『ヘブン』

第10話。

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　もう、俺は、毒親とかいう呼称じゃなくて、レビー小体型認知症の馬鹿爺さんと、あいつのことを言ってやろうか、と思うが、あの爺さん、前述したように、日本共産党の味方なのよ。不潔で汚くて、体も臭いし、ダサい格好して、威張ってる。うちの家の近くに、信用組合とかいうのがあるけど、そこの、ダサい格好した、支店長と全く同じ。その支店長も、半島系。最低だね。その点、香澄は、つまり俺の妻は、ちゃんとした思想信条の持ち主だ。ちゃんとしてる。もう一点書きたいことがある。香澄の娘の百合は、俺の義理の娘でもあるのだが、長女を出産するときに、精神的なストレスが掛かって、突発性難聴に罹ってしまった。何で、真輔の高卒の学歴と言い、百合の突発性難聴と言い、池田家には、不幸が続くのかな？と思う。だが、俺は感じてる。あのレビー小体型認知症の馬鹿爺さんは終わったと。俺はもう、一切相手しない。他人様に毒の水を飲ませて、楽しんでる愉快犯。ああ、こんなことを書くと、この小説がゴミ溜めになるから、書かないことにするけど、最後に、あのレビー小体型認知症の馬鹿爺さんのことについて、一言付言しておくと、俺を担当してくれてる訪問看護の看護師さんにも、あの爺さんのことは、お世話しなくていいと言っておいた。それが、結論だ。覚悟しておいてね。永代供養もしてやらないし、あんたのこと書くと、せっかくのこの小説が、ゴミ溜めになるから、以後、香澄とか、真輔、百合、妻の兄さん、姉さん、甥、姪のことを主に書く。