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圏外生活はじめました!
初めての・・・
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すんなり「今後しないなら、今日だけは見逃してやる」なんて言ってくれそうな雰囲気が微塵もないので、男が「もう面倒臭いからコレ置いてくよ」とか言い出すんじゃないかと、オレは内心ひやひやし出していた。
「夷川、お前も黙っとらんでなんか言うたらどないや。他人事ちゃうねんぞ」
突然、名前を呼ばれてドッと冷や汗が出た。それでも番長の声は、当然みたいに男の後ろに居る現状を改める機会になった。
そもそも原因はオレな訳で、この男は全く関係ないのだ。てか、これだけ世話になっておきながら、まだ名前すら知らない。番長がキンジョウとか呼んでたけど、それが名前なのか名字なのかも正確に分からない。
顔を合わせて半日も経ってないんだが、散々甘えるだけ甘えて、その言い訳は通用しないだろう。そんな自分に心底呆れて、壁を素手で叩き壊しそうな番長への恐怖心も麻痺してしまった。まあ、何発か殴られようと、命までは取らないと思いたい。この期に及んで、まだ男を当てにするようだが、どうにもヤバそうな事態に陥った時は誰か呼んで来てくれるだろう。
肩の力が抜けて、体に一本の芯が出来たみたいに覚悟が決まった。元からロクでもない場所だってのは分かっていたのだ。消灯後に行動する事のリスクは十分理解していた。自分の始末くらい自分でつけないとな。男のおかげで、夕べあの人数相手にボコられずに済んだんだ。この現状は、どっから見ても上等だろう。
「すいません、先輩。この人、関係ないです」
男の影から出て、番長と対峙する。心配そうな声が聞こえたが無視した。
「そんなもん分かっとるわ。偶々出くわして匿われただけやろ。ようやりよるんやコイツは」
面白くなさそうな番長の反応に、オレも面白くない感じがした。こういう事がしょっちゅうなのか、この人。なんとなく分かっていた事なのに、ムカついてる自分がいた。条件反射で舌打ちしそうになるが、この状況でそんな事をしたら大変な事態になりそうなので自重する。
「自分が何したか分かっとるか」
「……消灯後に寮を出ました」
「そうやない。えらい間が悪いんや、お前。その程度やったら、普通は葛見に任せる所なんやけどな。昨日妙なんが派手にやりおったから、そう言う訳にはいかんのや」
全治一ヶ月だったか。この番長と呼ばれている男の顔を見ていると、それが冗談なんかじゃないとすぐに分かってしまった。ただ興奮に任せて、愉悦に浸りながら殴ったりはしなさそうなのが、唯一の救いだろうか。まあ逆に言うと、手心を加えたりもしなさそうなんだが。
「悪いが、一年への見せしめになってもらうで」
素直に「はい分かりました、宜しくお願いします」なんて言えるはずもなく、それでも逃げ出す気にもなれず、襟ぐりに伸びてきた番長の手に抵抗する事なく掴まれた。
「だから、夷川は悪くないって言ってるだろ。セイシュンにそんな物騒なモノを押しつけるのはやめてくれ」
オレと番長の間に男が割って入ってきた。まあ、そうだよな。まず、こっちに一言断り入れないと、そうなるよな。あれだけ情けない所を見せてしまっているんだ。そりゃ助けようとしてくれるに決まっている。この人のいい馬鹿みたいにお人好しの先輩なら。
「お前には関係ないやろが、黙っとれや」
番長の声が徐々に苛立っているのが、手に取るように分かる。それだけ分かりやすい抑揚が、こちらを威圧するようにつけられていた。
「あの、さ、もういいよ先輩。オレなら大丈夫だから」
男の方へと向き直ると、ちょっと心が揺らいだ。どうもこの男のような、真っ直ぐな疑う余地のない善意というか、庇護されていると実感してしまう雰囲気というモノにオレは弱いらしい。
「大丈夫な訳ないんだよ。セイシュンは甘く考えすぎだって言ってるだろ。真山の言う『見せしめ』になった時、自分がどれくらい酷い目に遭うか、全く分かってない」
どうしても男と対面すると、身長差のおかげで上目遣いになってしまうのだが、そうすると途端気持ちが落ち着かなくなる。
「あの壁に穴開けたの真山なんだぞ。もちろん素手でな」
鉄拳髑髏がぶち壊している壁を指して、困ったように笑いながら男は言った。嫌な想像が当たってしまいオレの内心も笑うしかなかったが、隣でドス黒いオーラを放ちつつ仁王立ちする相手に対して、そんな軽率な真似は出来そうにない。気持ちがグラグラしているのを自覚させるように、声が震えそうになるが気合いで押さえた。
「分かっててやったんだ。別に規則とか確認してないけど、普通に考えれば消灯後に出歩くのとかないだろ。だから、全部、自業自得だし……しょうがないじゃん」
語尾まで気合いが保たなかった。虚勢が全部剥がれてしまわないように、視線を男に向けるのは止めておいた。
「真山……普通に考えれば、見せしめにされるのは春日野の方だろ」
「春日野も、や。こいつらまとめて晒すで」
スバルも災難だな。……いや、元はと言えばアイツのせいか。それを聞いて、男は何故か随分らしくない笑いを浮かべた。
「それに手は貸さないからな」
「どうゆう意味や」
「昼間はかなり手こずってたじゃないか、春日野に」
男のその一言で、今までが比較的穏やかだったと分かるくらい、番長の気配が一気に燃えるような怒気を纏ってしまった。
「朝っぱらからケンカ売りに来たんか、金城。それやったら、もっと早よう言えや」
壁をも砕く拳を握り、こめかみ辺りの血管を浮かせ、番長は男に対して一触即発といった敵意を剥き出しにしている。それなのに、男は一瞬見せた嘲笑らしきものが消えた後は、平常通りの暢気な表情に戻っており、目の前の二人のあんまりな温度差に、何も考えずに走って逃げ出したい気分になった。
「真山相手にケンカの叩き売りなんてしようと思わないな。朝から押しかけたのは、最初から言ってる通り、夷川を見逃して欲しいって頼みに来ただけだよ」
「好き勝手首突っ込むだけのお前の頼み、聞く義理あるとでも思てるんか」
凄む番長の迫力を前に、今のオレは立っているのがやっとだった。今の番長に殴られたら、部室棟の壁と同じように大きな穴が開けられてしまいそうで、火に油を注いだ男を問い詰めたかった。穏便に済ませる所か、相手を怒らせてどうするつもりだ、と。
「セイシュン」
心臓が体に悪そうな速度で鳴る。体中を血が駆け巡っているはずなのに、自分に降りかかる火の粉を思うと全身が冷たくなっていく。聞こえた声に返事を返す余裕もなく、声のする方へと視線を向けると、どう考えても状況的に間違っている穏やかな表情をした男が見えた。
「痛いのは結構長引くけど、嫌なのは一瞬だからさ」
目が合うと困ったように笑い、大きな手をゆっくりとこちらに伸ばしてきて、
「ちょっとだけ」
そう言うと、続く言葉は声を出さずに口が『我慢しろよ』と動いた。
何を言っているのか分からなかったが、ぼんやりしていたらしく、突然鼻を摘ままれた。一瞬、呼吸を止めるが、なんの準備もせず、いつまでも無呼吸状態でいられる訳がなく、限界はすぐに訪れる。空気を吸い込むように無意識に口を開くと、少しの空気と一緒に口の中に何かが入って来た。
「なっ!」
驚いて目を見開くと、超至近距離に男の目が見えた。オレと目が合ったと同時に、男の目は細められ、鼻を摘まんでいた手は、顎を持ち上げるよう動き、口内が唾液でいっぱいになった。
「はぁあっ、な、な、なにぃ」
息が苦しくて、息継ぎするように喘ぐが、離してくれそうにない。口の端から飲み込めなかったのが溢れて垂れる。オレの体が冷えていたせいか、口の中の異物は妙に熱く、押しつけられている唇の感触はまるでなかった。耳に聞こえるのは、オレの口の中で男の舌が唾液をかき混ぜる音と、自分の情けない声。思考が追いついて来ない。
「夷川、お前も黙っとらんでなんか言うたらどないや。他人事ちゃうねんぞ」
突然、名前を呼ばれてドッと冷や汗が出た。それでも番長の声は、当然みたいに男の後ろに居る現状を改める機会になった。
そもそも原因はオレな訳で、この男は全く関係ないのだ。てか、これだけ世話になっておきながら、まだ名前すら知らない。番長がキンジョウとか呼んでたけど、それが名前なのか名字なのかも正確に分からない。
顔を合わせて半日も経ってないんだが、散々甘えるだけ甘えて、その言い訳は通用しないだろう。そんな自分に心底呆れて、壁を素手で叩き壊しそうな番長への恐怖心も麻痺してしまった。まあ、何発か殴られようと、命までは取らないと思いたい。この期に及んで、まだ男を当てにするようだが、どうにもヤバそうな事態に陥った時は誰か呼んで来てくれるだろう。
肩の力が抜けて、体に一本の芯が出来たみたいに覚悟が決まった。元からロクでもない場所だってのは分かっていたのだ。消灯後に行動する事のリスクは十分理解していた。自分の始末くらい自分でつけないとな。男のおかげで、夕べあの人数相手にボコられずに済んだんだ。この現状は、どっから見ても上等だろう。
「すいません、先輩。この人、関係ないです」
男の影から出て、番長と対峙する。心配そうな声が聞こえたが無視した。
「そんなもん分かっとるわ。偶々出くわして匿われただけやろ。ようやりよるんやコイツは」
面白くなさそうな番長の反応に、オレも面白くない感じがした。こういう事がしょっちゅうなのか、この人。なんとなく分かっていた事なのに、ムカついてる自分がいた。条件反射で舌打ちしそうになるが、この状況でそんな事をしたら大変な事態になりそうなので自重する。
「自分が何したか分かっとるか」
「……消灯後に寮を出ました」
「そうやない。えらい間が悪いんや、お前。その程度やったら、普通は葛見に任せる所なんやけどな。昨日妙なんが派手にやりおったから、そう言う訳にはいかんのや」
全治一ヶ月だったか。この番長と呼ばれている男の顔を見ていると、それが冗談なんかじゃないとすぐに分かってしまった。ただ興奮に任せて、愉悦に浸りながら殴ったりはしなさそうなのが、唯一の救いだろうか。まあ逆に言うと、手心を加えたりもしなさそうなんだが。
「悪いが、一年への見せしめになってもらうで」
素直に「はい分かりました、宜しくお願いします」なんて言えるはずもなく、それでも逃げ出す気にもなれず、襟ぐりに伸びてきた番長の手に抵抗する事なく掴まれた。
「だから、夷川は悪くないって言ってるだろ。セイシュンにそんな物騒なモノを押しつけるのはやめてくれ」
オレと番長の間に男が割って入ってきた。まあ、そうだよな。まず、こっちに一言断り入れないと、そうなるよな。あれだけ情けない所を見せてしまっているんだ。そりゃ助けようとしてくれるに決まっている。この人のいい馬鹿みたいにお人好しの先輩なら。
「お前には関係ないやろが、黙っとれや」
番長の声が徐々に苛立っているのが、手に取るように分かる。それだけ分かりやすい抑揚が、こちらを威圧するようにつけられていた。
「あの、さ、もういいよ先輩。オレなら大丈夫だから」
男の方へと向き直ると、ちょっと心が揺らいだ。どうもこの男のような、真っ直ぐな疑う余地のない善意というか、庇護されていると実感してしまう雰囲気というモノにオレは弱いらしい。
「大丈夫な訳ないんだよ。セイシュンは甘く考えすぎだって言ってるだろ。真山の言う『見せしめ』になった時、自分がどれくらい酷い目に遭うか、全く分かってない」
どうしても男と対面すると、身長差のおかげで上目遣いになってしまうのだが、そうすると途端気持ちが落ち着かなくなる。
「あの壁に穴開けたの真山なんだぞ。もちろん素手でな」
鉄拳髑髏がぶち壊している壁を指して、困ったように笑いながら男は言った。嫌な想像が当たってしまいオレの内心も笑うしかなかったが、隣でドス黒いオーラを放ちつつ仁王立ちする相手に対して、そんな軽率な真似は出来そうにない。気持ちがグラグラしているのを自覚させるように、声が震えそうになるが気合いで押さえた。
「分かっててやったんだ。別に規則とか確認してないけど、普通に考えれば消灯後に出歩くのとかないだろ。だから、全部、自業自得だし……しょうがないじゃん」
語尾まで気合いが保たなかった。虚勢が全部剥がれてしまわないように、視線を男に向けるのは止めておいた。
「真山……普通に考えれば、見せしめにされるのは春日野の方だろ」
「春日野も、や。こいつらまとめて晒すで」
スバルも災難だな。……いや、元はと言えばアイツのせいか。それを聞いて、男は何故か随分らしくない笑いを浮かべた。
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「どうゆう意味や」
「昼間はかなり手こずってたじゃないか、春日野に」
男のその一言で、今までが比較的穏やかだったと分かるくらい、番長の気配が一気に燃えるような怒気を纏ってしまった。
「朝っぱらからケンカ売りに来たんか、金城。それやったら、もっと早よう言えや」
壁をも砕く拳を握り、こめかみ辺りの血管を浮かせ、番長は男に対して一触即発といった敵意を剥き出しにしている。それなのに、男は一瞬見せた嘲笑らしきものが消えた後は、平常通りの暢気な表情に戻っており、目の前の二人のあんまりな温度差に、何も考えずに走って逃げ出したい気分になった。
「真山相手にケンカの叩き売りなんてしようと思わないな。朝から押しかけたのは、最初から言ってる通り、夷川を見逃して欲しいって頼みに来ただけだよ」
「好き勝手首突っ込むだけのお前の頼み、聞く義理あるとでも思てるんか」
凄む番長の迫力を前に、今のオレは立っているのがやっとだった。今の番長に殴られたら、部室棟の壁と同じように大きな穴が開けられてしまいそうで、火に油を注いだ男を問い詰めたかった。穏便に済ませる所か、相手を怒らせてどうするつもりだ、と。
「セイシュン」
心臓が体に悪そうな速度で鳴る。体中を血が駆け巡っているはずなのに、自分に降りかかる火の粉を思うと全身が冷たくなっていく。聞こえた声に返事を返す余裕もなく、声のする方へと視線を向けると、どう考えても状況的に間違っている穏やかな表情をした男が見えた。
「痛いのは結構長引くけど、嫌なのは一瞬だからさ」
目が合うと困ったように笑い、大きな手をゆっくりとこちらに伸ばしてきて、
「ちょっとだけ」
そう言うと、続く言葉は声を出さずに口が『我慢しろよ』と動いた。
何を言っているのか分からなかったが、ぼんやりしていたらしく、突然鼻を摘ままれた。一瞬、呼吸を止めるが、なんの準備もせず、いつまでも無呼吸状態でいられる訳がなく、限界はすぐに訪れる。空気を吸い込むように無意識に口を開くと、少しの空気と一緒に口の中に何かが入って来た。
「なっ!」
驚いて目を見開くと、超至近距離に男の目が見えた。オレと目が合ったと同時に、男の目は細められ、鼻を摘まんでいた手は、顎を持ち上げるよう動き、口内が唾液でいっぱいになった。
「はぁあっ、な、な、なにぃ」
息が苦しくて、息継ぎするように喘ぐが、離してくれそうにない。口の端から飲み込めなかったのが溢れて垂れる。オレの体が冷えていたせいか、口の中の異物は妙に熱く、押しつけられている唇の感触はまるでなかった。耳に聞こえるのは、オレの口の中で男の舌が唾液をかき混ぜる音と、自分の情けない声。思考が追いついて来ない。
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