これから君のところへ

レインボー

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番外

ヒロインは

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※残酷な描写が出てきます。
苦手な方はお飛ばしください。

ヒロイン視点

目の前で私を虐めたあいつが自殺した。
そして、暫く日にちがたってから、私は牢獄にいた。

な、なによこれ。
こんなこと知らない。
書かれてなかったじゃない。

私は、転生者でこの世界は、あの小説に書かれていた世界で、私がヒロインで、あいつが悪役なんじゃなかったの!

よくある話で、忌み子として生まれたヒロインがまわりの攻略対象者を攻略して虐めを耐えて、最後に悪役が断罪される─はずだった。

それなのに、攻略対象の一人があの悪役にくっついてて、全然攻略できないし、おまけに、あいつから離れたら、助けて上げるといっても全然離れなかった。

だから屋上から突き落とすように、彼らを仕向けたの。

あーあ、残念だったな。
1番のイケメンだったのに。

それになんなの?あいつ
虐めもぬるいし、殺そうともしてこない。
シナリオ通りに動けよ!

あームカつく
何で今になってばれるのよ。

てか女神様は何してんのよ。
私は愛し子なんでしょ!
愛し子が殺されそうになってるのに助けにもこないし、あーまずい、まずいわ。
後少しで処刑されてしまう。
なにか、なにか脱出する方法はないかしら

「お前は、外に出たいか?」

誰よ。
「そんなの、出たいに決まってるじゃない」

「…そうか。ならついてこい。」

私は、目の前男に言われた通りについていった。

「ねぇ、どこに向かってるのよ。」

もう、最悪。
何かじめじめしてるし、道は険しいし、こんなところを歩かせるなんて。

すると、男は止まり、こちらを振り向いた。

「よくこれほど信用して、ついてきたな」

「どういう意味よ」

男の回りに、たくさんの猛獣が出てきた。

「ヒッ」

「お前は、わしの愛し子達を傷つけた。
ならばその報いを受けるのは当然じゃろ?」

猛獣たちは一斉に私に飛びかかってきた。
に、逃げなきゃ。
足が、動かない。
どうして、なんで!

「あぁ、そうだお前の言う女神とやらの助けを期待しても無駄じゃ。
なんせわしの愛し子にてを出したんだ。
無事で過ごさせるわけにはいかないからのお、無駄に世界に干渉できないように力を奪ってきた。」

男の声は私には聞こえていなかった。
なぜなら私の体は、どんどん猛獣達に食われていったから。

「アァァァァァァ」

痛い、痛い。
誰か、助けて。
だれ、かたす、け、
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