128 / 207
ヒトのキョウカイ5巻 (亡霊再び)
07 (年齢より必要性)
しおりを挟む
「おう、今回は間隔が短いな…ナオ、練習か?」
射撃場に来たナオ達に客が来なくて暇していたマトイがカウンターから話しかける。
「いや…銃を作って貰いたくて…」
「は?…アンタいつもオヤジん所《とこ》で作って貰ってるやろ…。
てか、銃何丁持つねん…ジャケット裏に大量に仕込んで撃ち終わったら使い捨てるつもりなんか?」
「あーいや…作って貰うのはこの子?」
「この子?」
カウンターの下に隠れていてマトイから見えなくなっていた、ロウとカズナが後ろに下がる。
「ああ…この子か?」
「こっちが獣人のロウ…。」
「よろしく」
「はい よろしゅー」
ロウとマトイが握手する。
「でこっちがカズナ」
「わたしのじゅうを、よろしくおねがいします。」
カズナがペコリと頭を下げる。
「へぇこの子か?」
「いつも通りトヨカズに設計して貰おうとしたんだけど…ガンスミスは子供用の銃は作らないって言い出して…。」
「そりゃあ、あのオヤジはそう言う潔癖症があるからな…。
いやウチもか…。
レナの始めてが5歳って聞いてから、歳を理由に銃を使わせないのも危険だと思ってな…。
えーとカズナ…今何歳や」
「3さい」
「それにしちゃあ大きいな…見た目5歳くらいか…。
よしゃ…ウチが面倒見たる…任せておきぃ…。」
マトイはグーと笑顔でカズナに向かいサムズアップする。
「さて…まずはライセンスを見せてな…。」
「はい…どうぞ」
カズナがARウィンドウを開いてライセンスを出し、見せる。
「さて…ライセンスは…。」
ハンドガンだけ…まぁ当たり前やな…。
が、サブマシンガン、アサルトライフル、スナイパーライフル、AIサポート付き自動車、エアトラS2操縦資格も受けていて合格点を出している…。
ただ年齢の問題でライセンス発行が見送られている。
「流石と言うか…トヨカズと遊んでいた事もあって一通りは扱えるんやな…。」
「きになったことは なんでもやってるから…。」
カズナが言う。
「へえ…それもトヨカズが?」
「そう…たいけんしないと きょうみ もてないって…。
それで きょうみ ないことも、どっかで ひつようになることも あるみたい。
だから アレコレ たいけんしてるの」
極端に言えば『見て失敗して考えて覚えろ』だ。
トヨカズの人生の経験がすべてでは無いので、アレコレ見て聞いて触ってその情報から自分を見つけ出す…。
ウチもネットの使い方をオヤジに3歳の時に覚えさせられて、それ以降は自分で学習しろと放置や。
親の価値観を子供に植え付けて、可能性を狭めるやり方より幾分《いくぶん》か良い。
とは言えトヨカズが体験させる内容が偏っているのは問題なのだが…それは担当している保育士がやればいいか…。
「さて…まずは基本のグロックや…。
操作は分かるか?」
「だいじょうぶ…」
カズナが銃を受け取り、レンジに入ってマガジンを装填…グロックを下に向け、思いっきりスライドを引いて薬室に銃弾を入れセーフティを外し 構える…。
「姿勢はちゃんとしてるな…。
ほな…1マガジン撃ってみ。」
パンパン…カン。
「ッ…あれ、あたらない。」
パンパン…カン。
1マガジンを撃ちきり セーフティを掛け、マガジンを外し、スライドを思いっきり引っ張り 中に残弾が残っていないかを確認し戻す。
空薬莢は、横にある虫取り網がキャッチし網の下に落ちている。
「17発中…2発か…まあ当たらんやろ…。」
マトイが予想していた通りの結果になった見たいだ。
「なんで、VRではちゃんと ぜんぶあたったのに…。」
カズナが不思議がる…。
「カズナの小さい肩が銃の反動に耐えられへんのや…肩ぁ痛無いか?」
カズナが肩を回す。
「いたい…。」
「やろ…低反動の9mmでも肩に来るとなると、普通の銃ぶっ放したら、肩外れるで…。」
