拒絶少女は世界を拒絶する

ドキドキ☆温泉旅行編！

最低&最高

何か顔真っ赤にしたナナシさんと
満足したみたいな顔の秋兎が
帰ってきたナニがあったの？
てか、時間かかりすぎじゃない？


「秋兎、遅いわよ？お腹空いたんだけど？」

私はモヤモヤしながらそれをぶつけるように
言葉を吐き出した


「悪かった…つい楽しくなってな」

まじでナニがあったのよ？


「……アー君にイタズラされたわ」

「「「「「！！！？？？」」」」」

私達は全員でそれはそれは驚いた


「やるわねアキアキ！」

「最低です」

「秋兎さん、節度は持ちましょう？」

「……オナカヘタナー」

「…秋兎死ね」

「やましいことはしてねぇよ！？」

「ワタシをきつく締め付けて変な声出させて調教してきたじゃない」


「言葉にすると…違うとも言いきれない！？」

「お兄ちゃんはあっちの部屋で一人で食べたらいいよ」

「深花が辛辣だ！？何だろう１番心に来る！」

私達はそんなやり取りをして秋兎を少し離れた位置に座らせ
食事を始めた


「「「「「「いただきます！！」」」」」」

「いただきます…」


おいしい昼食を味わい始めた私達は
夕飯までの行動を食べながら決めることにした



「あれだな、魅里と僕は商店街かな？」

「温泉まんじゅう買いに行くのね響ったらベタね！ベタベタね！いいわ、付き合ってあげる！」


心底嬉しそうである

「なら、大人組は飲み会かしらね？」

「ですね。」

「そうね…少し頂くわ」

「お、俺も」

…秋兎も…まぁ許してやろう。

「深花はお風呂行く」

「また！？」

「深花は泊ってる間にあと５回は行く予定」

「もう、浴場に泊ってない？」

皮膚ふにゃふにゃにならないかしら？

「私は…」

「何を悩んでるのよ？」

「え？」

「アタシ達と商店街行きましょうよ？」

「い、いいの魅里ちゃん？…せっかくのデートだよ？」

私はひそひそ魅里ちゃんの耳元で言う

「ちょっと惜しいけどいいわよ。でも…セツナともまわりたいしね。」


「魅里ちゃん…うんもちろん行くよ」

「なら、早く食べちゃいましょ？」

「そうだね！」

私達は美味しく急いで食事を食べた