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いつか必ず※
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この前自分が寝かされていたベッドとは違うベッドにポスっと寝かされると、途端にふわりと周平さんの匂いを感じる。
「ここ……?」
「私の寝室だ。そういえば、君と過ごした日からすぐに海外に行ったからシーツもそのままだな。
悪い、君が寝ていた部屋にしようか」
俺は、寝かせた俺をもう一度抱き上げようとしている彼の手を咄嗟に遮った。
「ここがいい」
「だが……」
彼は潔癖なのか、それとも俺を気遣っているのかずっと敷きっぱなしのシーツに俺を寝かせることに戸惑っているようだったが、
「周平さんの匂いがして安心するから……」
と理由を答えると、彼は『くっ』と息を呑み、俺に抱きついてきた。
「我慢できなくなるから、あんまり煽らないでくれ」
そう言いながら、彼の手は俺の服を器用に脱がしていく。
……これってもしかして、最後までヤろうとしてたり……?
男相手が初めての俺だって、男同士でヤるには準備がいることくらい知ってる。
どうしよう……でも言わないわけにはいかないよな。
「あ、あの……周平、さん……俺、準備も何も……」
恥ずかしさに身悶えながらも必死に告げると、彼は優しい眼差しで俺を見ながら、
「ふふっ。大丈夫。今は最後までしないから。今はね。だから安心して愛し合おう」
と俺の額にキスをしてくれた。
あっという間に半裸になった俺の首筋をツーッと彼の長い指で撫でられるだけで、身体がゾクゾクっと震える。
童貞でもないのに、これから始まるだろうことに興奮が止まらない。
「ふふっ。敏感だな」
周平さんだって男は初めてだと言っていたくせに、なんでこんなに余裕なんだろう。
自分だけがこんなに興奮しているのが悔しくて、
「周平さんも服脱いでくださいよ」
と言って彼のシャツに手をかけると、『ああ、そうだな』とネクタイをしゅるりと華麗に引き抜いた。
その仕草があまりにも色気たっぷりでドキッとしてしまう。
続け様にシャツのボタンをさっと取り去るとバサッと床に脱ぎ捨てた。
「――っ!」
程よく筋肉のついた逞しい身体に思わずゴクリと唾を呑む。
かっこ良過ぎないか、この人……。
「これでいいか?」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべる姿すらかっこいいと思ってしまう。
もはや強気な態度すら取ることもできずに、
「かっこいい……」
と呟くと、彼は途端に顔を真っ赤にして俺を見つめた。
「……そうしみじみ言われると、逆に照れるな……」
あれだけ自信満々に見せていたのにそのギャップが可愛くて思わず『ふふっ』と笑うと、彼もまたはにかんだ表情で笑った。
「お互い初めてなんだ。だから、素直に気持ちいいことを楽しもう」
そう言ってくれたことに安心して、俺が頷くと彼は嬉しそうに俺の身体に手を這わせた。
「あぁっ……」
彼の手が俺の乳首を掠めただけでピリッと電流が走ったように疼いた。
「ごめん、優しく触れるからな」
その言葉通り、彼の指先が乳首を避けその周りをゆっくりと円を描くように撫でていく。
その刺激は優しい……んだけど、すごくもどかしい。
「んんっ……お、おねがい、ち、くびもさわってぇ……」
気づけばそんなおねだりをしてしまっていた。
「わかった」
周平さんは嬉しそうに俺の乳首に触れてきた。
「…はぅっ! んんっ!」
さっきまで焦らされていたからか、最初に掠めた時よりもずっとずっと痺れるような刺激に声を抑えることすらできない。
さらに彼は大きな口を開け、パクリと乳首を咥えると舌先でコロコロと転がし始めた。
触れていた時以上の刺激に俺はもう我慢も限界で
「やぁ……っ、だ、めっ……」
と必死に身を捩ったけれど、ガッチリと身体を抱きしめられていて身動きひとつできない。
まさか乳首がこんなに感じるなんて……。
乳首を攻められただけで俺のモノはもうガチガチに昂っていて、下着に濡れた感触がする。
「しゅう、へいさん……したぎが……」
それだけいうと、周平さんもズボンを押し上げてしまっている俺の状態に気づいたのか、器用に乳首を咥えたまま俺のズボンと下着を脱がしていく。
全てを曝け出すことへの羞恥も忘れて、俺はただ言いようのない解放感に浸っていた。
気づいた時には汁をダラダラ溢しながら天を向いてそそり立っている俺のモノが周平さんの眼前に曝け出されていて、慌てて手で隠そうとしたけれど、一足先に彼に触れられてしまった。
「ああ……っ!」
それはさっきの乳首の比じゃないほどにビリビリッと強い刺激が身体を突き抜けていく。
周平さんはそのまま大きな手で俺のを包み込み、ゆるゆると扱き始めた。
「ひゃあっ、あっ……あっ……ああっ」
その絶妙な力加減が気持ち良過ぎて腰がガクガクと震えてしまう。
俺が感じていることに気を良くしたのか、彼の手のスピードが速くなって先走りが溢れてクチュクチュと音が聞こえてきた。
俺ばっかりこんな……一緒じゃなきゃ意味ないのに……。
「ちょ、ちょっと、まっ……て」
快感に落ちてしまいそうになりながら、手を伸ばし必死に彼の動きを止めると
「なんだ? 気持ちよくないか?」
と聞いてきた。
「ち、がう……おれも、いっしょに……」
「えっ――?」
息も絶え絶えになりながら、身体を起こすと、まだ固まったままの彼のベルトに手をかけた。
カチャカチャとベルトを外すと、
「良いのか?」
と頭上から声が聞こえた。
「だって愛し合おうって言ったじゃないですか……。俺だけなんて、いやですよ」
キッと彼を見上げながらそういうと、『そうだな』と言って、膝立ちになった。
俺の目の前にぐっとズボンを押し上げている股間が現れた。
すごっ、でかっ!
