3 / 46
第零章 プロローグ~愛とはなにか~
第二話 狂おしいほど
しおりを挟む
◇◇アクトク・リョウシュ◇◇
「あ、ああ」
驚いたようにそう言うと父さんは奴隷の手続きをしに行った。
案外普通にしてくれたな。
もうちょっと驚いたりしても良かったのだが。
クックック!
これで奴隷ゲーット!
「なぁ、お前」
場に残された俺はその奴隷に語りかける。
「あ、ああ」
喋れそうにないな。
「生きるのって、嫌か?」
「あえ?あ」
ちゃんと喋れよ。コノヤロウ。
まぁ、いいや。それは後で聞こう。
「後でまた聞く」
・
・
・
ということで…
祝!奴隷ゲーット!
いえい!いえい!
お父さんにお礼を言って早速部屋に連れ込んだ。
まずは助ける前の下準備だ。
「もう一度聞くぞ?生きるのが嫌か?」
「あ、ああ」
そういや病気の進行で喋れ無かったんだな。
「肯定なら声をだせ。そうてないのなら黙れ」
ん?てかこれは聞こえてるかな?
「あ!あー!あー!」
いっそう強く叫び出した。
聞こえてるみたいだ。
「じゃあ、死にたいか?」
「あー!あーー!あ!あ!」
そうか。
死にたいのか。
「じゃあ、殺して欲しいか?」
「あー!あー!あ!」
まじで死にたいのかよ。
どんだけ辛いのよ。その病気。
たしかトラックに弾かれるレベルの痛みを常に感じるんだっけ?
うわぁ。トラックに轢かれるのクソ痛いのになぁ。
急に可哀想になってきた。
抱きしめてあげよう。
こういう時は抱きしめるのが1番だ。
「じゃあ、俺が殺してやる。楽になれ」
「あー、りがと、う」
ま、殺さないんだけどね。
ポーションバシャー!
おらおらおらおら!!!
ジュー。という音とともに彼女の身体が治っていく。
こっからは前世から考えてたムーブで優しくして恩を売るぞ!
って…ゑ!?
そこに居たのは紫色の瞳に綺麗な銀髪をもつ超絶美少女だった。
やばい!台本飛んだ!
こんな可愛いと思わないじゃん!
えーと、なんか…
とりあえずもう過去のお前は殺したから俺に尽くせ的なあれを…
やばい!無言が長くなった。
なんか喋らなきゃ。
「お前をもうここで殺した。いいな?」
「え?これは…どうなって…」
「発言は許可していない」
彼女は身体をビクッとさせて慌てて返事した。
「ひゃ、はい!」
彼女を押し倒し壁ドンからの顎クイ。
あれ?俺は何をしているんだろう。普通に気持ち悪いよね。
現実でやったら気持ち悪いランキング1位なのに…(ガンギマリの会調べ)
「お前はもう死んだ。今のお前はもうお前じゃない。俺のもんだ」
やべぇ。絶対嫌われる。
苦笑い出てきた。
「え?は、はい」
「お前は俺に一生尽くせ。その代わりお前を死ぬまで必要としてやる」
何言ってんの俺?
可愛いこの前だからってテンパリすぎじゃない?
だってぇ、前世でこんな可愛い子見たことないしぃ。
今世だって何故かお父さんがあんまり人と合わせてくれないんだもん。
てか俺女性とこんなに接近したの今世では初めてじゃない?(前世でもだろ!見栄はんな)
必要としてやるとか何様だよ!
俺のバカ!
「恩を売って、かつ出来たら惚れてくれないかなぁ?///」作戦が台無しだぁ!
うわーん。
「まぁ、強制はしない。覚悟が出来たら庭に来い」
どうしよう。
苦し紛れにフォローをいれたが…
くそぅ!嫌われたぁ!
あんな当たり奴隷もういないよぉ~。
ああ、こうなったら悪役令息っぽくこれから優しくしていくしかない。
がんばろ…
ああ…泣きたい…
◇◇エイリ視点◇◇
私に、大した過去などない。
物心着く前に病にかかり、捨てられ、孤児院に入れられた。
その後、奴隷になった。
それだけの人生。
言葉にすれば一瞬で終わる。
たかが二文。
病を治す薬はとても高く、両親は払えなかった。
そして、この病にかかると長くとも8歳になるまでに死ぬという。
その過程で私は何も経験しなかった。
愛も、友情も、何も無く、ただ孤児院で勉学は励んだ。
それが唯一お金を稼ぐ可能性が見いだせる方法だと思った。
5歳で病は急激に悪化し、奴隷になった。
それを治せる薬は高すぎてとても私じゃ払えないに決まっている。
ただ漠然と死ぬんだと思った。
忌避された。
嫌われた。
それがもしかすると私が唯一私に向けられた感情だったのかもしれない。
ただ、それも嬉しかった。
病がうつると虐げられることが唯一の人と接する機会だった。
「これにするよ、父さん」
その言葉を聞いて驚いた。
きっとこいつは馬鹿なのだろう。
なにかの実験にでも使うのかもしれない。
生きるのがいやか?という質問の意味を私は分からなかった。
その後、部屋に連れていかれた。
「じゃあ、俺が殺してやる。楽になれ」
その言葉は正直とても嬉しい言葉だった。
「無」で、無感情な人生がようやく終わる。
最後に、初めての感情が芽生えた。
きっと、これは感謝の気持ちなのだろう。
精一杯感謝を伝えたつもりだった。
伝わってると嬉しい。
これが期待の感情か。
死ぬ間際に2つも感情が芽生えるとは思わなかった。
突然、水をかけられた。
毒だろうか?
そんな疑問を抱えたのもつかの間、私の体は軽くなり、痛みも無くなっていた。
これが、「死」。
心地よいな。そう思った。
ただ、それは「死」ではなかった。
目が、見えた。
目の前に朧気に見えていた少年は黒い髪に真紅の目をもつ、とても綺麗な、どちらかというと女の子のような少年だった。
…もしかして私が勘違いしてただけで女の子?
しばらく彼は私を黙って見つめていた。
そして、口を開いた。
「お前をもうここで殺した。いいな?」
「え?これは…どうなって…」
理解が、できない。
「発言は許可していない。いいな?」
初めて向けられた支配の言葉、歓喜と緊張で身体が強ばった。
「ひゃ、はい!」
押し倒されて顎をクイッとされた。
「お前はもう死んだ。今のお前はもうお前じゃない。俺のもんだ」
彼は狂気的な笑みを浮かべた。
私は、初めて恐怖を感じ、それに喜びを感じ、それをとても美しい笑みだと思った。
新しい感情が多すぎて頭が回らない。
「え?は、はい」
「お前は俺に一生尽くせ。その代わりお前を死ぬまで必要としてやる」
それは、命令の言葉。
そして、初めて、人に必要とされた瞬間だった。
何故かお腹らへんがが熱くなった。
これは私の知識には無いな…初めてだ。
今日だけで、初めてが何個あっただろう。
きっと、この人は私にたくさんの初めてをくれる。
この妙に胸がドキドキする感じがなにかも教えてくれるはずだ。
今は彼が私を治してくれて必要としてくれている。
それしか分からない。
言葉にすれば一瞬。
たかが一文。
だがそれは、私にとって大きな一文だ。
覚悟があるか?勿論だ。
どこまでもついていける気がする。
「あ、ああ」
驚いたようにそう言うと父さんは奴隷の手続きをしに行った。
案外普通にしてくれたな。
もうちょっと驚いたりしても良かったのだが。
クックック!
これで奴隷ゲーット!
「なぁ、お前」
場に残された俺はその奴隷に語りかける。
「あ、ああ」
喋れそうにないな。
「生きるのって、嫌か?」
「あえ?あ」
ちゃんと喋れよ。コノヤロウ。
まぁ、いいや。それは後で聞こう。
「後でまた聞く」
・
・
・
ということで…
祝!奴隷ゲーット!
いえい!いえい!
お父さんにお礼を言って早速部屋に連れ込んだ。
まずは助ける前の下準備だ。
「もう一度聞くぞ?生きるのが嫌か?」
「あ、ああ」
そういや病気の進行で喋れ無かったんだな。
「肯定なら声をだせ。そうてないのなら黙れ」
ん?てかこれは聞こえてるかな?
「あ!あー!あー!」
いっそう強く叫び出した。
聞こえてるみたいだ。
「じゃあ、死にたいか?」
「あー!あーー!あ!あ!」
そうか。
死にたいのか。
「じゃあ、殺して欲しいか?」
「あー!あー!あ!」
まじで死にたいのかよ。
どんだけ辛いのよ。その病気。
たしかトラックに弾かれるレベルの痛みを常に感じるんだっけ?
うわぁ。トラックに轢かれるのクソ痛いのになぁ。
急に可哀想になってきた。
抱きしめてあげよう。
こういう時は抱きしめるのが1番だ。
「じゃあ、俺が殺してやる。楽になれ」
「あー、りがと、う」
ま、殺さないんだけどね。
ポーションバシャー!
おらおらおらおら!!!
ジュー。という音とともに彼女の身体が治っていく。
こっからは前世から考えてたムーブで優しくして恩を売るぞ!
って…ゑ!?
そこに居たのは紫色の瞳に綺麗な銀髪をもつ超絶美少女だった。
やばい!台本飛んだ!
こんな可愛いと思わないじゃん!
えーと、なんか…
とりあえずもう過去のお前は殺したから俺に尽くせ的なあれを…
やばい!無言が長くなった。
なんか喋らなきゃ。
「お前をもうここで殺した。いいな?」
「え?これは…どうなって…」
「発言は許可していない」
彼女は身体をビクッとさせて慌てて返事した。
「ひゃ、はい!」
彼女を押し倒し壁ドンからの顎クイ。
あれ?俺は何をしているんだろう。普通に気持ち悪いよね。
現実でやったら気持ち悪いランキング1位なのに…(ガンギマリの会調べ)
「お前はもう死んだ。今のお前はもうお前じゃない。俺のもんだ」
やべぇ。絶対嫌われる。
苦笑い出てきた。
「え?は、はい」
「お前は俺に一生尽くせ。その代わりお前を死ぬまで必要としてやる」
何言ってんの俺?
可愛いこの前だからってテンパリすぎじゃない?
だってぇ、前世でこんな可愛い子見たことないしぃ。
今世だって何故かお父さんがあんまり人と合わせてくれないんだもん。
てか俺女性とこんなに接近したの今世では初めてじゃない?(前世でもだろ!見栄はんな)
必要としてやるとか何様だよ!
俺のバカ!
「恩を売って、かつ出来たら惚れてくれないかなぁ?///」作戦が台無しだぁ!
うわーん。
「まぁ、強制はしない。覚悟が出来たら庭に来い」
どうしよう。
苦し紛れにフォローをいれたが…
くそぅ!嫌われたぁ!
あんな当たり奴隷もういないよぉ~。
ああ、こうなったら悪役令息っぽくこれから優しくしていくしかない。
がんばろ…
ああ…泣きたい…
◇◇エイリ視点◇◇
私に、大した過去などない。
物心着く前に病にかかり、捨てられ、孤児院に入れられた。
その後、奴隷になった。
それだけの人生。
言葉にすれば一瞬で終わる。
たかが二文。
病を治す薬はとても高く、両親は払えなかった。
そして、この病にかかると長くとも8歳になるまでに死ぬという。
その過程で私は何も経験しなかった。
愛も、友情も、何も無く、ただ孤児院で勉学は励んだ。
それが唯一お金を稼ぐ可能性が見いだせる方法だと思った。
5歳で病は急激に悪化し、奴隷になった。
それを治せる薬は高すぎてとても私じゃ払えないに決まっている。
ただ漠然と死ぬんだと思った。
忌避された。
嫌われた。
それがもしかすると私が唯一私に向けられた感情だったのかもしれない。
ただ、それも嬉しかった。
病がうつると虐げられることが唯一の人と接する機会だった。
「これにするよ、父さん」
その言葉を聞いて驚いた。
きっとこいつは馬鹿なのだろう。
なにかの実験にでも使うのかもしれない。
生きるのがいやか?という質問の意味を私は分からなかった。
その後、部屋に連れていかれた。
「じゃあ、俺が殺してやる。楽になれ」
その言葉は正直とても嬉しい言葉だった。
「無」で、無感情な人生がようやく終わる。
最後に、初めての感情が芽生えた。
きっと、これは感謝の気持ちなのだろう。
精一杯感謝を伝えたつもりだった。
伝わってると嬉しい。
これが期待の感情か。
死ぬ間際に2つも感情が芽生えるとは思わなかった。
突然、水をかけられた。
毒だろうか?
そんな疑問を抱えたのもつかの間、私の体は軽くなり、痛みも無くなっていた。
これが、「死」。
心地よいな。そう思った。
ただ、それは「死」ではなかった。
目が、見えた。
目の前に朧気に見えていた少年は黒い髪に真紅の目をもつ、とても綺麗な、どちらかというと女の子のような少年だった。
…もしかして私が勘違いしてただけで女の子?
しばらく彼は私を黙って見つめていた。
そして、口を開いた。
「お前をもうここで殺した。いいな?」
「え?これは…どうなって…」
理解が、できない。
「発言は許可していない。いいな?」
初めて向けられた支配の言葉、歓喜と緊張で身体が強ばった。
「ひゃ、はい!」
押し倒されて顎をクイッとされた。
「お前はもう死んだ。今のお前はもうお前じゃない。俺のもんだ」
彼は狂気的な笑みを浮かべた。
私は、初めて恐怖を感じ、それに喜びを感じ、それをとても美しい笑みだと思った。
新しい感情が多すぎて頭が回らない。
「え?は、はい」
「お前は俺に一生尽くせ。その代わりお前を死ぬまで必要としてやる」
それは、命令の言葉。
そして、初めて、人に必要とされた瞬間だった。
何故かお腹らへんがが熱くなった。
これは私の知識には無いな…初めてだ。
今日だけで、初めてが何個あっただろう。
きっと、この人は私にたくさんの初めてをくれる。
この妙に胸がドキドキする感じがなにかも教えてくれるはずだ。
今は彼が私を治してくれて必要としてくれている。
それしか分からない。
言葉にすれば一瞬。
たかが一文。
だがそれは、私にとって大きな一文だ。
覚悟があるか?勿論だ。
どこまでもついていける気がする。
28
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる