シロワニの花嫁

水野あめんぼ

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登場人物紹介とこの物語の用語

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   ◇◇ メインキャラ ◇◇

★ 葉月明澄(はづき あすみ)

年齢:18歳 身長:169センチ

 主人公、大学生で水族館のお土産売り場のバイトをしてる。浜辺を散歩中に詠寿の秘密を知ってしまったことから強制的に人魚の住む世界、人魚界に連れてこられ詠寿の花嫁として人魚界に身を置くことを強制される。過去に遭った出来事がきっかけで出来たトラウマを持っている。

★ 鮫淵詠寿(さめぶち えいじゅ)

年齢:20歳 身長:184センチ

 明澄と同じ大学に通う青年だが正体はシロワニとよばれる鮫の人魚で、明澄を人魚界に連れてきた張本人であり人魚界の王子。自分が人魚であることを知られたため掟に従って明澄を連れてきた。心の奥では明澄に思いを寄せている為、明澄を強制的に人魚界に連れてきたことに負い目を感じている。ちなみに“鮫淵”という苗字は偽名で本名は“詠寿”のみ。


  ◇◇主人公たちを取り巻くものたち◇◇

★ 厳生(げんせい)

年齢:26歳 身長:178センチ

 詠寿の執事兼お世話係のシルバーシャークの人魚、詠寿に忠実ではあるが詠寿を含む鮫の人魚の“特殊な悪癖”が原因で番が出来にくい現状である詠寿の事を心配していることもあって明澄に厳しい言い方をしてしまうことがある。

★ クリア

年齢:18歳 身長:167センチ

 王宮で使用人をしているグッピーの人魚、掟によって無理やり連れてこられ、詠寿のいとこである砕波に気に入られてしまった明澄を何かと気に掛けている。見習いではあるものの明澄にも詠寿にも気に入られている。

★ アリヴ

年齢:26歳 身長:189センチ

 王家直属の近衛兵士長を務めているグリーンモレイ(ウツボ)の人魚、厳生の幼馴染でもある。男女問わず美人が大好きで明澄を目にして気に入ったのと同時に詠寿同様忠義にかけて明澄を守ると宣言する。

厳生曰く「軟派な奴だが腕っぷしは頼りになる」とのこと。

★ ショット

年齢:25歳 身長:173センチ

 王家直属の衛兵の一人で護衛隊長を務めているアリヴの同僚のテッポウウオの人魚、衛兵一の弓の名手らしくアリヴとは違い硬派で真面目な性格。瑠璃音の侍女・ヴィオレとは姉弟にあたる。



   ◇◇ 王宮配属の研究員 ◇◇

★ リョウジ

年齢:42歳 身長:179センチ

 王宮の地下で何かを研究している王宮内では数少ない人間、本名は阿佐ヶ谷亮二。元船乗りだったか船は大時化にやられて沈み、ある女性人魚と人魚姫の魔女の末裔の一人である大魔導士・クエシスに命を助けられ今に至るとのこと。既婚者。

★ ルメルダ

年齢:32歳 身長:164センチ

 リョウジの研究員仲間の女性で王家配属の薬師であるウメイロの人魚、薬師としての仕事だけではなくだらしのない生活をしているリョウジの生活などをサポートをしている。


★ クローディオ

年齢:30歳 身長:177センチ

 王家配属の医者にして医務長でもあるマダラトビエイの人魚、魔法薬学に長けている為、地下研究所にあまり顔を出すことはないものの薬の開発は彼を筆頭に開発している。鮫の人魚の悪癖を完全に治そうとする薬の研究もしている為、詠寿の薬も処方している。実は人魚姫に薬を渡した魔女の子孫の一人で詠寿の恋を応援する反面詠寿を人魚姫の二の舞にさせたくないと焦っている。


★ 快泉(かいせん)

リョウジのペットの雄の海亀、話すことは出来ないが人の会話の理解はできる。


   ◇◇ 人魚界の王族 ◇◇

★ 砕波(さいは)

年齢:20歳 身長:186センチ

 詠寿のいとこにあたるイタチザメの人魚で王宮一の問題児、嗜虐的で乱暴かつ支配欲が強い性格で明澄を一目で気に入り自分のモノにしたいと考えている。詠寿とは犬猿の仲。


★ 瑠璃音(るりね)