これだけでもわかるほど大きなモノの存在に驚きながら恐る恐る彼の前を寛げると、俺の比じゃないほどの大きな昂りがピョコンと飛び出してきた。
うわっ、すごっ!!
あまりにその大きなモノに釘付けになってしまう。
こんな大きなモノ見たことないな。
指でツンと触れると、ものすごい熱さと硬さに驚いてしまう。
「すごい……」
「あんまり見られると恥ずかしいな」
彼は恥ずかしそうにしているが、今まで散々触られたんだ。
今度は俺の番でいいだろう?
手を大きく広げて彼のモノを握ると、彼がビクッと震えたのがわかった。
ふふっ。なんかこれ、可愛いな。
そう思ったら、もっと触れたくなってきてゆるゆると扱くとその動きに合わせるように彼の腰が動き始めた。
「はぁ……っ、ああっ……ああっ」
クチュクチュと淫雛な音に合わせて彼の声が聞こえるだけで俺の興奮も高まってきた。
さっきまで弄られて昂っている俺のモノが彼に触れてほしいと訴えてくる。
すると、彼は膝立ちの状態からスッとベッドに座り込み、俺の腰に手を回して向かい合わせに座らせた。
彼の意図していることに気づいて、俺は彼の太ももに足を乗せピッタリと密着すると、俺たちのモノが重なり合った。
彼はそれを自分の大きな手で一緒に包み込んだ。
「あつっ……」
彼の熱と張り出したカリの硬さが俺のモノを通して伝わってくる。
それだけで気持ちいいのに、彼の大きな手が俺たちのモノを一緒に扱いていく。
その度に彼の熱くて硬いモノが擦れてとんでもない快感が押し寄せてくる。
「んんっ、んっ、はぁ……っん、ああっ、んっ……」
とうの昔に限界に近づいていた俺にはこの刺激が強過ぎて、もう我慢できない。
「ああっ、も、っ……だめ、っ……イくぅ……ああっ!」
堪えきれずに俺はビュクビュクと白濁を吐き出した。
「ああっ、敬介……可愛いな……うぅっ……んっ!」
彼もまた俺のに一足遅れてビュルビュルと熱いものを吐き出した。
「はぁっ、はぁっ……」
ものすごい射精感にぐったりと疲れが押し寄せてきた。
手でイっただけなのに途轍もない快感に驚いてしまう。
でも自分でする時とは比べ物にならないほど気持ちよかった……。
これって……最後までヤっちゃったらどうなるんだろう……。
想像もつかないな。
「敬介……最高だったよ」
周平さんはまだ息の荒い俺の頬にチュッと小さくキスをしてくれた。
「んっ、俺も……」
「そうか。ならよかった」
思いを伝えると周平さんは嬉しそうに俺を抱きしめた。
そして、ドロドロになった身体を見て、
『シャワーを浴びよう』と俺を抱き起こしてベッドから下りた。
腰に手を回されながらシャワールームに連れて行かれ、香りのいいボディーソープで隈なく洗ってくれた。
「いつかはここに俺のを挿入たい。いいか?」
俺の後孔を優しく摩られ身体がゾクゾクと震えたが、もう俺には恐怖も嫌悪感もなかった。
「うん。いつかは最後まで繋がりたい……」
そういうと、彼は嬉しそうに笑った。
身体を流れるシャワーのお湯に温められながら、俺たちはしばらくの間深いキスに酔いしれていた。
「ここ……?」
「私の寝室だ。そういえば、君と過ごした日からすぐに海外に行ったからシーツもそのままだな。
悪い、君が寝ていた部屋にしようか」
俺は、寝かせた俺をもう一度抱き上げようとしている彼の手を咄嗟に遮った。
「ここがいい」
「だが……」
彼は潔癖なのか、それとも俺を気遣っているのかずっと敷きっぱなしのシーツに俺を寝かせることに戸惑っているようだったが、
「周平さんの匂いがして安心するから……」
と理由を答えると、彼は『くっ』と息を呑み、俺に抱きついてきた。
「我慢できなくなるから、あんまり煽らないでくれ」
そう言いながら、彼の手は俺の服を器用に脱がしていく。
……これってもしかして、最後までヤろうとしてたり……?
