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「俺を描け。本物の死など滅多に描けないぞーー」
* * *
孤児のイトは、食べ物の絵を描くことで飢えをごまかしていた。
ある夕暮れ、地面にパンの絵を描いているとき、声が聞こえた。
『この絵を本物にしたくないか?』
『おまえがいつかおれを描くと約束するなら、おまえの描く絵が本物になる力を与えてやろう』
これは悪魔の声?
「絵は絵だからいいんだよ。本物だったらだれかに盗られちゃうもの」
契約を拒んだイトは飢えて死にかける。しかしそのとき、
「お? なんだこのうまそうなパン? まさか、絵か。おまえが描いたのか?」
イトを拾ってくれたのは、スランプ中の天才絵師、ミリドだった――。
**登場人物**
ヒロイン イト 浮浪児。絵の天才。
師匠 ミリド イトの絵の師匠。工房持ち。
悪魔 イトを誘惑する悪魔。
文字数 37,871
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.07.31
あかね(29才)は研修を終えたばかりの新人女医。
とある理由があってフリーの医者となり、ど田舎への就職を決めたが、到着したその職場には「とある理由」である腹違いの弟、葵くんがすでに到着していた!
あかねは元々葵の家庭教師だったが、葵はあかねにベタ惚れ。あかねも葵を可愛がっていたのだが、お互いの両親の無責任から二人は腹違いの姉弟だとわかり、そこから葵の暴走が始まった。
逃げ腰のあかねに、追う葵。
場所はど田舎。知り合いもいなければ逃げ込む先もない職場兼住居で葵は堂々と宣言する。
「ここならおれたち、夫婦として暮らせるよね」
冗談じゃない!が、患者さんを放り出して逃げるわけにもいかない。
かくしてあかね先生と葵くんの倫理をかけた駆け引きがはじまるのだったーー。
文字数 40,010
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.01.01
「きみの音を聞かせて」
文庫サイズの同人誌を作りました。
(表紙絵は吉原世様)
BOOTHにて販売中です。
進ちゃんのお話を気に入ってくださった方、思い出のために一冊いかでしょうか。
https://kantankoku.booth.pm/
(著者名違いますが本人です)
森脇進(もりわき・しん)は建築士を目指す大学生。
ある夜バイト先のジャズバーで、有名作家と揉めている同級生を見つける。
同級生の名前は矢奈結加(やな・ゆうか)。ピアノ科の特待生だ。
ゲイで過激な作風で知られる小説家に、不本意なかたちでモデルとして扱われ、傷ついている矢奈に森脇は友達として寄り添うが、いつしかお互いにそれだけではない感情が芽生える。
しかし二人が結ばれたとき、森脇は体調に異変を感じて……。
文字数 143,658
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.08.17
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