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第一部
第十二話 氷の魔女というより雪女
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「いや~、この国の人気女性トップの3うち二人と仲良くなるとか、エリアスって凄いね」
開口一番でそう言い放ったのはロビンだ。こいつとも何度か手合わせをするようになったのだが、農業をやっていたというのもあってか足腰がしっかりしていた。なので他の奴らよりは俺の剣を受けるのに余裕があったのだ。剣の型を彼の体格を生かせるよう上手く調整してやった今では、技の組み合わせを増やすのがメインとなっている。
とはいえ相手は魔導騎士なので、剣の腕だけ磨けばいいというものではないのだが、魔導に関して俺は門外漢なのでそっちは知らない。
「人気女性トップ3って?」
「フェイス様、ミシェル、メレディスの三人だよ。みんな揃って、何故か婚約者が居ない有力者の娘」
「ああ、貴族は面倒なところあるからな。フェイス様のことは俺はよく知らないから何とも言えないけど、後の二人は並みの男じゃ相手にもしてもらえないんじゃないか?」
「自分が並みの男じゃないとか自信家だな」
「別にそういう意味で言ったわけではないぞ。あの二人は、なんというか気が強いし」
「まぁ、そうなんだけどさ。それでも、あの二人と普通に話せる人ってあんまりいないよ」
たしかにロビンのいう通りではある。
この国の王女であるフェイス様は格が違うとして、ミシェルもメレディスもローレッタ聖王国の大貴族なので、家柄だけで相手にしてもらえないなんてざらだろう。
休憩しながら話し混んでいると、訓練場のほうが騒がしくなった。皆の視線の先には魔導兵団長ことミシェルが立っていた。
「勇者さまはいらっしゃるかしら?」
「うむ。エリアス殿ならあそこで休憩中だ」
「少し借りていきますわね」
「む? わかった」
「さぁ、勇者さま。例のものが仕上がりましたのでこちらに」
ミシェルは俺の腕を掴みぐいぐい引いていく。昨日も思ったけど意外と力あるんだよな。やっぱり魔導書ってそこそこ重いから、力もつくのだろうか。
訓練場から連れ出され魔導士棟にたどり着くと視線が凄かった。初日に騎士団が俺に向けてきたのは嫌悪だったが、ここで向けられてきたのは好奇心だ。
シリーズに登場する魔導士系キャラを総合すると、彼らの大半は学者気質だ。なのでたぶん敬虔なハール教の信者というのは少ないのだろう。異教の力を持つ俺に興味が湧くのを抑えられないといった感じだ。
「お待ちしておりました」
「こちらが勇者さまよ。さあ、さっそく例のものを」
実験器具のようなものがたくさん置かれている部屋に通されると、一人の女性が待ち構えていた。彼女はミシェルの研究助手をしている魔導士らしい。
お互いに軽く自己紹介を済ませると、例のもの――改造されたマジックストーンが出てきた。
昨日購入した水晶の剣は今朝から持ち歩いているので、使用した後にどこかで試し打ちすることになるのだろうか。
「まずはこちらから使ってくださいな」
「わかった。と言いたいところだがどうやって使うんだ?」
「握りしめればいいのですわ」
握りしめるだけで使えるとは、何て雑な設定なんだ。
とりあえず一個目のマジックストーンを握りしめると、掌に溶け込んでいくようにして姿を消した。
これで魔力が上がったのか? そう思いステータスを確認すると、俺の魔力が5上昇していた。
「さぁ! 効果のほどはどうですの?」
「魔力が5上がったな」
「5……ですの?」
「5だな」
「6ではなくて?」
「5だな」
「む~。では次のものを」
少し不満そうではあるが、ミシェルは次のマジックストーンを渡してくる。
これも先ほどと同じように握りしめると魔力が上がった。
「4だ」
「下がった!?」
先ほどのは、まだ誤差の範囲で済ませていたようだが、これはショックだったようだ。
何がいけなかったのかしら、と呟きながら研究資料を見ている。別のと見比べているという事は、幾つかの方法でアイテムの効果を増やしているのだろうな。
なんて考えているうちに、もう一つマジックストーンを渡されたので同じように使用する。
