これから君のところへ

レインボー

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番外

その後…

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アルside

あぁ~、こっちに来ちゃったか~。

まぁ、俺も置いてっちまったから仕方ないのか?

とりあえず、迎えにいってやらないとな♪

「おっ、いたいた。
     おーい、レイ!」

レイと呼ばれた少年はこちらを振り向いた。

まだあどけなさの残っている顔立ちたがその表情は暗かった。

「アル……ご、ごめん。
僕、アルの分までいきれなかった。
ごめん、ごめんね」

そういったレイは泣いていた。

「レイ、大丈夫だ。
レイは頑張ったんだ。
俺こそ、お前を置いていってごめんな」

「そんなことない!
アルのせいじゃないよ!
あいつらが、あいつらが悪いんだ。
だって、あいつらがアルを殺さなければ一緒にいれたんだ。」

「レイ…」

アルはレイを抱きしめこれからのこと、レイが来る前のことを話した。

その内容は、これからはずっと一緒にいられること、死んでからずっとレイのことを見ていたということだった。

「ほんと?
これからはずっと一緒にいられるの?」

「うん。
神様が特別に転移といった形でどこか別の世界で一緒に行かせてくれるらしいんだ。
その世界は同姓でも結婚できるらしいんだ。
それに、神様が特別な力をそれぞれにくれるらしい。」

レイはその世界についてアルに聞こうと口を開きかけたとき、眩しい光があらわれた。

「これからはそなたらを別の世界に送る
ちなみに、力はあっちの世界にいってからステータスオープンと唱えると確認することができる。
それから、あっちの知識や常識は最初から組み込んでおるから心配せずとも大丈夫じゃ。」

「神様…ありがとうございます。
でも、どうしてそこまでしてくれるんですか?」

そう、アルがこちらにきてからずっときにかけてくれていたがそれはとても不思議だった。

レイも不思議だったようでじっと神様を見つめた。

「それはのぅ、君たち二人がわし愛し子だからじゃよ。」

「愛し子…」

「そうじゃ
それじゃぁ、時間切れだ。
達者でのう。
教会に祈りを捧げてくれれば、わしもあいにいけるからたまには祈りを捧げてくれほしいのぅ」

そういうと、俺たちは、光に包まれた。
とっさにレイを抱きしめ、気づいたら森のなかにいた。

「アル…これからもよろしくね
大好きだよ」

「あぁ、俺も愛してるよレイ」
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