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第一章
1-9 『全能』のオール
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その後の僕の気分は本当にひどいものだった。そりゃあそうだろう、拷問を受け続けるか人を殺し続けるかの二択を迫れらたうえに、僕は自分可愛さに人を殺し続けることを選んでしまったのだ。そして表面だけは後悔しているのに、もう一度同じ選択をやり直せるとしても僕はまた人を殺す方を選ぶだろう。自分の中のいろんな感情がぐちゃぐちゃに混じってしまっている。
「さて、めでたく君も私達の仲間入りをしたことだしこれからの事を少し説明しよう」
リーダーは既に自分の席まで戻っている。僕を責めるために用意されたたくさんの拷問道具もどこかへ消えたようだ。
「当然の事ながら君には今何の力もない。そしてこの扉、私たちは『導きの扉』と呼んでいるが、今の君にこれを開けてもらったところで、初めて君が開いた時の様にどこにも繋がらないだろう。君は転生なんてしたくないだろうしどんな能力も欲しがっていない。転生しない限りは君に能力は与えられないしただの非力な一般人と同じだ。でもそれじゃ私たちは非常に困る」
確かにその導きの扉とやらが、開けた人の希望通りに道を繋ぐのであれば、今僕が行きたい場所はあの世だけだ。
「しかし残念ながら私たちはあまりお行儀がよいタイプではなくてね、基本的に転生時には本人の欲望に沿った形で能力を与えていて、本人が欲しがっていないものを無理やり押し付ける事はできないことになっている。ただこんなものは建前上のことであって、本当はどんな能力だって自由につけられるんだ。でもそうしない理由がある。僕たちは平気でするけどね。とはいえ今の君には何が何だかわからないだろうし、いずれわかる時が必ず来るから今は気にしないでいいよ」
彼はいったん息を吐きこちらを見る。一体僕はどんな顔をしているのだろうか。彼らに媚びへつらってご機嫌を取るができるほど器用ではないし、かといって正面切って反抗できるほどの気概もない。まさに意思を持たぬ操り人形だ。
「というわけで君に与える能力はこちらで勝手に決めさせてもらう。もちろん君はその能力を拒否してもいい。僕たちは君は受け入れてくれるまでまたずっとお願いするだけだからね」
さっきの首輪の感触と共に、あっという間に粉みじんにされてしまった哀れな男を思い出す。彼も僕の様に無理やり転生させられたのだろうか、それとも望んであの力を手に入れたのだろうか。
「もちろん大丈夫です。拒否したりはしません」
要するに能力の押し付けじゃないか、有難迷惑とはまさにこのことだ。心の中であらん限りの悪態をつくと相変わらずルイナーの肩に乗ったままのコネクターがクスクスと笑い出した。
「随分嫌われてしまったみたいよ」
彼女は仲間たちの方を向いて言った。まるで心を読まれているかのようだ。
「まあ拷問道具目の前に並べた相手を好きになるやつはおらんやろなあ」
ダウターはゲラゲラと笑っている。
やはりこいつらはまともじゃない。改めて自分の身の上を嘆く。
「それじゃさっそくその力をもらいにいこうか」
リーダーは僕を手招きする。僕は階段を登り彼の隣に立った。先ほどの拷問道具を使って僕を脅迫した人と同一人物とは思えないほど、彼は優しく笑う。
彼が導きの扉を開いた。銀に揺蕩う水面が鏡のように僕たちを映し出している。
「アンちゃんによろしゅう」
後ろからダウターの声が聞こえる。リーダーがそれに応えるように手を振り、扉の中へ進んでいく。僕も慌てて後を追った。
扉の先は見渡す限りに広がる草原だった。暖かい風が優しく顔を撫でて通り過ぎていく。柔らかな花の匂いや穏やかな陽の光に一瞬だけここまでのひどい経験を忘れる。
リーダーはすぐに一直線に歩き出す。彼が向かう方向はなだらかな丘になっており、その丘の上に一本の大きな樹が立っていた。病人とは思えないほど足早にそちらの方へ進む彼の後ろを黙ってついていく。ここがどれほどのどかな場所であっても、僕は今から人殺しのための力を無理やりに与えられ、実際に人殺しを強要されるのだ。気を引き締めておかなくてはならない。
丘を登っていくとその樹のそばにカフェで使われるようなオシャレな丸いテーブルとそこに座る綺麗な女性が見えた。彼女はこちらに気が付くと席を立ち、ゆっくりと近づいてくる。そしてリーダーの隣まで来ると彼の手を取り、僕の方を見てニッコリとほほ笑んだ。
(綺麗な人だな)
単純にそう思った。長く美しい金の髪はこの穏やかな陽と風を受けサラサラと輝き、白いワンピースと麦わら帽子は彼女が純粋で清廉な存在であるように感じさせる。
(騙されるな……彼女もきっとこいつらの仲間なんだ)
緩みかけた心をまた締めなおす。
「ようこそおいでくださいました」
まるで鈴の音を鳴らしたような声だった。透き通るようなその音は何の抵抗もなく耳から頭へ伝わっていき、僕の心に響いていく。
「久しぶりですね、リーダー」
やはり二人は既知の仲らしい。しかしこの穏やかな人が、本当にあの狂人どもの仲間の一人なのだろうか? 人を見かけで判断するなとはよく言われることだが、どうしてもこの女性が人を殺して笑っているような姿は想像できない。
「そして初めまして転生者よ。私はこの世界の唯一にしてただ一人の神、あなたに力を与える者です」
彼女はそう言うと深々とお辞儀をする。そして僕たちをテーブルまで案内し、どこからかポットとカップを取り出して紅茶を注いでくれた。
そういえば何かを口にするのは随分と久しぶりな気がする。飢えや渇きを感じたりはしていなかったが、鼻腔をくすぐるその香りと、芳醇な味わいは僕の身体を潤し、この訳の分からない世界の中でようやくほっと一息をつく余裕を与えてくれた。
「ここまでの経緯はよく理解しています。力を望まぬ貴方に無理やり強大な力を与える事、どうか許してください。しかし本当に私達には方法を選んでいる余裕がないのです」
神を自称するその女性は立ち上がり僕の横に立つ。
「手を」
有無を言わさぬ雰囲気に両手を差し出す。彼女は僕の両手を優しく包みこみ目を閉じた。
ドクン
心臓が大きく一度跳ねた。それと共に何か大きな力の奔流が心臓から全身へ駆け巡るような感覚。それは僕の中でグルグルと渦を巻き、どんどん速さと強さを増していく。渦は広がっていき、ついには僕の身体を飛び出し、そのまま僕の力が世界を包み込んでしまったような錯覚を覚えた瞬間、世界中の光はギュッと濃縮され、僕の心臓へと戻った。
神を名乗る女性がゆっくりとその手を離した。
「貴方が操るその力は『全能』。この世の全ての能力はそのまま貴方と力となるでしょう」
「…………は?」
彼女の言葉に完全に思考がストップする。そんな力が使えたらそれはもう神ではないか。
「全能……ですか?」
彼女はゆっくりと頷く。
「まずは力の使い方や転生の仕組み、貴方がこれから何を成せばよいかを学んでもらわなくてはなりません」
僕の足元から黄金に輝く一筋の光が、僕が進むべき道を示すように草原に伸びていく。
「この光を辿れば『テンショウ学院』に着きます。そこで受付の者に『オール』と名乗りなさい。これが貴方のこれからの名になります。そしてそのあとはあなた次第です」
そう言うと彼女はもう一度僕の手を取り、先ほどの様に優しく包み込む。その温かさに戸惑っていると、僕たちの手をさらに上から包む別の大きな手が現れた。
驚いて顔を上げるとそこにはリーダーの顔があった。しかしその顔はもはや病人のように痩せこけてはおらず、深い皺も全て消え去っていた。僕の手をしっかりと力強く包むこの手も、枯れ木のようだった先ほどまでとは違って今はぶ厚筋肉に覆われている。
「ここまでの事本当にすまなく思っている。いくら謝っても許されないだろう。だがこれだけは覚えておいて欲しい。オールはどんな時でも私たちの仲間だ」
そういって彼は僕と神を包む手に更に力を入れ、そしてほどいた。
「さあ行きなさい。オール、私たちの希望の櫂よ。
「その力に溺れることなく、どうか今の君を見失わないでくれ」
二人の声に背を押され歩き出す。光の道は地平線の向こうまで続いているようでその先は見えない。
僕の意思とは全く無関係に全能なんていうチートどころではない能力を与えられ、こうして光のレールに載せられてしまった僕。この先のことなど全く予想もできない。。
(せめてこの力が少しでも人の役に立てばいいな……)
僕は光の道をぼんやりと歩き続けた。
「さて、めでたく君も私達の仲間入りをしたことだしこれからの事を少し説明しよう」
リーダーは既に自分の席まで戻っている。僕を責めるために用意されたたくさんの拷問道具もどこかへ消えたようだ。
「当然の事ながら君には今何の力もない。そしてこの扉、私たちは『導きの扉』と呼んでいるが、今の君にこれを開けてもらったところで、初めて君が開いた時の様にどこにも繋がらないだろう。君は転生なんてしたくないだろうしどんな能力も欲しがっていない。転生しない限りは君に能力は与えられないしただの非力な一般人と同じだ。でもそれじゃ私たちは非常に困る」
確かにその導きの扉とやらが、開けた人の希望通りに道を繋ぐのであれば、今僕が行きたい場所はあの世だけだ。
「しかし残念ながら私たちはあまりお行儀がよいタイプではなくてね、基本的に転生時には本人の欲望に沿った形で能力を与えていて、本人が欲しがっていないものを無理やり押し付ける事はできないことになっている。ただこんなものは建前上のことであって、本当はどんな能力だって自由につけられるんだ。でもそうしない理由がある。僕たちは平気でするけどね。とはいえ今の君には何が何だかわからないだろうし、いずれわかる時が必ず来るから今は気にしないでいいよ」
彼はいったん息を吐きこちらを見る。一体僕はどんな顔をしているのだろうか。彼らに媚びへつらってご機嫌を取るができるほど器用ではないし、かといって正面切って反抗できるほどの気概もない。まさに意思を持たぬ操り人形だ。
「というわけで君に与える能力はこちらで勝手に決めさせてもらう。もちろん君はその能力を拒否してもいい。僕たちは君は受け入れてくれるまでまたずっとお願いするだけだからね」
さっきの首輪の感触と共に、あっという間に粉みじんにされてしまった哀れな男を思い出す。彼も僕の様に無理やり転生させられたのだろうか、それとも望んであの力を手に入れたのだろうか。
「もちろん大丈夫です。拒否したりはしません」
要するに能力の押し付けじゃないか、有難迷惑とはまさにこのことだ。心の中であらん限りの悪態をつくと相変わらずルイナーの肩に乗ったままのコネクターがクスクスと笑い出した。
「随分嫌われてしまったみたいよ」
彼女は仲間たちの方を向いて言った。まるで心を読まれているかのようだ。
「まあ拷問道具目の前に並べた相手を好きになるやつはおらんやろなあ」
ダウターはゲラゲラと笑っている。
やはりこいつらはまともじゃない。改めて自分の身の上を嘆く。
「それじゃさっそくその力をもらいにいこうか」
リーダーは僕を手招きする。僕は階段を登り彼の隣に立った。先ほどの拷問道具を使って僕を脅迫した人と同一人物とは思えないほど、彼は優しく笑う。
彼が導きの扉を開いた。銀に揺蕩う水面が鏡のように僕たちを映し出している。
「アンちゃんによろしゅう」
後ろからダウターの声が聞こえる。リーダーがそれに応えるように手を振り、扉の中へ進んでいく。僕も慌てて後を追った。
扉の先は見渡す限りに広がる草原だった。暖かい風が優しく顔を撫でて通り過ぎていく。柔らかな花の匂いや穏やかな陽の光に一瞬だけここまでのひどい経験を忘れる。
リーダーはすぐに一直線に歩き出す。彼が向かう方向はなだらかな丘になっており、その丘の上に一本の大きな樹が立っていた。病人とは思えないほど足早にそちらの方へ進む彼の後ろを黙ってついていく。ここがどれほどのどかな場所であっても、僕は今から人殺しのための力を無理やりに与えられ、実際に人殺しを強要されるのだ。気を引き締めておかなくてはならない。
丘を登っていくとその樹のそばにカフェで使われるようなオシャレな丸いテーブルとそこに座る綺麗な女性が見えた。彼女はこちらに気が付くと席を立ち、ゆっくりと近づいてくる。そしてリーダーの隣まで来ると彼の手を取り、僕の方を見てニッコリとほほ笑んだ。
(綺麗な人だな)
単純にそう思った。長く美しい金の髪はこの穏やかな陽と風を受けサラサラと輝き、白いワンピースと麦わら帽子は彼女が純粋で清廉な存在であるように感じさせる。
(騙されるな……彼女もきっとこいつらの仲間なんだ)
緩みかけた心をまた締めなおす。
「ようこそおいでくださいました」
まるで鈴の音を鳴らしたような声だった。透き通るようなその音は何の抵抗もなく耳から頭へ伝わっていき、僕の心に響いていく。
「久しぶりですね、リーダー」
やはり二人は既知の仲らしい。しかしこの穏やかな人が、本当にあの狂人どもの仲間の一人なのだろうか? 人を見かけで判断するなとはよく言われることだが、どうしてもこの女性が人を殺して笑っているような姿は想像できない。
「そして初めまして転生者よ。私はこの世界の唯一にしてただ一人の神、あなたに力を与える者です」
彼女はそう言うと深々とお辞儀をする。そして僕たちをテーブルまで案内し、どこからかポットとカップを取り出して紅茶を注いでくれた。
そういえば何かを口にするのは随分と久しぶりな気がする。飢えや渇きを感じたりはしていなかったが、鼻腔をくすぐるその香りと、芳醇な味わいは僕の身体を潤し、この訳の分からない世界の中でようやくほっと一息をつく余裕を与えてくれた。
「ここまでの経緯はよく理解しています。力を望まぬ貴方に無理やり強大な力を与える事、どうか許してください。しかし本当に私達には方法を選んでいる余裕がないのです」
神を自称するその女性は立ち上がり僕の横に立つ。
「手を」
有無を言わさぬ雰囲気に両手を差し出す。彼女は僕の両手を優しく包みこみ目を閉じた。
ドクン
心臓が大きく一度跳ねた。それと共に何か大きな力の奔流が心臓から全身へ駆け巡るような感覚。それは僕の中でグルグルと渦を巻き、どんどん速さと強さを増していく。渦は広がっていき、ついには僕の身体を飛び出し、そのまま僕の力が世界を包み込んでしまったような錯覚を覚えた瞬間、世界中の光はギュッと濃縮され、僕の心臓へと戻った。
神を名乗る女性がゆっくりとその手を離した。
「貴方が操るその力は『全能』。この世の全ての能力はそのまま貴方と力となるでしょう」
「…………は?」
彼女の言葉に完全に思考がストップする。そんな力が使えたらそれはもう神ではないか。
「全能……ですか?」
彼女はゆっくりと頷く。
「まずは力の使い方や転生の仕組み、貴方がこれから何を成せばよいかを学んでもらわなくてはなりません」
僕の足元から黄金に輝く一筋の光が、僕が進むべき道を示すように草原に伸びていく。
「この光を辿れば『テンショウ学院』に着きます。そこで受付の者に『オール』と名乗りなさい。これが貴方のこれからの名になります。そしてそのあとはあなた次第です」
そう言うと彼女はもう一度僕の手を取り、先ほどの様に優しく包み込む。その温かさに戸惑っていると、僕たちの手をさらに上から包む別の大きな手が現れた。
驚いて顔を上げるとそこにはリーダーの顔があった。しかしその顔はもはや病人のように痩せこけてはおらず、深い皺も全て消え去っていた。僕の手をしっかりと力強く包むこの手も、枯れ木のようだった先ほどまでとは違って今はぶ厚筋肉に覆われている。
「ここまでの事本当にすまなく思っている。いくら謝っても許されないだろう。だがこれだけは覚えておいて欲しい。オールはどんな時でも私たちの仲間だ」
そういって彼は僕と神を包む手に更に力を入れ、そしてほどいた。
「さあ行きなさい。オール、私たちの希望の櫂よ。
「その力に溺れることなく、どうか今の君を見失わないでくれ」
二人の声に背を押され歩き出す。光の道は地平線の向こうまで続いているようでその先は見えない。
僕の意思とは全く無関係に全能なんていうチートどころではない能力を与えられ、こうして光のレールに載せられてしまった僕。この先のことなど全く予想もできない。。
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