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ぼくは幸せ <sideグリ>
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グリsideのお話が読みたいとリクエストをいただいて、お遊び程度に書いてみたのですが毎度の如く最初が長過ぎて最後は駆け足で終わってしまいました(汗)
でも楽しかったので、また書いてしまうかも。
楽しんでいただけると嬉しいです。
* * *
<sideグリ>
可愛い仲間たちが愛くるしい動作を見せて、変わるがわる抱っこされるのをいつも眺めていた。
ぼくだって、優しい腕に抱っこされたい。
いつだってそう思っていたけれど、人間が来ると緊張して逃げてしまう。
本当は抱っこされたいのに、身体が勝手に逃げちゃうんだ。
そんなぼくに誰も近付いてなんてくれない。
だって囲いの中にはたくさんの可愛い仲間たちがいるんだから。
ぼくたちみんなの親である敬介さんは、ぼくをこの場所に連れて行くかどうか最後まで悩んでいるように見えた。
でも
――グリにも人の優しさに触れて欲しいんだ。
そう言って、最後にぼくをこの場所に連れてきてくれた。
ここではぼくも頑張ってみよう。
そう思っていたけれど、やっぱり足がすくむ。
結局ここでも逃げ回ってしまって、人と触れ合うこともできずに日々が過ぎていった。
そんな時、ひとりぼっちで囲いの隅で丸まっていたぼくを見つけてくれた可愛い子がいた。
ぼくなんか選ばれたりしない。
だってもっと積極的に触れ合おうとする可愛い仲間たちがいるんだから。
そう思っていたけれど、
――僕、あの子がいいです。
その子は確かにそう言ってくれた。
隣にいた背の高い男の人がぼくを抱きかかえてその子の膝に乗せてくれた。
初めてのことに緊張して震えるぼくを
――わっ、可愛い……。
と小さくて優しい手でそっと撫でてくれた。
それがとっても気持ちがよくて、ずっと撫でていてほしい。
もっと一緒にいたいって思ってしまった。
けれど、その時間もあっという間に終わってしまった。
ぼくは囲いの中に戻されて、あの子が帰って行くのをただ見送るしかできない。
ぼくはあの子の姿が見えなくなるまでずっとその方向を見ていた。
『お前、可愛い子に抱っこされてたな』
『だからって調子乗んなよ』
『あの子は優しいから端っこにいたお前を抱っこしてあげただけなんだからな』
『俺だってあの子に抱っこして欲しかったのに』
可愛いあの子に抱っこしてもらえなかった仲間たちがぼくに詰め寄ってくるけれど、そんなことも気にならないくらい、ぼくの頭の中はあの子のことでいっぱいで、いつまでもあの子に抱っこして撫でてもらった温もりを思い出していた。
ああ……またあの子、遊びに来てくれないかな……。
あの子なら、また来てもぼくを抱っこしてくれるかもしれないのに。
なんて、いつまでもあの子を忘れられずにいると、
「あっ、オーナー」
という飼育員さんの声が聞こえた。
敬介さんと会うのはここに連れてこられた以来だ。
飼育員さんと何か長く話をして、小さなケージを持ってぼくたちのいる囲いにやってきた。
もしかして新しい仲間かな?
なんて思っていると、敬介さんはぼくを抱きあげて
「グリ、違う場所に移るからな」
と声をかけた。
『人気ないから返されるんだ!』
『やっぱりな』
『残念だったな』
『バイバーイ』
仲間たちからいろんな声が飛び交っているけれど、それを気にしている余裕もないほど、ぼくは不安でいっぱいになっていた。
ぼくはこれから一体どこに連れて行かれるんだろう……。
不安に思っていると、ぼくは大きな建物に連れて行かれた。
「グリ、ここは俺の家だよ。明日、また違う場所に移すから、それまでここにいるんだ」
敬介さんの、家?
そして、また明日どこかに連れて行かれる?
一体ぼくはどうなっちゃうんだろう。
怖くて不安でケージから出ることもできない。
すると、突然敬介さんとは違う怖い顔の人にケージから出されてしまう。
怖くて怖くて
「キューキュー」
と泣いていると、
「あっ、周平さん。グリが怖がってます。優しく抱っこしてあげてください」
という敬介さんの声が聞こえる。
この人、周平さんっていうんだ。
「こ、こうか?」
恐る恐ると言った様子で、大きな手でぼくを撫でてくれる。
その辿々しい手つきがなんだか可愛く感じて、ぼくはおとなしく周平さんに抱っこされて撫でられていた。
あの子とは全然違うけど、すごく優しい人なんだってことはわかった。
そうか……ぼくは全員同じだと思って怖がっていたけれど、優しい人もいたんだな。
知らなかった。
翌日、ぼくはまた車に乗せられて、昨日のお家よりももっともっと大きな建物に連れて行かれた。
そして、ある部屋に敬介さんと一緒に入って待っていると、二人連れの男の人が部屋の中に入ってきたのがわかった。
あっ、あの人!
あの子と一緒に来た人たちの中にいた。
敬介さんたちと難しい話をし始めたから、何を言っているのかはわからないけど、嫌な話ではなさそう。
しばらく経って、
――グリをご覧になりますか?
という敬介さんの声が聞こえた。
すると、すぐに周平さんがぼくのケージを運んでくれた。
扉が開かれた瞬間、あの子と似ている優しい匂いがして、ぼくはその方向に一直線にジャンプした。
ぼくにしては頑張った行動だと思う。
嫌われないかなと思ったけれど、その人は優しく抱きしめて撫でてくれた。
ああ、やっぱりあの子に似てる。
その優しい手つきにウトウトしてしまって、気づけばぼくはまたケージの中に戻っていた。
車の中?
またどこかに連れて行かれるんだとちょっと不安だったけれど、行く場所、行く場所で優しい人が抱っこしてくれるから次も大丈夫かも……なんて思えてくる。
そして、また大きな家に到着した。
「さぁ、ここが今日からグリのお家だよ」
えっ? ぼくの家?
どういうこと?
敬介さんの言葉がよくわからない。
だけどケージに入ったぼくはどうすることもできない。
そのまま敬介さんと周平さんとある部屋に連れて行かれる。
そっと扉が開かれて中に入ると、大きなベッドに誰かが座っているのがケージ越しに見えた。
優しい匂いがする。これって……
敬介さんは中に入ると、ぼくのケージを誰かに渡した。
あっ、この人!
そう思ったと同時に、ぼくのケージがベッドの下の方に置かれて扉が開いた。
やっぱりあの子だ!!
あの子に会えたことが嬉しくてぼくは震えながらもゆっくりとあの子の足元に下りた。
――ひかる、いいよ。目を開けてご覧。
優しい男の人の声に目をあけたあの子の瞳にぼくが映る。
それが嬉しくてぴょんとあの子の胸に目掛けて飛び込んだ。
ものすごく驚いていたけれど、ぼくを優しく抱っこしてくれる。
ああ、本当に会えたんだ。
そして、その日からあの子・ひかるくんとの生活が始まった。
広々とした囲いに一人だけど、全然寂しくない。
ぼくの視線の先にはいつもひかるくんが見えるから。
歩けないひかるくんは歩けるようになるように一生懸命リハビリっていうのをしているんだって。
それが大変そうだけど、リハビリが終わるとすぐにぼくのところにきて、遊んでくれる。
その時間がひかるくんには癒しの時間なんだって。
ぼくがひかるくんの役に立てていることが嬉しいんだ。
しばらくして、ひかるくんの名前が一花くんに変わった。
なぜかはわからないけれど、似合っているからいいか。
一花くんはいつもぼくの写真を撮って、敬介さんに送ってる。
最初はぼくだけの写真だったけど、いつからか一花くんも一緒に映ってくれるようになったんだ。
それが嬉しくて楽しくてたまらない。
ある時、いつものように一花くんの話を聞きながら牧草を食べていると、
ーふふっ。名前で呼んでくれたら嬉しいよ
と征哉さんの持っている電話から、敬介さんの声が聞こえた。
一花くんはそれを持って敬介さんとおしゃべりを始めた。
いいな、いいな。
ぼくも敬介さんとおしゃべりしたい。
でも邪魔しちゃダメだよね。
でも、いいな、いいな。
しばらく頑張っておとなしくしていたけど、やっぱり我慢できない!
ぼくがここでこんなに楽しくやってるって敬介さんに伝えたい!!
その思いが溢れて、電話をしている一花くんのところに飛び込んだら目の前に敬介さんの顔が見えた。
えーっ、なんでここにいるの?
よくわからないけど敬介さんに会えて嬉しい!
しかも後ろには周平さんもいる!!
きっと今でも仲良しでいるんだろうな。
敬介さんの幸せそうな顔に、ぼくは嬉しくて鼻を鳴らした。
ああ、ぼくは幸せだ。
一花くんと出会えてよかったな。
でも楽しかったので、また書いてしまうかも。
楽しんでいただけると嬉しいです。
* * *
<sideグリ>
可愛い仲間たちが愛くるしい動作を見せて、変わるがわる抱っこされるのをいつも眺めていた。
ぼくだって、優しい腕に抱っこされたい。
いつだってそう思っていたけれど、人間が来ると緊張して逃げてしまう。
本当は抱っこされたいのに、身体が勝手に逃げちゃうんだ。
そんなぼくに誰も近付いてなんてくれない。
だって囲いの中にはたくさんの可愛い仲間たちがいるんだから。
ぼくたちみんなの親である敬介さんは、ぼくをこの場所に連れて行くかどうか最後まで悩んでいるように見えた。
でも
――グリにも人の優しさに触れて欲しいんだ。
そう言って、最後にぼくをこの場所に連れてきてくれた。
ここではぼくも頑張ってみよう。
そう思っていたけれど、やっぱり足がすくむ。
結局ここでも逃げ回ってしまって、人と触れ合うこともできずに日々が過ぎていった。
そんな時、ひとりぼっちで囲いの隅で丸まっていたぼくを見つけてくれた可愛い子がいた。
ぼくなんか選ばれたりしない。
だってもっと積極的に触れ合おうとする可愛い仲間たちがいるんだから。
そう思っていたけれど、
――僕、あの子がいいです。
その子は確かにそう言ってくれた。
隣にいた背の高い男の人がぼくを抱きかかえてその子の膝に乗せてくれた。
初めてのことに緊張して震えるぼくを
――わっ、可愛い……。
と小さくて優しい手でそっと撫でてくれた。
それがとっても気持ちがよくて、ずっと撫でていてほしい。
もっと一緒にいたいって思ってしまった。
けれど、その時間もあっという間に終わってしまった。
ぼくは囲いの中に戻されて、あの子が帰って行くのをただ見送るしかできない。
ぼくはあの子の姿が見えなくなるまでずっとその方向を見ていた。
『お前、可愛い子に抱っこされてたな』
『だからって調子乗んなよ』
『あの子は優しいから端っこにいたお前を抱っこしてあげただけなんだからな』
『俺だってあの子に抱っこして欲しかったのに』
可愛いあの子に抱っこしてもらえなかった仲間たちがぼくに詰め寄ってくるけれど、そんなことも気にならないくらい、ぼくの頭の中はあの子のことでいっぱいで、いつまでもあの子に抱っこして撫でてもらった温もりを思い出していた。
ああ……またあの子、遊びに来てくれないかな……。
あの子なら、また来てもぼくを抱っこしてくれるかもしれないのに。
なんて、いつまでもあの子を忘れられずにいると、
「あっ、オーナー」
という飼育員さんの声が聞こえた。
敬介さんと会うのはここに連れてこられた以来だ。
飼育員さんと何か長く話をして、小さなケージを持ってぼくたちのいる囲いにやってきた。
もしかして新しい仲間かな?
なんて思っていると、敬介さんはぼくを抱きあげて
「グリ、違う場所に移るからな」
と声をかけた。
『人気ないから返されるんだ!』
『やっぱりな』
『残念だったな』
『バイバーイ』
仲間たちからいろんな声が飛び交っているけれど、それを気にしている余裕もないほど、ぼくは不安でいっぱいになっていた。
ぼくはこれから一体どこに連れて行かれるんだろう……。
不安に思っていると、ぼくは大きな建物に連れて行かれた。
「グリ、ここは俺の家だよ。明日、また違う場所に移すから、それまでここにいるんだ」
敬介さんの、家?
そして、また明日どこかに連れて行かれる?
一体ぼくはどうなっちゃうんだろう。
怖くて不安でケージから出ることもできない。
すると、突然敬介さんとは違う怖い顔の人にケージから出されてしまう。
怖くて怖くて
「キューキュー」
と泣いていると、
「あっ、周平さん。グリが怖がってます。優しく抱っこしてあげてください」
という敬介さんの声が聞こえる。
この人、周平さんっていうんだ。
「こ、こうか?」
恐る恐ると言った様子で、大きな手でぼくを撫でてくれる。
その辿々しい手つきがなんだか可愛く感じて、ぼくはおとなしく周平さんに抱っこされて撫でられていた。
あの子とは全然違うけど、すごく優しい人なんだってことはわかった。
そうか……ぼくは全員同じだと思って怖がっていたけれど、優しい人もいたんだな。
知らなかった。
翌日、ぼくはまた車に乗せられて、昨日のお家よりももっともっと大きな建物に連れて行かれた。
そして、ある部屋に敬介さんと一緒に入って待っていると、二人連れの男の人が部屋の中に入ってきたのがわかった。
あっ、あの人!
あの子と一緒に来た人たちの中にいた。
敬介さんたちと難しい話をし始めたから、何を言っているのかはわからないけど、嫌な話ではなさそう。
しばらく経って、
――グリをご覧になりますか?
という敬介さんの声が聞こえた。
すると、すぐに周平さんがぼくのケージを運んでくれた。
扉が開かれた瞬間、あの子と似ている優しい匂いがして、ぼくはその方向に一直線にジャンプした。
ぼくにしては頑張った行動だと思う。
嫌われないかなと思ったけれど、その人は優しく抱きしめて撫でてくれた。
ああ、やっぱりあの子に似てる。
その優しい手つきにウトウトしてしまって、気づけばぼくはまたケージの中に戻っていた。
車の中?
またどこかに連れて行かれるんだとちょっと不安だったけれど、行く場所、行く場所で優しい人が抱っこしてくれるから次も大丈夫かも……なんて思えてくる。
そして、また大きな家に到着した。
「さぁ、ここが今日からグリのお家だよ」
えっ? ぼくの家?
どういうこと?
敬介さんの言葉がよくわからない。
だけどケージに入ったぼくはどうすることもできない。
そのまま敬介さんと周平さんとある部屋に連れて行かれる。
そっと扉が開かれて中に入ると、大きなベッドに誰かが座っているのがケージ越しに見えた。
優しい匂いがする。これって……
敬介さんは中に入ると、ぼくのケージを誰かに渡した。
あっ、この人!
そう思ったと同時に、ぼくのケージがベッドの下の方に置かれて扉が開いた。
やっぱりあの子だ!!
あの子に会えたことが嬉しくてぼくは震えながらもゆっくりとあの子の足元に下りた。
――ひかる、いいよ。目を開けてご覧。
優しい男の人の声に目をあけたあの子の瞳にぼくが映る。
それが嬉しくてぴょんとあの子の胸に目掛けて飛び込んだ。
ものすごく驚いていたけれど、ぼくを優しく抱っこしてくれる。
ああ、本当に会えたんだ。
そして、その日からあの子・ひかるくんとの生活が始まった。
広々とした囲いに一人だけど、全然寂しくない。
ぼくの視線の先にはいつもひかるくんが見えるから。
歩けないひかるくんは歩けるようになるように一生懸命リハビリっていうのをしているんだって。
それが大変そうだけど、リハビリが終わるとすぐにぼくのところにきて、遊んでくれる。
その時間がひかるくんには癒しの時間なんだって。
ぼくがひかるくんの役に立てていることが嬉しいんだ。
しばらくして、ひかるくんの名前が一花くんに変わった。
なぜかはわからないけれど、似合っているからいいか。
一花くんはいつもぼくの写真を撮って、敬介さんに送ってる。
最初はぼくだけの写真だったけど、いつからか一花くんも一緒に映ってくれるようになったんだ。
それが嬉しくて楽しくてたまらない。
ある時、いつものように一花くんの話を聞きながら牧草を食べていると、
ーふふっ。名前で呼んでくれたら嬉しいよ
と征哉さんの持っている電話から、敬介さんの声が聞こえた。
一花くんはそれを持って敬介さんとおしゃべりを始めた。
いいな、いいな。
ぼくも敬介さんとおしゃべりしたい。
でも邪魔しちゃダメだよね。
でも、いいな、いいな。
しばらく頑張っておとなしくしていたけど、やっぱり我慢できない!
ぼくがここでこんなに楽しくやってるって敬介さんに伝えたい!!
その思いが溢れて、電話をしている一花くんのところに飛び込んだら目の前に敬介さんの顔が見えた。
えーっ、なんでここにいるの?
よくわからないけど敬介さんに会えて嬉しい!
しかも後ろには周平さんもいる!!
きっと今でも仲良しでいるんだろうな。
敬介さんの幸せそうな顔に、ぼくは嬉しくて鼻を鳴らした。
ああ、ぼくは幸せだ。
一花くんと出会えてよかったな。
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