。
自分に納得させて了承すると、遥くんが笑顔を見せた。
と思ったら何かを思い出したのか突然パソコンを借りたいと言い出した。
気になって尋ねれば今日の仕事内容の報告書を会社に送らないといけないらしい。
この家から出られない以上、報告書はメールで送るしかないのだから必要だろう。
私のパソコンを貸しても問題はないが、これから毎日使うのなら専用のものの方が使いやすいだろう。
風呂から上がったらすぐにコンシェルジュに用意させるとしよう。
その件を了承し、私は二人の子どもを連れて脱衣所に向かった。
「りんくん、あおとがおせなか、ながしてあげるねー!」
「ありがとー!」
浮かれまくっている碧斗の服を脱がし、琳くんの服も脱がす。
人の子どもを裸にするのはなんとなく照れてしまうが、ここは何でもないように見せておかないとな。
病院からもらった防水カバーを琳くんの腕につけ、自分も服を脱ぐ。
服を脱いでいると、琳くんがやけにじっと見てくるのが気になる。
華奢な遥くんとあまりにも体型が違いすぎて怖がられているのかもしれない。
そう思っていたのだが、なぜか目をキラキラさせて近づいてきた。
「ねぇ、おじちゃんのおちんちん、すっごくおっきいねー!」
「えっ! そ、そうか?」
想像していなかった言葉に思わず声が上擦ってしまった。
「うん! はるかちゃんよりずっと、ずーっとおっきぃーよ! どうしてこんなにおっきぃの?」
「どうしてって……その、おじさんは琳くんのパパより身長も高いからかな」
「そっかー! りんもおっきくなったらおじちゃんみたいになりたーい!!」
楽しそうにはしゃいでいるが、見た感じ多分そうはならないだろう。
今の時点でも碧斗よりずっと小さくて可愛らしい見た目をしているのだから。
それにしても遥くんのか……。
くっ! 想像してはダメだ!
「か、風邪をひくといけないから入ろうか」
「はーい!」
二人の手をとって浴室に入る。
まずは碧斗からだ。
琳くんに水がかからないように椅子に座らせて、碧斗の髪を洗うと、その間に自分で身体を洗っている。
これはいつものことだから問題ない。
そして最後に洗い残しがないように上から下まで洗って一気に泡を洗い流す。これで終わりだ。
交代して琳くんを座らせるが、琳くんの場合は碧斗のようにはいかない。
髪を優しく洗い、顔にかからないように泡を洗い流した。
碧斗のシャンプーを使ったが、琳くんの髪質には合わないのかもしれない。
明日にでも肌に優しいものを揃えるとしよう。
「琳くん、身体は洗えるかな?」
「うん! だいじょーぶ!」
背中は碧斗が洗い、あとは自分で洗っているのを見ながら私もさっと身体を洗い流した。
髪は二人を出した後、のんびり洗えばいい。
もこもこの泡だらけになっている琳くんの身体を洗い流し、二人を抱っこして湯船に浸かる。
私の膝に一人ずつ座らせれば三人であったまることができる。
「ねぇー、ぱぱー。こんどははるかちゃんもいっしょに、はいろーよ! そうしたらたのしーよ!」
「えっ? 一緒に? いや、流石にそれは……」
「どうしてー?」
キョトンとした顔で聞いてくるが、理由を伝えても碧斗にはわからないだろう。
「三人でもいいだろう」
「えー、なかまはずれはだめなんだよー!」
仲間はずれか……。
そんなつもりはないがわからないだろうな。
「さぁ、そろそろ琳くんを迎えにきてもらおう。碧斗、あのスイッチを押してきてくれ」
碧斗だけを洗い場にだし、スイッチを押してもらうとすぐに脱衣所の扉が開いた。
琳くんの名前が呼ばれ、私は引き戸をさっと開けて琳くんだけを出しすぐに扉を閉めた。
碧斗を湯船にもどし、尋ねてみた。
「碧斗は、琳くんが好きか?」
「すきってなーに?」
「ずっと一緒にいたいと思うか?」
「うん! あおと、りんくんといっしょにいたいー!!」
ああ、やっぱりな。碧斗は好きということがわからなくても本能で知っているんだ。
「そうか、じゃあ優しくしないとな」
素直に頷く碧斗を抱きかかえて、私は湯船を出た。
頃合いを見計らってスイッチを押すとすぐに脱衣所の扉が開き、琳くんの声が聞こえた。
琳くんが碧斗を迎えにきたのかと無防備に先ほどよりも大きく扉を開くと、私の視線の先に遥くんの姿が見えた。
慌てて閉めようとした私の目は、彼が私の股間を見て真っ赤な顔で逸らしたのを見逃さなかった。
さっと扉を閉めたが、あの視線が頭から離れない。
遥くんに見られた衝撃で私の股間はとんでもないことになってしまっている。
「あとはのんびりなさってください」
遥くんの声が扉の向こうから聞こえる。
のんびりしろというのが、それを鎮めてきてと言われているように聞こえてしまう。
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遥くんに見られただけでこんなに興奮するなんて私の身体は一体どうしてしまったんだろう……。
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子どもたちがおにぎりだからか遥くんもいっしょに食卓についているが、目の前に置かれた煮付けを自分が食べることなく碧斗と琳くんのお皿に取り分けていく。
遥くんの箸で取り分けたものを碧斗が食べることがなんとなくモヤモヤして、自分の煮付けを碧斗と分けると遥くんに伝えた。
私の食事が足りなくなるのではと心配してくれたが問題ない。
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碧斗も琳くんも二人で楽しそうに遊んでいる。
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私としたことがなんたる失態。
今からコンシェルジュに……と一瞬思ったが、遥くんが着るものを他人に用意させたくないという感情が湧き上がった。
遥くんは今着ている服を着ると言ったがそんなことはさせられない。
私は急いで自室に戻り、新品の下着を取り出した。
きっと彼には大きいだろうがないよりマシだろう。
それと夏用の半袖半パンの紺色のパジャマを取り出して、遥くんの元に持っていった。
「ありがとうございます。それではお借りします」
頭を下げ、脱衣所に入っていく遥くんを見ながら、私は出てきた時の姿をすでに想像してしまっていた。
* * *
次回から遥視点に戻ります。
どうぞお楽しみに♡
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