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二度目のお部屋訪問④(R15)
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ゼリー飲料を少しずつ食してる間も、それが終わってからもずっと。彼女は俺に程よい重みをかけたままでいた。どこかリラックスしている様子にほっと胸を撫で下ろす。つくづく、来てよかったと思う。自惚れなんかじゃなく、彼女に必要とされている実感がじわじわと全身を巡って充足感に満たされていた。『俺と同じくらい、好きでいて』なんて望みすぎだと自分を律しているけれど、ちゃんと好かれているんだってことは自覚しておきたい。伝わってるから大丈夫だよっていっぱい教えてあげたい。
自己評価が低い君だけど、君が思ってるよりずっと俺は君をよく見ているし、わかっていると思うんだ。これは自惚れじゃなくて、それだけ好きだよってこと。
(…そこまで言いきったら、重いかもなあ)
だから俺は、今日の難解だった講義の内容を自分なりに噛み砕いてつらつらと話す。彼女はそれを相槌を打つでもなく、のんびりと聞いていた。ラジオくらいの感覚でいてくれたらいい。
まったりとした時間だった。例えるなら、田舎のじいちゃんの家で過ごす一日のような。小学校の夏休みの間、ひとり滞在していた1週間は特別なことはなにもなく、朝が早く、夜も早い。少しの宿題と、祖父母の手伝い。じいちゃんっ子だった俺は、嗄れた声で紡がれる若い頃の思い出話を聞くのが大好きだった。その当時の宝物のいくつかが長い時を経ても手元にあり、それだけ大事にできる祖父をとても尊敬していた。
『志樹は本当に、おじいさんのことが好きねえ』
『じいさんが、志樹のことが大好きなんだ』
『あらまあ』
祖母はふふっと笑いながら口を押さえる。
『よぉく知っていますよ』
セミの声は潮騒のように絶え間なく、そのうち慣れて意識しなくなっていく。いつまでも終わらない錯覚すら起こす、キラキラとした夏の一日。
自分も、こんなふうに歳を重ねていきたいと思った。宝物をいつまでも大事にできるところも、祖母との穏やかな時間の過ごし方も、いつしか俺の理想であり目標になっていたのだった。
「そろそろ眠たくなってきた?」
睡眠導入がわりの小難しい話もそろそろ尽きてきた。彼女が首を横に振ると柔らかな髪も一緒に揺れて、少しくすぐったい。
「ずっと寝てたから」
「そっか」
ふうむ、と思案する。一人にしてあげるべきか、このままでいるか。個人的には後者を選びたいところだが。
「志樹くんは…何も聞かないんだね」
腰あたりに回していた腕に、そっと触れられた。
「ああ、まあ。姉も妹もいるから…」
小中高と、父は単身赴任で家を空けていた。母、姉、妹、の女三人に対し、俺一人。自然と立場は低くなり、彼女たちの明け透けな性格も相まっての、処方術。
『女性の不調にはズカズカと踏み込むべからず』
女性には定期的に何らかの状態異常を来たす。下手に構わず、そっとしておくのが一番…かと思えば、思いやりはないのかと詰られる理不尽も、とにかくやり過ごすのが得策なわけで。加えて姉は製薬会社の研究職に就いている。酔って帰ってきた夜に捕まろうものなら最後、興味のあるなしに関わらず一方的に知識を披露される。やれ、あの会社のあの薬はどうだとか、こういう症状のときはこれが効くだとか。
つまりは、ある程度の状況は察せられた。特に市販薬のパッケージが置きっぱなしになっていたのが大きい。
できることといえば、とにかくつぶさに観察。どんな小さなサインだって見逃さない。少しでも俺がここにいることで億劫な素振りを見せたら、すぐさまお暇させていただくつもりで…
『志樹くんの匂いがする……』
『えっ』
『嗅いでると、安心するから……』
ベッドにお邪魔してしまったのも、後ろから抱きしめるようなかたちで座ってしまったのも、自分の首を絞める行為に他ならないのだが。それも全部、彼女が嬉しそうだから耐えられる。大丈夫…多分、今のところは。例え心臓を鷲掴みにされたみたいに、胸が苦しくなったとしても。彼女がどんなに可愛くても、『この間』のように、自分の欲のまま触れるなんて、特に今日は絶対に駄目だと繰り返し言い聞かせられる。
思い出してしまったのもよくなかった。必死に応えようとする健気な吐息は、まるで麻薬のよう。その依存性はすさまじく、また感じたいと欲が頭をもたげる。
「…志樹くん、その」
「……ごめんなさい」
居た堪れなくて、ぎゅうぎゅうと彼女を抱きしめた。顔を埋めれば彼女の匂いがぐっと色濃くなる。沙藍さんは『安心する』と言ったが、俺にとっては落ち着くと同時に『興奮する』という正反対の作用をあわせ持つ劇物だから、これもまた生理現象を加速させるわけだ。失敗した。
「帰ったほうがいい、かな」
おずおずと顔を上げて、伺いを立てる。姉に採点させようものなら大幅な減点行動だ。
「っ、やだ」
振り返った彼女の顔があまりに近くて、ますます触れたい症状が鼓動を忙しなくさせた。
「いてほしい」
こんなにはっきりと意見を言ってくれる珍しさと、必死な様子に、一度は引いた炎天下での身体の火照りがぶり返す。沙藍さん、一生懸命すぎて、乗り上げてきているんですが。なんて指摘する余裕があるはずもなく、
「沙藍さん、落ち着いて。帰らないから、大丈夫だから」
着古したから寝巻きがわりにしていたのだろう、少し縒れたTシャツの襟ぐりからチラリと覗く日焼けのあともないまっさらで真っ白な素肌に視線は吸い寄せられる。締め付けられるのが嫌だったのだろう。隠すものは何もない。それを無理矢理意識の外へと追いやって、
「幻滅してない? 沙藍さんがつらい日なのに『そういうこと』考えるような男だって」
「…私も」
「へ…」
間抜けな声が口をついた。唖然とする俺と、みるみるうちに顔を真っ赤にして、瞳を潤ませる沙藍さん。
「だって、志樹くんがこの間…」
「この間?」
「次は、これだけじゃ済まないって!」
ああ、俺の彼女は怒っても可愛いんだな、と思った。
「さすがに今日は、『次』にカウントしたら駄目なんじゃ」
なんて、手を伸ばして髪に触れている時点で、言ってることとやってることがめちゃくちゃだ。
「今日は俺が一方的に押しかけたんだし。沙藍さんの心の準備ができたらまた呼んでほしいって意味だったから」
いつかなりたい憧れの恋人像からなけなしの理性を呼び出して、彼女に逃げ道を作ってやる。
「してる…」
それなのに目の前の可愛すぎる女の子は、いじらしくも瞼を下ろして、身を委ねてくるのだ。
「もう、してた。あの日からずっと」
触れた唇から、かすかにグレープフルーツの味がした。
指に絡む髪は柔らかく、かき混ぜてその感触をひたすら楽しんでいたい衝動に駆られた。
「ん…」
鼻から抜けるような甘えた声は、いつだって恥じらいがちで、控えめで、でも的確に劣情を煽る。相変わらず乗り上げたままの彼女が、次第に腰を引いて逃げようとするので、ほぼ反射的に後頭部をホールドしていた。
「んっ、んぅ」
反対の手を背中から腰へと撫で下ろしながら、そのまま脚の上に座るよう促した。何か話したそうにしていた気もするが、一度触れてしまっては、やすやすとキスをほどくつもりはない。上体を起こす勢いとともに、戯れに唇を割って舌先を突けば、ペタンと尻もちをつくようにして、意図通りの場所へと座ってくれた。
クラクラ、目眩がするようだ。一度息継ぎの間を持たせて、もう一度。辿々しくも答えようとしてくれるのがたまらない。
最後までできないのは彼女の体調的に間違いないとして、沙藍さんの想像していた『次』が一体どの程度のものなのか。状況は結局変わらず、つぶさに観察。ただし、だいぶ欲に煽られている自覚はあるので、脳内で繰り返し警告を出す。
嫌がったらやめる。
嫌がったらやめる。
嫌がったらやめる!
目の前にある、男と違って柔らかい女性の、そのなかでも一番柔らかい膨らみへ下から掬い上げるように触れた。不可抗力で見てしまったすべらかな双丘は服越しであってもふわふわと気持ちよくて、そのうち両手で左右それぞれを撫でて、揺らしてみる。ちょうど手のひらにフィットするのがたまらない。
その柔らかさに夢中になっていたら、いつの間にかキスがおろそかになっていたようだった。噛み殺そうとして漏れる吐息が前髪に落ちて、胸元へ落としていた視線を上げた。
目が合った途端、いつもならパッと顔を背けそうな場面なのに、ポツリと呟かれる。
「もっと、強くしても、いい…」
クラクラを通り越して、グラグラと、沸騰しそうな頭が言う。
やめられるのか? 本当に?
