47 / 87
47. 食いもんで遊ぶな (*苦手な方読み飛ばせます)
しおりを挟む
料理の皿は次々と空になり、クリスマスだからと多めに買ってきた酒の缶がだんだんと空になって机に並ぶ。酒の弱い俺は缶を一本空けきる前に席を立ってだらんとソファーに横たわっていた。程よくふわふわとして心地良い。葉大はまだ飲んでいる。
「葉―、あんま飲みすぎるなよ」
「心配してくれてるの?」
「MAX酔ってるお前の相手すんのがやなの」
ぱやぱやとした空気をまとった葉大はそこまで酔っていないように見えるが、頬をなでる手がいつもより熱い。額に、瞼に、頬に、そして顔と顔の距離が近づいて唇が何度も重なる。
「久からちゅーして」
「…お前がしたいんならお前がしろよ」
「えー?久はしたくないんだ?」
「別に、そうは言ってない」
「そしたらほら」
もう完全にそのつもりだ。目を閉じて待つ綺麗な顔にそっと手を添えて唇を押し当てる。
「…した」
そのまま後頭部を押さえられて唇をついばまれる。僅かに開いた隙間を逃さず厚い舌が滑り込んでくる。レモンの味がして自分の頬まで朱が滲むようだった。
「ほんとかわいい」
「お前だけだよ、そんなこと言うの」
「うん。俺だけでいいんだよ」
満足そうに葉大が笑う。じわりと上がった体温で顔が熱い。服の上からゆるやかに体をなぞる指が期待に突起したそこをかすめる。
「…っ…ふ…―…」
「久。好き、……すき」
「ん、俺も大好き」
与えられる甘い刺激と快感にただでさえふわふわとしていた脳が溶けていく。漏れる吐息が羞恥心を煽って余計この行為に熱をもたせる。
「もう勃ってる。…かわい」
服の上で動かされる指が片方、甘い余韻を残して離れ、反応してテントを張ったそこを下着の上から撫でる。取り出して反応を楽しむように少し擦って、すぐにまた胸へと手を戻す。
「ん…ッ、…っ」
服の中へと手が伸びたと思うと、捲られて露わになった突起へと唇が寄せられる。執拗に舌で転がされたり吸われたりして、その気持ちよさに身をよじる。
「ちょっとまってて」
前触れなく体が離れていく。いつもはこんなことはないのに、なんなんだろうか。そもそもこんな状態のまま放置するな。そう思って腕で自分の視界を覆ってそっぽを向く。戻ってきても目は合わせてやらないという気持ちでそのままの姿勢を貫いているとぼたりと冷たくもったりとした塊が胸の先を覆う。
「はっ、なに…?」
「余ってんのもったいないでしょ、有効活用」
驚いて見ると、ケーキを作る時に余った生クリームを親指で塗り込まれていた。脇にはそのボウルが置かれている。
「おま、…んっ…食いもんで遊ぶなっ」
「遊んでないよ。ちゃんと食べてるでしょ」
ちゅっと軽く吸われて声が漏れる。声を抑えても呼吸が荒いままでほとんど意味なんてない。溶けた生クリームの油でぬるぬるとした舌の感覚に腰が浮く。
「あま」
ちろちろと敏感になったそこを刺激されてじくじくと体が火照る。声が出ないように深く呼吸をすると意識が下半身に向かってしまって少しでも鎮めたくて目を瞑って下唇を噛む。そんな努力も虚しく、舌と指の感触、加えてその音がじわじわと俺を追い詰める。不意に硬く張り詰めたそこに冷たいものが乗せられて目を見開く。上半身を起こしてその状況を視覚で認識した時にはすでにもう遅かった。生クリームで飾られた俺のものを口に含んだ葉大と目が合う。
「ほんとに!ばっか‼ちょ…あっ、汚いって…っ…ん」
「ひはらふらい……」
黒い目がじっとこちらを伺っている。少し拗ねるような甘えるようなそんな眼だ。
「や、やだってか汚い、から…。っ…ん………はずい」
会話している間も舌が生クリームを舐めとり、そこを確かめるように小さく吸われる。
「汚いと思ったことない」
「お前の感想聞いてない、……っ…好きにしろよ」
「ん、好きにしていいんだ?」
意地の悪い声音を無視して目も合わせず沈黙を貫く。ちゅぷちゅぷと濡れた音が鼓膜へ響く。さきっぽを吸われると快感の波が腰に響く。熱い舌が気持ちいい。
「我慢してないでどこが気持ちぃか教えて、久。わかんないよ」
「ふ…っ……んっ、そこ、……そこ」
「んー?」
「…ッ…裏ぁ、そこの裏んとこと、さきっぽ………んっ……き…もちい」
葉大にばれないよう、密かに視線を向ける。感覚と視覚情報が揃ったことで、自分が何をしているのか、されているのかがダイレクトに脳に伝わってきてしまってどうしたらいいのかわからなくなってまた視線をずらした。
「葉―、あんま飲みすぎるなよ」
「心配してくれてるの?」
「MAX酔ってるお前の相手すんのがやなの」
ぱやぱやとした空気をまとった葉大はそこまで酔っていないように見えるが、頬をなでる手がいつもより熱い。額に、瞼に、頬に、そして顔と顔の距離が近づいて唇が何度も重なる。