年齢:13歳 身長:143センチ

 詠寿の妹であるハニードワーフグラミーの人魚、可憐な容姿の持ち主で無邪気な性格だが少しお転婆な行動が目立つ。明澄を見たいために明澄たちの前に自ら出向いた。「ヴィオレ」という侍女(ハナゴイの人魚)がおり、兄妹として詠寿とはそれなりに仲がいい。


 ◇◇ 砕波の取り巻きと裏の情報提供者 ◇◇


★ 波座(なぐら)


年齢:19歳 身長:178センチ

砕波の取り巻きの一人である貴族出身のダツの人魚。取り巻きの中では一番背が高く、おこぼれを貰って味をしめて楽しむような性格。 


★ 八重波(やえなみ) 

年齢:20歳 身長:174センチ

砕波の取り巻きの一人である貴族出身のアカエイの人魚。搾取する相手が言うこと聞かないと毒針で脅す癖がある。


★ クレミオ

年齢:18歳 身長:166センチ

砕波の取り巻きの一人で貴族出身のベタの人魚。実際セフレだが砕波に好意を寄せている為見栄を張って「愛人」を自称する。砕波が明澄をモノにしたいと考えている為、明澄を嫌っている。


★ ノゼル

年齢:23歳 身長:172センチ

 人魚界の裏で情報屋をやっているミミックオクトパスの人魚。裏で砕波などに情報料を与えているが、実はグレて家出をしていたクローディオとクエシスの弟。潜入の際は幻覚魔法と擬態を駆使して侵入する。


    ◇◇ 重要人物 ◇◇

★ クエシス

 人魚姫に薬を渡した魔女の子孫にして大魔導士として崇められている人物でリョウジの恩人の一人、実はクローディオとノゼルの兄である。サメの人魚の悪癖を治す薬の研究も彼がやり始めたことだったが、弟のクローディオに開発のリーダーを任せた後、ヒントを探しに人間界へ旅立った。現在、消息不明。

★ リヴェラ

 リョウジの恩人の一人にして詠寿のお世話係だった女性人魚、リョウジの妻だったが現在故人で実は厳生の姉でもある。詠寿のお世話係も務めていた、サメの人魚である詠寿の事を誰よりも気にかけていた。


   ―― この物語の用語について ――

◎ 人魚界(にんぎょかい)

人魚たちの住む世界、明澄の住む人間界とは違い魔法が発展している為さまざまな薬がある。

◎ 人化薬(じんかやく)

人魚が飲むと人間に化けることのできる薬。
人魚たちが人間界に訪れるためには必須なアイテムである為、詠寿は人間界に在中している際はこっそり厳生に届けてもらっていた。

飲んだ後は人に化けていられるが水を体に大量に浴びると元の人魚に戻ってしまう欠点がある。

◎ 人魚姫(にんぎょひめ)

 アンデルセン童話・『人魚姫』の主人公。実は実在した人物で魔女に薬を貰って人間になるまでの経緯以外は童話と一致。彼女の姉たちの一人は詠寿の先祖である為詠寿は遠くとも彼女の血を引いてることになる。死後、彼女の姉によって建てられた彼女の慰霊碑が存在する。

◎ 魔女(まじょ) 

 アンデルセン童話・『人魚姫』の悪役として描かれる人物。童話では悪く書かれてはいるが彼女は人魚姫の背中を押したかっただけで悪気はなかったのが史実の模様。大魔導士・クエシスらは彼女の子孫にあたり、人魚姫を結果死なせた彼女の罪を洗い流すべく子孫たちは人魚界に奉公するようになった。

◎ ベルト

 正式名称は『空中遊泳ベルト』、足のない人魚たちが歩くことが出来ないのと水なしで行動できない欠点を克服するために作られた魔法道具で人魚たちが自由に行き来するには必須のアイテム。

◎ 鮫の人魚の特殊な悪癖

 鮫の人魚にだけ出てきてしまう厄介な持病らしく、これが原因で詠寿を含む鮫の人魚は人魚同士でさえ番になれる確率が少ない。詳しい内容は本編にて掲載予定。
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