自己評価が低い君だけど、君が思ってるよりずっと俺は君をよく見ているし、わかっていると思うんだ。これは自惚れじゃなくて、それだけ好きだよってこと。
(…そこまで言いきったら、重いかもなあ)
だから俺は、今日の難解だった講義の内容を自分なりに噛み砕いてつらつらと話す。彼女はそれを相槌を打つでもなく、のんびりと聞いていた。ラジオくらいの感覚でいてくれたらいい。
まったりとした時間だった。例えるなら、田舎のじいちゃんの家で過ごす一日のような。小学校の夏休みの間、ひとり滞在していた1週間は特別なことはなにもなく、朝が早く、夜も早い。少しの宿題と、祖父母の手伝い。じいちゃんっ子だった俺は、嗄れた声で紡がれる若い頃の思い出話を聞くのが大好きだった。その当時の宝物のいくつかが長い時を経ても手元にあり、それだけ大事にできる祖父をとても尊敬していた。
『志樹は本当に、おじいさんのことが好きねえ』
『じいさんが、志樹のことが大好きなんだ』
『あらまあ』
祖母はふふっと笑いながら口を押さえる。
『よぉく知っていますよ』
セミの声は潮騒のように絶え間なく、そのうち慣れて意識しなくなっていく。いつまでも終わらない錯覚すら起こす、キラキラとした夏の一日。
自分も、こんなふうに歳を重ねていきたいと思った。宝物をいつまでも大事にできるところも、祖母との穏やかな時間の過ごし方も、いつしか俺の理想であり目標になっていたのだった。
「そろそろ眠たくなってきた?」
睡眠導入がわりの小難しい話もそろそろ尽きてきた。彼女が首を横に振ると柔らかな髪も一緒に揺れて、少しくすぐったい。
「ずっと寝てたから」
「そっか」
ふうむ、と思案する。一人にしてあげるべきか、このままでいるか。個人的には後者を選びたいところだが。
「志樹くんは…何も聞かないんだね」
腰あたりに回していた腕に、そっと触れられた。
「ああ、まあ。姉も妹もいるから…」
小中高と、父は単身赴任で家を空けていた。母、姉、妹、の女三人に対し、俺一人。自然と立場は低くなり、彼女たちの明け透けな性格も相まっての、処方術。
『女性の不調にはズカズカと踏み込むべからず』
女性には定期的に何らかの状態異常を来たす。下手に構わず、そっとしておくのが一番…かと思えば、思いやりはないのかと詰られる理不尽も、とにかくやり過ごすのが得策なわけで。加えて姉は製薬会社の研究職に就いている。酔って帰ってきた夜に捕まろうものなら最後、興味のあるなしに関わらず一方的に知識を披露される。やれ、あの会社のあの薬はどうだとか、こういう症状のときはこれが効くだとか。
つまりは、ある程度の状況は察せられた。特に市販薬のパッケージが置きっぱなしになっていたのが大きい。
できることといえば、とにかくつぶさに観察。どんな小さなサインだって見逃さない。少しでも俺がここにいることで億劫な素振りを見せたら、すぐさまお暇させていただくつもりで…
『志樹くんの匂いがする……』
『えっ』
『嗅いでると、安心するから……』
ベッドにお邪魔してしまったのも、後ろから抱きしめるようなかたちで座ってしまったのも、自分の首を絞める行為に他ならないのだが。それも全部、彼女が嬉しそうだから耐えられる。大丈夫…多分、今のところは。例え心臓を鷲掴みにされたみたいに、胸が苦しくなったとしても。彼女がどんなに可愛くても、『この間』のように、自分の欲のまま触れるなんて、特に今日は絶対に駄目だと繰り返し言い聞かせられる。
思い出してしまったのもよくなかった。必死に応えようとする健気な吐息は、まるで麻薬のよう。その依存性はすさまじく、また感じたいと欲が頭をもたげる。
「…志樹くん、その」
「……ごめんなさい」
居た堪れなくて、ぎゅうぎゅうと彼女を抱きしめた。顔を埋めれば彼女の匂いがぐっと色濃くなる。沙藍さんは『安心する』と言ったが、俺にとっては落ち着くと同時に『興奮する』という正反対の作用をあわせ持つ劇物だから、これもまた生理現象を加速させるわけだ。失敗した。
