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仲間
買い出し
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レヴィア視点
──朝、買い出しの準備中。
「よーしっ!今日は私、マチルダと2人で買い出し行ってくるから!」
「ん? うん、いいよー」
(キョトンとしてたが断らねぇあたり、こいつも天然だ)
「はぁ!?いやそれはちょっと待てよ」
「なんでだよ!」
「マチルダじゃなくてお前が心配なんだよ!」
「私が!?なにそれ失礼すぎだろ!」
「……」
(確かに、お前が一番騙されそうだ。変な露天で何か買ってくるのが目に見えてる)
「兄貴はどう思う!?私がマチルダ守るって言ってるのにさ!」
「……」
(あぁ、もう行かせた方が静かになるな……)
「マチルダが守る側だろ、常識的に考えて」
「……ん、私はどっちでもいいけど」
「うおっ!?いや、私が守るの!」
「なあレヴィア……あいつ途中で飴とか配ってるおばさんに釣られて帰ってこなかったらどうする?」
「連れ戻すしかねぇな」
「そうじゃねぇだろ!そうならないようにしろよ!」
「だーかーら!!私はそんなガキじゃねぇってば!」
「……マチルダ、財布とイリナ、ちゃんと持って帰ってこい」
「はーい。イリナが途中で迷子になったら、連れて帰るね」
「私の扱いなんかおかしくねぇ!?!?」
⸻
地下街・買い出し途中
「~♪ マチルダと買い物~♪」
財布をマチルダに預けたはずなのに、イリナのテンションは爆上がり。
「楽しそうだね」
「当たり前だろ!だってマチルダってさ、いつもレヴィアの兄貴の隣にぴったりでさ、あんま喋んねぇじゃん?こうして2人で喋れんの嬉しいわけ!」
「……話するだけで楽しいの?」(キョトン)
「えっ!?……あー、そっか。マチルダって、そういうのよく分かんねぇんだったな……」
「うん……でも、私も嫌じゃないよ。イリナと一緒、楽しいかも」
「ほんと!?」
──その時だった。
「……」
一瞬、目が細くなる。気配の向こうに、嫌な視線。
薄暗い路地から、酔ったようなゴロツキ数人が近づいてくる。
「おいおい、こんなちっちゃいのが2人でこんなとこ歩いてちゃダメだろ~?」
「はあ!?子どもじゃねぇし!絡んでくんなよ、オッサン!」
イリナは咄嗟にマチルダの前に出て、両手を広げるように立ちふさがった。
「……」
(……守るつもりで前に?)
マチルダの目が細くなり、無意識に背後から“圧”を放つ。
ぴり……と空気が張り詰めた。
ゴロツキ達が一瞬だけ震える。
「……っ! なんだこいつ……やべぇ……!」
「あのガキ、ただもんじゃねぇ……」
数秒の沈黙のあと、男たちは何かに怯えたように走って逃げていった。
「な、なっ!? なに今の!? 私が睨んだからか!? ……そうだよな、私、怖い顔してたし!」
「……うん、ありがとう」
(キョトンとしたが、無邪気な自慢が嬉しそうだったので、肯定することにした)
「へっへーん!あいつら私にビビって逃げたんだぜ!やっぱ私、兄貴譲りの迫力出てきたかな!? ラナードに話したら驚くだろうなー!」
「……」
(うん、それでいいかも。何も知らない方が、イリナはそのままでいてくれる)
──朝、買い出しの準備中。
「よーしっ!今日は私、マチルダと2人で買い出し行ってくるから!」
「ん? うん、いいよー」
(キョトンとしてたが断らねぇあたり、こいつも天然だ)
「はぁ!?いやそれはちょっと待てよ」
「なんでだよ!」
「マチルダじゃなくてお前が心配なんだよ!」
「私が!?なにそれ失礼すぎだろ!」
「……」
(確かに、お前が一番騙されそうだ。変な露天で何か買ってくるのが目に見えてる)
「兄貴はどう思う!?私がマチルダ守るって言ってるのにさ!」
「……」
(あぁ、もう行かせた方が静かになるな……)
「マチルダが守る側だろ、常識的に考えて」
「……ん、私はどっちでもいいけど」
「うおっ!?いや、私が守るの!」
「なあレヴィア……あいつ途中で飴とか配ってるおばさんに釣られて帰ってこなかったらどうする?」
「連れ戻すしかねぇな」
「そうじゃねぇだろ!そうならないようにしろよ!」
「だーかーら!!私はそんなガキじゃねぇってば!」
「……マチルダ、財布とイリナ、ちゃんと持って帰ってこい」
「はーい。イリナが途中で迷子になったら、連れて帰るね」
「私の扱いなんかおかしくねぇ!?!?」
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地下街・買い出し途中
「~♪ マチルダと買い物~♪」
財布をマチルダに預けたはずなのに、イリナのテンションは爆上がり。
「楽しそうだね」
「当たり前だろ!だってマチルダってさ、いつもレヴィアの兄貴の隣にぴったりでさ、あんま喋んねぇじゃん?こうして2人で喋れんの嬉しいわけ!」
「……話するだけで楽しいの?」(キョトン)
「えっ!?……あー、そっか。マチルダって、そういうのよく分かんねぇんだったな……」
「うん……でも、私も嫌じゃないよ。イリナと一緒、楽しいかも」
「ほんと!?」
──その時だった。
「……」
一瞬、目が細くなる。気配の向こうに、嫌な視線。
薄暗い路地から、酔ったようなゴロツキ数人が近づいてくる。
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「はあ!?子どもじゃねぇし!絡んでくんなよ、オッサン!」
イリナは咄嗟にマチルダの前に出て、両手を広げるように立ちふさがった。
「……」
(……守るつもりで前に?)
マチルダの目が細くなり、無意識に背後から“圧”を放つ。
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「……っ! なんだこいつ……やべぇ……!」
「あのガキ、ただもんじゃねぇ……」
数秒の沈黙のあと、男たちは何かに怯えたように走って逃げていった。
「な、なっ!? なに今の!? 私が睨んだからか!? ……そうだよな、私、怖い顔してたし!」
「……うん、ありがとう」
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「へっへーん!あいつら私にビビって逃げたんだぜ!やっぱ私、兄貴譲りの迫力出てきたかな!? ラナードに話したら驚くだろうなー!」
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