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番外編
直己さんの実家 <前編>
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リクエスト第3弾は直己の両親への挨拶です♡
ちょっと長くなってしまいましたので前後編に分けます。
楽しんでいただけると嬉しいです。
「佳都、今度の週末俺の実家に行かないか?」
「えっ? 直己さんの実家ですか?」
「ああ、急遽結婚式も挙げられることになったし、一応両親に連絡したら両親も出席したいって言い出したからその前に佳都を紹介しておきたくて」
突然の話に驚いてしまったけれど、考えてみれば結婚式を挙げるんだもんな。
ご両親への挨拶は必須だよ。
僕の両親には直己さんはちゃんと挨拶しに行ってくれたって言うのに。
僕は気づきもしないで……ああ、やっぱり僕はまだ子どもだな。
「僕の方から挨拶に行きたいって言わないといけないかったのに……ごめんなさい」
「何を言ってるんだ! そんなこと気にすることじゃないよ。大体、私が佳都を見せたくなくて断ってたんだから」
「えっ? 見せたく、ない……?」
もしかしたら僕が恋人だっていうのが恥ずかしい……とか?
一瞬そう思ってしまったのに気づいたのか
「違うぞ! 佳都とのことを恥ずかしいとか思ってるわけじゃないぞ!!」
と慌てたように説明してくれた。
「佳都のことを気に入るのは間違いないから、一度会わせたが最後しょっちゅう会わせないといけなくなるのが嫌なだけだ。そうするとせっかくの佳都との2人の時間を奪われてしまうだろう? 佳都を取られるのが嫌なんだ、私は」
「取られるって……直己さんったら」
思ってもみなかった理由に僕は思わず笑ってしまったけれど、
「私は本気だぞ。佳都はすぐに人に好かれるから心配なんだ」
と真剣な表情で言ってきた。
「僕は大切な直己さんを育ててくださったご両親と仲良くしたいです。でも、直己さん以上に好きになったりはしませんよ。ご両親と直己さんとの約束なら絶対に直己さんを優先しますから」
「佳都……私があまりにも狭量すぎて嫌になってないか?」
「何言ってるんですか。こんなにも好きになってくれて嬉しいしかないですよ」
「佳都……愛してるよ」
直己さんが僕の唇にキスをしてくれる。
もう何度も何度も唇を重ね合わせているけれど、いつもどきどきするのはキスするたびにどんどん好きになっているからだろうな。
甘く蕩けるようなキスを与えられながら、僕はそのまま寝室に連れて行かれた。
土曜日。
昼食を一緒にとお誘いを受け、お土産を用意して直己さんの実家へと向かう。
「お土産、僕が作ったマドレーヌでよかったんですか?」
「ああ、この前佳都が作ってくれた時七海に美味しかったと自慢したら、母さんがそれを七海から聞いて今日食べたいってリクエストが来たんだ」
「お口に合えばいいんですけど……ああ、なんかどきどきしちゃうな」
「大丈夫だよ。佳都はいつも通りでいいからな」
ギュッと手を握ってくれるその温もりにホッとする。
直己さんが一緒にいてくれたら安心だな。
直己さんの実家は僕たちが暮らしているマンションから車で10分ほどの距離にあるらしい。
七海ちゃんが実家から大学に通っているくらいだから当然といえば当然だけど、結構近いんだな。
直己さんの車が進んで行く道中に見える家はどこも大きな門と広い庭があって、奥に見える家もものすごく大きい。
ここって、もしかして高級住宅街ってやつ??
直己さんは平然としているけど、考えてみたらあんなすごいマンションに住める人の実家なんだよね。
そんなすごい家にお邪魔するのに、あんなマドレーヌなんかでよかったんだろうか……。
そんなことを思っていると、車は周りよりも一際大きな豪邸の前に停まった。
「えっ? ここ、ですか……?」
「ああ、今からガレージに車止めるから」
直己さんがそう言った瞬間、壁が開き地下へと続くスロープが現れた。
車はそこから地下へと潜っていく。
地下には車が10台近く並んでいる。
しかもどれも高級車ばかりだ。
ふぇー、すごすぎる。
お金持ち具合が桁違いすぎてもう、すごいとしか言いようがない。
直己さんは運転席からさっと降りるとすぐに僕のところに回り込んで扉を開いてくれた。
あまりのすごさに驚きっぱなしの僕の手をとり、車から降ろしてくれた。
「佳都、どうした?」
「いえ、あまりにもすごすぎてびっくりしちゃって……」
「ああ、このガレージか。親父の車好きが高じてこんな広いガレージを地下に作っちゃったんだよ」
いや、ガレージだけじゃなくて家の方も大きくてびっくりしてるんだけど……。
驚きすぎてそれ以上にいうことはできなかった。
「地下からエレベーターで玄関に行けるから」
と案内され、10人は乗れそうな大きなエレベーターに乗せられてあっという間に地上へと到着した。
チンと開いた目の前に
「いらっしゃい!」
と直己さんのご両親が待っていて、まだ心の準備がで来ていなかった僕は
「わぁっ!」
と声をあげてしまった。
直己さんはそんな僕をギュッと抱きしめながら、
「親父も母さんも佳都を驚かせるなよ」
と怒っている。
「ガレージに入ってきたのがわかったから待っていただけよ。こんなに驚くとは思っていなかったものだからごめんなさい」
「い、いえ。僕こそ驚いてしまって申し訳ありません」
必死に謝ると、直己さんは
「佳都が謝ることは何もないよ」
と優しい声で言ってくれた。
「ふぅん、七海が言っていた以上の溺愛っぷりだな。お前のそんな顔が見られるとは思ってもなかったよ」
「言っただろう、俺には佳都だけだって」
「ああ、本当にそのようだな」
直己さんのお父さんは直己さんと話した後で、
「佳都くん、君に会えて嬉しいよ。今日はゆっくりして行きなさい」
と笑顔でそう言ってくれた。
「はい。ありがとうございます」
笑顔で返した僕にお父さんとお母さんは満面の笑みを見せてくれた。
「さぁ、中に入ろう」
リビングへと案内してもらっていると、突然
「ワン! ワン! ワン!」
と大きな鳴き声がしたかと思ったら、大きな犬がバウッと僕に突進してきた。
「わぁっ!!」
「佳都っ!」
驚く僕と直己さんを横目に大きな犬は倒れてしまった僕の上から離れようとしない。
しかも尻尾がちぎれるんじゃないかと思うほどものすごいスピードで振っていて、大きな舌でぺろぺろと顔を舐めてくるから僕はもうくすぐったくてしょうがない。
「ライリーっ! やめろっ!! ほら、佳都から離れろっ!!」
直己さんが必死に僕から離そうとするけどライリーは全くいうことを聞く様子がない。
「ら、ライリー……ちょっとやめっ――」
必死に声を上げると、ライリーは突然大人しくなり僕の上から下りてくれた。
ライリーは僕の前にちょこんと座りながらも必死に尻尾を振っている。
その可愛い姿に僕はもうメロメロになってしまった。
起き上がって、
「ライリー」
と声をかけると、『ワンっ!』と一際大きな声をあげた。
パッと周りを見渡すと、直己さんはおろか、お父さんやお母さんも驚いた表情で僕を見ている。
「ど、どうしたんですか?」
「いや、ライリーがこんなにも懐くなんて見たことがなくてな……」
「そうなんですか?」
「ええ、家族以外には近寄ろうともしないから。直己にだって慣れてきたのは最近だし。ねぇ」
「ああ。ライリーはよっぽど佳都くんが好きだと見えるな」
目を細めてそう言ってくれるお父さんの言葉が嬉しくて、僕はライリーに抱きついた。
「ライリー、僕を気に入ってくれたの?」
「ワンっ!!」
「ふふっ。もふもふだぁ。ライリー、可愛いな」
「ワンっ!!」
僕がライリーに回した手でもふもふの背中を撫でていると、
「佳都、もういいだろ」
と直己さんに引き離されてしまった。
もふもふの手触りがなくなって
「ああ~っ、ライリー……」
と名残惜しく思っていると、
「ははっ。直己、お前ライリーに負けたな」
お父さんが直己さんの肩をバンバン叩くと直己さんは少し拗ねた様子で
「負けてるわけないだろっ!!」
と言い返していた。
その姿がなんだかいつもの直己さんっぽくなくて可愛く思えた。
やっぱり実家だと子どもっぽくなっちゃうのかな。ふふっ。
ちょっと長くなってしまいましたので前後編に分けます。
楽しんでいただけると嬉しいです。
「佳都、今度の週末俺の実家に行かないか?」
「えっ? 直己さんの実家ですか?」
「ああ、急遽結婚式も挙げられることになったし、一応両親に連絡したら両親も出席したいって言い出したからその前に佳都を紹介しておきたくて」
突然の話に驚いてしまったけれど、考えてみれば結婚式を挙げるんだもんな。
ご両親への挨拶は必須だよ。
僕の両親には直己さんはちゃんと挨拶しに行ってくれたって言うのに。
僕は気づきもしないで……ああ、やっぱり僕はまだ子どもだな。
「僕の方から挨拶に行きたいって言わないといけないかったのに……ごめんなさい」
「何を言ってるんだ! そんなこと気にすることじゃないよ。大体、私が佳都を見せたくなくて断ってたんだから」
「えっ? 見せたく、ない……?」
もしかしたら僕が恋人だっていうのが恥ずかしい……とか?
