49 / 140
第一部
第四十九話 白百合の紋章
しおりを挟む
「あの頃、私は周りとの関係が上手く行かなくなっていて、所謂引きこもりになっておりましたの。精神疾患だと医者から診断を頂いて居たので家族もそれなりに理解してくれていて、ゆっくり療養しつつちょっとずつでも何か楽しめることを探しておりましたの。そんな時に兄たちがゲーム機とソフトを貸してくれましたわ。それが旋風のレギンレイヴでした」
なんだか重い話を聞いてしまった気もするが、レギンレイヴシリーズと出会うきっかけとなる話を聞くのは嬉しい。
シリーズ七作目の【旋風のレギンレイヴ】は二つに割れた宝石を巡り、人間と亜人二つの国視点で話が進むマルチサイドシステムを搭載したシリーズだ。
登場するキャラクターの数は月虹の倍近くに膨れ上がるのだが、今までは難しいと言われていた難易度やシステム面が見直されたのもあって新規ユーザーを多く取り込んだシリーズでもある。
「今までゲームというのは殆ど遊んだことが無かったのですけど、下の兄に教わりながら少しずつ進めて、いつの間にか氷花のレギンレイヴ以外はクリアしておりましたの」
「氷花は未プレイだったんだ」
「兄たちからは他のシリーズの高難易度をクリアできるようになるまでは止めておけと言われたわ」
「氷花のノーマルは旋風のハードより難しいからね」
「ええ。一番最初にレギンレイヴシリーズに手を出していた上の兄なんて『おのれ乱数』と言ってましたわね」
「命中・回避の上限が85パーセントだからね。回復出来ないとかよくあったよ」
シリーズ最高の難易度を誇る氷花のレギンレイヴは、俺も前世では難易度ノーマルをどうにかクリアした作品だ。『どうにか』というのは仲間が何人か戦死してしまったからであって、あの作品を犠牲者ゼロ・全部の神器回収で完全クリアしたものなどそうそういない。
特に今までのシリーズでは命中率が100パーセント固定だった癒しの杖系統にまで、命中判定が採用されたのが原因の一つだろう。酷い時は治療される側が回避行動を取ったりもしたので、素早さの高い剣士系は死亡率が高かったと思う。
「エリアスは氷の貴公子以外では誰が好きでしたの?」
「う~ん。だいたいどのシリーズでも、ミシェルと同じポジションのキャラが一番好きだったな」
「主君に叶わぬ片思いをしているイケメン貴族?」
レギンレイヴシリーズには各シリーズに固定のポジションというものが存在している。
俺であれば『ステータスが微妙な有名人』だし、フェイス様は『亡国の王女』といった立ち位置だ。
『イケメン貴族』と『敵国の聖騎士』と『女子供は切らない剣士』のポジションのキャラはシリーズでは総じて女性人気が高かった。
ちなみにメテオライトは『身分隠してる系』とか呼ばれていたし、マーリンのポジションなど『公式チート枠』などといわれている。
「そう、それ。彗星のキャシアスとアルテミシア王女とか後日談見て泣いたもん」
「あの二人は、互いに違う人と結ばれましたものね」
「それぞれの立場的に結ばれるのは難しいって解っていても、惹かれるんだよな」
氷の貴公子と同じポジションのキャラクターたちは悉く片思いを拗らせていて、たいていの場合は他の女性キャラにちょっかいをかけてみたり、親しいキャラクターから女性関係が派手なことを指摘されるなど様々だ。
なぜそんなことをしているのかと聞かれた本人たち曰く――主君の御身へ気軽に触れるなどあってはならないし、そもそも近親結婚を頻繁にしている一族の悪習を止めたいからだそうだ。
エンディングで流れた氷の貴公子の後日談では、『その思いを心に秘めたまま生涯を終えた』と書かれていて、その前には爵位の相続と聖王家への更なる忠誠を誓ったことも書かれているのだが、これがじれったい。俺としては五作目と六作目の月蝕・天空みたいに月虹も二部作にしておいて欲しかったくらいだ。
そして小説版や漫画版でも氷の貴公子の片思いは描かれていたが、どの媒体でも告白する場面はなく、お祭りゲームのバレンタインイベントではフェイス様の手作りチョコの行方に関してやきもきする彼を見ることができた。
話題に挙げた彗星の登場人物であるキャシアスも他の貴族と政略結婚したし、相手のアルテミシア王女に到っては王家の存続のためだけに好きでもない男と結婚までしている。
「私も三シリーズ程遊んでようやく『仲間になりそうなのにならないキャラ』が居ることを覚えましたもの」
「ペルセウスとか仲間になったかと思ったら一時的な加入で終章手前で戦うもんな。あの時は俺もコントローラー投げた」
「そう、そうなのよ! 黒ずくめの聖騎士はいっつも終章手前で倒さないといけないなんて、黒やんの性癖かしら」
「あれだけ毎回出て来るってことは黒やんの性癖だろうな」
黒やんというのはレギンレイヴシリーズの原作者で、シナリオライターの黒谷累のことだ。
SNSなどで気軽に話しかけられることから、レギンレイヴァーの間ではこの愛称が定着している。
「コホン。盛り上がっているところ悪いけど、祭壇に着いたよ」
そういえばメテオライトも居るのだった。
ここまで俺達二人が盛り上がっているところを水を差すことも無く静観してたって事は、俺達みたいなキャラ萌えで遊んでいたファンではなさそうだ。
モンタギュー殿に教えられたとおり祭壇の裏側を確認すると、リリエンソール公爵家の家紋である白百合を模した紋章が不自然な位置に彫られている。ミシェルがそこに手をかざすと仕掛けが動き出した。
重厚な音を立て祭壇の後ろの壁が動き地下へと続く階段が現れる。内部はどういう仕掛けか両サイドの燭台には勝手に火が灯されていき、ランタンの光も必要なさそうだ。
「この先に神氷ブリュンヒルドが封じられているみたいだね。さぁ、気を付けて進もう」
あれ? ここに封じられている神器の名前は確かにブリュンヒルドなのだが、神氷って何処情報だ?
この神器はゲームでは入手できない【ブリュンヒルド】という名前だけが設定されている武器だし、設定資料集はおろかシナリオライターの個人サイトやSNSでも特に話題に上がったこともない。
「テオ、神氷ってどういうことですの?」
「えっ? あっ、ああ……お師匠様から聞いていたんだよ。お師匠様は大公の奥方とも面識が在ったそうだし」
何処情報かと思いきやなんてこと無い、古の魔女からの情報だった。神話の時代から生きていた彼女から聞いたというのなら間違いないな。
この先にどのような罠が仕掛けられているかは分からないが、もし何かあっても大丈夫なように一番丈夫な俺が先頭を歩く形で隠し通路へと足を踏み入れた。
なんだか重い話を聞いてしまった気もするが、レギンレイヴシリーズと出会うきっかけとなる話を聞くのは嬉しい。
シリーズ七作目の【旋風のレギンレイヴ】は二つに割れた宝石を巡り、人間と亜人二つの国視点で話が進むマルチサイドシステムを搭載したシリーズだ。
登場するキャラクターの数は月虹の倍近くに膨れ上がるのだが、今までは難しいと言われていた難易度やシステム面が見直されたのもあって新規ユーザーを多く取り込んだシリーズでもある。
「今までゲームというのは殆ど遊んだことが無かったのですけど、下の兄に教わりながら少しずつ進めて、いつの間にか氷花のレギンレイヴ以外はクリアしておりましたの」
「氷花は未プレイだったんだ」
「兄たちからは他のシリーズの高難易度をクリアできるようになるまでは止めておけと言われたわ」
「氷花のノーマルは旋風のハードより難しいからね」
「ええ。一番最初にレギンレイヴシリーズに手を出していた上の兄なんて『おのれ乱数』と言ってましたわね」
「命中・回避の上限が85パーセントだからね。回復出来ないとかよくあったよ」
シリーズ最高の難易度を誇る氷花のレギンレイヴは、俺も前世では難易度ノーマルをどうにかクリアした作品だ。『どうにか』というのは仲間が何人か戦死してしまったからであって、あの作品を犠牲者ゼロ・全部の神器回収で完全クリアしたものなどそうそういない。
特に今までのシリーズでは命中率が100パーセント固定だった癒しの杖系統にまで、命中判定が採用されたのが原因の一つだろう。酷い時は治療される側が回避行動を取ったりもしたので、素早さの高い剣士系は死亡率が高かったと思う。
「エリアスは氷の貴公子以外では誰が好きでしたの?」
「う~ん。だいたいどのシリーズでも、ミシェルと同じポジションのキャラが一番好きだったな」
「主君に叶わぬ片思いをしているイケメン貴族?」
レギンレイヴシリーズには各シリーズに固定のポジションというものが存在している。
俺であれば『ステータスが微妙な有名人』だし、フェイス様は『亡国の王女』といった立ち位置だ。
『イケメン貴族』と『敵国の聖騎士』と『女子供は切らない剣士』のポジションのキャラはシリーズでは総じて女性人気が高かった。
ちなみにメテオライトは『身分隠してる系』とか呼ばれていたし、マーリンのポジションなど『公式チート枠』などといわれている。
「そう、それ。彗星のキャシアスとアルテミシア王女とか後日談見て泣いたもん」
「あの二人は、互いに違う人と結ばれましたものね」
「それぞれの立場的に結ばれるのは難しいって解っていても、惹かれるんだよな」
氷の貴公子と同じポジションのキャラクターたちは悉く片思いを拗らせていて、たいていの場合は他の女性キャラにちょっかいをかけてみたり、親しいキャラクターから女性関係が派手なことを指摘されるなど様々だ。
なぜそんなことをしているのかと聞かれた本人たち曰く――主君の御身へ気軽に触れるなどあってはならないし、そもそも近親結婚を頻繁にしている一族の悪習を止めたいからだそうだ。
エンディングで流れた氷の貴公子の後日談では、『その思いを心に秘めたまま生涯を終えた』と書かれていて、その前には爵位の相続と聖王家への更なる忠誠を誓ったことも書かれているのだが、これがじれったい。俺としては五作目と六作目の月蝕・天空みたいに月虹も二部作にしておいて欲しかったくらいだ。
そして小説版や漫画版でも氷の貴公子の片思いは描かれていたが、どの媒体でも告白する場面はなく、お祭りゲームのバレンタインイベントではフェイス様の手作りチョコの行方に関してやきもきする彼を見ることができた。
話題に挙げた彗星の登場人物であるキャシアスも他の貴族と政略結婚したし、相手のアルテミシア王女に到っては王家の存続のためだけに好きでもない男と結婚までしている。
「私も三シリーズ程遊んでようやく『仲間になりそうなのにならないキャラ』が居ることを覚えましたもの」
「ペルセウスとか仲間になったかと思ったら一時的な加入で終章手前で戦うもんな。あの時は俺もコントローラー投げた」
「そう、そうなのよ! 黒ずくめの聖騎士はいっつも終章手前で倒さないといけないなんて、黒やんの性癖かしら」
「あれだけ毎回出て来るってことは黒やんの性癖だろうな」
黒やんというのはレギンレイヴシリーズの原作者で、シナリオライターの黒谷累のことだ。
SNSなどで気軽に話しかけられることから、レギンレイヴァーの間ではこの愛称が定着している。
「コホン。盛り上がっているところ悪いけど、祭壇に着いたよ」
そういえばメテオライトも居るのだった。
ここまで俺達二人が盛り上がっているところを水を差すことも無く静観してたって事は、俺達みたいなキャラ萌えで遊んでいたファンではなさそうだ。
モンタギュー殿に教えられたとおり祭壇の裏側を確認すると、リリエンソール公爵家の家紋である白百合を模した紋章が不自然な位置に彫られている。ミシェルがそこに手をかざすと仕掛けが動き出した。
重厚な音を立て祭壇の後ろの壁が動き地下へと続く階段が現れる。内部はどういう仕掛けか両サイドの燭台には勝手に火が灯されていき、ランタンの光も必要なさそうだ。
「この先に神氷ブリュンヒルドが封じられているみたいだね。さぁ、気を付けて進もう」
あれ? ここに封じられている神器の名前は確かにブリュンヒルドなのだが、神氷って何処情報だ?
この神器はゲームでは入手できない【ブリュンヒルド】という名前だけが設定されている武器だし、設定資料集はおろかシナリオライターの個人サイトやSNSでも特に話題に上がったこともない。
「テオ、神氷ってどういうことですの?」
「えっ? あっ、ああ……お師匠様から聞いていたんだよ。お師匠様は大公の奥方とも面識が在ったそうだし」
何処情報かと思いきやなんてこと無い、古の魔女からの情報だった。神話の時代から生きていた彼女から聞いたというのなら間違いないな。
この先にどのような罠が仕掛けられているかは分からないが、もし何かあっても大丈夫なように一番丈夫な俺が先頭を歩く形で隠し通路へと足を踏み入れた。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
虐げられた人生に疲れたので本物の悪女に私はなります
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
伯爵家である私の家には両親を亡くして一緒に暮らす同い年の従妹のカサンドラがいる。当主である父はカサンドラばかりを溺愛し、何故か実の娘である私を虐げる。その為に母も、使用人も、屋敷に出入りする人達までもが皆私を馬鹿にし、時には罠を這って陥れ、その度に私は叱責される。どんなに自分の仕業では無いと訴えても、謝罪しても許されないなら、いっそ本当の悪女になることにした。その矢先に私の婚約者候補を名乗る人物が現れて、話は思わぬ方向へ・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる