となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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ドキドキ?!修学旅行!

修学旅行、最後の夜

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のんびりとした修学旅行最後の夜
明日帰るのかと若干寂しい気持ちになりながら
スマホを見ていると暇になったのだろう
神川さんは話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「最後の夜ね」

「そうだな…」

「寂しいわね」

「だな…」

「…私のとなり空いてるわよ?」

「今時に居るんだ?」

「布団に寝転がっているわ」

「添い寝しろと!?」

「何よ…私とは寝れないって言うの?斉藤さんとは寝たのに?」


「言い方が嫌だな!?」

「何も間違って無いわよ?」

「確かにな!…帰ったら好きなだけ添い寝するから許してくれ…」


「よし!言質取ったわよ秋兎くん!!」

「な!?それが狙いか!?」

「添い寝してくれるとは言ったけど回数とか曖昧だったからね…さてさて、泊まりに来る度と秋兎くん家行く度に体を重ねよ🖤」


「体を重ねるはちょっと意味が違うだろ!?」

「私は…いいわよ?」

「………俺だって…」

「あら…今回は素直ね?」

「まぁ…俺も健全な男だからな…」

「ふふ…おっぱいボールあげましょうか?」

「いらんわ!」

「そうよね、すでに秋兎くんはボール以外も触れる状態だものね!」


「……そうだな、と言いづらいがぁ~…そうだな!」

「まぁ、帰ってからの話はこれくらいにして」

「ん?どうした舞?」

「いやね、今日の昼過ぎ…特に国際通り後半から」

「う、うん?」

「くっそムラムラして眠れないわ!」

「知るか!?」

「いや、貴方のせいでもあるのよ?」

「な、なんで?」

「いやいや、忘れたの秋兎くん…あの超バキュームキスを!」


「死にかけたやつな!?…お、思い出させるなよ…」

「正直、あそこが路地裏なら…秋兎くんの服ひんむいてたわ!」


「良かった大通りで!」

「ちなみに今回のことで分かったことがあるわ」

「何でしょう?」

「秋兎くんは受けね。」

「いや、なぜ!?」

「キス後の離れていく顔があまりにも…ふぅ」

「何かやめろ、恥ずかしい!?」

「あれはね…ノンケも落ちると思うわ…自覚した方がいいわよ?あなた危ないわ」


「い、いやいや…あはは」

「私が男ならあの場で始めてたわ!」

「心の底からお前が女子で良かったと思ったよ!?」

「まぁ、女子だけど場所が場所なら美味しくいただいてたと思うけどね!」


「中身が変わらなきゃ意味ないってか!?」

「あら、中身が変わったら貴方の愛してる神川 舞じゃなくなるわよ?」


「お前が神川 舞である以上…中が変わろうが、外が変わろうが…愛して欲しいなら愛せるよ」


「んほっ」

「おやすみ。」

「待って、秋兎くん!?受け止めてよ!?」

「いや、無理なのもあると気付いた。訂正して謝罪いたします。」


「訂正と謝罪が早いわ秋兎くん!?もう少し頑張りましょ!?」


頑張るよ一生掛けて…とは言わない。
面白いから。
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