一瞬そう思ってしまったのに気づいたのか
「違うぞ! 佳都とのことを恥ずかしいとか思ってるわけじゃないぞ!!」
と慌てたように説明してくれた。
「佳都のことを気に入るのは間違いないから、一度会わせたが最後しょっちゅう会わせないといけなくなるのが嫌なだけだ。そうするとせっかくの佳都との2人の時間を奪われてしまうだろう? 佳都を取られるのが嫌なんだ、私は」
「取られるって……直己さんったら」
思ってもみなかった理由に僕は思わず笑ってしまったけれど、
「私は本気だぞ。佳都はすぐに人に好かれるから心配なんだ」
と真剣な表情で言ってきた。
「僕は大切な直己さんを育ててくださったご両親と仲良くしたいです。でも、直己さん以上に好きになったりはしませんよ。ご両親と直己さんとの約束なら絶対に直己さんを優先しますから」
「佳都……私があまりにも狭量すぎて嫌になってないか?」
「何言ってるんですか。こんなにも好きになってくれて嬉しいしかないですよ」
「佳都……愛してるよ」
直己さんが僕の唇にキスをしてくれる。
もう何度も何度も唇を重ね合わせているけれど、いつもどきどきするのはキスするたびにどんどん好きになっているからだろうな。
甘く蕩けるようなキスを与えられながら、僕はそのまま寝室に連れて行かれた。
土曜日。
昼食を一緒にとお誘いを受け、お土産を用意して直己さんの実家へと向かう。
「お土産、僕が作ったマドレーヌでよかったんですか?」
「ああ、この前佳都が作ってくれた時七海に美味しかったと自慢したら、母さんがそれを七海から聞いて今日食べたいってリクエストが来たんだ」
「お口に合えばいいんですけど……ああ、なんかどきどきしちゃうな」
「大丈夫だよ。佳都はいつも通りでいいからな」
ギュッと手を握ってくれるその温もりにホッとする。
直己さんが一緒にいてくれたら安心だな。
直己さんの実家は僕たちが暮らしているマンションから車で10分ほどの距離にあるらしい。
七海ちゃんが実家から大学に通っているくらいだから当然といえば当然だけど、結構近いんだな。
直己さんの車が進んで行く道中に見える家はどこも大きな門と広い庭があって、奥に見える家もものすごく大きい。
ここって、もしかして高級住宅街ってやつ??
直己さんは平然としているけど、考えてみたらあんなすごいマンションに住める人の実家なんだよね。
そんなすごい家にお邪魔するのに、あんなマドレーヌなんかでよかったんだろうか……。
そんなことを思っていると、車は周りよりも一際大きな豪邸の前に停まった。
「えっ? ここ、ですか……?」
「ああ、今からガレージに車止めるから」
直己さんがそう言った瞬間、壁が開き地下へと続くスロープが現れた。
車はそこから地下へと潜っていく。
地下には車が10台近く並んでいる。
しかもどれも高級車ばかりだ。
ふぇー、すごすぎる。
お金持ち具合が桁違いすぎてもう、すごいとしか言いようがない。
直己さんは運転席からさっと降りるとすぐに僕のところに回り込んで扉を開いてくれた。
あまりのすごさに驚きっぱなしの僕の手をとり、車から降ろしてくれた。
「佳都、どうした?」
「いえ、あまりにもすごすぎてびっくりしちゃって……」
「ああ、このガレージか。親父の車好きが高じてこんな広いガレージを地下に作っちゃったんだよ」
いや、ガレージだけじゃなくて家の方も大きくてびっくりしてるんだけど……。
驚きすぎてそれ以上にいうことはできなかった。
「地下からエレベーターで玄関に行けるから」
と案内され、10人は乗れそうな大きなエレベーターに乗せられてあっという間に地上へと到着した。
チンと開いた目の前に
「いらっしゃい!」
と直己さんのご両親が待っていて、まだ心の準備がで来ていなかった僕は
「わぁっ!」
と声をあげてしまった。
直己さんはそんな僕をギュッと抱きしめながら、
「親父も母さんも佳都を驚かせるなよ」
と怒っている。
「ガレージに入ってきたのがわかったから待っていただけよ。こんなに驚くとは思っていなかったものだからごめんなさい」
「い、いえ。僕こそ驚いてしまって申し訳ありません」
必死に謝ると、直己さんは
「佳都が謝ることは何もないよ」
と優しい声で言ってくれた。
「ふぅん、七海が言っていた以上の溺愛っぷりだな。お前のそんな顔が見られるとは思ってもなかったよ」
「言っただろう、俺には佳都だけだって」
「ああ、本当にそのようだな」
直己さんのお父さんは直己さんと話した後で、
「佳都くん、君に会えて嬉しいよ。今日はゆっくりして行きなさい」
と笑顔でそう言ってくれた。
「はい。ありがとうございます」
笑顔で返した僕にお父さんとお母さんは満面の笑みを見せてくれた。
「さぁ、中に入ろう」
リビングへと案内してもらっていると、突然
「ワン! ワン! ワン!」
と大きな鳴き声がしたかと思ったら、大きな犬がバウッと僕に突進してきた。
「わぁっ!!」
「佳都っ!」
驚く僕と直己さんを横目に大きな犬は倒れてしまった僕の上から離れようとしない。
しかも尻尾がちぎれるんじゃないかと思うほどものすごいスピードで振っていて、大きな舌でぺろぺろと顔を舐めてくるから僕はもうくすぐったくてしょうがない。
「ライリーっ! やめろっ!! ほら、佳都から離れろっ!!」
直己さんが必死に僕から離そうとするけどライリーは全くいうことを聞く様子がない。
「ら、ライリー……ちょっとやめっ――」
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ライリーは僕の前にちょこんと座りながらも必死に尻尾を振っている。
その可愛い姿に僕はもうメロメロになってしまった。
起き上がって、
「ライリー」
と声をかけると、『ワンっ!』と一際大きな声をあげた。
パッと周りを見渡すと、直己さんはおろか、お父さんやお母さんも驚いた表情で僕を見ている。
「ど、どうしたんですか?」
「いや、ライリーがこんなにも懐くなんて見たことがなくてな……」
「そうなんですか?」
「ええ、家族以外には近寄ろうともしないから。直己にだって慣れてきたのは最近だし。ねぇ」
「ああ。ライリーはよっぽど佳都くんが好きだと見えるな」
目を細めてそう言ってくれるお父さんの言葉が嬉しくて、僕はライリーに抱きついた。
「ライリー、僕を気に入ってくれたの?」
「ワンっ!!」
「ふふっ。もふもふだぁ。ライリー、可愛いな」
「ワンっ!!」
僕がライリーに回した手でもふもふの背中を撫でていると、
「佳都、もういいだろ」
と直己さんに引き離されてしまった。
もふもふの手触りがなくなって
「ああ~っ、ライリー……」
と名残惜しく思っていると、
「ははっ。直己、お前ライリーに負けたな」
お父さんが直己さんの肩をバンバン叩くと直己さんは少し拗ねた様子で
「負けてるわけないだろっ!!」
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