ここに来た時のレナも10歳にしては肩が丈夫そうに見えたが…昔からぶっ放して肩を鍛えていたのだろう…この前来た時も目立ったダメージが無かった。
「ならむり?」
「いんや…ストックを付けて撃てば大分当たるようになるやろう…。
多少肩が痛あなると思うけどなぁ」
「となるとストック付きのマシンピストルか?」
ナオが聞く。
「そうや…でも、ストック付きは都市によってはサブマシンガン扱いになる事もある…で、これや…。」
マトイが倉庫から銃を出してくる…大型のハンドガンサイズの銃だ…。
「あーPP-2000…マガジンストックね」
「そうや…これなら、マシンピストル扱いで持ち込める…。
パイロットスーツとストックが有れば射撃精度もそれなりになるやろ…。」
「あたる?」
「弾数に頼るやり方になるけどな…。
肩のダメージも気になるけどぉ肩を庇《かば》って死なれても困るしぃな
さて、とにかく撃ってみぃ…。
細かな調整は後でするからなぁ…。」
喋りながらPP-2000の動作確認をしていたマトイがカズナにPP-2000を渡す。
「わかった。」
カズナがPP-2000を受け取り、レーンの個室に入り セーフティを解除しPP-2000を下に向けてコッキングレバーを勢い良く引き、チャンバー内の弾の確認…よし…ちゃんと扱えているなぁ。
50発マガジンを丁寧《ていねい》に差し込み、また下を向けてコッキングレバーを引く…あ~コッキングレバーのスプリングが重いからか~こりゃ軽いスプリングに交換かなぁ。
カズナがPP-2000の後ろのサブマガジンホルダーにロングマガジンを取り付け、マガジンをストックの代わりにして綺麗な姿勢で構える…。
扱いが慣れているな…VRで使った事があるんか?
ダットサイトで狙いを付け…発砲…命中…。
次々と的に当てて行く…ただフルオート射撃だと肩が多少痛いのか…ほぼ当たらない…ただバースト射撃の場合、的に8割は当たっている…部位を選ばずに当てるだけなら精度はレナ以上や。
「うん…ダメージとしては十分やな…。
反動はどうや?」
カズナが腰では無く腕を前に伸ばして構え撃つ…。
「だいじょうぶ…。」
「まぁ肩は大事にせぇや…それと その銃を使うのは あくまで逃げる為や…。
銃があるからって過信して敵に突っ込むなや…。」
パンパン
「あたる…。」
「撃ち終わったらこっち来てみ…カズナの手に合わせてグリップに交換に トリガー位置の変更…。
それとぉスプリングも軽くせんとな…それじゃあ、両手のデータぁ取らせてぇな…。
出来上がるのは 明後日位になるかなぁ…そこで最終調整や…。」
「うん」
「さて…もう一人のロウと言ったか…何にするぅ?」
マトイが獣人のロウに言う。
小さいのに筋肉がしっかりしていて、肩も丈夫…多分マグナム弾の反動にも耐えられるだろう。
「ロウ…銃要らない…。」
「要らないって…どう身を守るんや?」
ロウは 銃を持たず50mレンジに行く…。
個室に入り、ロウは腰にぶら下がっている繋がった二つ紐の先に宝石を布で包んで取り付けた物を取り出し、縦に回す。
「ボーラ!?」
ロウが高速で投げたボーラは50m先の人の的の首に命中…それを確認してすぐロウは的に急速接近し思いっきり腹部分を殴った。
「うわ…内蔵破裂で即死…。」
人の的から検知した威力と場所から本当の人に当てた場合の結果が表示される。
まぁ狩猟民族からしたら、こう言った物の方が扱いやすいか…。
「ロウには銃じゃなくてメリケンやな…。」
「ははは…。」
マトイの言葉に ナオは苦笑いした。
「さてと…PP-2000の請求書は レナの所に送っとくで…また経費で落とすんやろ」
「ああ頼む…。」
「ほな…カズナ…次来るときは パイロットスーツを着て来なぁ…パイロットスーツの反動の吸収効果も見るから…。」
「わかった…ありがとう。」
カズナがそう言い、ナオ達は 1層の警察署に繋がる階段を上って行った。
射撃場に来たナオ達に客が来なくて暇していたマトイがカウンターから話しかける。
「いや…銃を作って貰いたくて…」
「は?…アンタいつもオヤジん所《とこ》で作って貰ってるやろ…。
てか、銃何丁持つねん…ジャケット裏に大量に仕込んで撃ち終わったら使い捨てるつもりなんか?」
「あーいや…作って貰うのはこの子?」
「この子?」
カウンターの下に隠れていてマトイから見えなくなっていた、ロウとカズナが後ろに下がる。
「ああ…この子か?」
「こっちが獣人のロウ…。」
「よろしく」
「はい よろしゅー」
ロウとマトイが握手する。
「でこっちがカズナ」
「わたしのじゅうを、よろしくおねがいします。」
カズナがペコリと頭を下げる。
「へぇこの子か?」
「いつも通りトヨカズに設計して貰おうとしたんだけど…ガンスミスは子供用の銃は作らないって言い出して…。」
「そりゃあ、あのオヤジはそう言う潔癖症があるからな…。
いやウチもか…。
レナの始めてが5歳って聞いてから、歳を理由に銃を使わせないのも危険だと思ってな…。
えーとカズナ…今何歳や」
「3さい」
「それにしちゃあ大きいな…見た目5歳くらいか…。
よしゃ…ウチが面倒見たる…任せておきぃ…。」
マトイはグーと笑顔でカズナに向かいサムズアップする。
「さて…まずはライセンスを見せてな…。」
「はい…どうぞ」
カズナがARウィンドウを開いてライセンスを出し、見せる。
「さて…ライセンスは…。」
ハンドガンだけ…まぁ当たり前やな…。
が、サブマシンガン、アサルトライフル、スナイパーライフル、AIサポート付き自動車、エアトラS2操縦資格も受けていて合格点を出している…。
ただ年齢の問題でライセンス発行が見送られている。
「流石と言うか…トヨカズと遊んでいた事もあって一通りは扱えるんやな…。」
「きになったことは なんでもやってるから…。」
カズナが言う。
「へえ…それもトヨカズが?」
「そう…たいけんしないと きょうみ もてないって…。
それで きょうみ ないことも、どっかで ひつようになることも あるみたい。
だから アレコレ たいけんしてるの」
極端に言えば『見て失敗して考えて覚えろ』だ。
トヨカズの人生の経験がすべてでは無いので、アレコレ見て聞いて触ってその情報から自分を見つけ出す…。
ウチもネットの使い方をオヤジに3歳の時に覚えさせられて、それ以降は自分で学習しろと放置や。
親の価値観を子供に植え付けて、可能性を狭めるやり方より幾分《いくぶん》か良い。
とは言えトヨカズが体験させる内容が偏っているのは問題なのだが…それは担当している保育士がやればいいか…。
「さて…まずは基本のグロックや…。
操作は分かるか?」
「だいじょうぶ…」
カズナが銃を受け取り、レンジに入ってマガジンを装填…グロックを下に向け、思いっきりスライドを引いて薬室に銃弾を入れセーフティを外し 構える…。
「姿勢はちゃんとしてるな…。
ほな…1マガジン撃ってみ。」
パンパン…カン。
「ッ…あれ、あたらない。」
パンパン…カン。
1マガジンを撃ちきり セーフティを掛け、マガジンを外し、スライドを思いっきり引っ張り 中に残弾が残っていないかを確認し戻す。
空薬莢は、横にある虫取り網がキャッチし網の下に落ちている。
「17発中…2発か…まあ当たらんやろ…。」
マトイが予想していた通りの結果になった見たいだ。
「なんで、VRではちゃんと ぜんぶあたったのに…。」
カズナが不思議がる…。
「カズナの小さい肩が銃の反動に耐えられへんのや…肩ぁ痛無いか?」
カズナが肩を回す。
「いたい…。」
「やろ…低反動の9mmでも肩に来るとなると、普通の銃ぶっ放したら、肩外れるで…。」
ここに来た時のレナも10歳にしては肩が丈夫そうに見えたが…昔からぶっ放して肩を鍛えていたのだろう…この前来た時も目立ったダメージが無かった。
「ならむり?」
「いんや…ストックを付けて撃てば大分当たるようになるやろう…。
多少肩が痛あなると思うけどなぁ」
「となるとストック付きのマシンピストルか?」
ナオが聞く。
「そうや…でも、ストック付きは都市によってはサブマシンガン扱いになる事もある…で、これや…。」
マトイが倉庫から銃を出してくる…大型のハンドガンサイズの銃だ…。
「あーPP-2000…マガジンストックね」
「そうや…これなら、マシンピストル扱いで持ち込める…。
パイロットスーツとストックが有れば射撃精度もそれなりになるやろ…。」
「あたる?」
「弾数に頼るやり方になるけどな…。
肩のダメージも気になるけどぉ肩を庇《かば》って死なれても困るしぃな
さて、とにかく撃ってみぃ…。
細かな調整は後でするからなぁ…。」
喋りながらPP-2000の動作確認をしていたマトイがカズナにPP-2000を渡す。
「わかった。」
カズナがPP-2000を受け取り、レーンの個室に入り セーフティを解除しPP-2000を下に向けてコッキングレバーを勢い良く引き、チャンバー内の弾の確認…よし…ちゃんと扱えているなぁ。
50発マガジンを丁寧《ていねい》に差し込み、また下を向けてコッキングレバーを引く…あ~コッキングレバーのスプリングが重いからか~こりゃ軽いスプリングに交換かなぁ。
カズナがPP-2000の後ろのサブマガジンホルダーにロングマガジンを取り付け、マガジンをストックの代わりにして綺麗な姿勢で構える…。
扱いが慣れているな…VRで使った事があるんか?
ダットサイトで狙いを付け…発砲…命中…。
次々と的に当てて行く…ただフルオート射撃だと肩が多少痛いのか…ほぼ当たらない…ただバースト射撃の場合、的に8割は当たっている…部位を選ばずに当てるだけなら精度はレナ以上や。
「うん…ダメージとしては十分やな…。
反動はどうや?」
カズナが腰では無く腕を前に伸ばして構え撃つ…。
「だいじょうぶ…。」
「まぁ肩は大事にせぇや…それと その銃を使うのは あくまで逃げる為や…。
銃があるからって過信して敵に突っ込むなや…。」
パンパン
「あたる…。」
「撃ち終わったらこっち来てみ…カズナの手に合わせてグリップに交換に トリガー位置の変更…。
それとぉスプリングも軽くせんとな…それじゃあ、両手のデータぁ取らせてぇな…。
出来上がるのは 明後日位になるかなぁ…そこで最終調整や…。」
「うん」
「さて…もう一人のロウと言ったか…何にするぅ?」
マトイが獣人のロウに言う。
小さいのに筋肉がしっかりしていて、肩も丈夫…多分マグナム弾の反動にも耐えられるだろう。
「ロウ…銃要らない…。」
「要らないって…どう身を守るんや?」
ロウは 銃を持たず50mレンジに行く…。
個室に入り、ロウは腰にぶら下がっている繋がった二つ紐の先に宝石を布で包んで取り付けた物を取り出し、縦に回す。
「ボーラ!?」
ロウが高速で投げたボーラは50m先の人の的の首に命中…それを確認してすぐロウは的に急速接近し思いっきり腹部分を殴った。
「うわ…内蔵破裂で即死…。」
人の的から検知した威力と場所から本当の人に当てた場合の結果が表示される。
まぁ狩猟民族からしたら、こう言った物の方が扱いやすいか…。
「ロウには銃じゃなくてメリケンやな…。」
「ははは…。」
マトイの言葉に ナオは苦笑いした。
「さてと…PP-2000の請求書は レナの所に送っとくで…また経費で落とすんやろ」
「ああ頼む…。」
「ほな…カズナ…次来るときは パイロットスーツを着て来なぁ…パイロットスーツの反動の吸収効果も見るから…。」
「わかった…ありがとう。」
カズナがそう言い、ナオ達は 1層の警察署に繋がる階段を上って行った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる