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まさか……
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なんだろう。この感覚。
ドキドキと早い鼓動が西条さんに聞こえてしまいそう。
「遥くん……」
西条さんの優しい声に顔をあげようとしたその時、
「はるかちゃーんっ」
「おきたーっ」
とサークルの向こうから碧斗くんと琳の声が聞こえた。
「あ、はーい!」
条件反射のように声を上げると、西条さんはそっと僕から手を離した。
「二人が呼んでる。行ってやって」
「は、はい」
笑顔で見送られたけれど、まだ胸がドキドキしている。
今のなんだったんだろう……。
わからないまま、サークルのカーテンを開けると寝起きのいい二人に迎えられた。
「はるかちゃん! おはよー」
体格も身長も違うけれど、色違いのお揃いのパジャマを着て布団に隣同士に座っている碧斗くんと琳は、やっぱり双子みたいに仲がいい。
「おはよう。二人ともよく眠れたみたいだね」
サークルの周りを覆っていたカーテンを開けながら声をかける。薄暗い部屋が一気に明るくなって気持ちがいい。
すると、二人とも立ち上がって僕の元に駆け寄ってきた。
「うん! よくねむれたー! でもはるかちゃんもよくねたでしょー?」
「うん。よく眠れたよ。みんながマッサージしてくれたおかげだね」
昨夜のことを思い出すと、自分の失態に恥ずかしくなるがマッサージはすごく気持ちが良くて最高の時間だった。
マッサージをされたことも初めてだったし、しかもそのまま寝落ちだなんて今までの自分の生活には決してあり得なかった時間だ。
「あおと、みたよー! ぱぱがはるかちゃんをおひめさましてたー!!」
「りんもみたー!!」
「えっ?」
お姫さましてた?
それって……あ、寝ちゃった僕をベッドに連れて行ってくれた時か。
歩いて行った記憶はもちろんないし、西条さんは自分が運んだなんて明確には言ってなかったけれど、この家には大人が僕と西条さんしかいないのだから間違いない。
ベッドまで運んでもらったと漠然に思っていたけれど、碧斗くんと琳にそれがお姫さまだったと言われると一気に恥ずかしくなる。
西条さんに迷惑をかけてしまったことを改めて申し訳なく思っていると、碧斗くんが棚から絵本を持ってきて広げて見せてくれた。
「ぱぱ、これしてたのー!!」
見せられたのは王子さまが美しい姫を抱きかかえてキスをしているところ。
えっ……。
まさか……うそっ、それはないよね?
だって、西条さんが僕なんかにキスするわけない。
「だっこしてたー!」
「だっこしてたー!!」
二人が大はしゃぎする横で、僕は頭の中がぐるぐる回って考えがまとまらない。
これってどっちだ?
碧斗くんも琳も抱っこしてたってことしか言ってないし、抱きかかえられただけだよね?
あの絵本は、その場面が写っているのがそこしかなかったから見せてくれただけだよね?
でも本当にキスされていたら……?
ないと思いつつも、ついつい想像してしまう。
さっき間近でみてしまった西条さんの唇が頭の中に甦る。
幅の広い少し厚めのしっとりした唇。
その唇と、キス……?
想像するだけで顔が赤くなる。
「遥くん? どうした?」
突然後ろから西条さんの声が聞こえて、僕は慌てて絵本を閉じた。
「い、いえ。何でもないです。すみません、昨日は運んでもらってしまって……」
その間も、碧斗くんと琳が抱っこ、抱っこと嬉しそうにはしゃいでいたので、西条さんもなんの話か察したようだ。
「そのことか。ゆっくり休んでもらうつもりでマッサージをしたんだから気にしないでいい」
「は、はい」
西条さんが話をしている間もついつい唇に目がいってしまう。
あの唇と、キス……?
「遥くん?」
「あ、すみません。碧斗くん、琳。トイレに行ってお着替えしよう」
こんなことじゃ西条さんに不審がられそう。
余計なことを考えないようにしないと!!
碧斗くんと琳をサークルから出すと、西条さんがさっと近くにやってきた。
「いいよ。私がトイレに連れて行くから、遥くんはお弁当を仕上げてもらえないか?」
そういえば、ご飯とおかずを冷ましたままになっていた。
「でも仕事前の西条さんに子どもの世話をお願いするわけには……」
「言っただろう? 契約時間外は二人で子育てするって。碧斗、琳くん。トイレに行こう」
そういうが早いか西条さんは二人と手を繋いでさっさとトイレに行ってしまった。
それをありがたく思いながら、僕はキッチンに向かい、お弁当を仕上げる。
西条さんはその間に手際よく、碧斗くんと琳のトイレと着替えまで済ませてくれた。
そして、西条さんの出勤の時間。
「ぱぱー、いってらっしゃいするー!!」
「りんも、ぱぱにいってらっしゃいするー!! はるかちゃんもはやくー!!」
「ははっ。みんなで見送りとは豪華だな」
やっぱり子どもたちに見送られて仕事に向かうのが嬉しいんだろう。
西条さんは笑顔でいっぱいだ。それにしても琳はすっかり西条さんをパパと呼ぶのに慣れている。
僕はジャケットとブラシ、そしてランチバックを持って三人の後をついていった。
「遥くん」
「はい。どうぞ」
玄関で西条さんにジャケットを着せて、ブラシをさっとかける。
それからお弁当を手渡した。
「ありがとう。美味しくいただくよ」
「ぱぱー、これなぁに?」
碧斗くんが興味津々な様子で尋ねると、西条さんはなぜか得意げにランチバッグを掲げた。
「遥くんがパパのためにお弁当を作ってくれたんだよ」
「わぁー! いいなぁ。はるかちゃん、あおとも!」
「うん、じゃあお昼にまたお弁当つくろうね」
「やったぁー!! りんくん、いこー!!」
その言葉に碧斗くんと琳は大喜びで手を繋いでリビングに戻って行ってしまった。
一気に静かになった玄関で、西条さんは笑っていた。
「見送りも遥くんのお弁当には負けるな」
「そんなことは……」
「いいんだよ、それで。じゃあ、行ってくるよ」
笑顔で挨拶をしてくれる西条さんに、僕は手を振って応えた。
「行ってらっしゃい。気をつけて」
「ああ、ありがとう」
パタンと扉が閉まる音に、僕はなぜか少し寂しさを覚えていた。
ドキドキと早い鼓動が西条さんに聞こえてしまいそう。
「遥くん……」
西条さんの優しい声に顔をあげようとしたその時、
「はるかちゃーんっ」
「おきたーっ」
とサークルの向こうから碧斗くんと琳の声が聞こえた。
「あ、はーい!」
条件反射のように声を上げると、西条さんはそっと僕から手を離した。
「二人が呼んでる。行ってやって」
「は、はい」
笑顔で見送られたけれど、まだ胸がドキドキしている。
今のなんだったんだろう……。
わからないまま、サークルのカーテンを開けると寝起きのいい二人に迎えられた。
「はるかちゃん! おはよー」
体格も身長も違うけれど、色違いのお揃いのパジャマを着て布団に隣同士に座っている碧斗くんと琳は、やっぱり双子みたいに仲がいい。
「おはよう。二人ともよく眠れたみたいだね」
サークルの周りを覆っていたカーテンを開けながら声をかける。薄暗い部屋が一気に明るくなって気持ちがいい。
すると、二人とも立ち上がって僕の元に駆け寄ってきた。
「うん! よくねむれたー! でもはるかちゃんもよくねたでしょー?」
「うん。よく眠れたよ。みんながマッサージしてくれたおかげだね」
昨夜のことを思い出すと、自分の失態に恥ずかしくなるがマッサージはすごく気持ちが良くて最高の時間だった。
マッサージをされたことも初めてだったし、しかもそのまま寝落ちだなんて今までの自分の生活には決してあり得なかった時間だ。
「あおと、みたよー! ぱぱがはるかちゃんをおひめさましてたー!!」
「りんもみたー!!」
「えっ?」
お姫さましてた?
それって……あ、寝ちゃった僕をベッドに連れて行ってくれた時か。
歩いて行った記憶はもちろんないし、西条さんは自分が運んだなんて明確には言ってなかったけれど、この家には大人が僕と西条さんしかいないのだから間違いない。
ベッドまで運んでもらったと漠然に思っていたけれど、碧斗くんと琳にそれがお姫さまだったと言われると一気に恥ずかしくなる。
西条さんに迷惑をかけてしまったことを改めて申し訳なく思っていると、碧斗くんが棚から絵本を持ってきて広げて見せてくれた。
「ぱぱ、これしてたのー!!」
見せられたのは王子さまが美しい姫を抱きかかえてキスをしているところ。
えっ……。
まさか……うそっ、それはないよね?
だって、西条さんが僕なんかにキスするわけない。
「だっこしてたー!」
「だっこしてたー!!」
二人が大はしゃぎする横で、僕は頭の中がぐるぐる回って考えがまとまらない。
これってどっちだ?
碧斗くんも琳も抱っこしてたってことしか言ってないし、抱きかかえられただけだよね?
あの絵本は、その場面が写っているのがそこしかなかったから見せてくれただけだよね?
でも本当にキスされていたら……?
ないと思いつつも、ついつい想像してしまう。
さっき間近でみてしまった西条さんの唇が頭の中に甦る。
幅の広い少し厚めのしっとりした唇。
その唇と、キス……?
想像するだけで顔が赤くなる。
「遥くん? どうした?」
突然後ろから西条さんの声が聞こえて、僕は慌てて絵本を閉じた。
「い、いえ。何でもないです。すみません、昨日は運んでもらってしまって……」
その間も、碧斗くんと琳が抱っこ、抱っこと嬉しそうにはしゃいでいたので、西条さんもなんの話か察したようだ。
「そのことか。ゆっくり休んでもらうつもりでマッサージをしたんだから気にしないでいい」
「は、はい」
西条さんが話をしている間もついつい唇に目がいってしまう。
あの唇と、キス……?
「遥くん?」
「あ、すみません。碧斗くん、琳。トイレに行ってお着替えしよう」
こんなことじゃ西条さんに不審がられそう。
余計なことを考えないようにしないと!!
碧斗くんと琳をサークルから出すと、西条さんがさっと近くにやってきた。
「いいよ。私がトイレに連れて行くから、遥くんはお弁当を仕上げてもらえないか?」
そういえば、ご飯とおかずを冷ましたままになっていた。
「でも仕事前の西条さんに子どもの世話をお願いするわけには……」
「言っただろう? 契約時間外は二人で子育てするって。碧斗、琳くん。トイレに行こう」
そういうが早いか西条さんは二人と手を繋いでさっさとトイレに行ってしまった。
それをありがたく思いながら、僕はキッチンに向かい、お弁当を仕上げる。
西条さんはその間に手際よく、碧斗くんと琳のトイレと着替えまで済ませてくれた。
そして、西条さんの出勤の時間。
「ぱぱー、いってらっしゃいするー!!」
「りんも、ぱぱにいってらっしゃいするー!! はるかちゃんもはやくー!!」
「ははっ。みんなで見送りとは豪華だな」
やっぱり子どもたちに見送られて仕事に向かうのが嬉しいんだろう。
西条さんは笑顔でいっぱいだ。それにしても琳はすっかり西条さんをパパと呼ぶのに慣れている。
僕はジャケットとブラシ、そしてランチバックを持って三人の後をついていった。
「遥くん」
「はい。どうぞ」
玄関で西条さんにジャケットを着せて、ブラシをさっとかける。
それからお弁当を手渡した。
「ありがとう。美味しくいただくよ」
「ぱぱー、これなぁに?」
碧斗くんが興味津々な様子で尋ねると、西条さんはなぜか得意げにランチバッグを掲げた。
「遥くんがパパのためにお弁当を作ってくれたんだよ」
「わぁー! いいなぁ。はるかちゃん、あおとも!」
「うん、じゃあお昼にまたお弁当つくろうね」
「やったぁー!! りんくん、いこー!!」
その言葉に碧斗くんと琳は大喜びで手を繋いでリビングに戻って行ってしまった。
一気に静かになった玄関で、西条さんは笑っていた。
「見送りも遥くんのお弁当には負けるな」
「そんなことは……」
「いいんだよ、それで。じゃあ、行ってくるよ」
笑顔で挨拶をしてくれる西条さんに、僕は手を振って応えた。
「行ってらっしゃい。気をつけて」
「ああ、ありがとう」
パタンと扉が閉まる音に、僕はなぜか少し寂しさを覚えていた。
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