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第一章「チュートリアルダンジョン」
第二話「即バレ」
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ドロップアイテム、それはゲームの中だけの物、そう誰もが思っていただろうし、僕もそう思っていた。
「まさか、本当にダンジョンだったなんて驚きにもほどがあるよ・・・」
自分の部屋に戻るなりそうぼやいていた僕はとりあえずは安全な自分の部屋でドロップアイテムの鑑定をすることにした。
「とりあえずこの小さな石から見てみようかな。」
「鑑定」
--------鑑定開始-------
ホーンラビットの魔石
ホーンラビットの魔力の結晶。
使い道は多岐に渡る。
--------鑑定終了-------
「ふーむ、魔石っていうのは合ってたようだけど、使い道までは鑑定で表示されないか・・・」
個人で出来る事なんて限られてるし、これからに期待かな?
「気を取り直して次いこ、次。」
次はホーンラビットの角を鑑定してみる。
「鑑定」
-------鑑定開始-------
ホーンラビットの角
ホーンラビットの武器でもあり弱点でもある角、粉末状にして利用する。
-------鑑定終了-------
ふ、粉末?
「てっきり武器素材とかかと思ったけど何に利用するんだろう?魔石を砕いて混ぜたら何か起きたりするのかな?」
魔石は万能素材ってイメージが大きいし試してみるのもありかもしれない。
「最後に称号の確認をしよう。」
「鑑定」
今度は自分に鑑定をかける。
-------鑑定開始-------
名前:伊吹肇
年齢:18
職業:なし
LV02
HP:30
MP:15
STR:7
DEX:6
INT:5
AGI:5
LUC:6
スキル
鑑定
成長促進
迅速 消費MP2-7(AGIを1.5倍~2倍にする)
鼓舞 消費MP2-7(STRを1.5倍~2倍にする)
称号
未知を歩みし先駆者(成長促進)
ファーストキル
(世界で最初にモンスターを倒した者に与えられる称号、スキル「迅速」を得る、更にこのスキルは成長する。)
勇気を持ちし者
(世界で最初にレベルアップをした者に与えられる称号、スキル「鼓舞」を得る、更にこのスキルは成長する。)
-------鑑定終了-------
「なんか色々ヤバイ事になってるような?」
「まぁいいか、とりあえず今日は疲れたし、リビングでテレビでも見ようかな。」
僕はリビングへ降りテレビを見ることにした。
「あっ、お兄ちゃん遅かったねー」
妹の佳乃がテレビを見ながらこっちを向いてそう言ってきた。
「うーん、ちょっと色々あってね。」
「まっさか家にダンジョン出来たとか?」
「う“え“っ」
まさかの図星で変な声が出た。
「なんてそんなラノベみたいなことないよね・・・ってお兄ちゃんその反応もしかして本当なの?」
「いや、そんなわけ無いだろ。」
「いや絶対嘘だし、お兄ちゃん嘘吐く時目が泳ぐんだよねー」
「えっ?本当?」
「嘘、でもそういう反応するって事は本当に出たんだダンジョン・・・」
「あーそのあれだ、中に変なウサギがいたくらいだからそんな楽しい物じゃないぞ?(多分」
「私も見てみたいなー!」
「どうせ連れて行かなかったら一人で入る気なんだろ?」
「ぎくっ」
「それなら一人で行かれるよりは安全か・・・」
「えへへ、流石お兄ちゃん話がわかる!」
そうして、佳乃と二人で再びダンジョンに行く事になった。
「佳乃、とりあえずヘルメットと固めの雑誌持ってくるといいよ、中にいるウサギ角生えていたからもし出会った時のために持って行ってね。」
「分かったよお兄ちゃん!」
元気な返事なのはいいんだけど僕は佳乃を守りきれるだろうか?
スキルもあるし大丈夫だよね、うん。
「まさか、本当にダンジョンだったなんて驚きにもほどがあるよ・・・」
自分の部屋に戻るなりそうぼやいていた僕はとりあえずは安全な自分の部屋でドロップアイテムの鑑定をすることにした。
「とりあえずこの小さな石から見てみようかな。」
「鑑定」
--------鑑定開始-------
ホーンラビットの魔石
ホーンラビットの魔力の結晶。
使い道は多岐に渡る。
--------鑑定終了-------
「ふーむ、魔石っていうのは合ってたようだけど、使い道までは鑑定で表示されないか・・・」
個人で出来る事なんて限られてるし、これからに期待かな?
「気を取り直して次いこ、次。」
次はホーンラビットの角を鑑定してみる。
「鑑定」
-------鑑定開始-------
ホーンラビットの角
ホーンラビットの武器でもあり弱点でもある角、粉末状にして利用する。
-------鑑定終了-------
ふ、粉末?
「てっきり武器素材とかかと思ったけど何に利用するんだろう?魔石を砕いて混ぜたら何か起きたりするのかな?」
魔石は万能素材ってイメージが大きいし試してみるのもありかもしれない。
「最後に称号の確認をしよう。」
「鑑定」
今度は自分に鑑定をかける。
-------鑑定開始-------
名前:伊吹肇
年齢:18
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HP:30
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DEX:6
INT:5
AGI:5
LUC:6
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鑑定
成長促進
迅速 消費MP2-7(AGIを1.5倍~2倍にする)
鼓舞 消費MP2-7(STRを1.5倍~2倍にする)
称号
未知を歩みし先駆者(成長促進)
ファーストキル
(世界で最初にモンスターを倒した者に与えられる称号、スキル「迅速」を得る、更にこのスキルは成長する。)
勇気を持ちし者
(世界で最初にレベルアップをした者に与えられる称号、スキル「鼓舞」を得る、更にこのスキルは成長する。)
-------鑑定終了-------
「なんか色々ヤバイ事になってるような?」
「まぁいいか、とりあえず今日は疲れたし、リビングでテレビでも見ようかな。」
僕はリビングへ降りテレビを見ることにした。
「あっ、お兄ちゃん遅かったねー」
妹の佳乃がテレビを見ながらこっちを向いてそう言ってきた。
「うーん、ちょっと色々あってね。」
「まっさか家にダンジョン出来たとか?」
「う“え“っ」
まさかの図星で変な声が出た。
「なんてそんなラノベみたいなことないよね・・・ってお兄ちゃんその反応もしかして本当なの?」
「いや、そんなわけ無いだろ。」
「いや絶対嘘だし、お兄ちゃん嘘吐く時目が泳ぐんだよねー」
「えっ?本当?」
「嘘、でもそういう反応するって事は本当に出たんだダンジョン・・・」
「あーそのあれだ、中に変なウサギがいたくらいだからそんな楽しい物じゃないぞ?(多分」
「私も見てみたいなー!」
「どうせ連れて行かなかったら一人で入る気なんだろ?」
「ぎくっ」
「それなら一人で行かれるよりは安全か・・・」
「えへへ、流石お兄ちゃん話がわかる!」
そうして、佳乃と二人で再びダンジョンに行く事になった。
「佳乃、とりあえずヘルメットと固めの雑誌持ってくるといいよ、中にいるウサギ角生えていたからもし出会った時のために持って行ってね。」
「分かったよお兄ちゃん!」
元気な返事なのはいいんだけど僕は佳乃を守りきれるだろうか?
スキルもあるし大丈夫だよね、うん。
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