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188.燻製を作ろう。(魚とオーク肉)✔ 2024.1.29修正 文字数 前3,570後3,632増62
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製塩状況を確認したところ、海水が順調に濃縮されており、塩の結晶があちこちに付着している。回収して煮詰めて塩にする必要があるが、今はやる気になれない。
それに全部一人ではできないから、そろそろ人を雇った方がいいだろうな。もう少しすれば仕事斡旋ギルドもできるから依頼を出そう。働く場所を新しく増やせるしね。
魚が二百匹もあったのにはびっくりさせられた。一匹が三キロはあるんじゃないかな、二百匹だと六百キロだからね。俺がグラン城に行っている間に獲ったんだな。
疲れて休みたいんだけど、大量の魚が甲板に積まれているんだ。命をいただいたのだから粗末にしたくない、焼くか揚げる以外にしたいな……サーモンそうだ燻製を作ってみよう。スモークサーモンで決まりだな。
それよりも、ソードフィッシュが気になる。噛まれて見えていた身はマグロそのものだ。炙ってやるのもいいが、やっぱり刺身で食べたいな。食中毒が怖いから念のために一度冷凍にしておこう。
おかしいな? さっきまであんなに疲れていたはずなのに、マグロが食べれると思った途端にやる気が出てきたぞ。
一日凍らせないといけないから、その間に燻製を作ろう。何種類か木を試してみよう。枝を切りチップを作って匂いを嗅いでみる。
チップに火を着けて煙を嗅いでみた。リンゴの木に似た香りがする。サーシャもレックスも甘い香りが好きそうだから、この木ならいい燻製が作れそうだ。
少し甘い香りがしてナラのようにガツンとくる匂いではない。これなら初めての人にも受け入れやすいんじゃないかな。
魚をさばくと筋子が出てきた。これは取っておいて後で食べよう。身を切り分けて十枚をお試しで燻してみる。
土魔法で燻製用の四角い箱を作る。箱の中には魚を並べる網も作ったからね。網に魚の切り身を並べ、チップを箱の底に敷き点火すると煙が登り出した。蓋を閉めて八十度から百度にイメージしながら魔法で加熱、しばし待つ。
十分ほど経過したので一枚だけ取り出し食べてみる。しっとりとしており、ほんのりと甘い香りがしている。美味しい。想像していた通りだな。ナラがあればもっとガツンとくるような燻製も作れるが、これはこれでありだ。この燻されたほんのりと甘い香りがなんとも言えない。
木はこれでいいな、枝をウインドスラッシュで細かくして大量のチップを作った。
魚の腸を出すのはベビとチビが担当してくれる。切り身にすると並べるのも大変になるので、三枚におろして吊り下げて燻製にする。
説明しながらやって見せると、チビとベビが手伝ってくれた。三枚にされた魚に塩と砂糖を混ぜ合わせ塗りこんでいく。本当はこの状態で二日ほど寝かせるのがいいが、魔法で時短させる。それでも三時間は寝かせた方がいいだろうな。
寝かせる間に露天風呂に入って来よう。
あれ? お客が多いな。大きな猿? 魔物だろうか? 六匹がレックス達と仲良く温泉に浸かっていた。逃げないんだな。初めて一緒に入っているのを見たな。
観察を続けていると、チビとベビがお湯から上がった猿を火と風を使って乾かしてやっていたのにもビックリさせられた。どこに行くのか興味があるな、俺も慌てて体を拭き後を追う。
え! レックスに造った小屋に入って行った。どうなっているんだ?
怖がられないだけではなく、一緒に暮しているのか? 聞いてみたら、寒いから一緒に寝るようになったんだと教えてくれた。みんながそれでいいなら何も言うことはない。
もう一度、温泉に入り時間を潰していたが、のぼせそうなので上がり、別荘でのんびりと過ごした。
寝かせた魚の切り身を燻製用に造った小屋の中にぶら下げる。四百枚もあるとなかなかな光景だな。チップに火を着けると煙が黙々と出てくる。小屋を閉め八十度にして一時間ほど待とう。燻製が出来上がるまでの一時間で温泉にゆっくりと浸かろう。
一時間経過したので、燻製を確認したが量が多いからだろう、もう少し燻した方がよさそうなんだ。
結局、二回も温泉に浸かり、三時間燻してやっといい感じに甘い香りに包まれた。寝かせる時間が短すぎたから、心配していたけど思っていた以上に美味しくできたな。
予想は付くけどレックスとチビ、ベビの感想を聞いてみるか。
小屋から燻製を出し、匂いを味わってもらってから口に入れてやる。
《甘い匂いがするな、美味いではないか。魚もこんな風になるのだな。また新しい料理を知ることができた》
レックスがペロリと口の周りを舐め、催促してきた。気に入ってくれたようだな。
《よかったね。みんなにも食べさせたいから少しだけにしてね》
《仕方ない》
レックスが少し残念そうにしている。
《ママ、ベビも食べたいノ》《チビもダォ》
《はいどうぞ、匂いを味わってから食べてよ》
チビとベビの鼻先に二メートル近い半身の燻製を半分に折ってぶら下げる。
クンクンとスモークされた香りを嗅いでからパクリとかぶりついた。むしゃむしゃ咀嚼するとゴクリと呑み込んでしまった。もう少し味わってほしかったな。次からはカットして提供しよう。
《いい匂いなノ、ちょっとだけ甘かったノ》《甘い香りがするダォ、チビ、これ好きダォ》
《ベビも、もっと食べたいノ》
自分たちが捕まえてきた魚だからね、ちゃんと味わって食べてね。
結局、レックスとチビとベビはそれぞれ十匹分の二十枚をペロリと平らげてしまった。作るのは大変だが、三匹にかかると三十匹なんて簡単に胃に収まってしまった。
まだ食べたそうにしていたが、みんなに食べさせるために諦めてもらった。その代わりまた獲りに行きたいと言っている。グラン帝国の河には大量に泳いでいたそうだから、獲っても大丈夫そうだけど他国だからな。
ハイルーン領の中でなんとかできないか検討してみるか。海に繋がる河は二本確認できているから、人工ふ化に挑戦してみるのもいいかもね。まずは、生きたまま何匹か運んで湖に放流してみようかな。稚魚が海に出れば帰って来るかもしれないからね。
次は長期保存できるように冷燻にチャレンジしよう。魚を高温にしないから、冷燻の方がスモークサーモンに適しているからね。
ソードフィッシュも獲りたいな。齧られていた尻尾の近くの身を食べてみた。尻尾だったからか筋が気になりはしたけど、マグロの赤身そのものだったんだよ。尻尾でこれだけ美味しいんだから期待できるよね、明日が楽しみだよ。
海竜を討伐して本当に良かったよ。あのままだったらソードフィッシュが食べ尽くされていたかもしれないからね。ポート港にも魚が水揚げされているし、役に立てている気がしてきたな。
レックスが燻製を気に入ったみたいだ。オーク肉を燻製してほしいと言ってきた。魚も燻し終わったからやってみよう。解体はレックスにお願いして部位ごとに吊り下げる。
魔法で滅菌してから塩と砂糖を混ぜたモノを塗り込んだ。後はこのまま寝かせてから燻製にすればいい。
流石に三回目の温泉はしんどいな。やっぱり疲れているんだろうな。
今日は別荘に泊まり、夜の間に破れたウイングスーツをチクチクやるかな。
朝早くにキーキーという猿の鳴き声に起こされた。窓から外を見ると森に入るところだった。食料でも取りに行くのかな。
さて、オークの燻製も完成したことだし、そろそろ家に帰ろう。チビとベビに運んでもらうようにお願いした。
昨夜、チクチクと丁寧に飛膜を縫ったんだけど、飛行に耐えられるか心配なんだ。ベビの背中に乗ったのがよくなかったみたいだ。小さな傷が大量にできており、いつ裂けてもおかしくない。
オーク肉の燻製もあるため量が多いが、網に入れてチビとベビの体に結び付けた。余裕で飛べるみたいだな。