「7上がったぞ」
「予想以上ですわ!」
これには彼女も大喜びである。俺もドーピングアイテム一つで7もステータスが上がったら嬉しいし。
むしろ魔力じゃなく、力か技あたりだったらもっと嬉しい。
「勇者さまの属性は雷でしたし。対応する属性の魔力を注ぎ込むのが正解みたいですわね。でもこの下がり幅はいったい何なのかしら」
「もしかしたら属性間に相性があるのかもしれませんね」
「4しか上がらなかったのは、風属性を吹き込んだものでしたわね。炎属性を吹き込んだものは5」
「ステータスに表示されない何かがあるのかもしれません」
属性間の相性というのは別シリーズで実装されたものだから、この世界にその概念はないはずなんだけど、見つける奴は見つけるんだな。
そこでは雷は風に弱い性質だったので、俺の属性が石に付与された魔力と反発したか何かだろう。
「付与した者の魔力量も関係するかもしれませんわ」
「たしかに。雷は賢者が付与したものですが、風と炎は魔導士が付与しています」
「よし。では最後に、私が魔力を付与したものを使っていただきますわ」
渡されたマジックストーンを握りしめると、なんだかとってもひんやりしている。コップに入れれば水とか美味しく飲めそうなくらいだ。
原作では氷の貴公子、この世界では氷の魔女と呼ばれるミシェルの属性は【氷】だ。きっとそれが原因でこんなに冷たいのだろう。
「6……だな。でも、なんか寒くなってきた」
「まぁ! これは予想通りの結果ですわ」
「寒い……」
「さぁ、勇者さま。次はこちらの命のしずくをお飲みになって。計算上ではHPが10上がるはずですのよ」
あれ? 俺なんか虐げられてないか? 寒さで震えが止まらないんだが。
身体に悪影響はないって言ってなかったっけ? ないはずだっけ? 昨日の彼女とのやり取りはそんな表現が多すぎて、もはや記憶からでは判別不能だ。
いやでもステータス上がったし。これだけ魔力があれば、水晶の剣で守備の高い重騎士も吹っ飛ばせるし。
「いただきます」
目をキラキラと輝かせるミシェルの期待に応えるべく、悪寒と震えが止まらない体に鞭打って、俺は命のしずくを一気に飲み干した。
これも滅茶苦茶冷たい。間違いなく知覚過敏の人が飲めないやつだ。
最大HPが幾つ上昇したのか確認するためにステータスを見ようとしたところで、俺の意識は暗転した。
開口一番でそう言い放ったのはロビンだ。こいつとも何度か手合わせをするようになったのだが、農業をやっていたというのもあってか足腰がしっかりしていた。なので他の奴らよりは俺の剣を受けるのに余裕があったのだ。剣の型を彼の体格を生かせるよう上手く調整してやった今では、技の組み合わせを増やすのがメインとなっている。
とはいえ相手は魔導騎士なので、剣の腕だけ磨けばいいというものではないのだが、魔導に関して俺は門外漢なのでそっちは知らない。
「人気女性トップ3って?」
「フェイス様、ミシェル、メレディスの三人だよ。みんな揃って、何故か婚約者が居ない有力者の娘」
「ああ、貴族は面倒なところあるからな。フェイス様のことは俺はよく知らないから何とも言えないけど、後の二人は並みの男じゃ相手にもしてもらえないんじゃないか?」
「自分が並みの男じゃないとか自信家だな」
「別にそういう意味で言ったわけではないぞ。あの二人は、なんというか気が強いし」
「まぁ、そうなんだけどさ。それでも、あの二人と普通に話せる人ってあんまりいないよ」
たしかにロビンのいう通りではある。
この国の王女であるフェイス様は格が違うとして、ミシェルもメレディスもローレッタ聖王国の大貴族なので、家柄だけで相手にしてもらえないなんてざらだろう。
休憩しながら話し混んでいると、訓練場のほうが騒がしくなった。皆の視線の先には魔導兵団長ことミシェルが立っていた。
「勇者さまはいらっしゃるかしら?」
「うむ。エリアス殿ならあそこで休憩中だ」
「少し借りていきますわね」
「む? わかった」
「さぁ、勇者さま。例のものが仕上がりましたのでこちらに」
ミシェルは俺の腕を掴みぐいぐい引いていく。昨日も思ったけど意外と力あるんだよな。やっぱり魔導書ってそこそこ重いから、力もつくのだろうか。
訓練場から連れ出され魔導士棟にたどり着くと視線が凄かった。初日に騎士団が俺に向けてきたのは嫌悪だったが、ここで向けられてきたのは好奇心だ。
シリーズに登場する魔導士系キャラを総合すると、彼らの大半は学者気質だ。なのでたぶん敬虔なハール教の信者というのは少ないのだろう。異教の力を持つ俺に興味が湧くのを抑えられないといった感じだ。
「お待ちしておりました」
「こちらが勇者さまよ。さあ、さっそく例のものを」
実験器具のようなものがたくさん置かれている部屋に通されると、一人の女性が待ち構えていた。彼女はミシェルの研究助手をしている魔導士らしい。
お互いに軽く自己紹介を済ませると、例のもの――改造されたマジックストーンが出てきた。
昨日購入した水晶の剣は今朝から持ち歩いているので、使用した後にどこかで試し打ちすることになるのだろうか。
「まずはこちらから使ってくださいな」
「わかった。と言いたいところだがどうやって使うんだ?」
「握りしめればいいのですわ」
握りしめるだけで使えるとは、何て雑な設定なんだ。
とりあえず一個目のマジックストーンを握りしめると、掌に溶け込んでいくようにして姿を消した。
これで魔力が上がったのか? そう思いステータスを確認すると、俺の魔力が5上昇していた。
「さぁ! 効果のほどはどうですの?」
「魔力が5上がったな」
「5……ですの?」
「5だな」
「6ではなくて?」
「5だな」
「む~。では次のものを」
少し不満そうではあるが、ミシェルは次のマジックストーンを渡してくる。
これも先ほどと同じように握りしめると魔力が上がった。
「4だ」
「下がった!?」
先ほどのは、まだ誤差の範囲で済ませていたようだが、これはショックだったようだ。
何がいけなかったのかしら、と呟きながら研究資料を見ている。別のと見比べているという事は、幾つかの方法でアイテムの効果を増やしているのだろうな。
なんて考えているうちに、もう一つマジックストーンを渡されたので同じように使用する。
「7上がったぞ」
「予想以上ですわ!」
これには彼女も大喜びである。俺もドーピングアイテム一つで7もステータスが上がったら嬉しいし。
むしろ魔力じゃなく、力か技あたりだったらもっと嬉しい。
「勇者さまの属性は雷でしたし。対応する属性の魔力を注ぎ込むのが正解みたいですわね。でもこの下がり幅はいったい何なのかしら」
「もしかしたら属性間に相性があるのかもしれませんね」
「4しか上がらなかったのは、風属性を吹き込んだものでしたわね。炎属性を吹き込んだものは5」
「ステータスに表示されない何かがあるのかもしれません」
属性間の相性というのは別シリーズで実装されたものだから、この世界にその概念はないはずなんだけど、見つける奴は見つけるんだな。
そこでは雷は風に弱い性質だったので、俺の属性が石に付与された魔力と反発したか何かだろう。
「付与した者の魔力量も関係するかもしれませんわ」
「たしかに。雷は賢者が付与したものですが、風と炎は魔導士が付与しています」
「よし。では最後に、私が魔力を付与したものを使っていただきますわ」
渡されたマジックストーンを握りしめると、なんだかとってもひんやりしている。コップに入れれば水とか美味しく飲めそうなくらいだ。
原作では氷の貴公子、この世界では氷の魔女と呼ばれるミシェルの属性は【氷】だ。きっとそれが原因でこんなに冷たいのだろう。
「6……だな。でも、なんか寒くなってきた」
「まぁ! これは予想通りの結果ですわ」
「寒い……」
「さぁ、勇者さま。次はこちらの命のしずくをお飲みになって。計算上ではHPが10上がるはずですのよ」
あれ? 俺なんか虐げられてないか? 寒さで震えが止まらないんだが。
身体に悪影響はないって言ってなかったっけ? ないはずだっけ? 昨日の彼女とのやり取りはそんな表現が多すぎて、もはや記憶からでは判別不能だ。
いやでもステータス上がったし。これだけ魔力があれば、水晶の剣で守備の高い重騎士も吹っ飛ばせるし。
「いただきます」
目をキラキラと輝かせるミシェルの期待に応えるべく、悪寒と震えが止まらない体に鞭打って、俺は命のしずくを一気に飲み干した。
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