村八分、塩

おこめニスタ

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続編

なんだー?なんか降ってきたぞー?

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さて存在を無視されたガナッシュはというと落ちて全身を強打します。
ガナッシュ「いてぇ…」
クーヘン「なんだー?なんか降って来たぞー?」
ガナッシュは声のした方を向きました。
ガナッシュの目の前には体長2メートルほどで横に大きい、白っぽくていかにもな幽霊が立ちはだかっています。
ガナッシュ「でかいのいたー!ふっ、これは10匹カウントだな!やっつけてやるぜ!!」
クーヘン「なにー!!この武器庫の番人、クーヘンと知ってそんなことを言っているのか?」
ガナッシュ「お前がなんなのかとか興味ねぇーよ。」
ガナッシュは剣をかまえます。
クーヘン「なんだとー!!後悔するんだなー!」
クーヘンと名乗った幽霊はは右手を思いっきり振ってガナッシュをビンタしようとします。
ガナッシュは後ろにとんでかわしますが、今度は左手がやってきます。
ガナッシュ(意外にすばやい!?)
ガナッシュは剣で防ごうとしますが、はじきとばされ、
効果音s  どさっ
全身をはげしく打ち付けます。
クーヘン「ははははーははー」
ガナッシュ(くそぅ。さっきの落下の衝撃で体が思うように動かねぇ…!)
生きているだけですごい強運だと思われるくらいの高さから落下したのです。平気なわけありません。
ガナッシュは再び剣をとって立ち上がりますがすでにふらふらです。
クーヘン「立ち上がったんだなー!もう一回行くんだなー!」


ソルト「ここ、どこだ?」
みごとに迷子になってしまったソルトはしかし立ち止まらずに走りまわります。
ソルト「シフォンが迷子になるなんて…!」
つっこみ、お願いします。
ミント「あんたが迷子になってんの!!」
ありがとうございました。
そのとき、ソルトは声を聞いたような気がして、上を見上げました。
ソルト「…貫け!風の螺旋!!」
天井に穴があき、上の階がそこから見えます。
ソルト「で、どうやってのぼればいいんだ?」
シフォン「勇者さま。」
シフォンが穴から顔を出しました。
ソルト「シフォン!よかった、やっと見つけた!!」
シフォン「私も会いたかったですよ。」
シフォンは穴から飛び降ります。
効果音s ぼかん
ソルト「なっ…!」
シフォンが人差し指で描いた魔方陣は、ソルトの目の前で爆発しました。
ソルトは吹き飛ばされます。
とっさに受け身をとったため、致命傷ではないですが、動揺を隠せません。
ソルト「シフォン、どうして…?」
シフォン「勇者さま。私のために、死んでください。」
シフォンの目が冷たく光ります。
ソルトはわけがわからず、ただ立ち尽くします。
シフォン「ザール  クオルガ!」
ソルトはよけることもできず、シフォンのうみだした鋭い針のような氷の雨をあびます。
とっさに顔は庇いましたが、手に、足に、肩に、刺さります。
頬を雨がかすり、血が流れます。
ソルト「シフォンっ!」
ソルトはもう一度彼女の名前を呼びました。
ホィップ「無駄ですよ。」
ソルトは驚いて上をみあげます。穴のむこうにホイップの姿があります。
ホイップ「暗示をかけさせてもらいました。すごく強力なものなので、簡単に解除されません。」
ソルト「なんてことを…!」
ホイップ「彼女を助けたいですか?」
ソルト「あぁ!」
ホイップ「それなら私を倒して下さい。そうしたら暗示はとけますからね。しかし、」
シフォンは魔方陣を人差し指で描きました。
効果音s どかん
ホイップ「魔法使いの彼女は邪魔をしますけれど。」


ミルフィーユ「勇者くんたち、どうなるかなー?
              一人は満身創痍で、もう一人は仲間と戦うことにすごく抵抗があるみたいだよね♪
              私は次は何してあげようかなぁ?ねぇ、うさちゃん」
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