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Q19話 頑張ってるヤツのところには自然と味方がついてくるものだ
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それから数日のことだった。
その日は久しぶりの雨だった。打ちつける雨音が強弱を織り交ぜて、響いている。
ゆっくり勉強をしていると、インターホンが鳴った。
ドアを開ける。その前には、メタリックなデザインの人型の自律型ロボットが立っている。頭部に表情を確認できるパーツはなく、黒塗りのプラスチック樹脂が使われている。隣のマンションの荷物預り所で受付をしているのをよく見かけていたあのロボットだった。
ロボットは何か話すわけでもなく、手に持っていた箱を差し出した。白い箱は水滴1つもついていなかった。
「ありがとう」
ペコリと頭を下げると、ロボットは階段へ歩いていった。
片手サイズの箱を開け、梱包材にくるまれた黒い棒を取り出す。
黒い棒の脚を広げ、棒の上部に携帯を取りつける。
ローテーブルに立てたミニ三脚の上では、携帯が僕をモニタリングしていた。携帯画面は正面を向いており、カメラもインカメラになっている。
僕はソファに座り、髪と姿勢を整える。映りを確認し、カメラの前で左手を上げた。僕の左手の動きを認識した携帯のカメラは、僕の左手の指が3本立っていることを感知すると、カウントダウンを始めた。
数字のカウントに合わせて、カウンターを囲うように丸を描くモーションが表示される。ゼロになった瞬間、録画のマークが画面の端についた。
「初めまして。僕は平井亮士です。栄美中学校4年生です。僕には難病を患っている友達がいます。今、友達は入院していて、学校に通えない状況にあります。僕は友達がもう一度学校に通えるようになってほしいと思っています。すごく難しい病気で、イギリスの病院に行かないと治らないそうです。それにはたくさんのお金が要ります。ご家族の収入では到底集まらない大金です。僕は友達の難病を治すため、もう一度学校に通えるよう行動を起こします。これから、このアカウントを通して、詳細や経過をご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。また、次の動画でいろいろお話します。それでは……」
Z
僕の生活は進級試験の勉強と動画制作の日々に突入した。
動画の視聴回数は思ったより伸びていた。順調な滑り出しだ。
いくつかの動画に分けて詳細な現状と今後どうしていこうと思っているのかを語り、視聴者に応援を呼びかけている。
自分の行動を支持してくれる人もいたが、批判もあった。
すでに対策は考えていた。
事前に中宮の両親と本人に許可をもらい、中宮に動画の出演してもらった。本名と病院名を伏せて、診断書の公開も行った。
当初、中宮の両親はこれに難色を示した。当然だろう。決して病状が良いとは言えない中で動画に出演させ、病気のことを公開させるのは、中宮に精神的負担を強いるということだ。心配事を増やせば、今より病状が悪化する恐れもある。
これは僕の我がままだ。無理強いはできない。率直に無理なら無理と言ってほしいし、怖かったら他の方法を考えると中宮にも説明していた。
中宮の両親の反応は予想通りだった。ダメもとだったし、親としては当たり前の反応だと思う。そんな両親のもとにいる中宮が、少し羨ましく映った。
中宮の両親とは対照的に、中宮は許諾してくれた。中宮は「亮士君を信じる」と言い、少し冷たい手が僕の手を包んだ。中宮が応じると言うならと、中宮の両親も渋々納得してくれた。
担当医にも話を通しておいた。中宮を含む患者のプライバシーに配慮することを守ってくれるなら許可すると、理解を示してくれた。強面の見た目のわりに、温和な語調で話す先生だったので助かった。
中宮の闘病の様子や勉強に取り組む様子などを撮影し、イギリスでの入院費と治療費にあてる募金を呼びかけた。
