性進国マンマンイテルノン王国

えちか

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マンマンイテルノン王国とは

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ここはバーガーエムジョズ。
マンマンイテルノン王国にある、ハンバーガーショップである。

店内のとある席では机の上に裸の女性がM字開脚で自分の足を持って座っており、男性客がポテトを一つとっては女の淫壺に突っ込んでから口に運んでいた。
淫壺に突っ込んだあとのポテトにはケチャップがついている。
どうやら、淫壺にケチャップが入っているようだ。

また別の座席では別の女性が同じく机上にまんぐり返しで座り、客の男性に「おまたせしました!おま●こシェイクです。こちらの容器からおま●んこにドリンクを注ぎ、ストローでよく混ぜてからお召し上がり下さい」と頬を上気させて言っていた。

そして、こちらはさっきまでのテーブルとは打って変わって女性4人が普通に座り、普通にハンバーガーセットを各々食べている。
4人は高校時代からの友人で、現在大学3年生である。

「皆就職どうするん?」

「えー、私は普通に会社員がいいなー」

「どっちの?性的な方の性社?それとも、キャリア枠?」

「いやいや、キャリアっしょw」

「性社もさぁ、給与で言えばよくない?楽そうだし」

「アレを楽と言うかは人によるでしょw私絶対やだw」

「マイはアリ寄りのアリでしょ?」

「うん、私は絶対性社だわ~。天職の域で性社。けど、なんか1箇所に決めんの勿体無くてさぁ、むしろ、ずっと性バイトしてたい。てか、いろんな性バイトこのまま転々とすんのもめちゃくちゃアリな気がしてる」

「あーね、収入的にはアリだわ」

4人の女性はポテトを口に運びながら若者らしい会話を繰り広げていた。

「参考までにさぁ、性バイトってどうなん?」

「えー…?どうって…」

聞かれた『マイ』は店内をキョロキョロと見回し、机の上で全裸でマングリ返しの姿勢で淫穴からストローを生やしている女性を指差した。

「あんなん」

それを受け、4人全員が淫壺でシェイクを提供する女性を見る。

「うん、そーね」

「定番だよね」

「他には?いろんなんあるんでしょ?マイめっちゃやってんじゃん?参考までに、どんなのしたか教えてよ」

友人達に言われ、マイはうーんと唸った。

「そーだなぁ…。ん~。こないだは風船配ったわ。ガス入ってて浮く風船」

どこが性的なのか言わずとも内容が分かるくらい、風船配りは人々に認知されている性バイトである。
友人達も内容をすぐ察した。

「もらったことあるわ、子供ん時。クリと胸にいっぱい風船括りつけてる人からw 」

「風船で空飛べそうだよね、アレ。あのお姉さんをマイがやったとか爆笑なんだけどw」

「チクピもクリピも開けてるからすごい有り難がられた」

マイの発言に女達は爆笑した。

それは両乳首と陰核にクリップをつけ、そこに風船を沢山つけ、子供達に風船を配る仕事である。
マイは両乳首と陰核にピアスを開けているため、クリップをつける必要がなく、雇い主からありがたがられたようである。
風船の浮力は弱いが、数があるので、バイトに従事している6時間ほど、ずっと両乳首と陰核は上に甘く引っ張られ続ける。


「他にはー?」

女の1人が聞く。

「んー、その前は合図の係したわ」

マイが答える。

「合図?なんの?」

「ドーナツ専門店だったんだけど、1階が店舗で、ドーナツ揚げてるのは2階なのね。私は2階の製造部で、1階からの合図を受けて、注文個数を皆に伝える役だったの」

「どういうこと?」

友人が更なる説明を求める。


「私はずっと2階に立ってたんだけど、足元の床に小さい穴空いてるの。んで、クリに紐つけて、それを穴から1階に垂らしてて。1階の店員が、客が言った個数の数、紐を引っ張るの。私は、クリを引っ張られた回数を製造部の皆に伝えるってわけ」

「なーる!」

若者言葉で、なるほど、と友人達が納得の声をあげた。

「んで、男の性バイトがドーナツ1階まで運ぶんだけど、勃たせたあそこにドーナツひっかけて運ぶの。アレはすごいなって思ったw」

マイの発言に友人達は総ツッコミをいれる。

「ドーナツち●こにひっかけてるってこと!?」

「輪投げかよww」

「滑稽すぎん!?」

友人達は揃ってゲラゲラと笑う。

「どーだった、合図係」

感想を聞かれ、マイは、またうーんと唸る。

「バイト自体はまぁそんな難しくないけど、ピークの時間は結構ヤバかった。めっちゃひっきりなしにクリ引っ張られるし。力も強いし。1階の店員もグっグっグっ!って急いで引くから、時々何回か分かんなくて。個数何回も間違えて、残業で性罰受けたよ」

