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二学期編
廊下
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のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「廊下って素敵よね」
「この前の続きか?」
「そうね廊下だけに階段の続きね。」
「うまいこと言ってる風に普通のこと言ったな!」
「で、廊下なのだけど」
「うん?」
「言わずもがな素敵よね?」
「最早説明不要ってか!?」
「踏まれる、もので叩かれる、座られる……堪らないわね。」
「もので叩かれるって何だよ!?」
「掃除の時間とかに箒とかで……」
「あれは撫でてるって感じだがな!」
「動けないのに毛先が柔らかいもので撫でられる……ふふ。そこに気がつくとは秋兎くん素質ありね!」
「いらない素質だ!」
「今度試してほしいわ!」
「試すか……いや、踏むとかよりはいいか。」
見た目はシュールだが他のよりは健全だろ
「じゃあ、筆を渡すから首筋を……」
「思ってたより健全な絵にならなかった!?」
「私が健全なお願いをすると思う?」
「してくれ頼むから!」
「してくれ…何て秋兎くん大胆ね♡」
「健全なことをしてくれ!」
「分かった!なら、脱ぐわ!」
「何故!?」
「【健】康的【全】力エロいこと!略して【健全】!!」
「ぜっったい違う!!」
「秋兎くんならこのままの私を愛してくれると信じてるわ!」
「こんな時ばっかり……」
「あら、愛してくれないの?」
「……お前が婆さんになっても愛してやるよ。」
「……ぐふっ」
「大丈夫か舞!?」
何かとなりの席から聞こえたらダメな声が聞こえたぞ!?ってか鼻血出てる!?
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「廊下って素敵よね」
「この前の続きか?」
「そうね廊下だけに階段の続きね。」
「うまいこと言ってる風に普通のこと言ったな!」
「で、廊下なのだけど」
「うん?」
「言わずもがな素敵よね?」
「最早説明不要ってか!?」
「踏まれる、もので叩かれる、座られる……堪らないわね。」
「もので叩かれるって何だよ!?」
「掃除の時間とかに箒とかで……」
「あれは撫でてるって感じだがな!」
「動けないのに毛先が柔らかいもので撫でられる……ふふ。そこに気がつくとは秋兎くん素質ありね!」
「いらない素質だ!」
「今度試してほしいわ!」
「試すか……いや、踏むとかよりはいいか。」
見た目はシュールだが他のよりは健全だろ
「じゃあ、筆を渡すから首筋を……」
「思ってたより健全な絵にならなかった!?」
「私が健全なお願いをすると思う?」
「してくれ頼むから!」
「してくれ…何て秋兎くん大胆ね♡」
「健全なことをしてくれ!」
「分かった!なら、脱ぐわ!」
「何故!?」
「【健】康的【全】力エロいこと!略して【健全】!!」
「ぜっったい違う!!」
「秋兎くんならこのままの私を愛してくれると信じてるわ!」
「こんな時ばっかり……」
「あら、愛してくれないの?」
「……お前が婆さんになっても愛してやるよ。」
「……ぐふっ」
「大丈夫か舞!?」
何かとなりの席から聞こえたらダメな声が聞こえたぞ!?ってか鼻血出てる!?
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