「久からちゅーして」
「…お前がしたいんならお前がしろよ」
「えー?久はしたくないんだ?」
「別に、そうは言ってない」
「そしたらほら」
もう完全にそのつもりだ。目を閉じて待つ綺麗な顔にそっと手を添えて唇を押し当てる。
「…した」
そのまま後頭部を押さえられて唇をついばまれる。僅かに開いた隙間を逃さず厚い舌が滑り込んでくる。レモンの味がして自分の頬まで朱が滲むようだった。
「ほんとかわいい」
「お前だけだよ、そんなこと言うの」
「うん。俺だけでいいんだよ」
満足そうに葉大が笑う。じわりと上がった体温で顔が熱い。服の上からゆるやかに体をなぞる指が期待に突起したそこをかすめる。
「…っ…ふ…―…」
「久。好き、……すき」
「ん、俺も大好き」
与えられる甘い刺激と快感にただでさえふわふわとしていた脳が溶けていく。漏れる吐息が羞恥心を煽って余計この行為に熱をもたせる。
「もう勃ってる。…かわい」
服の上で動かされる指が片方、甘い余韻を残して離れ、反応してテントを張ったそこを下着の上から撫でる。取り出して反応を楽しむように少し擦って、すぐにまた胸へと手を戻す。
「ん…ッ、…っ」
服の中へと手が伸びたと思うと、捲られて露わになった突起へと唇が寄せられる。執拗に舌で転がされたり吸われたりして、その気持ちよさに身をよじる。
「ちょっとまってて」
前触れなく体が離れていく。いつもはこんなことはないのに、なんなんだろうか。そもそもこんな状態のまま放置するな。そう思って腕で自分の視界を覆ってそっぽを向く。戻ってきても目は合わせてやらないという気持ちでそのままの姿勢を貫いているとぼたりと冷たくもったりとした塊が胸の先を覆う。
「はっ、なに…?」
「余ってんのもったいないでしょ、有効活用」
驚いて見ると、ケーキを作る時に余った生クリームを親指で塗り込まれていた。脇にはそのボウルが置かれている。
「おま、…んっ…食いもんで遊ぶなっ」
「遊んでないよ。ちゃんと食べてるでしょ」
ちゅっと軽く吸われて声が漏れる。声を抑えても呼吸が荒いままでほとんど意味なんてない。溶けた生クリームの油でぬるぬるとした舌の感覚に腰が浮く。
「あま」
ちろちろと敏感になったそこを刺激されてじくじくと体が火照る。声が出ないように深く呼吸をすると意識が下半身に向かってしまって少しでも鎮めたくて目を瞑って下唇を噛む。そんな努力も虚しく、舌と指の感触、加えてその音がじわじわと俺を追い詰める。不意に硬く張り詰めたそこに冷たいものが乗せられて目を見開く。上半身を起こしてその状況を視覚で認識した時にはすでにもう遅かった。生クリームで飾られた俺のものを口に含んだ葉大と目が合う。
「ほんとに!ばっか‼ちょ…あっ、汚いって…っ…ん」
「ひはらふらい……」
黒い目がじっとこちらを伺っている。少し拗ねるような甘えるようなそんな眼だ。
「や、やだってか汚い、から…。っ…ん………はずい」
会話している間も舌が生クリームを舐めとり、そこを確かめるように小さく吸われる。
「汚いと思ったことない」
「お前の感想聞いてない、……っ…好きにしろよ」
「ん、好きにしていいんだ?」
意地の悪い声音を無視して目も合わせず沈黙を貫く。ちゅぷちゅぷと濡れた音が鼓膜へ響く。さきっぽを吸われると快感の波が腰に響く。熱い舌が気持ちいい。
「我慢してないでどこが気持ちぃか教えて、久。わかんないよ」
「ふ…っ……んっ、そこ、……そこ」
「んー?」
「…ッ…裏ぁ、そこの裏んとこと、さきっぽ………んっ……き…もちい」
葉大にばれないよう、密かに視線を向ける。感覚と視覚情報が揃ったことで、自分が何をしているのか、されているのかがダイレクトに脳に伝わってきてしまってどうしたらいいのかわからなくなってまた視線をずらした。
21
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
兄弟カフェ 〜僕達の関係は誰にも邪魔できない〜
紅夜チャンプル
BL
ある街にイケメン兄弟が経営するお洒落なカフェ「セプタンブル」がある。真面目で優しい兄の碧人(あおと)、明るく爽やかな弟の健人(けんと)。2人は今日も多くの女性客に素敵なひとときを提供する。
ただし‥‥家に帰った2人の本当の姿はお互いを愛し、甘い時間を過ごす兄弟であった。お店では「兄貴」「健人」と呼び合うのに対し、家では「あお兄」「ケン」と呼んでぎゅっと抱き合って眠りにつく。
そんな2人の前に現れたのは、大学生の幸成(ゆきなり)。純粋そうな彼との出会いにより兄弟の関係は‥‥?
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる