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ロールキャベツな狼とツンデレな猫
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「愛美ってやっぱり猫みたいでかわいい。今日は存分に甘えて下さい」
『政弘さん』は笑いながら、猫にそうするように、指先で愛美の喉元を撫でる。
愛美は照れくさそうに『政弘さん』の頬に顔を寄せて、チュッと口付けた。
「政弘さん、大好きです」
『政弘さん』は嬉しそうに笑って愛美を抱きしめる。
「俺も愛美が大好きです。今日は狼になってもいいですか?」
「……聞かないで下さい」
愛美が恥ずかしそうにうつむいて呟くと、『政弘さん』は長い腕で愛美を抱き上げ、ベッドに運んだ。
「いきなりがっつくのもなんだから……ゆっくりじゃれつこうかな」
『政弘さん』は愛美の髪を撫でながら、頬や額に何度も何度もキスをする。
愛美は頬や額に当たる柔らかい唇の感触に、くすぐったそうに笑って、『政弘さん』の髪をそっと撫でた。
「ふふ……かわいい」
「かわいい……?」
『かわいい』と言う愛美の言葉が心底意外だと言う顔をして、『政弘さん』は髪を撫でる愛美の手を取り、ベッドに押し付ける。
「かわいいなんて言えないようにしちゃおうか」
『政弘さん』は唇で愛美の唇を塞いで、ついばむような甘いキスをする。
「今日は、手加減しないよ?」
「えっ……」
「いや?」
愛美が小さく首を横に振ると、『政弘さん』は耳元に唇を寄せて甘い声で囁く。
「愛美、大好きだよ。何があっても俺が守るから……この先もずっと、俺の隣で笑ってくれる?」
『政弘さん』は愛美の目を覗き込むようにして返事を待つ。
愛美は潤んだ目で、『政弘さん』の目を見つめた。
「ずっと、大事にしてくれますか……?」
「めちゃくちゃ大事にするよ」
『政弘さん』は愛美の目から溢れる涙を優しく指先で拭って、愛しそうに口付けた。
「ずっと一緒にいよう」
「はい……」
それから『政弘さん』は愛美の服をゆっくりと脱がせ、白い肌に口付けて、優しく舌を這わせながら柔らかい部分を長い指で探るように撫でた。
もどかしいほどゆっくりと優しい愛撫に身悶えながら、愛美は『もっと』と叫びたい衝動を唇を噛んで堪える。
「ん……?もっと?」
「……やっぱり意地悪……」
『政弘さん』はゆっくりと愛美の中を指で探りながら、耳に唇を這わせて甘い声で囁く。
「愛美が素直に言ってくれたら、愛美の言う通りにしてあげる」
耳元で響く声と耳に当たる熱い吐息に、愛美の体の奥の深い部分が疼いた。
息を荒げて懇願するような愛美の目を満足そうに見つめ、『政弘さん』は愛美の唇を吸い、深く舌を絡める。
「もっと、欲しい?」
愛美が涙目になりながら恥ずかしそうにうなずくと、『政弘さん』は愛美の頬にチュッと口付けた。
「よくできました」
それから愛美は、もう何も考えられなくなるほど『政弘さん』に心も体も揺さぶられかき乱されて、押し寄せてくる快感の波に溺れそうな体で必死に腕を伸ばして、何度も名前を呼びながら『政弘さん』にしがみついた。
途切れそうになる意識の狭間で「愛美、愛してる」と甘く優しく囁く『政弘さん』の声が、耳に響いた。
気が付くと、愛しそうに愛美の髪を撫でる『政弘さん』の優しい微笑みがすぐそばにあった。
「気が付いた?」
いつの間に気を失っていたのか。
愛美は自分の乱れぶりを思い出して真っ赤になり、頭から布団を被る。
(政弘さんって……政弘さんって……実はものすごく優しいドS……?)
普段の中性的な草食ぶりからは考えられないような一面を体で感じて、愛美は更に顔を赤らめた。
「愛美、顔見せてよ」
「イヤです!!」
「かわいかったよ?」
「もう……!!」
頭から被った布団をギュッと握りしめる愛美を見ながら、『政弘さん』はおかしそうに笑う。
「ちょっと意地悪しすぎちゃったかなぁ……」
「ちょっとじゃありません!!」
『政弘さん』はグイッと愛美の体を引き寄せて、愛美から布団を剥ぎ取る。
「これも、俺なんだけど」
「意外過ぎです……」
「愛美のいやがるような乱暴な事はしてないよ?」
「……そうですけど……」
(見た目草食系で中身が肉食の男子をロールキャベツ男子とか言うけど……政弘さんもそれ?!)
『政弘さん』は、照れ隠しに膨れっ面でそっぽを向く愛美の頬にチュッと口付けた。
「機嫌直して。もっと優しくするから」
「え……えぇっ?!」
(もっと?!)
愛美が慌てた様子で声をあげると『政弘さん』はまたおかしそうに笑う。
「もっと優しく抱きしめてキスしようと思ったんだけど……。ん?もっとする?」
「も……もういいです!!」
(やっぱり意地悪だ……!!めちゃくちゃドSだ……!!)
「愛美、大好きだよ」
「……私も好きです」
また新たな一面を見せた『政弘さん』のペースにいつの間にか翻弄されて、愛美はうろたえながらも、こんなに優しい意地悪なら、それもいいかもと思ったりする。
今までに感じた事のないほどの幸福感に身も心も満たされて、愛美は幸せそうに『政弘さん』の胸に顔をうずめた。
『政弘さん』は笑いながら、猫にそうするように、指先で愛美の喉元を撫でる。
愛美は照れくさそうに『政弘さん』の頬に顔を寄せて、チュッと口付けた。
「政弘さん、大好きです」
『政弘さん』は嬉しそうに笑って愛美を抱きしめる。
「俺も愛美が大好きです。今日は狼になってもいいですか?」
「……聞かないで下さい」
愛美が恥ずかしそうにうつむいて呟くと、『政弘さん』は長い腕で愛美を抱き上げ、ベッドに運んだ。
「いきなりがっつくのもなんだから……ゆっくりじゃれつこうかな」
『政弘さん』は愛美の髪を撫でながら、頬や額に何度も何度もキスをする。
愛美は頬や額に当たる柔らかい唇の感触に、くすぐったそうに笑って、『政弘さん』の髪をそっと撫でた。
「ふふ……かわいい」
「かわいい……?」
『かわいい』と言う愛美の言葉が心底意外だと言う顔をして、『政弘さん』は髪を撫でる愛美の手を取り、ベッドに押し付ける。
「かわいいなんて言えないようにしちゃおうか」
『政弘さん』は唇で愛美の唇を塞いで、ついばむような甘いキスをする。
「今日は、手加減しないよ?」
「えっ……」
「いや?」
愛美が小さく首を横に振ると、『政弘さん』は耳元に唇を寄せて甘い声で囁く。
「愛美、大好きだよ。何があっても俺が守るから……この先もずっと、俺の隣で笑ってくれる?」
『政弘さん』は愛美の目を覗き込むようにして返事を待つ。
愛美は潤んだ目で、『政弘さん』の目を見つめた。
「ずっと、大事にしてくれますか……?」
「めちゃくちゃ大事にするよ」
『政弘さん』は愛美の目から溢れる涙を優しく指先で拭って、愛しそうに口付けた。
「ずっと一緒にいよう」
「はい……」
それから『政弘さん』は愛美の服をゆっくりと脱がせ、白い肌に口付けて、優しく舌を這わせながら柔らかい部分を長い指で探るように撫でた。
もどかしいほどゆっくりと優しい愛撫に身悶えながら、愛美は『もっと』と叫びたい衝動を唇を噛んで堪える。
「ん……?もっと?」
「……やっぱり意地悪……」
『政弘さん』はゆっくりと愛美の中を指で探りながら、耳に唇を這わせて甘い声で囁く。
「愛美が素直に言ってくれたら、愛美の言う通りにしてあげる」
耳元で響く声と耳に当たる熱い吐息に、愛美の体の奥の深い部分が疼いた。
息を荒げて懇願するような愛美の目を満足そうに見つめ、『政弘さん』は愛美の唇を吸い、深く舌を絡める。
「もっと、欲しい?」
愛美が涙目になりながら恥ずかしそうにうなずくと、『政弘さん』は愛美の頬にチュッと口付けた。
「よくできました」
それから愛美は、もう何も考えられなくなるほど『政弘さん』に心も体も揺さぶられかき乱されて、押し寄せてくる快感の波に溺れそうな体で必死に腕を伸ばして、何度も名前を呼びながら『政弘さん』にしがみついた。
途切れそうになる意識の狭間で「愛美、愛してる」と甘く優しく囁く『政弘さん』の声が、耳に響いた。
気が付くと、愛しそうに愛美の髪を撫でる『政弘さん』の優しい微笑みがすぐそばにあった。
「気が付いた?」
いつの間に気を失っていたのか。
愛美は自分の乱れぶりを思い出して真っ赤になり、頭から布団を被る。
(政弘さんって……政弘さんって……実はものすごく優しいドS……?)
普段の中性的な草食ぶりからは考えられないような一面を体で感じて、愛美は更に顔を赤らめた。
「愛美、顔見せてよ」
「イヤです!!」
「かわいかったよ?」
「もう……!!」
頭から被った布団をギュッと握りしめる愛美を見ながら、『政弘さん』はおかしそうに笑う。
「ちょっと意地悪しすぎちゃったかなぁ……」
「ちょっとじゃありません!!」
『政弘さん』はグイッと愛美の体を引き寄せて、愛美から布団を剥ぎ取る。
「これも、俺なんだけど」
「意外過ぎです……」
「愛美のいやがるような乱暴な事はしてないよ?」
「……そうですけど……」
(見た目草食系で中身が肉食の男子をロールキャベツ男子とか言うけど……政弘さんもそれ?!)
『政弘さん』は、照れ隠しに膨れっ面でそっぽを向く愛美の頬にチュッと口付けた。
「機嫌直して。もっと優しくするから」
「え……えぇっ?!」
(もっと?!)
愛美が慌てた様子で声をあげると『政弘さん』はまたおかしそうに笑う。
「もっと優しく抱きしめてキスしようと思ったんだけど……。ん?もっとする?」
「も……もういいです!!」
(やっぱり意地悪だ……!!めちゃくちゃドSだ……!!)
「愛美、大好きだよ」
「……私も好きです」
また新たな一面を見せた『政弘さん』のペースにいつの間にか翻弄されて、愛美はうろたえながらも、こんなに優しい意地悪なら、それもいいかもと思ったりする。
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