男相手が初めての俺だって、男同士でヤるには準備がいることくらい知ってる。
どうしよう……でも言わないわけにはいかないよな。
「あ、あの……周平、さん……俺、準備も何も……」
恥ずかしさに身悶えながらも必死に告げると、彼は優しい眼差しで俺を見ながら、
「ふふっ。大丈夫。今は最後までしないから。今はね。だから安心して愛し合おう」
と俺の額にキスをしてくれた。
あっという間に半裸になった俺の首筋をツーッと彼の長い指で撫でられるだけで、身体がゾクゾクっと震える。
童貞でもないのに、これから始まるだろうことに興奮が止まらない。
「ふふっ。敏感だな」
周平さんだって男は初めてだと言っていたくせに、なんでこんなに余裕なんだろう。
自分だけがこんなに興奮しているのが悔しくて、
「周平さんも服脱いでくださいよ」
と言って彼のシャツに手をかけると、『ああ、そうだな』とネクタイをしゅるりと華麗に引き抜いた。
その仕草があまりにも色気たっぷりでドキッとしてしまう。
続け様にシャツのボタンをさっと取り去るとバサッと床に脱ぎ捨てた。
「――っ!」
程よく筋肉のついた逞しい身体に思わずゴクリと唾を呑む。
かっこ良過ぎないか、この人……。
「これでいいか?」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべる姿すらかっこいいと思ってしまう。
もはや強気な態度すら取ることもできずに、
「かっこいい……」
と呟くと、彼は途端に顔を真っ赤にして俺を見つめた。
「……そうしみじみ言われると、逆に照れるな……」
あれだけ自信満々に見せていたのにそのギャップが可愛くて思わず『ふふっ』と笑うと、彼もまたはにかんだ表情で笑った。
「お互い初めてなんだ。だから、素直に気持ちいいことを楽しもう」
そう言ってくれたことに安心して、俺が頷くと彼は嬉しそうに俺の身体に手を這わせた。
「あぁっ……」
彼の手が俺の乳首を掠めただけでピリッと電流が走ったように疼いた。
「ごめん、優しく触れるからな」
その言葉通り、彼の指先が乳首を避けその周りをゆっくりと円を描くように撫でていく。
その刺激は優しい……んだけど、すごくもどかしい。
「んんっ……お、おねがい、ち、くびもさわってぇ……」
気づけばそんなおねだりをしてしまっていた。
「わかった」
周平さんは嬉しそうに俺の乳首に触れてきた。
「…はぅっ! んんっ!」
さっきまで焦らされていたからか、最初に掠めた時よりもずっとずっと痺れるような刺激に声を抑えることすらできない。
さらに彼は大きな口を開け、パクリと乳首を咥えると舌先でコロコロと転がし始めた。
触れていた時以上の刺激に俺はもう我慢も限界で
「やぁ……っ、だ、めっ……」
と必死に身を捩ったけれど、ガッチリと身体を抱きしめられていて身動きひとつできない。
まさか乳首がこんなに感じるなんて……。
乳首を攻められただけで俺のモノはもうガチガチに昂っていて、下着に濡れた感触がする。
「しゅう、へいさん……したぎが……」
それだけいうと、周平さんもズボンを押し上げてしまっている俺の状態に気づいたのか、器用に乳首を咥えたまま俺のズボンと下着を脱がしていく。
全てを曝け出すことへの羞恥も忘れて、俺はただ言いようのない解放感に浸っていた。
気づいた時には汁をダラダラ溢しながら天を向いてそそり立っている俺のモノが周平さんの眼前に曝け出されていて、慌てて手で隠そうとしたけれど、一足先に彼に触れられてしまった。
「ああ……っ!」
それはさっきの乳首の比じゃないほどにビリビリッと強い刺激が身体を突き抜けていく。
周平さんはそのまま大きな手で俺のを包み込み、ゆるゆると扱き始めた。
「ひゃあっ、あっ……あっ……ああっ」
その絶妙な力加減が気持ち良過ぎて腰がガクガクと震えてしまう。
俺が感じていることに気を良くしたのか、彼の手のスピードが速くなって先走りが溢れてクチュクチュと音が聞こえてきた。
俺ばっかりこんな……一緒じゃなきゃ意味ないのに……。
「ちょ、ちょっと、まっ……て」
快感に落ちてしまいそうになりながら、手を伸ばし必死に彼の動きを止めると
「なんだ? 気持ちよくないか?」
と聞いてきた。
「ち、がう……おれも、いっしょに……」
「えっ――?」
息も絶え絶えになりながら、身体を起こすと、まだ固まったままの彼のベルトに手をかけた。
カチャカチャとベルトを外すと、
「良いのか?」
と頭上から声が聞こえた。
「だって愛し合おうって言ったじゃないですか……。俺だけなんて、いやですよ」
キッと彼を見上げながらそういうと、『そうだな』と言って、膝立ちになった。
俺の目の前にぐっとズボンを押し上げている股間が現れた。
すごっ、でかっ!
