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25・堕天使
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「へ?」
一瞬、ぽかんとしたようだった森脇の顔が、みるみるうちに青ざめる。やっぱりそうだったのだ……俺は納得すると同時に、ほんのわずかに心が痛みもした。昨夜のやりとりは森脇にとって気の迷いで、忘れたい出来事だったのに違いない。
「や、矢奈はなんて答えたの?」
「『彼はとてもいい人物なので、友情以上の信頼を抱いています』……と答えたんだが、すまない」
「なんで謝んの」
「俺は昨日のことは誰にも言っていないんだが、森脇のアパートから出るところを誰かに見られたのかもしれない。蛇体の件で俺がゲイだと知られたせいで、森脇まで妙な目で見られる。やっぱり、もっと強く否定するべきだった……今からでも学長のもとへ戻って訂正してこよう」
学長は人の性癖に対してさして興味なさそうだったが、それで森脇が誤解されていてもいいという理由にはならない。彼の名誉を守るのは、彼に救われた俺の義務だった。
急ごう。事務棟へとって返そうとする俺に、森脇が飛びついてくる。
「わー、待った! 訂正なんてしなくていいよ、だっておまえとの噂広めたの、オレだもん!」
「……?」
言うに事欠いてなにを言いだすのか。俺は彼がただ混乱しているのだと思ったが、歩みを止めない俺にずるずる引きずられながら、森脇は必死に言い募る。
「オレが情報屋の鈴木に頼んで、おまえとの噂を広めてもらったの! まさか学長のところにまで届くと思わなかったけどさ、矢奈が嫌じゃなければ訂正なんてしなくていいって!」
「森脇が……自分から広めたのか? いったい、なんのために」
悪ふざけ? それともほかに理由が? ノーマルの彼がゲイとの仲を喧伝したがる理由がまったく思いつかず、俺は戸惑う。足を止めた俺にしがみつきながら、森脇は諭すように説明をはじめた。
「蛇体との噂を消すため。つーか単純に嫌だったからだよ、おまえが変態作家とつきあってるとか疑われんの」
「嫌だもなにも、それは過去の事実……」
「だから昔の話だろ! いまは違うんだろっ……オレたち昨夜、……キス、しただろ」
森脇のほうから蒸し返されると思わなかった。俺の胸が竦む。昨夜の出来事が彼にとってどういうものだったのか――本心を知るのは怖かったが、ともかく、なかったことにはされていなかったのが、嬉しくて。
森脇はいつものキラキラした目の縁を赤くしながら、まっすぐ俺を見上げていた。
「矢奈にとっては知らないけど、オレにとってあれはオレが矢奈を一生守るんだって決めたっていう、誓いのキスだったんだ。ほんとうに矢奈が嫌なら訂正したっていいんだけど、蛇体との噂が消えるまではオレを隠れ蓑に使って」
「……なぜ」
そんな疑問符しか湧いてこない。
(森脇が? 俺を? 一生守る……どういう意味なんだ、それは)
単純に受け止めればプロポーズだ……が、そこまで自分に都合のいい解釈ができるほどお花畑ではない。ただ森脇は純粋だから、キスしたという事実に必要以上の責任を感じて――。
「確かにキスはしたが、あの程度のことを森脇が重荷に感じる必要はない。俺のために迷惑はかけられない」
「迷惑ってなんだよ! おまえじゃなくて、オレのためだよ。オレがそうしてほしいの! なんべん言ったらわかるんだよ、オレはおまえが」
言葉が途切れたのは、躊躇いのせいだろうか? 俺はその一瞬のあいだに続く彼の言葉を予想してしまい――期待までしてしまい、いや違う、と瞬時に打ち消す。
そんなはずはない、と。ノーマルで、まっすぐで、キラキラした彼が、俺のような汚れたものに友情以上の気持ちを抱くはず……そんなことが。
森脇は目を逸らそうとする俺に顔を近づけ、思いきり息を吸った。躊躇いではなく、覚悟だったのだ。そして逃げを許さない言葉をぶつけてくる。
「――好きなんだから! 男なら、好きな人を体張って守りたいと思って当然だろ!」
キラキラした目と、赤い頬。言いたいことを言い終えて、引き結んだ唇。
俺は森脇が嘘やごまかしを言う人間だとは欠片も思わなかった。彼が俺を好きだと――言うのなら、本気だろうと受けとめるしかない。
だが、
(なぜ?)
