80 / 140
第一部おまけ
メレディス01.赤き令嬢、貧乏貴族に惹かれる
しおりを挟む
※本編55話メレディス視点の補足になります。
王都防衛の折に敵に敗れ処刑された父の遺体は、王都にほど近いロザリー領の一族が眠る墓地へと埋葬されていた。
本来であればもっと辱められていたであろう父レックスの遺体は首と胴体こそ離れていたが、武器の試し切りに使われることもなければ不必要に傷つけられることなく無事に王都を脱出できた母が引き取ることが出来たそうだ。
「お帰り、メリー。無事で何よりだ」
「お兄さま……」
「どうしたどうした? そんなにしおらしくして……いつもの気の強いお前は何処に行ったんだ?」
城内で兄のサミュエルに声を掛けられた。今まではロザリー公爵領の領主代行に立っていたが、グレアム殿下の側近候補に名を連ねていただけあって王都に召喚されていたようだ。
「そうだ。前に父上が話していたエリアス殿も一緒に戻ってきているのだろう? 父上ほどでは無いが、俺が代わりに手合わせを願いたいのだが」
「しなくていいです……」
「うん? なんでだ? 父上が認めた男であれば――」
「他にも用があるので失礼します」
私は子供のころから騎士になることに憧れていた。そしてその夢が叶って間もなく、彼が現れたのだ。少し不思議な色合いの翠色の瞳は、今までに私が見た事の無い意志を宿していた。
当時まだ聖騎士団の力を過信していた私は、彼に失礼な態度をとった。気が強くて男勝りな、可愛げのない女だと思われたことだろう。
でもなぜか私に優しくしてくれる彼が気になって、慣れない手料理などを振る舞って気を引いてみようとした。でも、やっぱり駄目だった。そして彼の思い人が彼女なのは、その後すぐに分かった。
ミシェルとは子供のころから何度も一緒に遊んでいた。私に聖騎士ではなく、魔導騎士を目指すよう助言をくれたのも彼女だ。ミシェルは化粧の仕方や、ドレスの着こなしなどの相談にも乗ってくれる私にとって姉のような存在でもある。
しかし今は彼らのことを考えている場合ではない。私には直接話をしなければならない相手がいる。
城内を歩き周り目的の人物――オニキス将軍を探す。暫く歩き回ったところで、食堂の手前にその人物を発見した。
「オニキス将軍、少々よろしいでしょうか?」
少し人が多いけど、ちょっとした挨拶をするだけだ。以前の私であれば彼の素性を知った今、切りかかっていても可笑しくは無かっただろう。
「両親の件で貴方にお話したいことがあります」
私の様子を察してか、ミシェルがエリアスを連れて去っていく。あの様子だと、いつもの【フェイス様の聡明さと可憐さを語らう会】が開催されているのだろう。あれは始まると結構長いので、エリアスには少々同情する。
少し寂しくなった庭園までオニキス将軍を連れ出した。用件は父が必要以上に辱められずに済んだ礼と、王都に来ていた母の脱出の手引きに対する礼だ。父は立場上仕方がなかったが、母のように剛毅な女性を大人しくさせるのは大変だっただろう。
その他にも様々なことを話していると、近くの植え込みが僅かに揺れる。先ほどからなにやら視線を感じていたが、盗み聞きとは随分と行儀の悪いことをしている。叱責するべき行為なのでそちらへ声を掛けようとしたところで、派手なクシャミが辺りに響き渡る。
そのすぐあと、植え込みからロビンが出てきた。なんでこんなことをしているのかは知らないけれど、オニキス将軍に別れを告げるとロビンの首根っこを掴み騎士団の詰め所へと向かう。
「だってオニキス将軍って強いし、背も高くて格好いいし……メレディスが――」
「私が何よ」
なぜ盗み聞きなどしていたのか問い詰める。しかしロビンの態度はいまいち要領を得ない。ずっと私の手を握ったままもじもじとして、子供のころ初めて会った時を思い出す。
当時、剣を習い始めたばかりの私は手合わせの相手が欲しがり、お父様に我儘を言って相手を集めて貰った。そのうちの一人がロビンだった。今思えば他の男の子たちは接待じみた手合わせだったが、どう見てもロビンだけは手加減なしで私より弱かったのだ。
「メレディスが取られちゃうんじゃないかって」
「はあ?」
「俺じゃあ頼りないかもしれないけど、騎士団長やサミュエル殿に認めてもらえるよう頑張るから」
両手で強く手を握られる。剣を振るう男の人の大きな手だ。眉尻を下げ今にも泣きだしそうなロビンは、まるで捨てられた子犬のようでもある。
「だから俺を選んで。お願い!」
ロビンは私よりも年上なのに臆病で頼りない。でも人懐こく、素朴で優しい。私は女だからといって護ってもらうというより、騎士として隣に立ちたい。子供のころから付き合いのあるロビンは私のお転婆にも理解がある。
「まったく、もう……お兄様に勝てるの?」
「一生懸命がんばる」
考えてみればロビンは昔から私について歩いて来てくれることが多かった。聖王国でも女性が騎士団に入るというのは珍しい。貴族の娘であればなおさらだ。その点においては、私もミシェルも変わり者なのかもしれない。
