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彼との縁
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「美里さま。あちらに楽譜をたくさんご用意しておりますよ」
店主の声に彼は嬉しそう駆け寄って、真剣な眼差しで楽譜を選び始めた。
「お客さま。どうぞこちらへ。お待ちの間、珈琲でもいかがですか?」
「ありがとう。いただきます」
店主は私の目の前に珈琲を置き、
「少しお話をさせていただいてもよろしいですか?」
と尋ねてきた。
「ええ、どうぞ」
私の言葉に店主はそっと向かいに腰を下ろした。
「美里さまとは10年ほど前からの付き合いになります。彼の演奏を初めて聞いた時には心が震えました。同じ楽譜なのに、彼が弾くと全く違う曲を聴いているようで本当に驚きます。ですが、最近……」
「何かあったのですか?」
「大切な方を亡くされたようです。そこから上手く弾けなくなったと仰って……今回帰国されたのもそれが原因です。何か環境を変えればまた弾けるようになるかもと仰っておいででしたよ」
「大切な方……それは?」
私の言葉に店主は頭を横に振りながらも、
「そこまでは存じ上げませんが、美里さまのご年齢なら恋人さんかもしれませんね」
と教えてくれた。
そうか、愛しい人を亡くしたのか。
彼は笑顔の下にそんな悲しい気持ちを隠していたのか。
演奏ができなくなるほどに愛していた人か……。
「しばらくは演奏ができないかもしれないと仰っていた美里さまがあんなに嬉しそうに楽譜を選んでいる姿を拝見して、私は嬉しいです。あなたのおかげですね。ありがとうございます」
「いや、私は何も」
私は何もしていない。
彼にとってはただここに連れて来てくれただけの関係に過ぎない。
それでも……彼の心に誰がいようとも、今はまだ近くにいたい。
ようやく出会えた一目惚れの相手なのだから。
時間をかけて選んだ彼はいくつかの楽譜を持ってこちらに戻ってきた。
「お待たせしてすみません。いくつかあって悩んでしまって……」
「気にしないでいいよ。それなら全て買えばいい」
「えっ、でも……」
「いいんだ。君の演奏を聞かせてもらうんだ。これくらいさせてほしい」
そういうと彼はようやく首を縦に振ってくれた。
楽譜の金額は大したことはなかったから、きっと金額で悩んでいたのではないのだろう。
彼らしく演奏できるかどうか……それを悩んでいたのだ。
彼が気になっていた楽譜を全て購入し、店を出る。
「今日はどこに宿泊をするのかな? よかったらそのホテルまで送るよ」
「ありがとうございます。急遽帰国を決めたので駅の近くのホテルが取れなくて……ここなんですけど、わかりますか?」
そう言ってスマホ画面を見せてくれた、
そこにいたのは、どう考えても彼一人では泊めたくないと思ってしまうほどの安ホテル。
「荷物はもうホテルに?」
「いえ、すぐそこの駅のコインロッカーに置いてて……ここで楽譜を買ってからホテルにいこうと思ってたんです」
「そうか、ならまず荷物を取りに行こうか」
私は内ポケットからスマホを取り出し、車を迎えに来させた。
ものの数分でやってきた迎えの車に彼を乗せ、私も隣に乗り込んだ。
「すぐそこの駅に向かってくれ」
後部座席から運転席に無線で声をかけ、車が動き出すと彼は私の隣で驚きの表情を見せていた。
「どうかした?」
「えっ、いえ、あの……すごい車だなって……」
驚いた様子でキョロキョロと辺りを見回しているのが可愛い。
「ああ、そんなことか。大したことはないよ。いつもは自分で運転することもあるが、今日は呑むかもしれないと思って運転手付きの車にしただけだから。それよりも、今日予約していたホテルは悪いが、キャンセルするよ」
「えっ、どうして?」
「あの場所は君には危なすぎる。さっきみたいな男がゴロゴロいる場所だからね」
「――っ! そ、そうなんですか」
「ああ、だから荷物を取ってきたらそのままうちに向かうよ。ピアノも弾いてもらうのだし、そのまま泊まってくれたら良い」
「そんなっ、ご迷惑じゃ……」
「ふっ。迷惑なら最初からこんな提案しないよ。君をあんなところに泊める方が心配になる。ね、このままうちに来てくれ」
そういうと彼は遠慮しつつも、頷いてくれた。
すぐにホテルにキャンセルの連絡を入れ、彼からコインロッカーの鍵を受け取り運転手に持って来させた。
そして、荷物を車に乗せてそのまま自宅に向かった。
「えっ……こ、こが……ご自宅ですか?」
「ああ。今は一人で住んでいるから気を遣わなくていいよ」
「こんな広い家にお一人で住んでいるんですか? お掃除とか大変じゃないですか?」
「ああ、私が仕事でいない昼間に通いのハウスキーパーを頼んでいるんだ。あとは自分でしたらいいし、あまり問題はないかな。さぁ、中に入ろう」
運転手に荷物を家の中まで運んでもらって帰らせ、私は彼をリビングに案内した。
「ゆっくりくつろいでいて。そういえば、食事は?」
「あ、飛行機の中で少し食べたので大丈夫です」
「そうか、ならコーヒーでも」
コーヒーをおとしていると、彼がこっちに近づいてくる。
「良い香りですね。コーヒーお好きなんですか?」
「ああ、コーヒーだけは自分で豆を買ってるんだ。こうしている時間が落ち着くんだよ」
「ああ、なんかわかります」
コポコポとコーヒーができる音を聞きながら穏やかな時が流れる。
この家にまたこんな時間が訪れるとはな。
「どうぞ。よかったらこれもつまんで」
「ありがとうございます」
貰い物で持て余していたクッキーだったが、彼はそれを嬉しそうにつまんでくれた。
「わぁ、美味しいです」
「それはよかった」
「あ、あの……そういえば、名前を伺ってもって、僕、自分のことも話してないですね。すみません。あの、僕……美里蛍です」
「けい? どんな時を書くんだ?」
「あの、蛍って書いて『けい』です」
「へぇ、綺麗で良い名前だな。君によく似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます」
ほんのりと頬を染めるのも可愛い。
「ああ、私は一ノ宮匡だ。君より2つ年上の30歳」
「えっ!」
「ふふっ。そんなに驚かれると傷つくな。確かに君より老けているけど」
「えっ、そうじゃなくて……僕よりもずっと大人だから驚いてしまって……」
「まぁ、そうかな。両親が亡くなって、早くに父の跡を継いだものだから早く大人になろうと思っていたからね」
「あ……ご両親、亡くなられたんですね」
悪いことを聞いてしまったという表情を見せるが、気にすることはない。
もう吹っ切れているのだから。
「もう6年近く前だから気にしないでいいよ。一気に両親を亡くして、悲しみに浸る暇もなく父の跡を継いで心身ともに疲れていた時、仕事先のドイツで君の演奏を聴いたんだ。私の状態を心配してくれた友人が演奏会に連れて行ってくれたんだが、あの時はびっくりしたな。心が浄化されるっていうのかな。自分が何を悩んでいたんだろうって気づかせてくれたんだ。君の……蛍くんの演奏で私は立ち直れたんだ」
「そんな……っ」
その言葉に蛍くんは瞬きを忘れたように、じっと私を見つめていた。
店主の声に彼は嬉しそう駆け寄って、真剣な眼差しで楽譜を選び始めた。
「お客さま。どうぞこちらへ。お待ちの間、珈琲でもいかがですか?」
「ありがとう。いただきます」
店主は私の目の前に珈琲を置き、
「少しお話をさせていただいてもよろしいですか?」
と尋ねてきた。
「ええ、どうぞ」
私の言葉に店主はそっと向かいに腰を下ろした。
「美里さまとは10年ほど前からの付き合いになります。彼の演奏を初めて聞いた時には心が震えました。同じ楽譜なのに、彼が弾くと全く違う曲を聴いているようで本当に驚きます。ですが、最近……」
「何かあったのですか?」
「大切な方を亡くされたようです。そこから上手く弾けなくなったと仰って……今回帰国されたのもそれが原因です。何か環境を変えればまた弾けるようになるかもと仰っておいででしたよ」
「大切な方……それは?」
私の言葉に店主は頭を横に振りながらも、
「そこまでは存じ上げませんが、美里さまのご年齢なら恋人さんかもしれませんね」
と教えてくれた。
そうか、愛しい人を亡くしたのか。
彼は笑顔の下にそんな悲しい気持ちを隠していたのか。
演奏ができなくなるほどに愛していた人か……。
「しばらくは演奏ができないかもしれないと仰っていた美里さまがあんなに嬉しそうに楽譜を選んでいる姿を拝見して、私は嬉しいです。あなたのおかげですね。ありがとうございます」
「いや、私は何も」
私は何もしていない。
彼にとってはただここに連れて来てくれただけの関係に過ぎない。
それでも……彼の心に誰がいようとも、今はまだ近くにいたい。
ようやく出会えた一目惚れの相手なのだから。
時間をかけて選んだ彼はいくつかの楽譜を持ってこちらに戻ってきた。
「お待たせしてすみません。いくつかあって悩んでしまって……」
「気にしないでいいよ。それなら全て買えばいい」
「えっ、でも……」
「いいんだ。君の演奏を聞かせてもらうんだ。これくらいさせてほしい」
そういうと彼はようやく首を縦に振ってくれた。
楽譜の金額は大したことはなかったから、きっと金額で悩んでいたのではないのだろう。
彼らしく演奏できるかどうか……それを悩んでいたのだ。
彼が気になっていた楽譜を全て購入し、店を出る。
「今日はどこに宿泊をするのかな? よかったらそのホテルまで送るよ」
「ありがとうございます。急遽帰国を決めたので駅の近くのホテルが取れなくて……ここなんですけど、わかりますか?」
そう言ってスマホ画面を見せてくれた、
そこにいたのは、どう考えても彼一人では泊めたくないと思ってしまうほどの安ホテル。
「荷物はもうホテルに?」
「いえ、すぐそこの駅のコインロッカーに置いてて……ここで楽譜を買ってからホテルにいこうと思ってたんです」
「そうか、ならまず荷物を取りに行こうか」
私は内ポケットからスマホを取り出し、車を迎えに来させた。
ものの数分でやってきた迎えの車に彼を乗せ、私も隣に乗り込んだ。
「すぐそこの駅に向かってくれ」
後部座席から運転席に無線で声をかけ、車が動き出すと彼は私の隣で驚きの表情を見せていた。
「どうかした?」
「えっ、いえ、あの……すごい車だなって……」
驚いた様子でキョロキョロと辺りを見回しているのが可愛い。
「ああ、そんなことか。大したことはないよ。いつもは自分で運転することもあるが、今日は呑むかもしれないと思って運転手付きの車にしただけだから。それよりも、今日予約していたホテルは悪いが、キャンセルするよ」
「えっ、どうして?」
「あの場所は君には危なすぎる。さっきみたいな男がゴロゴロいる場所だからね」
「――っ! そ、そうなんですか」
「ああ、だから荷物を取ってきたらそのままうちに向かうよ。ピアノも弾いてもらうのだし、そのまま泊まってくれたら良い」
「そんなっ、ご迷惑じゃ……」
「ふっ。迷惑なら最初からこんな提案しないよ。君をあんなところに泊める方が心配になる。ね、このままうちに来てくれ」
そういうと彼は遠慮しつつも、頷いてくれた。
すぐにホテルにキャンセルの連絡を入れ、彼からコインロッカーの鍵を受け取り運転手に持って来させた。
そして、荷物を車に乗せてそのまま自宅に向かった。
「えっ……こ、こが……ご自宅ですか?」
「ああ。今は一人で住んでいるから気を遣わなくていいよ」
「こんな広い家にお一人で住んでいるんですか? お掃除とか大変じゃないですか?」
「ああ、私が仕事でいない昼間に通いのハウスキーパーを頼んでいるんだ。あとは自分でしたらいいし、あまり問題はないかな。さぁ、中に入ろう」
運転手に荷物を家の中まで運んでもらって帰らせ、私は彼をリビングに案内した。
「ゆっくりくつろいでいて。そういえば、食事は?」
「あ、飛行機の中で少し食べたので大丈夫です」
「そうか、ならコーヒーでも」
コーヒーをおとしていると、彼がこっちに近づいてくる。
「良い香りですね。コーヒーお好きなんですか?」
「ああ、コーヒーだけは自分で豆を買ってるんだ。こうしている時間が落ち着くんだよ」
「ああ、なんかわかります」
コポコポとコーヒーができる音を聞きながら穏やかな時が流れる。
この家にまたこんな時間が訪れるとはな。
「どうぞ。よかったらこれもつまんで」
「ありがとうございます」
貰い物で持て余していたクッキーだったが、彼はそれを嬉しそうにつまんでくれた。
「わぁ、美味しいです」
「それはよかった」
「あ、あの……そういえば、名前を伺ってもって、僕、自分のことも話してないですね。すみません。あの、僕……美里蛍です」
「けい? どんな時を書くんだ?」
「あの、蛍って書いて『けい』です」
「へぇ、綺麗で良い名前だな。君によく似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます」
ほんのりと頬を染めるのも可愛い。
「ああ、私は一ノ宮匡だ。君より2つ年上の30歳」
「えっ!」
「ふふっ。そんなに驚かれると傷つくな。確かに君より老けているけど」
「えっ、そうじゃなくて……僕よりもずっと大人だから驚いてしまって……」
「まぁ、そうかな。両親が亡くなって、早くに父の跡を継いだものだから早く大人になろうと思っていたからね」
「あ……ご両親、亡くなられたんですね」
悪いことを聞いてしまったという表情を見せるが、気にすることはない。
もう吹っ切れているのだから。
「もう6年近く前だから気にしないでいいよ。一気に両親を亡くして、悲しみに浸る暇もなく父の跡を継いで心身ともに疲れていた時、仕事先のドイツで君の演奏を聴いたんだ。私の状態を心配してくれた友人が演奏会に連れて行ってくれたんだが、あの時はびっくりしたな。心が浄化されるっていうのかな。自分が何を悩んでいたんだろうって気づかせてくれたんだ。君の……蛍くんの演奏で私は立ち直れたんだ」
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