純粋に疑問を抱く。ピアノの音色が気に入ったからといって、ゲイになっていい理由になるか? 容貌に惹かれた? そもそもそちらの道に興味があったとか。
「……好き?」
そんな言葉をいまだかつて――誰かに伝えられた記憶がない。愛しているだの、愛してくれだの、きみはすばらしいだのという賞賛は飽きるほど浴びせられてきたのに、そんな短い一言を誰かが俺にくれたことは、一度もなかった。
求めるのではなくて、ただ、認めてくれるための言葉。
それを森脇は胸を張って、こともなげに言い切るのだ。
「そうだよ、矢奈を好きだよ」
「どこを、どう? いつから、なぜ?」
「疑い深いなー。どこをって、矢奈を、だろ」
森脇が呆れた顔をする。呆れられ、嫌われたのかと思って落ち込みかけた心を、続きの言葉が木漏れ日のように明るく照らしていく。
「もちろんピアノの音とか、長い指とか、表情がわかりやすくて可愛いところとか、好きだと思うよ。どうって、恋愛的な意味かっていうなら、そうだよ。オレ、矢奈ならだ……抱けるもん。いつからって、ん――実は、ピアノの音を聞く前から? バイト先でぶつかったとき、おまえすんげー傷ついた顔してたじゃん。あれで放っておけなくなったんだ、きっと」
俺をてらいなく見つめながら、さわやかに笑う。森脇の周りに落ちる光が……天使の羽根のようだと思った。この世界の神はいったいどのような気まぐれで、彼と俺を出会わせてくれたのだろう。
俺はただの……愚かで、汚れた、地を這う生き物なのに。森脇の大事な指導教授を貶めるような人間なのに。
森脇はどうして俺の汚れた部分を知ってしまっていながら、丸ごと受け入れてくれようとするのだろうか。
「なぜっていうのも、そういうことだよ。きれいで素直な矢奈を、オレが守ってやらなきゃって思ったんだ。おまえが好きだから守りたい。これがオレの気持ちだって、わかってくれた?」
「……昨夜」
「ん?」
「昨夜、おまえとキスしたあと……俺は、夢から覚めるのが怖くて家に帰ったんだ。あれ以上の幸せなど手に入れられるはずがない。欲張るなと、自分に言い聞かせているのに……なぜ」
疑いようもなく想いを伝えられてなお、不安を消せなかった。自分は誰かの好意に値する人間ではないし、いまが良くても、いつか失望されてしまうかもしれない。怖さが胸の奥で渦を巻くが、その闇を自覚していてなお……ずっと欲しかった宝物が目の前にあるという喜びのために、涙がこみあげてくるのを抑えきれなかった。
森脇がすぐそばにいる。俺に好意を寄せてくれている。うつむくと、伏せた顔が彼の肩に重なり、ぽたぽたと滴る雫がシャツを濡らした。
(俺の体液は、師の唾液と交わった毒だ。それを森脇に注げばどういう結果をもたらすのか、この時に気づくべきだったのに)
「これは夢か? 森脇……俺は、自分が誰かに愛されるに足る存在だと思えたことがない。体は汚れているし、心だってすれている。森脇はもっと、日の当たる場所を歩んでいっていい人間なのに」
「誰かじゃなくて、オレだよ。矢奈はこれまでオレに出会ってこなかっただけなの。おまえの体……は、まだ知らねーけど、心はきれいだよ。ピアノの音も。オレが保証する。これから二人で幸せになろーぜ」
「……うん」
俺は頷いた。見られないように伏せていたが、たぶんこの時の表情は、昨夜家の鏡に映ったままの無防備すぎる子供の顔だったに違いない。
森脇のまっすぐな言葉が、氷の鎧に隠れていた俺の傷だらけで弱弱しい本性に届いて、外に出てこいと誘ってくれたのだった。それがどんなに醜くても、好きだからと。守ってやるからと。
背にまわされた腕が温かく、自分よりもよほど背の低い彼の力強さが、頼もしくてならなかった。
俺はこのときはじめて、この世に生まれでた赤子だった。森脇を頼り、差しのべられた手に縋ってヨチヨチ歩きをはじめたばかりで――知らなかったのだ。悪魔は必ず代償を求めるものだと。
俺は、自分が光のなかに生まれる代わりに、森脇を闇に引きずり落としたのだと、今でもそう信じている。
一瞬、ぽかんとしたようだった森脇の顔が、みるみるうちに青ざめる。やっぱりそうだったのだ……俺は納得すると同時に、ほんのわずかに心が痛みもした。昨夜のやりとりは森脇にとって気の迷いで、忘れたい出来事だったのに違いない。
「や、矢奈はなんて答えたの?」
「『彼はとてもいい人物なので、友情以上の信頼を抱いています』……と答えたんだが、すまない」
「なんで謝んの」
「俺は昨日のことは誰にも言っていないんだが、森脇のアパートから出るところを誰かに見られたのかもしれない。蛇体の件で俺がゲイだと知られたせいで、森脇まで妙な目で見られる。やっぱり、もっと強く否定するべきだった……今からでも学長のもとへ戻って訂正してこよう」
学長は人の性癖に対してさして興味なさそうだったが、それで森脇が誤解されていてもいいという理由にはならない。彼の名誉を守るのは、彼に救われた俺の義務だった。
急ごう。事務棟へとって返そうとする俺に、森脇が飛びついてくる。
「わー、待った! 訂正なんてしなくていいよ、だっておまえとの噂広めたの、オレだもん!」
「……?」
言うに事欠いてなにを言いだすのか。俺は彼がただ混乱しているのだと思ったが、歩みを止めない俺にずるずる引きずられながら、森脇は必死に言い募る。
「オレが情報屋の鈴木に頼んで、おまえとの噂を広めてもらったの! まさか学長のところにまで届くと思わなかったけどさ、矢奈が嫌じゃなければ訂正なんてしなくていいって!」
「森脇が……自分から広めたのか? いったい、なんのために」
悪ふざけ? それともほかに理由が? ノーマルの彼がゲイとの仲を喧伝したがる理由がまったく思いつかず、俺は戸惑う。足を止めた俺にしがみつきながら、森脇は諭すように説明をはじめた。
「蛇体との噂を消すため。つーか単純に嫌だったからだよ、おまえが変態作家とつきあってるとか疑われんの」
「嫌だもなにも、それは過去の事実……」
「だから昔の話だろ! いまは違うんだろっ……オレたち昨夜、……キス、しただろ」
森脇のほうから蒸し返されると思わなかった。俺の胸が竦む。昨夜の出来事が彼にとってどういうものだったのか――本心を知るのは怖かったが、ともかく、なかったことにはされていなかったのが、嬉しくて。
森脇はいつものキラキラした目の縁を赤くしながら、まっすぐ俺を見上げていた。
「矢奈にとっては知らないけど、オレにとってあれはオレが矢奈を一生守るんだって決めたっていう、誓いのキスだったんだ。ほんとうに矢奈が嫌なら訂正したっていいんだけど、蛇体との噂が消えるまではオレを隠れ蓑に使って」
「……なぜ」
そんな疑問符しか湧いてこない。
(森脇が? 俺を? 一生守る……どういう意味なんだ、それは)
単純に受け止めればプロポーズだ……が、そこまで自分に都合のいい解釈ができるほどお花畑ではない。ただ森脇は純粋だから、キスしたという事実に必要以上の責任を感じて――。
「確かにキスはしたが、あの程度のことを森脇が重荷に感じる必要はない。俺のために迷惑はかけられない」
「迷惑ってなんだよ! おまえじゃなくて、オレのためだよ。オレがそうしてほしいの! なんべん言ったらわかるんだよ、オレはおまえが」
言葉が途切れたのは、躊躇いのせいだろうか? 俺はその一瞬のあいだに続く彼の言葉を予想してしまい――期待までしてしまい、いや違う、と瞬時に打ち消す。
そんなはずはない、と。ノーマルで、まっすぐで、キラキラした彼が、俺のような汚れたものに友情以上の気持ちを抱くはず……そんなことが。
森脇は目を逸らそうとする俺に顔を近づけ、思いきり息を吸った。躊躇いではなく、覚悟だったのだ。そして逃げを許さない言葉をぶつけてくる。
「――好きなんだから! 男なら、好きな人を体張って守りたいと思って当然だろ!」
キラキラした目と、赤い頬。言いたいことを言い終えて、引き結んだ唇。
俺は森脇が嘘やごまかしを言う人間だとは欠片も思わなかった。彼が俺を好きだと――言うのなら、本気だろうと受けとめるしかない。
だが、
(なぜ?)
純粋に疑問を抱く。ピアノの音色が気に入ったからといって、ゲイになっていい理由になるか? 容貌に惹かれた? そもそもそちらの道に興味があったとか。
「……好き?」
そんな言葉をいまだかつて――誰かに伝えられた記憶がない。愛しているだの、愛してくれだの、きみはすばらしいだのという賞賛は飽きるほど浴びせられてきたのに、そんな短い一言を誰かが俺にくれたことは、一度もなかった。
求めるのではなくて、ただ、認めてくれるための言葉。
それを森脇は胸を張って、こともなげに言い切るのだ。
「そうだよ、矢奈を好きだよ」
「どこを、どう? いつから、なぜ?」
「疑い深いなー。どこをって、矢奈を、だろ」
森脇が呆れた顔をする。呆れられ、嫌われたのかと思って落ち込みかけた心を、続きの言葉が木漏れ日のように明るく照らしていく。
「もちろんピアノの音とか、長い指とか、表情がわかりやすくて可愛いところとか、好きだと思うよ。どうって、恋愛的な意味かっていうなら、そうだよ。オレ、矢奈ならだ……抱けるもん。いつからって、ん――実は、ピアノの音を聞く前から? バイト先でぶつかったとき、おまえすんげー傷ついた顔してたじゃん。あれで放っておけなくなったんだ、きっと」
俺をてらいなく見つめながら、さわやかに笑う。森脇の周りに落ちる光が……天使の羽根のようだと思った。この世界の神はいったいどのような気まぐれで、彼と俺を出会わせてくれたのだろう。
俺はただの……愚かで、汚れた、地を這う生き物なのに。森脇の大事な指導教授を貶めるような人間なのに。
森脇はどうして俺の汚れた部分を知ってしまっていながら、丸ごと受け入れてくれようとするのだろうか。
「なぜっていうのも、そういうことだよ。きれいで素直な矢奈を、オレが守ってやらなきゃって思ったんだ。おまえが好きだから守りたい。これがオレの気持ちだって、わかってくれた?」
「……昨夜」
「ん?」
「昨夜、おまえとキスしたあと……俺は、夢から覚めるのが怖くて家に帰ったんだ。あれ以上の幸せなど手に入れられるはずがない。欲張るなと、自分に言い聞かせているのに……なぜ」
疑いようもなく想いを伝えられてなお、不安を消せなかった。自分は誰かの好意に値する人間ではないし、いまが良くても、いつか失望されてしまうかもしれない。怖さが胸の奥で渦を巻くが、その闇を自覚していてなお……ずっと欲しかった宝物が目の前にあるという喜びのために、涙がこみあげてくるのを抑えきれなかった。
森脇がすぐそばにいる。俺に好意を寄せてくれている。うつむくと、伏せた顔が彼の肩に重なり、ぽたぽたと滴る雫がシャツを濡らした。
(俺の体液は、師の唾液と交わった毒だ。それを森脇に注げばどういう結果をもたらすのか、この時に気づくべきだったのに)
「これは夢か? 森脇……俺は、自分が誰かに愛されるに足る存在だと思えたことがない。体は汚れているし、心だってすれている。森脇はもっと、日の当たる場所を歩んでいっていい人間なのに」
「誰かじゃなくて、オレだよ。矢奈はこれまでオレに出会ってこなかっただけなの。おまえの体……は、まだ知らねーけど、心はきれいだよ。ピアノの音も。オレが保証する。これから二人で幸せになろーぜ」
「……うん」
俺は頷いた。見られないように伏せていたが、たぶんこの時の表情は、昨夜家の鏡に映ったままの無防備すぎる子供の顔だったに違いない。
森脇のまっすぐな言葉が、氷の鎧に隠れていた俺の傷だらけで弱弱しい本性に届いて、外に出てこいと誘ってくれたのだった。それがどんなに醜くても、好きだからと。守ってやるからと。
背にまわされた腕が温かく、自分よりもよほど背の低い彼の力強さが、頼もしくてならなかった。
俺はこのときはじめて、この世に生まれでた赤子だった。森脇を頼り、差しのべられた手に縋ってヨチヨチ歩きをはじめたばかりで――知らなかったのだ。悪魔は必ず代償を求めるものだと。
俺は、自分が光のなかに生まれる代わりに、森脇を闇に引きずり落としたのだと、今でもそう信じている。
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