これだけでもわかるほど大きなモノの存在に驚きながら恐る恐る彼の前を寛げると、俺の比じゃないほどの大きな昂りがピョコンと飛び出してきた。
うわっ、すごっ!!
あまりにその大きなモノに釘付けになってしまう。
こんな大きなモノ見たことないな。
指でツンと触れると、ものすごい熱さと硬さに驚いてしまう。
「すごい……」
「あんまり見られると恥ずかしいな」
彼は恥ずかしそうにしているが、今まで散々触られたんだ。
今度は俺の番でいいだろう?
手を大きく広げて彼のモノを握ると、彼がビクッと震えたのがわかった。
ふふっ。なんかこれ、可愛いな。
そう思ったら、もっと触れたくなってきてゆるゆると扱くとその動きに合わせるように彼の腰が動き始めた。
「はぁ……っ、ああっ……ああっ」
クチュクチュと淫雛な音に合わせて彼の声が聞こえるだけで俺の興奮も高まってきた。
さっきまで弄られて昂っている俺のモノが彼に触れてほしいと訴えてくる。
すると、彼は膝立ちの状態からスッとベッドに座り込み、俺の腰に手を回して向かい合わせに座らせた。
彼の意図していることに気づいて、俺は彼の太ももに足を乗せピッタリと密着すると、俺たちのモノが重なり合った。
彼はそれを自分の大きな手で一緒に包み込んだ。
「あつっ……」
彼の熱と張り出したカリの硬さが俺のモノを通して伝わってくる。
それだけで気持ちいいのに、彼の大きな手が俺たちのモノを一緒に扱いていく。
その度に彼の熱くて硬いモノが擦れてとんでもない快感が押し寄せてくる。
「んんっ、んっ、はぁ……っん、ああっ、んっ……」
とうの昔に限界に近づいていた俺にはこの刺激が強過ぎて、もう我慢できない。
「ああっ、も、っ……だめ、っ……イくぅ……ああっ!」
堪えきれずに俺はビュクビュクと白濁を吐き出した。
「ああっ、敬介……可愛いな……うぅっ……んっ!」
彼もまた俺のに一足遅れてビュルビュルと熱いものを吐き出した。
「はぁっ、はぁっ……」
ものすごい射精感にぐったりと疲れが押し寄せてきた。
手でイっただけなのに途轍もない快感に驚いてしまう。
でも自分でする時とは比べ物にならないほど気持ちよかった……。
これって……最後までヤっちゃったらどうなるんだろう……。
想像もつかないな。
「敬介……最高だったよ」
周平さんはまだ息の荒い俺の頬にチュッと小さくキスをしてくれた。
「んっ、俺も……」
「そうか。ならよかった」
思いを伝えると周平さんは嬉しそうに俺を抱きしめた。
そして、ドロドロになった身体を見て、
『シャワーを浴びよう』と俺を抱き起こしてベッドから下りた。
腰に手を回されながらシャワールームに連れて行かれ、香りのいいボディーソープで隈なく洗ってくれた。
「いつかはここに俺のを挿入たい。いいか?」
俺の後孔を優しく摩られ身体がゾクゾクと震えたが、もう俺には恐怖も嫌悪感もなかった。
「うん。いつかは最後まで繋がりたい……」
そういうと、彼は嬉しそうに笑った。
身体を流れるシャワーのお湯に温められながら、俺たちはしばらくの間深いキスに酔いしれていた。
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