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二学期編
お月見2
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のんびりとした雰囲気の夜
先程誘ってもらった神川家に
手土産を持って訪れた。
すると迎えてくれた神川お父さんが
リビングに案内してくれた。
そこで待っていた舞は俺たちを確認すると
今日も今日とて話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「お餅って素敵よね」
「おいしいよな。」
「おいしいよね!」
俺と冬花は息を揃えて言った。
「それもあるけど……」
「「?」」
「白くてネバネバで素敵よね」
「言うとは思ってたよ!」
「兄ちゃん……思ってたの?」ヒキッ
「と、冬花?引かないで!?」
顔を少し赤くした冬花が
若干軽蔑したような顔で
こちらを見ている……なんか最近
妹に引かれてばっかりだな!?
「流石秋兎くん!」
「褒めるな!」
「だ、だいたい舞さんが兄ちゃんを変態に……」
「お、おい冬花?」
座った目で舞を見ながら冬花は
威圧感ある顔で言った。
人見知りの冬花が……成長したな!
……ってそれどころじゃなかった!
「あら、それは違うわ冬花さん?」
「どう……違うんですか?」
「男の子だもの最初からよ?」
「……なるほど」
「納得するな!?」
「うん。大丈夫だよ兄ちゃん!兄ちゃんが変態でも嫌いにならないから!」
なんか凄いいい笑顔で言われた!?
「私もならないわ秋兎くん!」
「元はと言えばお前のせいだろ!?」
こ、この変態は……はぁ
「おぉ~い店閉めたから団子運ぶの手伝ってくれ~」
「分かった今行くわ。」
「あ、なら私も……」
「お客様はゆっくりしてて?」
「俺も行った方が良くないか?」
「いいんだって大丈夫!」
「……分かった。なら甘えるとしよう。」
「でも……兄ちゃん?」
「人の好意は素直に受け取るもんだ」
「っ……分かった。」
「じゃあ、団子持ってくるわね。」
そう言うと舞は神川お父さんの元に向かった
先程誘ってもらった神川家に
手土産を持って訪れた。
すると迎えてくれた神川お父さんが
リビングに案内してくれた。
そこで待っていた舞は俺たちを確認すると
今日も今日とて話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「お餅って素敵よね」
「おいしいよな。」
「おいしいよね!」
俺と冬花は息を揃えて言った。
「それもあるけど……」
「「?」」
「白くてネバネバで素敵よね」
「言うとは思ってたよ!」
「兄ちゃん……思ってたの?」ヒキッ
「と、冬花?引かないで!?」
顔を少し赤くした冬花が
若干軽蔑したような顔で
こちらを見ている……なんか最近
妹に引かれてばっかりだな!?
「流石秋兎くん!」
「褒めるな!」
「だ、だいたい舞さんが兄ちゃんを変態に……」
「お、おい冬花?」
座った目で舞を見ながら冬花は
威圧感ある顔で言った。
人見知りの冬花が……成長したな!
……ってそれどころじゃなかった!
「あら、それは違うわ冬花さん?」
「どう……違うんですか?」
「男の子だもの最初からよ?」
「……なるほど」
「納得するな!?」
「うん。大丈夫だよ兄ちゃん!兄ちゃんが変態でも嫌いにならないから!」
なんか凄いいい笑顔で言われた!?
「私もならないわ秋兎くん!」
「元はと言えばお前のせいだろ!?」
こ、この変態は……はぁ
「おぉ~い店閉めたから団子運ぶの手伝ってくれ~」
「分かった今行くわ。」
「あ、なら私も……」
「お客様はゆっくりしてて?」
「俺も行った方が良くないか?」
「いいんだって大丈夫!」
「……分かった。なら甘えるとしよう。」
「でも……兄ちゃん?」
「人の好意は素直に受け取るもんだ」
「っ……分かった。」
「じゃあ、団子持ってくるわね。」
そう言うと舞は神川お父さんの元に向かった
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