「えー!ほんとにあるんだ!性罰!」

「あるある。茶飯事だわ」

マイの返答に友人達は身を乗り出す。

「どんなお仕置きされんの?」

「こんときはクリが鈍感すぎるから個数が分からないってことになって、感覚を引き上げる薬塗られて電マ1時間」

「あはは!やばー!」

「てかそれマイにはご褒美なんじゃんwほんと変態だよねー」

「マイってNGないの?これは無理ってバイト」

「いやいや、普通にあるし」

「えー、なに?」

友人達の疑問にマイは鋭く言い放つ。

「痛すぎるのと汚いのは無理!」

しかし、友人達は「嘘ー!」とマイの発言を否定する。

「前にクリでスーツケース運んでなかった?アレ絶対痛いっしょ」

「いやいや、アレ位は。全然痛いうちに入らんてw」

マイは分かってないなぁと大仰に溜息をつく。

やばー!と言う友人を無視して、マイが続ける。

「痛すぎってのは、たとえばダーツバーの人間ダーツとか。胸にマジックで輪描かれて、マジもんのダーツ刺されるんだよ?死ぬでしょ!アレは規制すべきだわ」

レベルの違うマイの返答に、ふえーと友人達はただ相槌を打つ。
マイが続ける。

「人間トイレも無理。口にもアソコにも、糞尿は入れられたくないわ。あと、マンジュース工場も無理。ああいうのはさ、性バイトの中でもヤバイし、即金で大金欲しい子しか、絶対やっちゃダメなやつ。雇い主もハンシャぽくて、全然大事にされない職場だから」

性バイトにもブラックとホワイトがあるから皆気をつけな、と、マイは力説した。

「ブラックってのとはちがうかもだけど、それで言ったら、羞恥芸人とか。アレ、なんであの仕事してんだろって思うんだけど」

「あーね」

「アレ、なんであの仕事してんだろうね。芸人て雇われでもないのにさ。あのスタイル、自分で選んでやってんでしょ?」

「てか、羞恥芸人てなによ。私知らないジャンルなんだけどw」

友人の1人の発言に、他の友人が、「アキ知らないのー!?」と声をあげる。

「あれだよ」

「「雌豚ヨーコ」」

見事に声が揃い、女の子2人が顔を見合わせて爆笑する。

「雌豚ヨーコ?誰それ。」

アキと呼ばれた女がさらに問う。

「鼻フックつけてて顔面やばいんだけど、顔は結構可愛くてさ。全裸でガニ股なって腰振ってさ、ヘコヘコ♪とか言ったり、鼻フックして、クリに糸つけてペットボトルぶら下げて大きなクリのヨーコちゃん♪とか替え歌するやつ」

大きなクリのヨーコちゃんのところを大きな栗の木の下でのメロディで歌うようにして女の1人が答えた。

「マイ的にアレはどーなの?」

友人に言われ、マイが答える。

「あれ、フリーランスでしょ?内容の企画も自分でする訳じゃん。好きにして良い訳じゃん。雇われてやってんじゃないのに、内容自分で好きに考えてアレって、すーごい変態だなあ……と。ヨーコには勝てんなってかんじ」

変態度で負けましたとの物言いに、友人達は吹き出した。

「誰に何の勝負挑んでんだよw」

「マイ、ウケる」

ケラケラと笑い転げる。
マイのオープンなところが、友人達は大好きなようだ。

「そういや、こないだセックスランド行ったんだけどさ、人形ってアトラクション、絶対マイ好きだよ」

友人の1人がそう話題を変える。

「なにそれ」

「私も知らない」

「えっとね、プレイヤーは人形を演じなきゃいけないの。アソコをいじめられたり、おもちゃ使われたりするんだけど、絶対声出しちゃいけないし、動くのもダメ。んで、5分間耐えるの。耐えられなかったらゲームオーバーで罰ゲームフェーズに移るんだよ」


「ヤバwアンタもじゅうぶん変態じゃんw」

「ちがうよお!マイほどじゃないし!ほんと面白いんだってば!緊張感すごいし~!なんか劇見てるかんじから、始まって、そこに自分も加わるのも面白いしさぁ!そんなかんじのアトラクションがいっぱいあって、ほんとアレは高いけど行く価値アリってかんじ」

「こんどいこw」

さて読者諸君。
4人の女子大学生の会話からも理解して頂けただろう。


ここは、マンマンイテルノン王国。

性にオープンな性進国であり、性に関する労働やサービスが豊富な、大人の楽園。
とてもエッチな王国なのである。


1話 終。

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