募金はちょっとずつ溜まっているが、4600万円まであと何年かかることやらというペースだった。それでも、中宮は「こんなに応援してくれる人がいるんだね」と寄せられたコメントを見て呟いていた。
中宮は嬉しそうにコメントを見ていたが、中には批判的なコメントも混ざっていた。応援の方が圧倒的に多いが、中宮の体に障るんじゃないか。
「中宮」
「なに?」
「あんま見ない方がいいんじゃないか?」
中宮は僕の言ったことがわからないといった様子で、目を丸くしている。
「いや、全部が僕らのことを応援してるもんじゃないし……見ても、落ち込むだけだろ? なら、いっそのこと見ない方が……」
そう言うと、中宮は噴き出すように笑った。
「亮士君、ちょっと過保護じゃない。パパみたい」
「そ、そうかな」
「大丈夫だよ。これ引き受けた時から全員が応援してくれるなんて思ってなかったし、ネットってそういうものでしょ」
「……一応、ひどいヤツは削除してるけど、中宮の体によくないだろうから。ほどほどにな」
「はいはい」
中宮は僕の言ったことをどこまで本気にしているのか判別できない返事をする。
中宮はベッドで上体を起こしたまま、タブレットでコメントを読んでいる。窓から射し込む光が中宮の肌の白さを際立たせる。前より白くなっている気がする。体調は悪くないみたいだが……。
自宅へ戻り、慣れない動画制作をしていた。
タブレットで探した動画制作の実用書を参考にしながら、試行錯誤しているところだった。
僕は行き詰まっていた。5000前後の視聴回数から伸びることはなく、最近ではどんどん下降している。唯一の救いは、中宮の批判がほぼないことだろうか。
ミネルヴァに視聴回数が減っている原因を分析してもらったところ、構成がワンパターンになっており、エンゲージメントが減っている可能性があるそうだ。
視聴者に飽きが来ている。そう言いたいらしい。
中宮には無理のない範囲で出演してもらい、基本的に僕が前面に立っている。エンタメにした方が視聴回数を稼げるとは思うが、茶化している動画にしたら、募金してくれた人に申し訳が立たない。
あと1週間もすれば、夏休みも終わってしまう。必然的に投稿頻度も減らさざるを得ない。
募金は集まっているし、フォロー数も順調に伸びている。だけど、このペースだと目標金額を達成する前に、僕らは大人になってしまうかもしれない。
焦らないでいいとコメントに書かれていることもあるが、うかうかしていたら取り返しのつかないことになっていることもある。だが、これ以上どうしたらいいのか……。
お手上げだった。頬杖をついて考えていると、携帯が音楽を奏でる。画面を見ると、洸大の名前が表示されている。
電話に出た瞬間、調子の良い声が響いた。
「よ」
「どうした。わざわざ電話なんて」
「いいじゃねぇか。俺とお前の仲だろ~?」
「……お前、暇なのか」
「それもあるけどな。んなことより、観たぜ。何面白そうなことしてんだよ」
動画は栄美中学校の生徒の一部にも知られていたみたいだ。その情報が洸大にも回ってきたそうだ。どうやら、自分も中宮の治療資金調達計画に混ぜろと言いたいらしい。
隠す理由もないし、協力者は多いに越したことはない。承諾すると、早速作戦会議をしようと言ってきた。場所は栄美中学生ご用達、駅の近くのファミレスだった。
せっかくなので、洸大に現状を伝えた。視聴回数が鈍くなっており、行き詰まっていることを話したところ、洸大はどんと胸を張った。
「俺に任せろ」と言った洸大は饒舌に話し出した。
洸大は僕の動画を観ながらひらめいたそうで、それをワークシートでまとめて送ってきた。
洸大が立ち上げたサイトに、募金呼びかけの広告を埋め込もうという案らしい。かねてからゲームを作っていた洸大は、自作ゲームをまとめたサイトを作っていた。利用者は毎日2000人ほどおり、動画視聴回数のアップにつながるし、募金にも貢献できるとした。
けっこうちゃんとした案を出してきて、正直驚かされた。これなら募金が伸び悩んでいる現状を多少改善できるかもしれない。僕は洸大に感謝し、ぜひやってほしいとお願いした。
その日は久しぶりの雨だった。打ちつける雨音が強弱を織り交ぜて、響いている。
ゆっくり勉強をしていると、インターホンが鳴った。
ドアを開ける。その前には、メタリックなデザインの人型の自律型ロボットが立っている。頭部に表情を確認できるパーツはなく、黒塗りのプラスチック樹脂が使われている。隣のマンションの荷物預り所で受付をしているのをよく見かけていたあのロボットだった。
ロボットは何か話すわけでもなく、手に持っていた箱を差し出した。白い箱は水滴1つもついていなかった。
「ありがとう」
ペコリと頭を下げると、ロボットは階段へ歩いていった。
片手サイズの箱を開け、梱包材にくるまれた黒い棒を取り出す。
黒い棒の脚を広げ、棒の上部に携帯を取りつける。
ローテーブルに立てたミニ三脚の上では、携帯が僕をモニタリングしていた。携帯画面は正面を向いており、カメラもインカメラになっている。
僕はソファに座り、髪と姿勢を整える。映りを確認し、カメラの前で左手を上げた。僕の左手の動きを認識した携帯のカメラは、僕の左手の指が3本立っていることを感知すると、カウントダウンを始めた。
数字のカウントに合わせて、カウンターを囲うように丸を描くモーションが表示される。ゼロになった瞬間、録画のマークが画面の端についた。
「初めまして。僕は平井亮士です。栄美中学校4年生です。僕には難病を患っている友達がいます。今、友達は入院していて、学校に通えない状況にあります。僕は友達がもう一度学校に通えるようになってほしいと思っています。すごく難しい病気で、イギリスの病院に行かないと治らないそうです。それにはたくさんのお金が要ります。ご家族の収入では到底集まらない大金です。僕は友達の難病を治すため、もう一度学校に通えるよう行動を起こします。これから、このアカウントを通して、詳細や経過をご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。また、次の動画でいろいろお話します。それでは……」
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僕の生活は進級試験の勉強と動画制作の日々に突入した。
動画の視聴回数は思ったより伸びていた。順調な滑り出しだ。
いくつかの動画に分けて詳細な現状と今後どうしていこうと思っているのかを語り、視聴者に応援を呼びかけている。
自分の行動を支持してくれる人もいたが、批判もあった。
すでに対策は考えていた。
事前に中宮の両親と本人に許可をもらい、中宮に動画の出演してもらった。本名と病院名を伏せて、診断書の公開も行った。
当初、中宮の両親はこれに難色を示した。当然だろう。決して病状が良いとは言えない中で動画に出演させ、病気のことを公開させるのは、中宮に精神的負担を強いるということだ。心配事を増やせば、今より病状が悪化する恐れもある。
これは僕の我がままだ。無理強いはできない。率直に無理なら無理と言ってほしいし、怖かったら他の方法を考えると中宮にも説明していた。
中宮の両親の反応は予想通りだった。ダメもとだったし、親としては当たり前の反応だと思う。そんな両親のもとにいる中宮が、少し羨ましく映った。
中宮の両親とは対照的に、中宮は許諾してくれた。中宮は「亮士君を信じる」と言い、少し冷たい手が僕の手を包んだ。中宮が応じると言うならと、中宮の両親も渋々納得してくれた。
担当医にも話を通しておいた。中宮を含む患者のプライバシーに配慮することを守ってくれるなら許可すると、理解を示してくれた。強面の見た目のわりに、温和な語調で話す先生だったので助かった。
中宮の闘病の様子や勉強に取り組む様子などを撮影し、イギリスでの入院費と治療費にあてる募金を呼びかけた。
募金はちょっとずつ溜まっているが、4600万円まであと何年かかることやらというペースだった。それでも、中宮は「こんなに応援してくれる人がいるんだね」と寄せられたコメントを見て呟いていた。
中宮は嬉しそうにコメントを見ていたが、中には批判的なコメントも混ざっていた。応援の方が圧倒的に多いが、中宮の体に障るんじゃないか。
「中宮」
「なに?」
「あんま見ない方がいいんじゃないか?」
中宮は僕の言ったことがわからないといった様子で、目を丸くしている。
「いや、全部が僕らのことを応援してるもんじゃないし……見ても、落ち込むだけだろ? なら、いっそのこと見ない方が……」
そう言うと、中宮は噴き出すように笑った。
「亮士君、ちょっと過保護じゃない。パパみたい」
「そ、そうかな」
「大丈夫だよ。これ引き受けた時から全員が応援してくれるなんて思ってなかったし、ネットってそういうものでしょ」
「……一応、ひどいヤツは削除してるけど、中宮の体によくないだろうから。ほどほどにな」
「はいはい」
中宮は僕の言ったことをどこまで本気にしているのか判別できない返事をする。
中宮はベッドで上体を起こしたまま、タブレットでコメントを読んでいる。窓から射し込む光が中宮の肌の白さを際立たせる。前より白くなっている気がする。体調は悪くないみたいだが……。
自宅へ戻り、慣れない動画制作をしていた。
タブレットで探した動画制作の実用書を参考にしながら、試行錯誤しているところだった。
僕は行き詰まっていた。5000前後の視聴回数から伸びることはなく、最近ではどんどん下降している。唯一の救いは、中宮の批判がほぼないことだろうか。
ミネルヴァに視聴回数が減っている原因を分析してもらったところ、構成がワンパターンになっており、エンゲージメントが減っている可能性があるそうだ。
視聴者に飽きが来ている。そう言いたいらしい。
中宮には無理のない範囲で出演してもらい、基本的に僕が前面に立っている。エンタメにした方が視聴回数を稼げるとは思うが、茶化している動画にしたら、募金してくれた人に申し訳が立たない。
あと1週間もすれば、夏休みも終わってしまう。必然的に投稿頻度も減らさざるを得ない。
募金は集まっているし、フォロー数も順調に伸びている。だけど、このペースだと目標金額を達成する前に、僕らは大人になってしまうかもしれない。
焦らないでいいとコメントに書かれていることもあるが、うかうかしていたら取り返しのつかないことになっていることもある。だが、これ以上どうしたらいいのか……。
お手上げだった。頬杖をついて考えていると、携帯が音楽を奏でる。画面を見ると、洸大の名前が表示されている。
電話に出た瞬間、調子の良い声が響いた。
「よ」
「どうした。わざわざ電話なんて」
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「……お前、暇なのか」
「それもあるけどな。んなことより、観たぜ。何面白そうなことしてんだよ」
動画は栄美中学校の生徒の一部にも知られていたみたいだ。その情報が洸大にも回ってきたそうだ。どうやら、自分も中宮の治療資金調達計画に混ぜろと言いたいらしい。
隠す理由もないし、協力者は多いに越したことはない。承諾すると、早速作戦会議をしようと言ってきた。場所は栄美中学生ご用達、駅の近くのファミレスだった。
せっかくなので、洸大に現状を伝えた。視聴回数が鈍くなっており、行き詰まっていることを話したところ、洸大はどんと胸を張った。
「俺に任せろ」と言った洸大は饒舌に話し出した。
洸大は僕の動画を観ながらひらめいたそうで、それをワークシートでまとめて送ってきた。
洸大が立ち上げたサイトに、募金呼びかけの広告を埋め込もうという案らしい。かねてからゲームを作っていた洸大は、自作ゲームをまとめたサイトを作っていた。利用者は毎日2000人ほどおり、動画視聴回数のアップにつながるし、募金にも貢献できるとした。
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