チクチクと補修したウイングスーツだけど、強度的に耐えられないことが分かった。変な力がかかるみたいでまた破れてしまったんだ。このままでは危なくて飛行はできないな。 翼竜の飛膜は大事に保管しているので、あと一回は修理できる量が残っているはずだ。
夕食は魚とオーク肉の燻製を食べてもらうよ。きっと、サーシャにも喜んでもらえるんじゃないかな。マシュー商会にもおすそ分けしておこう。
お父様もお母様も美味しいと言ってくれた。勿論サーシャとベスも気に入ってくれたようで、お代わりしていたからね。
ワインに合うとお父様とお母様は言うが、お父様は飲みたいだけに見えるんだけどな。
「アルお兄様、このお魚、ちょっとだけ甘い匂いがしているの。サーシャ、このお魚の方が、焼いたお魚より好きなの」
燻製の匂いと味は俺の好みに合わせているが、ずっと食べさせて来たから好みも似てきたのかもしれないな。
翼竜の飛膜で元通りにできたけど、使い切ったから次に破れたら修理は困難だ。飛膜の代わりを探さないといけないな。
エルフの帆に使われていた布が手に入れば、使えそうなんだけど貰えばよかった。ダメ元でお願いするべきだったよ。予備の帆とか積んでありそうだから、買い取りでもよかったんだけど残念なことをしたな。次に会うことがあればお願いしてみよう。
それに全部一人ではできないから、そろそろ人を雇った方がいいだろうな。もう少しすれば仕事斡旋ギルドもできるから依頼を出そう。働く場所を新しく増やせるしね。
魚が二百匹もあったのにはびっくりさせられた。一匹が三キロはあるんじゃないかな、二百匹だと六百キロだからね。俺がグラン城に行っている間に獲ったんだな。
疲れて休みたいんだけど、大量の魚が甲板に積まれているんだ。命をいただいたのだから粗末にしたくない、焼くか揚げる以外にしたいな……サーモンそうだ燻製を作ってみよう。スモークサーモンで決まりだな。
それよりも、ソードフィッシュが気になる。噛まれて見えていた身はマグロそのものだ。炙ってやるのもいいが、やっぱり刺身で食べたいな。食中毒が怖いから念のために一度冷凍にしておこう。
おかしいな? さっきまであんなに疲れていたはずなのに、マグロが食べれると思った途端にやる気が出てきたぞ。
一日凍らせないといけないから、その間に燻製を作ろう。何種類か木を試してみよう。枝を切りチップを作って匂いを嗅いでみる。
チップに火を着けて煙を嗅いでみた。リンゴの木に似た香りがする。サーシャもレックスも甘い香りが好きそうだから、この木ならいい燻製が作れそうだ。
少し甘い香りがしてナラのようにガツンとくる匂いではない。これなら初めての人にも受け入れやすいんじゃないかな。
魚をさばくと筋子が出てきた。これは取っておいて後で食べよう。身を切り分けて十枚をお試しで燻してみる。
土魔法で燻製用の四角い箱を作る。箱の中には魚を並べる網も作ったからね。網に魚の切り身を並べ、チップを箱の底に敷き点火すると煙が登り出した。蓋を閉めて八十度から百度にイメージしながら魔法で加熱、しばし待つ。
十分ほど経過したので一枚だけ取り出し食べてみる。しっとりとしており、ほんのりと甘い香りがしている。美味しい。想像していた通りだな。ナラがあればもっとガツンとくるような燻製も作れるが、これはこれでありだ。この燻されたほんのりと甘い香りがなんとも言えない。
木はこれでいいな、枝をウインドスラッシュで細かくして大量のチップを作った。
魚の腸を出すのはベビとチビが担当してくれる。切り身にすると並べるのも大変になるので、三枚におろして吊り下げて燻製にする。
説明しながらやって見せると、チビとベビが手伝ってくれた。三枚にされた魚に塩と砂糖を混ぜ合わせ塗りこんでいく。本当はこの状態で二日ほど寝かせるのがいいが、魔法で時短させる。それでも三時間は寝かせた方がいいだろうな。
寝かせる間に露天風呂に入って来よう。
あれ? お客が多いな。大きな猿? 魔物だろうか? 六匹がレックス達と仲良く温泉に浸かっていた。逃げないんだな。初めて一緒に入っているのを見たな。
観察を続けていると、チビとベビがお湯から上がった猿を火と風を使って乾かしてやっていたのにもビックリさせられた。どこに行くのか興味があるな、俺も慌てて体を拭き後を追う。
え! レックスに造った小屋に入って行った。どうなっているんだ?
怖がられないだけではなく、一緒に暮しているのか? 聞いてみたら、寒いから一緒に寝るようになったんだと教えてくれた。みんながそれでいいなら何も言うことはない。
もう一度、温泉に入り時間を潰していたが、のぼせそうなので上がり、別荘でのんびりと過ごした。
寝かせた魚の切り身を燻製用に造った小屋の中にぶら下げる。四百枚もあるとなかなかな光景だな。チップに火を着けると煙が黙々と出てくる。小屋を閉め八十度にして一時間ほど待とう。燻製が出来上がるまでの一時間で温泉にゆっくりと浸かろう。
一時間経過したので、燻製を確認したが量が多いからだろう、もう少し燻した方がよさそうなんだ。
結局、二回も温泉に浸かり、三時間燻してやっといい感じに甘い香りに包まれた。寝かせる時間が短すぎたから、心配していたけど思っていた以上に美味しくできたな。
予想は付くけどレックスとチビ、ベビの感想を聞いてみるか。
小屋から燻製を出し、匂いを味わってもらってから口に入れてやる。
《甘い匂いがするな、美味いではないか。魚もこんな風になるのだな。また新しい料理を知ることができた》
レックスがペロリと口の周りを舐め、催促してきた。気に入ってくれたようだな。
《よかったね。みんなにも食べさせたいから少しだけにしてね》
《仕方ない》
レックスが少し残念そうにしている。
《ママ、ベビも食べたいノ》《チビもダォ》
《はいどうぞ、匂いを味わってから食べてよ》
チビとベビの鼻先に二メートル近い半身の燻製を半分に折ってぶら下げる。
クンクンとスモークされた香りを嗅いでからパクリとかぶりついた。むしゃむしゃ咀嚼するとゴクリと呑み込んでしまった。もう少し味わってほしかったな。次からはカットして提供しよう。
《いい匂いなノ、ちょっとだけ甘かったノ》《甘い香りがするダォ、チビ、これ好きダォ》
《ベビも、もっと食べたいノ》
自分たちが捕まえてきた魚だからね、ちゃんと味わって食べてね。
結局、レックスとチビとベビはそれぞれ十匹分の二十枚をペロリと平らげてしまった。作るのは大変だが、三匹にかかると三十匹なんて簡単に胃に収まってしまった。
まだ食べたそうにしていたが、みんなに食べさせるために諦めてもらった。その代わりまた獲りに行きたいと言っている。グラン帝国の河には大量に泳いでいたそうだから、獲っても大丈夫そうだけど他国だからな。
ハイルーン領の中でなんとかできないか検討してみるか。海に繋がる河は二本確認できているから、人工ふ化に挑戦してみるのもいいかもね。まずは、生きたまま何匹か運んで湖に放流してみようかな。稚魚が海に出れば帰って来るかもしれないからね。
次は長期保存できるように冷燻にチャレンジしよう。魚を高温にしないから、冷燻の方がスモークサーモンに適しているからね。
ソードフィッシュも獲りたいな。齧られていた尻尾の近くの身を食べてみた。尻尾だったからか筋が気になりはしたけど、マグロの赤身そのものだったんだよ。尻尾でこれだけ美味しいんだから期待できるよね、明日が楽しみだよ。
海竜を討伐して本当に良かったよ。あのままだったらソードフィッシュが食べ尽くされていたかもしれないからね。ポート港にも魚が水揚げされているし、役に立てている気がしてきたな。
レックスが燻製を気に入ったみたいだ。オーク肉を燻製してほしいと言ってきた。魚も燻し終わったからやってみよう。解体はレックスにお願いして部位ごとに吊り下げる。
魔法で滅菌してから塩と砂糖を混ぜたモノを塗り込んだ。後はこのまま寝かせてから燻製にすればいい。
流石に三回目の温泉はしんどいな。やっぱり疲れているんだろうな。
今日は別荘に泊まり、夜の間に破れたウイングスーツをチクチクやるかな。
朝早くにキーキーという猿の鳴き声に起こされた。窓から外を見ると森に入るところだった。食料でも取りに行くのかな。
さて、オークの燻製も完成したことだし、そろそろ家に帰ろう。チビとベビに運んでもらうようにお願いした。
昨夜、チクチクと丁寧に飛膜を縫ったんだけど、飛行に耐えられるか心配なんだ。ベビの背中に乗ったのがよくなかったみたいだ。小さな傷が大量にできており、いつ裂けてもおかしくない。
オーク肉の燻製もあるため量が多いが、網に入れてチビとベビの体に結び付けた。余裕で飛べるみたいだな。
チクチクと補修したウイングスーツだけど、強度的に耐えられないことが分かった。変な力がかかるみたいでまた破れてしまったんだ。このままでは危なくて飛行はできないな。 翼竜の飛膜は大事に保管しているので、あと一回は修理できる量が残っているはずだ。
夕食は魚とオーク肉の燻製を食べてもらうよ。きっと、サーシャにも喜んでもらえるんじゃないかな。マシュー商会にもおすそ分けしておこう。
お父様もお母様も美味しいと言ってくれた。勿論サーシャとベスも気に入ってくれたようで、お代わりしていたからね。
ワインに合うとお父様とお母様は言うが、お父様は飲みたいだけに見えるんだけどな。
「アルお兄様、このお魚、ちょっとだけ甘い匂いがしているの。サーシャ、このお魚の方が、焼いたお魚より好きなの」
燻製の匂いと味は俺の好みに合わせているが、ずっと食べさせて来たから好みも似てきたのかもしれないな。
翼竜の飛膜で元通りにできたけど、使い切ったから次に破れたら修理は困難だ。飛膜の代わりを探さないといけないな。
エルフの帆に使われていた布が手に入れば、使えそうなんだけど貰えばよかった。ダメ元でお願いするべきだったよ。予備の帆とか積んでありそうだから、買い取りでもよかったんだけど残念なことをしたな。次に会うことがあればお願いしてみよう。
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