「帰ったほうがいい、かな」
おずおずと顔を上げて、伺いを立てる。姉に採点させようものなら大幅な減点行動だ。
「っ、やだ」
振り返った彼女の顔があまりに近くて、ますます触れたい症状が鼓動を忙しなくさせた。
「いてほしい」
こんなにはっきりと意見を言ってくれる珍しさと、必死な様子に、一度は引いた炎天下での身体の火照りがぶり返す。沙藍さん、一生懸命すぎて、乗り上げてきているんですが。なんて指摘する余裕があるはずもなく、
「沙藍さん、落ち着いて。帰らないから、大丈夫だから」
着古したから寝巻きがわりにしていたのだろう、少し縒れたTシャツの襟ぐりからチラリと覗く日焼けのあともないまっさらで真っ白な素肌に視線は吸い寄せられる。締め付けられるのが嫌だったのだろう。隠すものは何もない。それを無理矢理意識の外へと追いやって、
「幻滅してない? 沙藍さんがつらい日なのに『そういうこと』考えるような男だって」
「…私も」
「へ…」
間抜けな声が口をついた。唖然とする俺と、みるみるうちに顔を真っ赤にして、瞳を潤ませる沙藍さん。
「だって、志樹くんがこの間…」
「この間?」
「次は、これだけじゃ済まないって!」
ああ、俺の彼女は怒っても可愛いんだな、と思った。
「さすがに今日は、『次』にカウントしたら駄目なんじゃ」
なんて、手を伸ばして髪に触れている時点で、言ってることとやってることがめちゃくちゃだ。
「今日は俺が一方的に押しかけたんだし。沙藍さんの心の準備ができたらまた呼んでほしいって意味だったから」
いつかなりたい憧れの恋人像からなけなしの理性を呼び出して、彼女に逃げ道を作ってやる。
「してる…」
それなのに目の前の可愛すぎる女の子は、いじらしくも瞼を下ろして、身を委ねてくるのだ。
「もう、してた。あの日からずっと」
触れた唇から、かすかにグレープフルーツの味がした。
指に絡む髪は柔らかく、かき混ぜてその感触をひたすら楽しんでいたい衝動に駆られた。
「ん…」
鼻から抜けるような甘えた声は、いつだって恥じらいがちで、控えめで、でも的確に劣情を煽る。相変わらず乗り上げたままの彼女が、次第に腰を引いて逃げようとするので、ほぼ反射的に後頭部をホールドしていた。
「んっ、んぅ」
反対の手を背中から腰へと撫で下ろしながら、そのまま脚の上に座るよう促した。何か話したそうにしていた気もするが、一度触れてしまっては、やすやすとキスをほどくつもりはない。上体を起こす勢いとともに、戯れに唇を割って舌先を突けば、ペタンと尻もちをつくようにして、意図通りの場所へと座ってくれた。
クラクラ、目眩がするようだ。一度息継ぎの間を持たせて、もう一度。辿々しくも答えようとしてくれるのがたまらない。
最後までできないのは彼女の体調的に間違いないとして、沙藍さんの想像していた『次』が一体どの程度のものなのか。状況は結局変わらず、つぶさに観察。ただし、だいぶ欲に煽られている自覚はあるので、脳内で繰り返し警告を出す。
嫌がったらやめる。
嫌がったらやめる。
嫌がったらやめる!
目の前にある、男と違って柔らかい女性の、そのなかでも一番柔らかい膨らみへ下から掬い上げるように触れた。不可抗力で見てしまったすべらかな双丘は服越しであってもふわふわと気持ちよくて、そのうち両手で左右それぞれを撫でて、揺らしてみる。ちょうど手のひらにフィットするのがたまらない。
その柔らかさに夢中になっていたら、いつの間にかキスがおろそかになっていたようだった。噛み殺そうとして漏れる吐息が前髪に落ちて、胸元へ落としていた視線を上げた。
目が合った途端、いつもならパッと顔を背けそうな場面なのに、ポツリと呟かれる。
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