大切な幼馴染であり、主君でもあるフェイス様を護るためと騎士を目指し始めた時は反対の声のほうが多かった。何をわざわざ傷を負いに行くのかと。良家の娘であれば貴婦人として恥ずかしくない教養と立ち振る舞いを身に着け、そうそうに何処かへ嫁ぐべきだと散々言われたくらいだ。
そもそも私には憧れている女性の武人がいる。母のビクトリアだ。もともとは普通の貴婦人だった母は、お父様に一目惚れをしたのを切っ掛けに武の道を志した。武家の妻であれば武芸を身に着けていて当然だと思ったからだそうだ。しかし貴族の女性とは思えないほど、傷や痣が絶えない娘など嫁のもらい手が無い。だけどこれは他に嫁ぐつもりは一切ないという意思表示でもあったそうだ。
母はお父様に手合わせを申し込み、挙句の果てには「私がレックス様をお守りしますので、どうか妻にしてください。宝石やドレスなどは必要ありません。私にはこの槍があれば十分です」とプロポーズしたという伝説がある。
「やっぱり私がロビンを護ればいいのかしら?」
「ビクトリア様の真似はしなくていいよ! 俺がメレディスを護るから、一人で危ないことはしないで!」
私の小さな呟きを聞き漏らすことなく必死の形相で止めてくる。しかし全くダメとは言わず、一緒になら危ないことをしていいだなんて本当に彼は私に理解がある。
女を捨てるつもりはないし、かといって言われた通り大人しく過ごすのは性に合わない。そう考えればロビンは私にとって最高の相棒だろう。
「私がロビンを護って、ロビンが私を護れば全て解決ね」
「う、うん。メレディスに頼りにしてもらえるよう頑張る」
まだお互いの家の了承を得ていないので婚約など出来るかすら判らない。でも下手な政略結婚よりは、気兼ねなく接することができる相手のほうが何倍も良い。
そうだ。ロビンとのこと、エリアスにも伝えないと。私の今までの態度は彼を困惑させてしまっただろうから。それに彼がミシェルのことが好きなのであれば、伝えておきたいこともある。ミシェルは冷たい見た目に反して、気さくで優しい子だという事を。
王都防衛の折に敵に敗れ処刑された父の遺体は、王都にほど近いロザリー領の一族が眠る墓地へと埋葬されていた。
本来であればもっと辱められていたであろう父レックスの遺体は首と胴体こそ離れていたが、武器の試し切りに使われることもなければ不必要に傷つけられることなく無事に王都を脱出できた母が引き取ることが出来たそうだ。
「お帰り、メリー。無事で何よりだ」
「お兄さま……」
「どうしたどうした? そんなにしおらしくして……いつもの気の強いお前は何処に行ったんだ?」
城内で兄のサミュエルに声を掛けられた。今まではロザリー公爵領の領主代行に立っていたが、グレアム殿下の側近候補に名を連ねていただけあって王都に召喚されていたようだ。
「そうだ。前に父上が話していたエリアス殿も一緒に戻ってきているのだろう? 父上ほどでは無いが、俺が代わりに手合わせを願いたいのだが」
「しなくていいです……」
「うん? なんでだ? 父上が認めた男であれば――」
「他にも用があるので失礼します」
私は子供のころから騎士になることに憧れていた。そしてその夢が叶って間もなく、彼が現れたのだ。少し不思議な色合いの翠色の瞳は、今までに私が見た事の無い意志を宿していた。
当時まだ聖騎士団の力を過信していた私は、彼に失礼な態度をとった。気が強くて男勝りな、可愛げのない女だと思われたことだろう。
でもなぜか私に優しくしてくれる彼が気になって、慣れない手料理などを振る舞って気を引いてみようとした。でも、やっぱり駄目だった。そして彼の思い人が彼女なのは、その後すぐに分かった。
ミシェルとは子供のころから何度も一緒に遊んでいた。私に聖騎士ではなく、魔導騎士を目指すよう助言をくれたのも彼女だ。ミシェルは化粧の仕方や、ドレスの着こなしなどの相談にも乗ってくれる私にとって姉のような存在でもある。
しかし今は彼らのことを考えている場合ではない。私には直接話をしなければならない相手がいる。
城内を歩き周り目的の人物――オニキス将軍を探す。暫く歩き回ったところで、食堂の手前にその人物を発見した。
「オニキス将軍、少々よろしいでしょうか?」
少し人が多いけど、ちょっとした挨拶をするだけだ。以前の私であれば彼の素性を知った今、切りかかっていても可笑しくは無かっただろう。
「両親の件で貴方にお話したいことがあります」
私の様子を察してか、ミシェルがエリアスを連れて去っていく。あの様子だと、いつもの【フェイス様の聡明さと可憐さを語らう会】が開催されているのだろう。あれは始まると結構長いので、エリアスには少々同情する。
少し寂しくなった庭園までオニキス将軍を連れ出した。用件は父が必要以上に辱められずに済んだ礼と、王都に来ていた母の脱出の手引きに対する礼だ。父は立場上仕方がなかったが、母のように剛毅な女性を大人しくさせるのは大変だっただろう。
その他にも様々なことを話していると、近くの植え込みが僅かに揺れる。先ほどからなにやら視線を感じていたが、盗み聞きとは随分と行儀の悪いことをしている。叱責するべき行為なのでそちらへ声を掛けようとしたところで、派手なクシャミが辺りに響き渡る。
そのすぐあと、植え込みからロビンが出てきた。なんでこんなことをしているのかは知らないけれど、オニキス将軍に別れを告げるとロビンの首根っこを掴み騎士団の詰め所へと向かう。
「だってオニキス将軍って強いし、背も高くて格好いいし……メレディスが――」
「私が何よ」
なぜ盗み聞きなどしていたのか問い詰める。しかしロビンの態度はいまいち要領を得ない。ずっと私の手を握ったままもじもじとして、子供のころ初めて会った時を思い出す。
当時、剣を習い始めたばかりの私は手合わせの相手が欲しがり、お父様に我儘を言って相手を集めて貰った。そのうちの一人がロビンだった。今思えば他の男の子たちは接待じみた手合わせだったが、どう見てもロビンだけは手加減なしで私より弱かったのだ。
「メレディスが取られちゃうんじゃないかって」
「はあ?」
「俺じゃあ頼りないかもしれないけど、騎士団長やサミュエル殿に認めてもらえるよう頑張るから」
両手で強く手を握られる。剣を振るう男の人の大きな手だ。眉尻を下げ今にも泣きだしそうなロビンは、まるで捨てられた子犬のようでもある。
「だから俺を選んで。お願い!」
ロビンは私よりも年上なのに臆病で頼りない。でも人懐こく、素朴で優しい。私は女だからといって護ってもらうというより、騎士として隣に立ちたい。子供のころから付き合いのあるロビンは私のお転婆にも理解がある。
「まったく、もう……お兄様に勝てるの?」
「一生懸命がんばる」
考えてみればロビンは昔から私について歩いて来てくれることが多かった。聖王国でも女性が騎士団に入るというのは珍しい。貴族の娘であればなおさらだ。その点においては、私もミシェルも変わり者なのかもしれない。
大切な幼馴染であり、主君でもあるフェイス様を護るためと騎士を目指し始めた時は反対の声のほうが多かった。何をわざわざ傷を負いに行くのかと。良家の娘であれば貴婦人として恥ずかしくない教養と立ち振る舞いを身に着け、そうそうに何処かへ嫁ぐべきだと散々言われたくらいだ。
そもそも私には憧れている女性の武人がいる。母のビクトリアだ。もともとは普通の貴婦人だった母は、お父様に一目惚れをしたのを切っ掛けに武の道を志した。武家の妻であれば武芸を身に着けていて当然だと思ったからだそうだ。しかし貴族の女性とは思えないほど、傷や痣が絶えない娘など嫁のもらい手が無い。だけどこれは他に嫁ぐつもりは一切ないという意思表示でもあったそうだ。
母はお父様に手合わせを申し込み、挙句の果てには「私がレックス様をお守りしますので、どうか妻にしてください。宝石やドレスなどは必要ありません。私にはこの槍があれば十分です」とプロポーズしたという伝説がある。
「やっぱり私がロビンを護ればいいのかしら?」
「ビクトリア様の真似はしなくていいよ! 俺がメレディスを護るから、一人で危ないことはしないで!」
私の小さな呟きを聞き漏らすことなく必死の形相で止めてくる。しかし全くダメとは言わず、一緒になら危ないことをしていいだなんて本当に彼は私に理解がある。
女を捨てるつもりはないし、かといって言われた通り大人しく過ごすのは性に合わない。そう考えればロビンは私にとって最高の相棒だろう。
「私がロビンを護って、ロビンが私を護れば全て解決ね」
「う、うん。メレディスに頼りにしてもらえるよう頑張る」
まだお互いの家の了承を得ていないので婚約など出来るかすら判らない。でも下手な政略結婚よりは、気兼ねなく接することができる相手のほうが何倍も良い。
そうだ。ロビンとのこと、エリアスにも伝えないと。私の今までの態度は彼を困惑させてしまっただろうから。それに彼がミシェルのことが好きなのであれば、伝えておきたいこともある。ミシェルは冷たい見た目に反して、気さくで優しい子だという事を。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
虐げられた人生に疲れたので本物の悪女に私はなります
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
伯爵家である私の家には両親を亡くして一緒に暮らす同い年の従妹のカサンドラがいる。当主である父はカサンドラばかりを溺愛し、何故か実の娘である私を虐げる。その為に母も、使用人も、屋敷に出入りする人達までもが皆私を馬鹿にし、時には罠を這って陥れ、その度に私は叱責される。どんなに自分の仕業では無いと訴えても、謝罪しても許されないなら、いっそ本当の悪女になることにした。その矢先に私の婚約者候補を名乗る人物が現れて、話は思わぬ方向へ・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる